ヘッドホンの断線の修理/直し方!防止方法や断線しにくい商品も紹介!

目次

ヘッドホンの断線の修理や防止方法について解説します

ヘッドホンの故障で最も多いのが、ケーブルの中の導線が切れる「断線」です。
断線して何度もヘッドホンを買い替えた、なんて経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな断線にまつわる様々なことを取り上げます。
断線の原因や対策や断線した場合の対処方法、断線に強いヘッドホンなどを紹介します。
ヘッドホンは断線したら買い替えるしかない、と思っている人もいるかもしれません。
しかし、それ以外の方法もあるのです。
上手くできれば、コストパフォーマンス良く、長く使えますよ

ヘッドホンの断線の症状とは?

ヘッドホン 断線

症状① 片側の音だけ聞こえない

ステレオヘッドホンのケーブルは、導線が左右で別々になっています。
その左右の導線のどちらかが引っ張られるなどして断線してしまうと、片側だけ音が聞こえなくなるのです。
こういった断線の8割は、プラグ付近で起こります
プラグの根元を曲げたり押し込んだりした時に、たまに音が元に戻るようなら、そこが断線している可能性が高いでしょう。
症状が軽い場合は、そこをテープで固定すれば一時的に使えることもあります。
しかし、そのうち完全に断線してしまいますので、あくまでも応急処置です。

症状② 音が小さい

ケーブルの中の導線が、断線しかけているかもしれません。
このような状態になると、電気抵抗が大きくなり、音が小さく聞こえることがあります。
また、プラグ部分が空気に触れてできる「酸化膜」のせいで、音が小さくなることもあります。
この場合は、プラグ部分をティッシュなどで拭いてあげると、元に戻ります。
この他、ヘッドホンではなく、それを接続している機器の問題も考えられます。
機器の設定を見直してみましょう。

ヘッドホンの断線はどうして起きる?

ヘッドホン 断線

原因① ケーブルが細い

実は、ヘッドホン自体の寿命は長いのです。
一度買えば、何年も使えます。
しかし、あまり大きな声では言えませんが...それではメーカーが儲からないのですね。
では、儲けるためにどうしているのかと言えば、ケーブルを細くしているのです。
そして、ある程度の期間で断線するように作っています。
もちろん、そういうヘッドホンばかりではありませんが。

原因② ケーブルを引っ張る

大抵、ヘッドホンのケーブルは、細い3~4本の導線で構成されています。
ケーブルは被膜で覆われていますが、導線は細いので、引っ張られることには弱いです。
特にヘッドホンを持ち歩いていると、注意していてもケーブルを引っ張ってしまうことが多々あります。
バッグからの出し入れや、階段の手すりや柵などのちょっとした出っ張り...数えればキリがないほど、ケーブルが引っ張られる場面があります

原因③ 携帯プレイヤーにケーブルを巻き付ける

ケーブルの絡まりを防ぐのに、携帯プレイヤーにケーブルをグルグルと巻き付けておくのも、断線の原因の一つです。
特にプラグを接続したまま巻き付けると、プラグ部分に負担がかかり、断線しやすくなります
そうでなくても、プラグ付近は断線しやすいのです。

ヘッドホンが断線しないための防止方法

ヘッドホン 断線

防止方法① L字型プラグにする

ストレート型プラグは引っかけやすく、プラグに負担がかかりがちです。
L字型プラグなら、引っかける心配が比較的少なくて済みます。

防止方法② 携帯プレイヤーに巻き付けない

特にプラグを接続したまま巻くのは、NG。
せめてプラグを抜くか、緩めに巻き付けた方がケーブルの負担が減ります。
できれば、ヘッドホンと携帯プレイヤーは別々に収納した方が良いでしょう。

防止方法③ ケースに入れる

ヘッドホンをバッグなどに裸で入れて持ち歩くと、ケーブルが絡まり断線しやすいです
ケースに入れた方が良いでしょう。

防止方法④ 8の字巻き

ケーブルが絡まると、解くのに強く引っ張ってしまい、断線してしまうことがあります。
ケーブルの絡まりを防ぐ方法の一つとして、「8の字巻き」という巻き方があります。
ケーブルを8の字を描くように巻くと、ケーブルが絡みません。
詳しくは、以下の動画を参照してください。
絡まない!イヤホン8の字巻き

防止方法⑤ ケーブルが着脱できるヘッドホンにする

ケーブルが着脱できるようになっているヘッドホンにすれば、断線してもケーブルを交換して使えます。
おおむね1万円以上のヘッドホンに多いですが、CREATIVE MEDIAの「Creative Aurvana Live! 2」のような1万円以下のヘッドホンでも採用されていることもあります。

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防止方法⑥ ワイヤレスにする

ワイヤレスにすれば、ケーブルがありませんので、断線の心配は全くなくなります
有線ヘッドホンに比べて割高ではありますが、断線して何度も買い替えるよりは良いかも。

ヘッドホンの断線を自分で修理する直し方の手順

ヘッドホン 断線

手順① プラグ交換

もう何度も述べてますが、ヘッドホンで最も断線しやすいところはプラグです。
実はプラグを断線した場合、大抵はプラグの交換で直ります。
修理は最低限、はんだごてと交換用のプラグの2つがあればできます。
この他、はんだ台、はんだ鉛、テスター、吸い取り器もあれば、作業が楽です。
これらの道具はAmazonやホームセンターで、一式セットで3,000円程度で売っています。

Anbes はんだごてセット 11-in-1 改良型 デジタルマルチメータ付 スイッチ付 温度調節可(200~450℃) 電子作業・電気DIY用 基盤・自動車・自転車など 日本PSE認証済み 60W/110V 安全保障 機能アップ 収納バッグ付 持運可能
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交換用のプラグは、300~1,500円と価格に幅があります。
↓は480円。

自作用プラグ NOBUNAGA 3.5mm stereo plug
自作用プラグ NOBUNAGA 3.5mm stereo plug(画像をクリックすると、Amazonに移動します)

後は、ニッパーやカッター、ライターもあった方が良いです。
なお、初めてはんだごてを扱う場合は、以下の動画がおすすめです。
はんだごての基本的な使い方がわかります。
ハンダ付けの極意
特に「予備はんだ」と言う、接合前に部品にはんだを付ける作業の解説は必見です。

修理の工程をざっくりと説明すると、以下の3ステップです。

  • ①断線したプラグをハサミかニッパーで切り取る
  • ②ケーブルの被膜をむいて、導線を露出する
  • ③はんだごてで導線をプラグに付ける

詳細は、以下の動画を参考にしてください。
1:20~3:20辺りが、プラグの交換作業です。
【ヘッドホン断線修理】HARDOFFで300円のジャンクヘッドホンを購入。ついでに修理してみた!

ヘッドホンの断線の修理を依頼する

ヘッドホン 断線

eイヤホン クリニック

参照URL:e-earphone HP

イヤホン専門店の修理サービスです。
プラグ付近の断線は、1か所につき税込3,000円
プラグを交換した場合は、その代金も加算されます。
ちなみにプラグの価格は、税込300~1,000円程度です。
申し込みは、店舗でもネットでもできます。
ネットから申し込む場合は、返送料500円が追加でかかります。
店舗での修理は、早ければ30分で済みます。
なお、店舗、ネットのいずれも、修理不可能で返却になった場合も、点検料として1,000円が発生します。
断線以外にも、イヤーパッドやドライバ、ケーブルの交換をしたり、ケーブルの短縮などの各種修理・カスタマイズも受け付けています
自力での修理は失敗するリスクもあり、誰でもできることではありません。
それでも、何とかお気に入りのヘッドホンを使えるようにしたい人もいるでしょう
そんな時にこういったサービスがおすすめです。
メーカーに修理に出すよりは割安ですし、ほぼ確実に直ります

ヘッドホンが断線した機会に買い換えるのもありかも?

ヘッドホン 断線

修理に送料がかかる

通販サイトで購入したヘッドホンが断線し、保証期間内だった場合、修理は持ち込みか郵送での対応になるはずです。
いずれの場合も、輸送費用が発生します。
持ち込みの場合、その窓口が近ければ良いでしょうが、遠いと移動費がバカになりません。
郵送の場合はそこまで高くなりませんが、それでも800円前後はかかるはずです。
仮に修理に出すのが、2,000円程度のヘッドホンだったら、輸送費用だけでもう半額に近い金額になります。
そこまでの金額をかけて修理するなら、買い替えた方が早いかもしれません。

修理が終わるまでヘッドホンがない

故障したヘッドホンは、メーカーに送付します。
すると、自分の手元に戻ってくるまでにある程度時間を要します
海外メーカーのヘッドホンですと、部品の取り寄せなどで時間がかかるケースもあり得ます。
予備のヘッドホンがあれば良いですが、なければその間はヘッドホンがない生活になります。
安いヘッドホンでつなぐ方法もありますが、それも嫌という場合、買い替えるという選択肢もアリでしょう。

BOSEは新品交換ができることがある

BOSEのヘッドホンは保証期間外に断線しても、新品と交換してもらえることがあります。
有料での交換になりますが、それでも定価の半額程度です。
本体についているシリアル番号がわかれば、保証書がなくても対応してくれます。
BOSEは高いですが、その分手厚いサポートが受けられるのです。

断線しにくいおすすめヘッドホン

ソニー MDR-CD900ST

SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST
ソニー MDR-CD900ST(クリックすると、Amazonに移動します)

モニター用ヘッドホンの名機として有名なモデル。
発売から20年以上経過していますが、今も多くの愛用者がいます。
レコーディングスタジオや放送局などでの、ハードな使用にも耐えるタフさを持っています。
プロ向けのヘッドホンなので、ケーブルも非常に丈夫です。
ほとんどのパーツが交換可能で、長く使えます

フィリップス O'NEILL SHO9565

Philips O'NEILL SHO9565WT ヘッドバンドヘッドフォンユニバーサル SHO9565 [並行輸入品]
フィリップス O'NEILL SHO9565(クリックすると、Amazonに移動します)

フィリップスがスポーツアパレルメーカーのオニール(O'NEILL)と共同開発した、高耐久がウリのヘッドホンです。
それだけに、各所はタフな仕様になっています。
まず、ヘッドホンは伸びやひねりに強い「スーパーストレッチポリマー」製です。
ねじっても折れませんし、踏んでも壊れません。
さらにケーブルには、ウェットスーツ用の素材が用いられています。
引っ張りに強く、断線しにくいです。

Jabra REVO Wireless

Jabra REVO Wireless ブラック ワイヤレス Bluetooth ヘッドホン (オーバーヘッド Dolby対応) 【日本正規代理店品】
Jabra REVO Wireless(クリックすると、Amazonに移動します)

Bluetooth接続でワイヤレスですので、断線のおそれはほぼありません
有線ヘッドホンに比べて割高ですが、断線して何度も買い替える手間を考えれば、安いと見ることもできます。
フレームはアルミ、ヒンジはスチールでできており頑丈です。
メーカー独自の厳しい耐久テストを実施しており、高耐久を謳っています。
マイク内蔵なので、通話にも使えます。
有線接続も可能です。

まとめ

どんな断線をするのかにもよりますが、修理コストは自分で修理ができるかできないかで、かなり違ってきます。
自分で修理できて断線してもケーブル交換までできる人なら、手持ちのヘッドホンが何度断線しようが、長く使い続けることができるでしょう。
プラグ交換程度なら、500円以下で済みます。
逆に修理ができないと、業者に依頼するので最低でも4,000円はかかります。
しかし、自分で修理できる人ばかりではありませんし、どこまで納得して取捨選択するかが肝要です

また、こちらの記事では断線しにくいイヤホンについて解説しております。ぜひ、合わせてご覧ください。

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この記事を書いた人

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Written By
八色 さかえ
選んでいる時が一番楽しいかも。
家電選びの一助になればうれしいです。 よろしくお願いします。

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