我が家は夫が煮物、子供たちはシチューやカレーが大好き。以前は普通の鍋で気長に煮込んでいましたが時間がかかるし夏場は汗だくです。そこで、昔購入して殆ど使っていなかった圧力鍋を使用してみたら、その時短さと美味しさを再確認!小型のものしかもっていないので、大きめのものに買い替えを検討中です。
Written By mutu mama
調理時間が通常の1/3で済んでしまうと人気の圧力鍋。最近では一家に一台あるのが当たり前となってきました。
そんな圧力鍋の購入を初めてお考えの皆さんは、その種類の豊富さに迷っていませんか?
圧力鍋は一般的な鍋同様にデザインやサイズは勿論の事、材質や圧力の調整方法まで様々な選択肢があります。
また、店頭では2~3種類しか置いていない事もあるので、ネット上で見比べて購入する方も多い事でしょう。
そうなると余計にどれを選べば良いのか悩んでしまいますよね。
今回はそんな初心者の方におすすめの圧力鍋はどんなタイプのものが良いのかご紹介していきます!
圧力鍋にはスプリング式とおもり式の二種類のタイプがあります。
-おもり式・・・蒸気が噴出口におもりがついているタイプです。圧力がかかるとおもりが揺れ、蒸気がシュッシュッと音を立てながら噴出します。
-スプリング式・・・おもり式と違い、蒸気や音が殆どでません。圧力がかかるとスプリングのついた表示ピンが上がっていきます。圧力の強度も調整できるのも大きな特徴です。
音も大きく蒸気が噴き出すおもり式は「火傷しそうで怖い」「爆発しそう」と敬遠しがちですが、圧力鍋を使ったレシピは「圧力がかかったら弱火で○分煮込む」と記載されることが殆どです。
音も静かで圧力の調整も出来るスプリング式は一見メリットが多く感じられますが、圧力がかかったタイミングを初心者は見落としてしまう事もあります。
目と音でハッキリと圧力のかかったタイミングがわかるおもり式の方が、実は初心者におすすめなんです。
初心者の間はまだ慣れていない事もありしばらくは圧力鍋を使う頻度が少ないと思います。
そんな時に重たい圧力鍋ですと、取り出すのに面倒になってしまいいつの間にか棚の中に眠りっぱなしという事になりかねません。
最近のものは随分と軽量化がすすんでいるようですが、もし可能であれば店頭で実物を持ってみるの良いですね。
ネット購入の場合は重量をよく比較することをおすすめします。
お手入れが大変なものを初心者の段階で使用すると、圧力鍋=面倒という印象がついてしまいます。
アルミ製のものはとくに焦げ付きや汚れが付きやすい為おすすめはできません。普通の鍋でも同様ですが煮込み料理はなかなか汚れが落ちませんよね。
内部がフッ素加工された商品ですとしつこい汚れもスルリと落ちてくれるのでストレスフリーです。
圧力鍋を選ぶ際に初心者が失敗しがちなのがサイズ選び。
初めてだから小さ目のものを選んでしまい思ったよりも出番がなかったり、逆に大は小を兼ねると言って大きすぎるものを選んだものの出すのが面倒になって使わなくなってしまった・・・など良く聞く話です。
圧力鍋のサイズはL(リットル)で表示されています。
サイズを決める時は家族の人数+1人分を目安に考えると、ご家庭にあった使い勝手の良いサイズを選べます。一人暮らしでしたら2L~3L、夫婦やまだお子様が小さいご家庭は3L~4L、4人家族でしたら5L以上の物がおすすめ。
1人暮らしの方でも1週間分作り置きをして保存したい場合などは大き目のものを選んでみたり、ご自分のライフスタイルも合わせて考えると良いでしょう。
圧力鍋の材質は3種類あります。それぞれ特徴があるので自分にあったものを選ぶと良いでしょう。
それぞれメリット・デメリットがありますが、私が初心者におすすめしたいのはアルミとステンレスのいいところを兼ね備えた多層式です。
使い勝手の良さを考えると長期的に愛用できると思います。
ご自宅の熱源がでしたら、「IH対応」の記載があるもの。
または「SG CH・IH」「SG IH」などのSGマークがついている圧力鍋を選びましょう。
ちなみにCHとはクッキングヒーターの事を指しますので、「SH CH・IH」の記載があるものはIHのみならずラジエントヒーター、電気コンロなど全てのクッキングヒーターに利用できる圧力鍋という事になります。
なかにはSGマークがついていない商品もありますが、ついているものは安全性の認定基準を満たしているという事になりますのでおすすめです。
SGマークとは・・・SGはSafe Goods (安全な製品)の頭文字を合わせたものです。SGマークは当協会が定めたSG基準への適合を当協会が認証したことを示しています。「安全な製品」の目安です。
引用元:一般財団法人製品安全協会
IHはガスコンロと違い火ではなく磁力で熱する仕組みになっていますので、ここを間違えてしまうと使用できません。
初心者はうっかり見落としがちなポイントなので注意したいところです。
数ある圧力鍋の中でも人気を誇るワンダーシェフのAQシリーズ。
4つの安心設計で初めての圧力鍋に最適です。日本最高クラスの圧力(約2.38気圧)により調理温度が約126℃と高く、短時間の調理が可能です。
ガスコンロもIHにも対応しています。哺乳瓶の除菌にまで対応していますので、赤ちゃんがいるご家庭では用途が広がりますね。
画像をクリックするとAmazonへ移動します
スプリング式の圧力鍋で初心者におすすめしたいのは、こちらも人気のティファールの圧力鍋。
圧力鍋の蓋はロックを解除してひねったり強く押したり・・・と開閉に2ステップ3ステップもかかるものが多いですが、この圧力鍋はふたにアーチ状のハンドルがついていてそれを上に持ち上げるだけで簡単にロックが解除されます。
また、ティファールは10年保証もついていますので初めての方でも安心です。
画像をクリックするとAmazonへ移動します
老舗メーカー平和工業の圧力鍋です。価格は2万円前後で高価ではありますが、レストランなど業務用に多く使われているだけあり実力派は本物。
これでご飯を炊くと炊飯器に戻れないというレビューも多くあがっています。
初心者にはややプロ仕様で重量もありますが、これから圧力鍋調理を学びたい、長く愛用できるものや本物志向の方におすすめしたい商品です。
画像をクリックするとAmazonへ移動します
圧力鍋は値段がそこそこ高いものが多く、初心者は購入にも慎重になってしまうと思います。もし使わなかったら勿体無いとも考えてしまいますよね。
そんな方におすすめしたいのがパール金属の圧力鍋です。
Amazonではなんと3000円台で購入できてしまいます。
ですがその実力はお値段以上。多層式でお手入れがしやすいのに軽量、オール熱源OKと優秀です。
コスパで選ぶなら断然クイックエコをおすすめします。
画像をクリックするとAmazonへ移動します
今回はガスコンロで使用するおすすめの圧力鍋をご紹介しましたが、初心者でも簡単に安全に調理が出来る電気圧力鍋といったものもあります。
メーカーによって若干形状に違いはありますが、鍋というよりも炊飯器のような電気圧力鍋は、コンセントがあればどこでも調理が可能なのでとても便利。
また保温機能があれば時間が経っても温めなおしが不要です。
ボタン一つで自動で調理してくれますので、火をつかっている間は目を離すのが怖いという方や、時間を有効活用したい方は電気圧力鍋という選択肢も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたか?圧力鍋は種類が豊富な上にどんどんと進化を遂げています。
家電量販店でもなかなか店頭で全てを見比べるのは難しいと思いますので、ご自分にピッタリのものを見つけたい場合はネットでしっかりと下調べすることをおすすめします。