炊飯器の予約の時間はどのくらいがベスト?美味しく炊く予約の仕方も

この記事を執筆するにあたって

炊飯器の一晩予約や、朝セットして晩御飯を予約するという長時間のタイマー予約は問題ないでしょうかという質問を受けたことがあり、今回こちらの記事で整理してみました。

Written By 花透 PEACE43

目次

炊飯器の予約の時間について解説します

ご飯をおいしく炊くときに留意する要素には、米の質、水加減、炊飯温度、炊飯時間、および蒸らしが挙げられます。
炊く前の処理として、水で研いだ後、30分水に浸して、その後ざるにあけ15分放置して水切りを行ってから、所定の水加減を行って、炊きはじめるのがよいといわれています。
炊き方には、おばあちゃんの知恵である、始めちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣くとも蓋取るな、という原則があります。

炊飯器は、おばあちゃんの知恵を最大限活用した、温度と時間を設定した自動化の所産になります。米の質、水加減、蒸らし時間は、自動設定には入っていません。

また、炊飯器には、炊飯終了時刻を選択する、予約時間があります。予約時間は自動化設定には入ってなく、個人の選択で決めます。
予約時間は個人の都合で決めるのですから、炊飯器のメーカー側からは、目安時間を提示しているだけで制限は設けていません。10分後から、長くは24時間後にでも設定可能です。
予約時間の間は、米を水に浸したままにしておくので、あまりにも長い時間、例えば12時間以上も予約時間に設定したら、腐らないまでもまずくなることにならないかしらと心配する向きがあるでしょう。ここでは、炊飯器の予約時間の長さについて議論してみます。

炊飯器のタイマー
撮影:PEACE

炊飯器の予約の時間が長すぎるとどうなるの?

予約時間での心配は、長すぎたらどうなるかということです。この点を考えてみましょう。

炊飯器では炊飯時間の始めの20分くらいで浸水による吸水が行われます。予約時間が長いと吸水しすぎないかということがあるでしょうが、吸水は2時間もあれば十分行われ、それ以上は吸水しないといわれています。
吸水が十分行われていれば、吸水が長すぎると水気の多いご飯。すなわち柔らかくなる傾向です。おいしさを重要視しなければ問題ありません。

そうなれば、心配は吸水時間以上に浸水していた場合どうなるかということでしょう。水の長時間放置は、いわゆる腐るといって雑菌の繁殖につながります。
温度に大きく依存しますが、常温すなわち20℃くらいでは、5時間くらいから注意が必要です。予約時間が長すぎたら、水がまずくなる、したがっておいしいご飯から遠ざかると理解しておくとよいでしょう。

炊飯器の予約の時間の目安は?象印やタイガーのメーカーは何て?

炊飯器のメーカーには、予約時間の目安が、取扱説明書に記載されている場合があります。各メーカーの取扱説明書を読んでみましょう。

象印

タイマー予約炊飯のおすすめ時間は、白米では1~13時間としています。さらに注意書きとして、夏場など室温が高いときは、なるべく13時間以内で設定して下さい、と記載されています。

参照元:象印炊飯器取扱説明書

タイガー

特に、おすすめの時間を記載していませんが、腐敗の原因となるため、タイマー予約は12時間以内にしてください、との注意書きがあります。

参照元:タイガー魔法瓶炊飯器取扱説明書

パナソニック

特に、おすすめの時間を記載していませんが、13時間以上(夏場など気温の高いときは8時間以上)の予約は、お米が発酵し、臭いの原因となります、という注意の記載があります。この時間以上は避けるようにという注意です。

参照元:パナソニック炊飯器取扱説明書

筆者の意見

メーカーの指針通り、予約時間の最大は、13時間、夏場は8時間を守ることが基本でしょう。
さらにいうならば、おいしく炊けるには、せいぜい予約時間を2時間までと捉えておくのが無難でしょう。
一晩予約(8時間くらいになるでしょうか)は、ご飯の味が落ちるのを覚悟で、やむを得ない場合にするというのが適切な考えでしょう。

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花透 PEACE43
家電情報を提供するライターです
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