ヘッドホンのエージングの方法を解説!エイジングの時間や音源や効果とは?

目次

ヘッドホンのエージングについて解説します

皆さんこんにちは、タカオマサユキです。
今回はヘッドホンのエージングについて解説します。

・エージングとは?

・エージングのやり方は?

・効果はあるの?

と言ったヘッドホンのエージングについての疑問に筆者の視点からお応えしていこうと思います。
ヘッドホンのエージングについてはネット上を検索しても賛否両論で溢れていて

「本当のところどうなの?」

と疑問が疑問を呼んでしまうパターンに陥りがちです。
本記事では筆者の体験談も含めてご紹介していこうと思います。

ヘッドホンのエージングで期待される効果とは?

音質の向上

これはズバリ音質の向上ですよね。

おそらくヘッドホンのエージングの効果を期待して本記事をご覧下さっている方の多くがエージングによる音質の向上を期待しておられるのではないでしょうか?

そもそもヘッドホンのエージングとはもともとはスピーカーのエージングに起因しています。

どちらも内部に振動板と言う部品が入っており、音を一定期間鳴らし続けることでその振動板を慣らして新品時より音質を向上させようとする手法のことです。

イメージ的には新車の慣らし運転や新しいスマートフォンに以前から使っていたアプリをインストールして使いやすくする作業に似ていますね。

先述の通り、ヘッドホンのエージングについては賛否両論があります。

これはスピーカーのそれと違い、ヘッドホンの振動板がとても小さい為にエージングして育てても効果が分かりづらい事が原因のようです。

しかしヘッドホンのエージングについて検索をされて本記事を読んで頂いていると言うことは、大小はあるにせよ新しく購入されたヘッドホンの音質をより良いものにしたい!と思われていることかと推察します。

ヘッドホンのエージングのやり方/方法は?

ヘッドホン エージング

それではヘッドホンのエージングのやり方をいくつかご紹介していこうと思います。

普段良く聴いている曲を大きめの音量で長時間流す

これが最もコストが掛からず、かつ効果的なエージングの方法だと思います。

なぜなら

・普段から良く聴く曲なら曲自体を新たに購入しなくて良い

・普段から良く聴く曲なら音質の変化により敏感に気が付ける

・同じ曲を流し続けることで好みの傾向の音質に変化することが期待出来る

これらの理由からこの方法をおすすめします。

エージング用の音源を購入する

ご存知ない方はちょっとびっくりされるかも知れませんが、エージング用のCDも市販されているんです。

こんな商品がおすすめです。

デンオン・オーディオ・チェックCD〈スペシャル・リファレンス・エディション〉画像をクリックするとAmazonに移動します

  

こちらのCDはクラシックからホワイトノイズ、ピンクノイズまで多岐に渡りエージング音源が収録されていますので、これ一つでヘッドホンのエージングが行えます。

エージング用のCDはクラシックが多いですので、もともとクラシック音楽がお好きな方でしたら楽しみながらエージングを行えるかと思います。

エージング用のノイズを流す

Youtubeなどにもエージング用の音源がアップされていたりします。

多くはホワイトノイズ、ピンクノイズと言われるノイズ音を流すエージング方法です。

これらのノイズを一定期間流すことでエージングを進めるわですが、ノイズ音でエージングをする場合はわりと事務的な作業になってしまいますね。

ヘッドホンのエージングにはどのくらい時間がかかると言われている?

ヘッドホン エージング

10時間論

これもまた非常に多くの意見が散見されるヘッドホンのエージング時間ですが、中には100時間、数ヶ月、あるいは年単位と言う意見も見受けられます。

そんな多くの意見があるなかで私は10時間を目安にしてみては?と思っています。

と言うのも、上記のエージング方法のうち、筆者が主に試した「普段からよく聴く音楽を流し続ける」方法で、収録時間が60分程度のアルバムを1日1回1週間、つまり7時間程度で音質に変化が見られたような感じを受けたと言う実体験があるからです。

エージング不要論者の方のご意見はきっと

「そんなに必要ないしそもそもヘッドホンのエージングは不要」
でしょうし、エージング推奨論者の方のご意見の中には

「もっと時間をかけてしっかり育ててあげるべき」
と言うご意見がある事も承知しております。

ここで重要なのはあくまでも私の経験上でのお話であり、それはヘッドホンのモデルによっても異なるでしょうし、同じモデルでも製品ごとの個体差での多少のバラつきもあると言うことを考慮してあげることです。

そしてヘッドホンのエージングをする際に承知しておいて頂きたいことがあります。

それは経年劣化です。

エージング=慣らしですので、長期間に渡るエージングは当然劣化を早めて製品寿命を縮めます。

これだけ賛否が分かれている事からもお気付きかと思いますが、
エージングをしっかりすれば必ず音質が向上する

と言った確固たる証拠はありません。

やり過ぎはむしろ、折角の新しいヘッドホンの寿命を縮めかねませんので、ヘッドホンのエージング時間のさじ加減はあくまでもご自身の感覚で決めてもらうしかないのかな、と思います。

  

また、下記の記事ではヘッドホンの寿命に焦点を当てて解説してますので、ぜひご覧ください!

記事:ヘッドホンの寿命は何年ぐらい?買い替えの時期も徹底解説!

ヘッドホンのエージングで流すべき音源は?

最も良く聴く音楽

先述の通り、良く聴く音楽を一定期間流すのが一番効果的だと考えます。

これは

・音質が変わったことに気が付きやすい

・良く聴く音楽=好きな音楽ですので、ヘッドホンが好みの音質にエージングされる

・エージングしている間の時間のムダが無く、新しいヘッドホンを愉しみながらエージング出来る。

やはりクラシックが好きな方でしたらクラシックに向いた音質にエージングしたいと思われるでしょうし、ROCK然り、POPS然りかと思います。

何よりヘッドホンのエージング中のストレス無く、エージングそのものを愉しめるので私はこの方法を一番に推します。

ホワイトノイズ・ピンクノイズを流す

こちらもご紹介した通りですが、ノイズ音を流す手法です。

スピーカーのエージングの手法としては古くから確立されていますので
気になる方はお試し頂ければ間違いはないかと思います。

実はエージングの効果は科学的根拠がないことに注意

ここまでエージングのやり方とその効果についてお話してきましたが、実はエージングの効果には絶対的な科学的根拠はありません。

これは

エージング=慣らしと捉える概念の方には効果はある!

と言えるでしょうし、

エージング=経年劣化と捉える方には劣化による音質変化なので音質の向上ではない

と言えることが賛否をより白黒付けづらくしてしまっています。

肝心のヘッドホン製造メーカーも意見は様々で、エージングを推すメーカーもあれば、特段エージングについて触れていないメーカーもある状況です。

私の結論としては

「効果は体感出来るがそれがエージングによる成果なのか劣化なのか、はたまた私のその時の体調によって聴こえ方に波があったのか、そのどれとも言い切れない」
です。

エージングが必要なのはヘッドホンではなく人間の"耳"である場合も

以上のことを踏まえてひとつ確実に言えることは、仮にヘッドホンのエージングが出来て、その効果を体感出来たとしてもそれはあなたの耳でそう感じた、というだけのことである可能性が十分にある、と言うことです。

結局のところヘッドホンのエージングの効果を確認するのは所有者自身でしかないのでそれが万人に、全てのヘッドホンに当てはまるとは言い切れないのです。

そしてエージングの効果を少しでも体感出来る、音に敏感な方ばかりとも言えません。

エージングという行為自体が幾つかのヘッドホンをお試しになられた、ある程度の音への経験値が必要になると言うことなのかもしれません。

もう一点考慮しなければならないのはヘッドホンのエージング云々以前に、

同じ人間が効果を確認したとしても、その時の体調や周囲の環境によって聴こえ方が変わってしまうということです。

エージング前とエージング後で、体調まで含めて全く同じ環境で聴き比べることが出来ないのも賛否両論がある所以なのかと思います。

ヘッドホンのエージングとは

・音が変わった(気がする)

と言うのが本当のところなのかもしれません。

・ヘッドホンの製品自体の個体差やエージング前後の音質変化よりも、その効果を確認する人間の個人差、そして同じ人間であってもその時の体調や環境の変化による聴こえ方のバラつきの方が遥かに大きい

と言うことは大前提として踏まえておきましょう。

まとめ

ヘッドホン エージング

ここまでのお話をまとめると

・ヘッドホンのエージングは普段良く聴く音楽か、ホワイトノイズ・ピンクノイズを一定期間流すのがおすすめ

・とは言えヘッドホンのエージングの効果の程には確固たる科学的根拠が無いので、製品を劣化させない程度の時間で良いのではないか

・ヘッドホンのエージンの効果の有無を確認するのは人間であり、その時の体調や環境の変化で聴こえ方は大きく変わってしまう

これらの事を念頭に置きつつヘッドホンのエージングをする、しないをご判断頂けたらと思います。

昨今ではスマートフォンの普及で、今まで携帯音楽プレーヤーを持ち歩かなかった方もごく自然に、無意識のうちに音楽を連れ歩いているかと思います。

すると当然、音楽をより高音質で聴きたい!と思うようになり、こだわられる方はヘッドホンのエージングをしてみよう!と考えられるようになるかと思います。

ヘッドホンのエージングについては科学的根拠も無ければその是非も綺麗に二つに分かれていますが、一番大事なのはこの記事を読んで頂いたあなたご自身が満足される結果に行き着く事だと思います。

多少でも本記事がヘッドホンのエージングについての参考となり、読んで下さったあなたの音楽の愉しみ方が少しでも豊かなものになられたら幸いです。

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この記事を書いた人

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タカオ マサユキ
appleプロダクツ好きガジェット好きな80'sライターです。
appleプロダクツ好きガジェット好きな80'sライターです。 そのくせ毛筆やフィルムカメラ遍歴持ちのアナログ思考で守備範囲は広めですが定位置はお布団。 ご贔屓のほど何卒。

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