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【デフォルトイヤホンからの脱却SONY MDR-EX150】

目次

MDR-EX150 稲葉01

今回は、SONY MDR-EX150について徹底レビューしたいと思います。これまで多くのイヤホンを試してきましたが、このような入門編のイヤホンは久しぶりでなんだかワクワクしてしましました。
まずは、箱を開封した様子です。

MDR-EX150 稲葉02

【デザイン】☆☆☆★★

このような入門編のイヤホンの良い所は、カラーバリエーションが豊富なところです。実際、SONY MDR-EX150は10色もカラーバリエーションがあります。選ぶのが大変ですね。写真のイヤホンはブルーです。深みがあって白い服なんかにぴったりです。ファッションの一部にもなりそうな印象です。

MDR-EX150 稲葉03

 上の写真をご覧ください。このツートンカラーのイヤーピースもオシャレで気に入ったポイントでした。ブルーとオレンジのツートンカラーのイヤーピースはなかなか見ないので人と被らない点も良いですね。

では、もっと具体的なところに触れていきましょう。

【仕様】

型式:密閉ダイナミック型

ドライバーユニット:9mm ドーム型(CCAW採用)

感度:103dB/mW

マグネット:ネオジウム

再生周波数帯域:5-24,000Hz

インピーダンス:16Ω

最大入力:100mW (IEC)

コード長:約1.2mリッツ線

コードタイプ:Y型

入力プラグ:金メッキ L型 ステレオミニプラグ

質量:約3g

このコンパクトなつくりで再生周波数帯域が5から24,000Hzとかなり広いのは驚きです。また、質量3g (コードの質量は含めず) という値は初めて見ました。これ以上軽いイヤホンって存在するのか、という第一印象です。SONY MDR-EX150の存在意義を考えると、Y型からU型に変更できる技術も導入してくれるもっと快適なのではないかと感じました。

【音質】☆☆☆★★

MDR-EX150 稲葉04

※イヤホンの徹底レビューをする際は、公平を期すためデジタルオーディオプレイヤー DAPをSONYのZX-1に固定しています。

・高域☆☆☆★★

 この価格帯でもここまで出せるのか、という印象です。やや高音域に近付くと音が遠ざかる気がします。ここはエントリーイヤホンでは手が届かない領域なのではないでしょうか。全体的にこのコンパクトな本体でできる限りの音は鳴らそうとしているイメージがあります。しっかり直向きに仕事を果たそうとするSONY MDR-EX150に何だか愛着が湧いてしまいそうです。

・中域☆☆☆★★

 ボーカルとの距離はやや近めです。というより、楽器が相対的に遠ざかっているといった方が適切かもしれません。音の傾向からしてしっとりとした感じではないので、男性ボーカルの方が相性はいいかもしれません。

・低域☆☆★★★

 低域は若干弱めです。この小型のイヤホンの構造上、再現できる重低音には限度がありそうだとはじめから感じていたので驚くことはありませんでしたが、やはりもう少し欲しいところです。しかし、最初に想像していたよりは、重低音は出ている印象を受けました。このコンパクトなイヤホン本体の中に高感度の9mmmドライバーユニットが採用されている賜物だと思います。

【装着感】☆☆☆☆★

 下の写真を見てください。

MDR-EX150 稲葉05

 コードを含めず、約3gと非常に軽いです。これ以上軽いイヤホンはないのではないでしょうか。イヤホン本体もかなり小さいのでほとんど不快に感じるようなところはありません。ケーブルにはセレーションケーブルが採用されているのでタッチノイズもかなり軽減されており、絡みにくい仕様になっています。摩擦が少ないのはうれしい仕様です。ケーブルがかなり細身なのでコードの重みを感じるようなこともありません。耐久性は多少気になりますが…。ケーブルの長さを調整できるケーブルスライダーも付属しているので、長さが気になる方はこれを上手に使えば問題は解消できそうです。私の場合はケーブルスライダーの重みが気になったので使いませんでした。ケーブルスライダーはたまに付属しているものがありますが、あまり使ったことはありません。特にSONY MDR-EX150はケーブルが繊細ですので、あまり使わない方がいいのではないかと思います。

MDR-EX150 稲葉06

【遮音性】☆☆☆☆★

 コンパクトながらリスニング時に気になる音漏れがかなり低減されています。SONY MDR-EX150のひとつの特徴でもあります。おそらくSONYの音の方向を制御する技術が採用されているのではないでしょうか。これに関してはSONYの得意分野です。なので、このコンパクトなイヤホンである程度大音量にしても音漏れを気にすることなく音楽を楽しめるので、多少不思議な感覚を覚えました。遮音性が高い=音を逃がさない、という等式が成り立つので、高感度9mmドライバーユニットから放たれる音を余すことなく鼓膜へと取り込むことができます。

【表現力】☆☆★★★

 リスニングに最適化された音を聴いてほしいというSONY側の考えが読み取れます。決して原音に忠実に、という方針ではなく、音楽を楽しんでほしいという思いを感じます。

【透明感】☆☆★★★

透明感はあまり感じることはありません。どちらかと言うと、薄い膜に覆われたコンサート会場というイメージです。この膜をこの価格帯で取り除くことがSONYの今後の課題だと思います。

【コスパ】☆☆☆☆★

 ソニーストアで2017年9月現在、1,780円 (税抜き) で販売されています。この品質で1,780円であれば、デフォルトイヤホン (最初に付属されているようなイヤホン) から気軽に脱却できるのではないでしょうか。私はDAPとしてSONYのZX-1を日ごろ使っていますが、SONYの魅力は価格に見合った価値は絶対に提供してくれるというところにあります。SONYの商品は高いものからリーズナブルなものまで多数ありますが、そのどれもが価格に見合った実力を備えています。今回のSONY MDR-EX150も1,780円でできる最大の価値提供がなされています。決して、手を抜いていたり、技術が導入されていないから安いのではなく、安いから粗悪品ということは決してないところがSONYに対する信頼性を生んでいます。

【総合】☆☆☆★★

 コストパフォーマンスに優れたSONYのエントリーイヤホンという印象を受けました。世界のSONYですのでやはりエントリーモデルだとしてもサウンドや本体のクオリティーは高いと感じました。イヤホンは高いものを購入しても結構雑に扱ってしまい、断線したときにダメージを受けるのが嫌だ、という方や、付属品のイヤホンの音質に耐えられない、という方には、まずはじめの一歩としておすすめできるエントリーイヤホンです。

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Written By
遥 稲葉

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