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【カナル型イヤホンのド定番PHILIPS SHE 9700徹底レビュー】

目次

ずっと欲しかったカナル型イヤホン「PHILIPS SHE9700」を手に入れて、約1年間音楽を聞きまくった「デスコ」です。20代の頃には音楽イベント制作の仕事に携わり、それなりに音楽機器にも触れてきた「デスコ」ですが、正直いって音の違いはイマイチわかっていません。そんな私ですので、選んだイヤホンもド定番の「PHILIPS SHE 9700」、別名97シリーズと呼ばれるイヤホンです。手の出しやすい価格の割に音質は申し分ないと評判のこのイヤホン。「PHILIPS SHE 9700」をじっくりレビューします。

SHE9700 デスコ01

SHE9700 デスコ02

特別な付属品はありませんが、ハンディポーチがついてきて便利です。後述しますが、「PHILIPS SHE 9700」は耐久性に少し問題があるとレビューなどでよく言われていますので、しっかり保護して持ち歩くにはよい付属品の選択です。
この他に延長コードがついています。「PHILIPS SHE 9700」は60㎝と少し短いので延長コードがなければ不便でしょう。
カラーは黒の他に白もあります。ハンディポーチも同じく白いものが付属してきますが、イヤホンとともに完全な白ではなく、少しクリームがかっています。

【本体仕様】

音響システム:オープン

周波数特性:6~23,500Hz

インピーダンス:16Ω

最大入力:50mW

感度:103dB

スピーカー直径:8.6mm

種類:ダイナミック

ケーブル長:0.6m+0.6m

付属品:携帯ケース、延長ケーブル

【音質】☆☆☆☆★

・高域☆☆☆★★

高音域はすごく抜けがよく籠っているような感じがありません。しっかりと伸びてきて、綺麗に前に出てくれるので聞きやすいと思います。バランスも悪くなく不自然な感じはしないので、その辺の安価なイヤホンとは全く違います。しかし音によってはボリュームを上げ過ぎるとシャカシャカなりやすいです。イヤホンなのでボリュームを上げた状態でそこまでは求められませんね。

・中域☆☆☆☆★

「PHILIPS SHE 9700」で一番しっかりと聞こえてくれる音域は中音域です。広がりもあり原音に忠実に鳴らしてくれているので、ボーカルや人の声も非常に聞き取りやすいです。高音や低音に埋もれてしまうこともなく、しっかりと主張してくれますが、バランスを損なうということもありません。最近のJ-POPを聞く人なんかにはすごくよく、特に女性のボーカル曲は深みがあって豊かな音で聞かせてくれるでしょう。

・低域☆☆☆★★

低音域は人によっては好き嫌いが分かれるかもしれません。流行のドンシャリ系ということは一切なく、不自然にブーストされているような低音は聞かせてくれません。しかし迫力がない音かというとそうではなく、原曲がしっかりと低音を出しているようであれば、そのままの音を聞かせてくれます。とにかく元の音の再現性が高いので、低音が物足りない人はアンプで調整してみてください。

・音の透明感☆☆☆☆★

変に頑張っている部分がなくて原音に忠実なので、透明度は素晴らしいものがあります。ギターやベース、ドラムの音、どれも聞き取りにくいというようなことはなく、バランスも良いです。クラシックやオーケストラなどのたくさんの楽器で構成されたような曲も、しっかりと聞けるレベルに仕上がっています。

【コストパフォーマンス】☆☆☆☆☆

コストパフォーマンスは抜群で、「PHILIPS SHE 9700」の最も素晴らしい部分ではないでしょうか。より高価なイヤホンやヘッドホンに音質では劣る部分もあるかもしれませんが、少なくとも1万円程度のイヤホン並みの音質を確保してくれています。5千円未満のイヤホンで「PHILIPS SHE 9700」と並ぶ製品は過去にも数品しかないでしょう。

【デザイン】☆☆☆★★

・デザイン ☆☆★★★

「PHILIPS SHE 9700」はデザイン性も悪くありません。本体とコードをつなぐ部分にユニット部分があったりして個性も見せてくれますし、シンプルなデザインは飽きることもないと思います。しかし実際に見てみると艶のあるプラスチック素材なので安っぽく感じますし、ユニット部が折れやすいというレビューもあります。実際安いのでそこは仕方がない部分ですが、気になる方は97シリーズの「PHILIPS SHE 9720」はマットなプラスチックなので、そちらを選択することもよいでしょう。

・装着感 ☆☆★★★

耳への装着感は人それぞれですが、私は購入当初に「PHILIPS SHE 9700」がよく耳から外れて落ちることがありました。イヤーピースが耳にしっかりとフィットしてくれてなかったようで、イヤーピースを色々と付け替えてみました。結局SONYのハイブリットイヤーピースが一番しっくりきて、今は耳から落ちてしまうこともありません。ちなみに低反発のウレタン製のものは高音域が強調された音に変わってしまってダメでした。

【オリジナリティ】☆☆☆★★

オリジナリティについては評価が難しい所です。デザインはシンプルで、特別な機能もありませんし、一般的な素材を使用したイヤホンです。ただ「PHILIPS SHE 9700」は純粋に音を聞くために開発されたイヤホンではないでしょうか。そういった意味でのオリジナリティ性は他のイヤホンの追随を許さないレベルだと思います。

【機能性】☆☆★★★

特別な機能はありません。通話ができるようにマイクのついているイヤホンもよく見かけますが、「PHILIPS SHE 9700」にはマイクもありませんし、Bluetoothでコードレスにすることもできません。基本的なイヤホンだと考えてください。ただ便利だと思うのは右と左のコードが同じ長さではなく、右側だけコードが長くなっているので、首の後ろに回してしまえることです。簡単なことですがあるのとないのでは大違いです。

遮音性もあまりよくはありません。カナル型イヤホンなのでインイヤーイヤホンやヘッドホンの遮音性に劣ることはありませんが、ボリュームを大きくしすぎると音は漏れてしまいます。逆に音楽を聞いている時に周囲の音が気になるといったようなことはありません。しっかり集中して音楽鑑賞できるレベルです。

【利用シーン】

「PHILIPS SHE 9700」を利用するのは、音楽に集中したいときはもちろんですが、勉強中や仕事中などの何かしらの作業をしている時にオススメです。綺麗な透明感のある音で聴かせてくれるので、音楽が邪魔なそんざいにはなりませんし、集中力が増す方もおられるでしょう。また「PHILIPS SHE 9700」は軽いイヤホンなので長時間装着しても疲れにくいです。自宅でのんびりとしている休日にも使用が望ましいイヤホンだといえます。

【ジャンル】

正直言って「PHILIPS SHE 9700」はジャンルを問わずに使用できるイヤホンです。原音を忠実に聴かせてくれるので、音楽に詳しい方は聴いていて楽しめるといえます。ハードなロックを聴いても、しっかりと迫力はつたえてくれますが、しんみりと心に深く染み入るような歌声を聴くのには最適なイヤホンです。ちなみに私も色々なジャンルを聴きますが、最近では「ハナレグミ」や「COLDPLAY」などの歌声が綺麗な男性アーティストを中心に聴いています。

【総合評価】☆☆☆☆★

SHE9700 デスコ03

とにかくコストパフォーマンスにすぐれたイヤホンなので、筆者と「同じく音なんてわからないから」というひとにもオススメです。スマートフォンに付属しているイヤホンでは物足りない方で、新しいイヤホンデビューをする方にはもってこいです。「PHILIPS SHE 9700」は音楽を聴くということに特化して、そこに全力を注いで製作されたイヤホンだといえますから、期待を裏切る可能性は小さいといえます。以上が原音に忠実で音のバランスや広がりがよいカナル型イヤホン「PHILIPS SHE 9700」のレビューでした。

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デスコ

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