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【コスパに優れたハイレゾ対応イヤホン、エレコムEPH-CH1000】

目次

好きなアーティストの音楽を良い音で聞きたい、でも、良い音とはどんな音だろう? そもそもスタジオで制作された音はどんな音?

そんな素朴な疑問からハイレゾ音源を聞くようになったうばさんです。今ではイヤホンやヘッドホンにも興味を持つようになりました。

初めのうちはハイレゾ音源に対応していないヘッドホンで聞いていました。けれどハイレゾに対応した機器が欲しくなり、最初に購入したイヤホンがエレコムのEHP-CH1000です。

EHP-CH1000のカラーバリエーションは2色。ゴールド(GD)とシルバー(SV)です。マイク付きの形態もありますが、購入したのはマイクなし・シルバーのほうです。

EHP-CH1000はカナル型のイヤホンで、ドライバーユニットはダイナミック型。コードの長さは1.2m、コードの真ん中辺りで左右に別れるY型になっています。イヤホンジャックに差し込むプラグの形状はL型です。
パソコンやスマートフォンの周辺機器で知られているエレコムですが、音にも独自のこだわりがありました。ハウジングは真鍮(ブラスハウジング)を採用とのこと。真鍮製はこの製品以外ではあまり見かけませんでした。また、音孔の中心軸上にドライバー、ボールピース、マグネットを配置した作り(Magnetic Turbo Axialy Port)になっています。

EHP-CH1000 うばさん01

EHP-CH1000 うばさん02

【音質】☆☆☆☆★

・高域☆☆☆☆☆

 音質に関しては個人的な感想になります。

高域はクリアな音で強めに感じられます。そうかといってボーカルのサ行やシンバルが耳につくことはないので、長時間聴いても疲れにくい音です。女性ボーカルの高音の伸びやかさにはっとしました。サックスやバイオリンの高音に艶が感じられて伸びもありますが、ピアノには伸びが少ない印象です。

・中域☆☆☆☆★

 聴き始めは若干こもっているように感じたのでエイジングをしました。数十時間で聞きやすい音に変わり、楽器と歌のバランスが良くなりました。
ただ、エイジング後でも曲によっては、中域の下のほうが膨らんで聞こえることがあります。

・低域☆☆☆★★

 ダイナミック型は低音重視と言われますが、EPH-CH1000はBA型に近い鳴り方という印象です。味付けの少ない、素直な低音です。重低音が好きな人にとっては物足りないかもしれません。
イヤーピースをコンプライに変えたところ、低音が引き締まって聞こえました。イヤーピースやイコライザーで聞こえ方が変わるようです。

・音の透明感☆☆☆☆★

 左右から聞こえるギターのフレーズがしっかりと聞き取れます(特にアコースティックギター)。ベースラインの細かな動き、ドラムのキックやスネア、ハイハットなどもはっきりと聞こえます。音の粒立ちは悪くないと感じました。ボリュームを絞っても各楽器の音は判別できます。

【コストパフォーマンス】☆☆☆☆☆

コスパは高いです。EHP-CH1000シリーズは発売当初から比べて価格が下がっています(2017年時点では最安で3000円前後)。同価格帯のハイレゾ対応イヤホンにはPHILIPSのSHE9730やパイオニアのSE-CH5Tがあります。
ただ、EHP-CH1000シリーズは元の価格が8000円台でした。その点を考慮すると、上記のイヤホンよりもお買い得感があり、コスパが優れています。

【デザイン】☆☆☆★★

・デザイン ☆☆☆★★

見た目は高級感があります。ハウジングの存在感があるので、耳が小さいとゴツイ印象になるかもしれません。
RとLの文字の色が見づらく、薄暗いところでは判別が難しいです。
EHP-CH1000SV(シルバー)のコードは赤です。縦に筋が入ったラインケーブルは箱の説明にあるように絡みにくい仕様ですが、丸まりやすいです。
付属の携帯ポーチは口金がばね式で、片手で開閉できます。

EHP-CH1000 うばさん03

EHP-CH1000 うばさん04

・装着感 ☆☆☆★★

真鍮製で重さがあります。ハウジングが大きめなので耳の穴の形や大きさによっては奥まで入りにくく、フィットしづらいです。付属のイヤーピースはあまり柔らかいものではないです。長時間着けていると耳が疲れます。SHURE掛けはできますが、こちらも耳の形によっては難しいかもしれません。フィットするイヤーピースを見つけることで装着感の問題はかなり改善されると思います。SONYのXBAのように付属のイヤーピースの種類が多ければ……。

【オリジナリティ】☆☆☆☆★

世界初と謳われている’Magnetic Turbo Axialy Port’が特徴のひとつです。ほかにはハウジングに高剛性真鍮が採用されていること、ドライバー部分に高剛性振動板を使用していることです。全体的に浮ついた音がなくて硬質に聞こえるのは、このシステムに由来しているようです。

【機能性】☆☆☆☆★

マイク付きもありますが、購入したイヤホンはマイクなしの形態です。Blutooth機能もありませんので、機能性に関しては特にありません。

遮音性は高いと思われます。音楽が鳴っているときは外の音はほぼ聞こえてきません。ただ、イヤーピースがきちんと入っていないと動いたときに若干の隙間ができます。イヤーピースが耳にどれだけフィットするかで遮音性と音漏れ度は変わります。

【利用シーン】

EHP-CH1000はコードが服に触れたときの音がかなり大きいです。移動時や電車内よりも、落ち着いて音楽を楽しみたいときに使用したほうがよいかもしれません。就寝時にはおすすめできません。
ハイレゾ音源対応ですが、ハイレゾ音源以外の音楽にも使用できます。スマートフォンでのストリーミング再生も可能です。その場合、標準の音質はすかすかに聞こえることもあるので、高音質を選択するほうがよいでしょう。

【ジャンル】

ポップス、ロック、EDM、クラシックなど、どのジャンルの音楽も素直に鳴らしてくれます。ボーカルに関しては女性ボーカル向きです。バンドの場合は楽器構成で聞こえ方が違ってきますが不得意なジャンルではないです。
ちなみに筆者は洋楽・邦楽のロックを中心にポップス、クラシック、環境音を聴いています。

【総合評価】☆☆☆☆☆

EHP-CH1000 うばさん05

EPH-CH1000は音の解像度が高く、素直な音作りがされているイヤホンです。BA型の鳴り方に近いので、音源の質がそのまま反映されます。低音の迫力不足はイコライザーで調整したり、イヤーピースを変えることで補えます。
ハイレゾ音源対応のイヤホンやヘッドホンは高価な製品が主流です。「ハイレゾが聞きたいけど高くて手が出せない」と悩んでいる人はEPH-CH1000を試してみるのもよいでしょう。コスパが高いので、ハイレゾ入門編のイヤホンとして購入リストに加えても損はありません。

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