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【リーズナブルに音楽を楽しむSONY MDR-EX155徹底レビュー】

目次

SONY MDR-EX155 稲葉01

今回は、SONY MDR-EX155について徹底レビューしたいとおもいます。SONY MDR-EX150から2年越しにリニューアルしました。SONY MDR-EX150からどう進化したのか、そういった点にも触れていきながら書いていくつもりです。

【デザイン】☆☆☆★★

まずは、箱を開封した様子を見てみましょう。

SONY MDR-EX155 稲葉02

SONY MDR-EX155 稲葉03

大衆向けとして販売されているイヤホンですので、カラーバリエーションが豊富です。実際、SONY MDR-EX155は10色もカラーバリエーションがあり、ピンクのほかにライトピンクがあったり、こだわりが見て取れます。下の写真のイヤホンが2017年7月15日に新発売されたMDR-EX155で上の写真のイヤホンはちょうど二年前の2015年7月15日に発売された旧機種です。ほとんど形状に違いはありませんが、イヤーチップの末端に細かな凹凸があります。これによって何か音質やフィット感に違いが出てくるというわけではありませんが、見分けるポイントにはなります。今回購入したMDR-EX155はホワイトですが、凛とした感じでさわやかです。ホワイトやピンクゴールドなどのベースがホワイトのiPhoneなんかにはぴったりです。

SONY MDR-EX155 稲葉04

 上の写真をご覧ください。MDR-EX150と同様ケーブルのアジャスターが付属しています。胸ポケットにポータブルプレイヤーを入れて音楽を聴きたいという方は、ポータブルプレイヤーに巻き付けるのも良いですが、こちらのアジャスターを使った方が画面が見やすくなります。
では、もっと具体的なところに触れていきましょう。

【仕様】

型式:密閉ダイナミック型

ドライバーユニット:9mm ドーム型(CCAWボイスコイル採用)

感度:103dB/mW

マグネット:ネオジウム

再生周波数帯域:5-24,000Hz

インピーダンス:16Ω

最大入力:100mW (IEC)

コード長:約1.2mリッツ線

コードタイプ:Y型

入力プラグ:金メッキ L型 ステレオミニプラグ

質量:約3g

前機種のMDR-EX150でも価格の割に十分すぎるクオリティーだったのですが、同様にコンパクトなつくりで再生周波数帯域が5から24,000Hzと広めです。また、重さが前機種と同様、質量3g (コードの質量は含めず) とキープされているのはうれしいですね。個人的にSONYの商品は安心感があるので、よく購入しているのですが、新機種と旧機種を比較すると、一部の機能がアップしたのに、ほかのどこかがスペックダウンしている(例えばバッテリーの持ちなど)ことが結構あります。今回は価格が200円ほど上がっているだけです (MDR-EX150: 1,780円→MDR-EX155: 1,980円 (2017年9月現在ソニーストア税抜き)) 。ちなみに、MDR-EX150の仕様も一応載せておきます。

型式:密閉ダイナミック型

ドライバーユニット:9mm ドーム型(CCAW採用)

感度:103dB/mW

マグネット:ネオジウム

再生周波数帯域:5-24,000Hz

インピーダンス:16Ω

最大入力:100mW (IEC)

コード長:約1.2mリッツ線

コードタイプ:Y型

入力プラグ:金メッキ L型 ステレオミニプラグ

質量:約3g

 唯一の違いはボイスコイルを採用しているかどうかです。実はこれが高音域の表現力にわずかにつながります。

【音質】☆☆☆★★

SONY MDR-EX155 稲葉05

※イヤホンの徹底レビューをする際は、公平を期すためデジタルオーディオプレイヤー DAPをSONYのZX-1に固定しています。

・高域☆☆☆★★

MDR-EX150からの進化を一番感じる部分です。逆に言うと、高音域以外の部分に関してはほとんど変わっていないと言えます。空気感が増し、やや開放的になったことで、高音がきれいに鼓膜に届くようになっています。ただ、それほど大きな変化かと問われれば疑問なので、ここは厳しく旧機種MDR-EX150とおなじ星3つにしました。

・中域☆☆☆★★

 MDR-EX150と同様ボーカルとの距離はやや近めです。イヤホン本体が小さいながらも、パワフルな声量のアーティストの声も頑張って表現しようとします。ただし、やはり限界は感じてしまいます。

・低域☆☆★★★

MDR-EX150からの進化で重低音の改善を期待していたのですが、方向性が違ったようでした。やはりもう少し欲しいところ。高感度の9mmmドライバーユニットがもっと活躍できるようなイヤホン内部の構造改革を今後期待します。

【装着感】☆☆☆☆★

 下の写真を見てください。

SONY MDR-EX155 稲葉06

 コードを含めず、約3gと非常に軽いです。非常にコンパクトなつくりになっているので快適です。スポーツにも向いているのではないでしょうか (激しい運動で断線したり、水没してしまっても1,980円+税なので立ち直れる) 。コードにはセレーションケーブルが採用されているので肌触りも良好で、べたついたりはしませんでした。ケーブルがかなり細身なのでコードの重みを感じるようなこともありませんが、MDR-EX150と同じく耐久性は多少気になります。

【遮音性】☆☆☆☆★

 コンパクトかつ軽量でありながら音漏れがかなり低減されています。SONY MDR-EXシリーズのひとつの特徴でもあります。ですので、このコンパクトなイヤホンである程度大音量にしても音漏れを気にすることなく音楽を楽しむことができます。

【表現力】☆☆★★★

 旧機種よりもほんの少し向上しているような気がしました。臨場感が増したからでしょうか。リスニングに最適化された音を聴いてほしいというSONY側の考えが読み取れます。決して原音に忠実に、という方針ではなく、音楽を楽しんでほしいという思いを感じます。耳を澄まして聴きとれるエレキギターの歪みだとか、シンバルの余韻だとかそういった繊細な表現が必要な部分は再現できていません。

【透明感】☆☆★★★

透明感はあまり感じることはありませんが、MDR-EX150よりは改善されました。高音域が広がったので、これが最大の要因だと考えられます。MDR-EX150は薄い膜に覆われたコンサート会場というイメージでしたが、MDR-EX155は確実に「あか抜け」ました。例えて言うのであれば、高校まで静かで目立たなかった男子が、大学4年生になって久しぶりに会ってみたらキラキラして驚いた、そんな印象です。解放感と音全体の輪郭がはっきりしたと言った方が分かりやすいかもしれません (あくまでもMDR-EX150との相対評価です) 。

【コスパ】☆☆☆☆★

 ソニーストアで2017年9月現在、1,980円 (税抜き) で販売されています。この品質で1,980円というのはかなりコストパフォーマンスに優れていると言えます。私はDAPとしてSONYのZX-1を日ごろ使っていますが、さすがにMDR-EEX155ではZX-1の本領は発揮できていません。

【総合】☆☆☆★★

 今回はちょうど2年越しの新商品で、やや期待したのですが、この価格帯 (2,000円以下) ですので、ほんのちょっとのマイナーチェンジといった印象です。現段階でMDR-EX150を持っている方がMDR-EX155に買い替える必要はないでしょう。できるだけ安く良いものを、という方には是非お勧めです。Amazonや楽天市場で販売されている海外製の名の知れていない激安イヤホンなんか買うよりはずっといいと思います。SONY製の信頼度はやはり高いです。

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Written By
遥 稲葉

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