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【スポーツ感覚で楽しめる「SONY MDR-XB80BS」の魅力】

目次

 私quenjiroは、音楽はとにかくじっくり聴きたいと思う方ですので、これまで音質以外の性能、例えば装着感や防水性などの要素にはあまり関心を払いませんでした。しかしながら今回ご紹介する「SONY MDR-XB80BS」を通して、音質以外の要素も様々なシチュエーションで音楽を楽しむには重要なものだなと思った次第であります。この「MDR-XB80BS」は、音質面においても運動時のリスニングに最適化されており、装着性や防水性などの機能面もまた、運動時などに最大限の効果を発揮するものとなっております。その特化された魅力をお伝えできたら幸いです。

SONY MDR-XB80BS quenjiro01

SONY MDR-XB80BS quenjiro02

【音質】☆☆☆★★

・高域☆☆☆★★

 「MDR-XB80BS」の高音域については、耳に痛過ぎず、かといって詰まるようなこともない、ちょうどいい塩梅の表現となっています。シンバルやビブラフォンなどの金属的な楽器をまろやかに再現しています。反面、中庸な印象もあり、もう少しクリアさがあればもっと楽しめるかなと感じないでもないです。

・中域☆☆☆★★

 非常に聴きやすい中音域になっています。上下の音域にスムーズに繋がっているので、ストレスを感じさない印象に仕上がっています。ドンシャリな全体バランスの中、埋もれることなくリラックスして聴くことができます。ただ高音域と同じように中庸な印象は拭えず、ハッとするような意外性はあまり見出せないのが、「MDR-XB80BS」の惜しいところです。

・低域☆☆☆☆★

 この「MDR-XB80BS」はソニーの”エクストラベースシリーズ”の一つで、”迫力の重低音再生”がセールスポイントの一つ。外箱の説明にも”低音のビート感を捉えることで、スポーツやトレーニングのパフォーマンスを最大限まで高めます”とあり、聴けばなるほど非常にアタック感の効いた低音を生み出しています。全体のダイナミック感に寄与していることは間違い無いでしょう。難をいえばアタック以降の伸びがぼやけ気味で、じっくり聴く場合はやや疲れます。

・音の透明感☆☆☆★★

 全体的にクリアさに欠け、楽器それぞれの分離感もあまり感じさせないので、各楽器に注目するような聴き方には「MDR-XB80BS」は適していないかもしれません。かといってこもっているという印象もなく、この辺りのバランス取りはさすがソニーといったところです。スポーツモデルと位置付けているあたりから見て、”カタマリ感を体で受け取る”といったような、スポーツ感覚で楽しめる設計なのかなと考えます。

【コストパフォーマンス】☆☆☆★★

 実勢価格1万円強(2017年現在)という「MDR-XB80BS」の価格は、決して安くは無い部類です。しかしながら一定の品質を保った音質、ノリよく楽しめるチューニングに最適化されたバランス、そして後述する装着感や利便性・機能性などを合わせて考えれば、十分満足のいくコストパフォーマンスだといえます。特にトレーニングやスポーツなどの用途においてなら、納得のパフォーマンスを発揮するのでは無いでしょうか。

【デザイン】☆☆☆☆★

・デザイン ☆☆☆☆★

「MDR-XB80BS」のデザインに関しては、ほぼプラスティック素材でありながらも、格子状加工や同心円加工などをマットな仕上げで上手くまとめており、安っぽくは見えないような工夫が施されています。また、滑らかに耳に沿う曲線形状は、見た目に主張することもなく馴染むデザインになっています。また、右側イヤホンを示す”R”の文字は赤色で縁取られており、デザイン性やコスト面からこうした配慮は顧みられない場合も多い中、地味ではありますが好感が持てます。なお、上記は今回使用したブラックカラーのモデルからの印象であり、他カラーバリエーション(レッド/ブルー)では多少違った印象になるかもしれません。

SONY MDR-XB80BS quenjiro03

・装着感 ☆☆☆☆☆

 「MDR-XB80BS」の装着感については高評価を与えて良いかと思います。装着には多少慣れがいるものの、一旦つけてしまえばしっかり耳にフィットし、滅多なことでずれることはありません。また2時間ほど付けっ放しにしてみましたが、耳孔やその他の部分が痛くなるというような感じは、ほとんどありませんでした。おそらくこの辺りの設計はよく考えられているのだと思います。ただ、ケーブルの長さを調節するための”ケーブル長アダプター”というパーツが付いているのですが、大変外れやすいので紛失に注意したいところです。

【オリジナリティ】☆☆☆☆★

 先述した通り、主な用途がスポーツやトレーニングなどの運動時であれば、かなり満足のいく製品に仕上がっているのが「MDR-XB80BS」です。IPX5相当(あらゆる方向からの、噴流水に対して本体機能を保護する程度)の防水性もあり、運動時の様々なシチュエーションに対応できる性能と品質が最大の魅力であり、オリジナリティといえるでしょう。

【機能性】☆☆☆☆★

 エコーキャンセレーションとノイズサプレッションに加えて高音質通話を可能にする技術”HD voice”に対応したマイクが内蔵されています。LINEでの音声通話を試してみましたが、良好でした。Bluetooth4.1を採用した無線方式で、特筆すべきはNFCによるワンタッチコネクトの簡便さです。バッテリー性能は連続再生最大7時間で、10分の充電でも約60分再生が可能な、高速充電に対応しています。

 遮音性に関しては過不足のないバランスです。音量を上げればより音楽に没入できますが、適切なボリュームに留めれば外界音をある程度取り入れることができるので、より安全な屋外使用ができると思います。また、装着性が良いので密着感を永く保つことができ、そのおかげで時間経過とともに遮音性が落ちるということもないのが「MDR-XB80BS」の優れた点です。

【利用シーン】

 これまで何度も述べた通り、「MDR-XB80BS」はスポーツやトレーニングなどの運動時での使用が最適といえます。その理由を振り返ると以下の三点。

● 動いても外れにくく疲れにくい装着性と密着感

● 水洗いも可能な防水性

● 運動にビート感を与える、低音を活かした音質

上記の利点は何も運動時だけにとどまらず、煩わしいケーブルもないので、気軽な自宅利用でも効果を発揮するでしょう。ただ、じっくりと聴くようなスタイルで臨むと、多少の物足りなさを感じるかもしれません。

【ジャンル】

 純粋に音質面から適したジャンルを考えれば、ドンシャリに合うロックやポップスといったものになるでしょう。ただ、運動時のビート感を高める表現が得意な「MDR-XB80BS」を楽しむなら、とにかくノリが良いものを選べば間違いありません。適所適材を心がければ、「MDR-XB80BS」を最大限に楽しむことができます。

【総合評価】☆☆☆☆★

SONY MDR-XB80BS quenjiro04

個人的にはあまりスポーツなどの運動は自発的にしないので、イヤホンにそういった性能を求めるというようなこともありませんでした。しかしながら、今回「MDR-XB80BS」のスポーツモデルとしての性能に感心したことから、新たな製品の選び方の視点を得た思いです。運動時にはこれ、外出時にはこれ、家でじっくり聴くにはこれ、といった使い分けを楽しむなら、「MDR-XB80BS」のような特徴を徹底的に追求したものを選びたいものです。

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quenjiro

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