【QCY QY8ではじめるワイヤレス生活】

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イヤホンのケーブル、わずらわしいですよね。どこかに引っ掛けることもあるし、タッチノイズの原因にもなります。そこで気になるのがワイヤレスイヤホン。最近はニーズの増加とBluetooth技術の発展などにより、選択肢も増えました。

そこで気になるのがワイヤレスイヤホン。最近はニーズの増加とBluetooth技術の発展などにより、選択肢も増えました。バンドの課題曲や練習音源を、手隙の移動時間でじっくり聴きたい、もちろん純粋に音楽を楽しみたい、そんなquenjiroが注目したのが、ワイヤレスイヤホン「QCY QY8」。お求めやすい価格で音質にもなかなかの評判があるようですので、今回じっくり見ていくことにしましょう。

QY8 quenjiro01

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【音質】☆☆☆★★

・高域☆☆★★★

 正直、あまり質の良い高音は出ていない感があります。ボリュームを低めにすれば気にはなりませんが、例えばピアノの高音域などは飽和気味で表現しきれていない印象です。この音域の表現不足が足を引っ張って、全体を篭り気味の音質にしているようです。といっても、ジャズやクラシックなどダイナミックなレンジを必要とする音楽をじっくり楽しみたい!というような要求でもなければ、それほど気になる音質ではありません。

・中域☆☆☆★★

 中音域はよく出ています。全体のバランスチューニングとしておそらく中心におかれているのではないでしょうか。とにかくボーカルなどははっきりと聴きやすい音質り、とがったところもありません。じっくりと聴くのではなく、BGMとして利用するのであれば、このQY8のチューニングは正解だといえます。

・低域☆☆☆★★

 低音域もそこそこでています。それほど押し出しの強い、腹に来るようなタイプの低音ではありませんが、きちんと表現力を持った音楽的な響きでなります。この価格帯のBluetooth接続イヤホンとしては十分鳴っていると思います。このあたりもまたBGM的な利用用途に適したチューニングといえるでしょう。

・音の透明感☆☆★★★

 先述したとおり、QY8は中低音域にバランスを振ったチューニングなので、透明感や空気感を表現するのに大切な高~超高音域がやや足りない印象です。特にモノラル音源を聞くと明らかですが、奥で鳴って欲しい伴奏楽器が分離感の乏しさゆえ、ボーカルにかぶって聴こえることがあります。このあたりのバランスも音源を選ぶといえるでしょう。

【コストパフォーマンス】☆☆☆★★

とはいえ、コストパフォーマンスは高いといえます。同価格帯の有線イヤホンとそれほど遜色のない音質で、ワイヤレスの恩恵に預かれるのはかなりお得だといえます。この価格帯は以前なら有線イヤホン一択の世界でしたが、いまやワイヤレスが選べるのです。QY8は音質的にも普段聴きなら問題ないレベルと言える製品です。

【デザイン】☆☆☆★★

・デザイン ☆☆☆★★

 QY8のデザインに関しては好みの分かれるところですが、少し大振りかなと思います。バッテリーや操作性も合わせて考えると、多少の大型化は避けられないのかもしれませんが、AppleのAirPodsなどと比べてしまうと(価格が全く違いますが)、圧迫感が高く、やや見劣りしてしまう印象です。また、操作側のハウジングにあるロゴは再生時に青く点滅するので、格好良くもあり、暗がりではちょっと恥ずかしいかもしれません。

QY8 quenjiro03

・装着感 ☆☆★★★

QY8のつけやすさに関しては問題ありませんが、本体にL/Rの表記がないので迷います。ボリュームキーがある方が右です。またイヤーピース部と本体の間にやや距離があるため、重心が耳から若干離れたところにあり、首を振ったときなど多少のぐらつきを感じます。イヤーピースは、本体初期装着のものの他に大小3組が付属していますので、耳の大きさやつけ心地に合わせて選ぶことが出来ます。しかしながら、先述した通り耳からやや離れたところに重心が来るため、長時間の装着は疲労するかもしれません。

【オリジナリティ】☆☆☆★★

 デザイン、機能性、音質共に突出したオリジナリティがあるわけではありません。しかしながら、

● aptX高音質コーデック対応

● CVC6.0ノイズキャンセリング

● 大容量バッテリー

● IPX4防水・IP4X防塵

などといった、今時のBluetoothイヤホンに求められる性能は一通り備えており、それがこの価格帯で入手できるというコストパフォーマンスの高さこそが、QY8のオリジナリティと言えるかもしれません。

【機能性】☆☆☆★★

通話用のマイクが付属しています。また本機は2台の携帯電話に同時接続が可能で、2台を切り替えて通話することが可能です。CVC6.0ノイズキャンセリングに対応しているので、騒がしい環境でも通話に差し支えありません。約二時間の充電で最大6時間の再生に対応しており、連続待受時間も175時間あるので十分使えます。ただ、マイクロUSB端子のフタが非常に開けづらく、私などは爪楊枝でこじってやっと開けられたほどでした。

QY8の遮音性に関しては、まったく周囲の環境音が無音になる、ということはありません。しかし環境音のボリュームがいい具合に下がって、結果的に音楽に没頭できるといった感じの遮音感です。これがCVC6.0ノイズキャンセリングの効果なのかは分かりませんが、個人的には自然な遮音効果と感じ、好ましく思いました。

【利用シーン】

ワイヤレスなのでケーブルに邪魔されず体を自由に動かせる!と思いきや、左右本体をつなぐケーブルの存在は実は小さくありません。体を動かせばどうにもブラブラして気になるので、ジョギング程度の軽い運動ぐらいがよいでしょう。特に向いているシーンとしては、やはりユニークな遮音性を活かせる外出時の利用ではないでしょうか。音量を上げすぎなければ電車のアナウンスなども適度に聴こえ、使いやすいと思います。また、QY8はIPX4防水・防塵なので、場所や天候も選びません。

【ジャンル】

QY8はダイナミクスな表現には向かない音質ですので、ジャズやクラシックなどには向いていないかもしれません。個人的によく聴くロックやブラックミュージックは、たいていがボーカルメインなので、軽いスタンスならストレスなく聴くことが出来ます。ただし古い音源にあるモノラル録音のものなどは、分離感の良くなさからちょっと聴き疲れを起こしそうです。

【総合評価】☆☆☆☆★

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以上、結構辛辣なことも書いたようですが、このQY8の魅力はなんといってもコストパフォーマンスにあります。購入しやすい価格でこの品質なら、非常に良心的だといえます。ワイヤレスヘッドホン初心者が初めての製品としてQY8を選んでも、がっかりさせない音質・機能性は十分に備わっています。ここから2台目、3台目へと広げるのもよいでしょう。買って損のない製品だといえます。

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