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【打ち込み系の楽曲で締りの良い低音を聴かせてくれるSONY MDR-EX450】

目次

こんにちは。音楽歴21年、元バンドマン、ボーカル&ギターと作曲をメインで担当していたイヤホン好きのアラフォー・ヒラノです。

今回は、2014年の1月に発売されたイヤホン『SONY MDR-EX450』のレビューです。

こちらはハウジングにアルミニウムを採用し、2mmながら16mmドライバーユニットと同じサイズのドーム面積を確保したイヤホンです。

また、今回採用されている新しい技術である、快適な装着感と高い遮音性を両立したアングルドイヤーピース方式というものがどれほどのものか、実際に使って確かめてみました。

レビューでの再生環境は、主にiPhone&iTunesでの再生で、音源の圧縮形式はMP3、ビットレートは320kbps、ポタアン等は使わずイヤホン→イヤープラグへの直結で聴きました。

SONY MDR-EX450 平野01

SONY MDR-EX450 平野02

【音質】☆☆★★★

・高域☆☆★★★

SONY MDR-EX450はやや音のこもりがあり、高音域の再現性は高くありませんでした。

アコースティックギター等のきらびやかな鳴りや、ドラムスの金物系にあたるシンバル等の楽器に関しては、もう少しハッキリ聴こえてくれたらいいなと思います。

・中域☆☆☆★★

中音域のメインであるボーカルを聴きたい時にどうしてもものたりなさを感じました。

正直、中音域はもう少し欲しいです。

高音域、低音域と比較した場合、中音域がヘコんでいるような音作りになっていて、良くも悪くも『SONYらしい音』といえるでしょう。

・低域☆☆☆☆★

低音域は、ベースにあたる音域の輪郭はやや失われていて、もやっとした音像でした。

ただし、ドラムの最低音であるキックドラムは「トントン」と心地よく鳴ってくれます。
R&Bや打ち込み系のキックドラムの音の響きが良く、そういったジャンルが出す低音に向いていました。

・音の透明感☆☆☆★★

ギターの音がもう少し欲しいかなというところです。

ベース部分は音量はそこそこ感じられるものの、音程はわかりにくかったです。

唯一ドラムだけ、バスドラムとスネアドラムが前に出てくれるため、特に生バンド物を聴いた時の透明感が心地良かったです。

・音の定位感☆☆☆★★

定位感は特別悪いわけでもなく、良い訳でもなく、標準的だと思いました。

値段相応の楽器配置で、音場の広さも特に広くは感じられませんでした。

【コストパフォーマンス】☆☆☆☆★

「高音域のきらびやかさが欲しい」「ボーカルをもう少し聴きたい」といった欲求はありますが、同価格帯のイヤホンと比較して音質はいいのではないかと思います。

小型なため主張せず、しかしながらしっかりと外音ノイズを遮音してくれる性能は評価できます。

【デザイン】☆☆☆☆★

- デザイン ☆☆☆☆★

メタリックかつシンプルで飽きの来ないデザインです。

どんなファッションにも合うので、性別問わず便利に使えそうです。

また、ハウジングに施されたヘアーライン加工が美しく、所有欲をくすぐられます。

見た目がゴツいと飽きてしまいがちですが、このデザインなら長期保有もできそうです。

SONY MDR-EX450 平野03

- 装着感 ☆☆☆☆★

装着感は良く、一度付けると抜けてしまうことがなくジャストフィットでした。

また、音の面でも高音域が強くないので、長時間の装着の際の聴き疲れはありませんでした。

遮音性がいいため、音量をムダに上げる必要がなく、長時間聴いても耳疲れは軽減できていました。

SONY MDR-EX450 平野04

【オリジナリティ】☆☆☆★★

全体的にはこれといって強い個性の無いイヤホンです。

あえて1つ上げるとすれば、前述しました、ハウジングに施されたヘアライン加工が美しいという点です。

もし価格帯が同じイヤホンで迷った場合、外見の面でオリジナリティのあるMDR-EX450を選ぶと思います。

【機能性】☆☆☆☆★

一般的な有線式イヤホンで、マイクは無く、Bluetooth等の無線機能はありません。

ケーブルの素材が工夫されていて、ケーブルノイズが出にくく、クセがつきにくく絡みにくい作りになっているようです。

しかしながら、やはり使用しているといつの間にか絡んできます。

この点については、もう少しケーブルの剛性を出して欲しかったなと思いました。

- 遮音性

レビュー時、家の窓を開放した状態で聴きましたが、外音の遮音性は良かったです。

耳奥まで入り、そこまで音量を上げていなくても、近くで人が話している声がわからない程度の遮音性でした。

一般的に遮音性能の高いカナル型の中でも更に遮音レベルの高いイヤホンだと思いました。

カフェでの作業等での使用においてもきっと役にたってくれることでしょう。

【利用シーン】

重量が軽く、ケーブルのクセがつきにくいため、積極的に持ち出したいイヤホンです。

遮音性も高く、カフェ程度のさほどうるさくないノイズ環境であれば音楽に没頭できます。

ただし、耐久性や防水性を考えると、スポーツなどにはあわせにくいといえるでしょう。

耐久力はあまり期待できませんが、イヤホンプラグがL字になっていて、スマホ等での試聴でも断線しにくい形状部は評価できます。

【ジャンル】

女性ボーカルはややこもりがちで奥まってしまうため、ボーカル物であれば男性ボーカルを聴きたいところです。

サカナクションを聴いてみたところ、ボーカルもトラックもバランス良く鳴らしてくれました。

また、R&Bやテクノ等の、低音部のキック音を気持ち良く聴く時には良いイヤホンだと思いました。

筆者はPerfumeのトラックで試聴した時、キック音が心地良いなあと思いました。

決して量感の多い豊かな低音ではありませんが、適度に締まりがよく押し出すようなパワーを感じさせてくれます。

【総合評価】☆☆☆☆★

SONY MDR-EX450 平野05

SONY MDR-EX450を聴いてみての総合評価です。

膨らみすぎず、粒立ちの良い低音で、高音はやや弱いものの、バランスの良い音を聴かせてくれました。

長時間聴いているとボーカルがもう少し欲しくなりますが、総合的な音質の良さからお手頃な価格の初心者向けのイヤホンとしてはオススメできます。

ただし、このイヤホンは「音にノリたい」というのが目的な方に向いていて、「歌を聴きたい」というのであればまた別の方向性の製品を選ぶ必要があるでしょう。

ハウジングやケーブルのデザインの秀逸さ、L字プラグの耐久性の良さなどから考えてみてもコスパはかなり良いので、スマホ付属の標準イヤホンからの卒業の際に使ってみるのもいいかもしれません。

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ヒラノ
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