IHクッキングヒーターというとガスではなく、電気を使う調理器具ということで安全性も高く人気ですよね。そんなIHクッキングヒーターですが「なんとなく」で使用している方は多いのではないでしょうか。きちんとした使い方を知らない場合、それはやけどなどの事故につながりかねません。
よって今回の記事では「IHクッキングヒーターの正しい使い方を紹介!間違った使い方は?」という内容でお届けしていきます。
いままで「なんとなく」IHクッキングヒーターを使用していた、という方はこの機会にきちんとした使い方を学んでおきましょう。
まずはIHクッキングヒーターの安全かつ正しい使い方について説明していきます。
IHクッキングヒーターを使用する際に鍋やフライパンを置いていない状態でスイッチを入れたとしても基本的には稼働し始めません。
※スイッチは入りますが、数分で消えてしまうことが考えられます。
参考元:YAHOO!知恵袋
これはIHクッキングヒーターの構造にもよるものなのですが、初めてIHクッキングヒーターを使用する、という方は戸惑うことがあるかもしれませんね。
参考元:Panasonic
以上の参考元のように、その構造上鍋やフライパンを置いていないと発熱しないのでご注意ください。
こちらも初めてIHクッキングヒーターを使用するという方は戸惑うかもしれませんが、IHクッキングヒーターを使用できる調理器具とそうでないものがあります。
大体フライパンなどを購入した際に「IHクッキングヒーター対応」などの説明書きが付属されていますが既に捨ててしまったよ、という方は以下の参考サイトを参考にしてみてください。
参考サイト:Panasonic
IHクッキングヒーターを使用する際に対応外の調理器具を使用した際は温まらなかったり、破損につながることもありますので十分にご注意ください。
上記までで紹介した使い方を守れば基本的にはガスと同様に使用することができます。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは次にIHクッキングヒーターの節約できる使い方について紹介していきます。
IHクッキングヒーターの使い方で節約するには、電気料金プランを見直すことが重要です。
というのもIHクッキングヒーターは使用する時間帯によって電気料金が変動するからです。よってIHクッキングヒーターを一番使用する時間帯に一番安い電気料金になるプランを選択していればその分節約できるということになります。
参考元:エネチェンジ
IHクッキングヒーターの種類によっては材質に関係なく調理器具を使用できるというものもあります。一見それは便利に見えがちですが、適していない調理器具の場合熱伝導率が悪くなり、十分に温まるまでに適している調理器具と比べて加熱時間が長くなることがあります。
加熱時間が長くなるということは電気代も上がるということを意味しているのでその分料金が増してしまいます。
いくら「どんな材質の調理器具でも使用できる」という種類のIHクッキングヒーターであっても適している材質の調理器具を選ぶようにしましょう。
最後のIHクッキングヒーターでの節約方法は搭載されている節電機能を使うという方法になります。
IHクッキングヒーターの製品によっては消費電力を抑える機能や、調理後の電気代表示機能などが搭載されているものもあります。
それらを上手く使用すれば、IHクッキングヒーターの調理が節約につながることと思います。
以上がIHクッキングヒーターの節約する上での使い方になります。
毎日料理する方にとっては重要な問題である電気料金をどうやって節約するか、それらを考える上での参考になれば幸いです。
また、下記の記事ではIHクッキングヒータの電気代について解説しております。ぜひ合わせてご覧ください。
記事:『IHクッキングヒーターの電気代はどのくらい?ガス代とも比較!
』
次に紹介するのはIHクッキングヒーターの間違った使い方になります。
IHクッキングヒーターで料理する際にプレート部分が汚れないように、カバーなどを敷くという方もいると思います。
しかしこれはIHクッキングヒーターの使い方としては間違っています。
というのもIHクッキングヒーターはプレート部分と調理器具の相互関係により温まります。その間にカバーを敷いていると温まりにくくなることはもちろんですが火災の原因にもなり得ます。
参考元:energy navi
よってIHクッキングヒーターにカバーを敷いて調理するというような使い方はしないようにしてください。
ちなみにですが汚れを防ぐカバーを敷いてはいけないからといって汚れを放置して良いというわけではありません。
汚れも火災の原因になりますので使用後はきちんとふき取るようにしましょう。
揚げ物を作る際はきちんと揚げ物専用のボタンを使うようにしましょう。
というのも通常の加熱ボタンで調理してしまうと、油が発火する温度まで上昇することがあるからです。
これは火災の原因にもなる危険な使い方なので揚げ物を作る際には十分に気を付けるようにしましょう。
次はIHクッキングヒーターの間違った使い方により起きた事故について紹介していきます。
IHクッキングヒーターで調理後にプレート部分を触ってしまったことから火傷してしまうという事例があったそうです。
これは子供はもちろん大人も気をつけなくてはいけないことです。
特にIHクッキングヒーターを利用し始めた、という時に起こりやすいと思うので、IHクッキングヒーターの使用後のプレートはまだ熱いということをきちんと意識しておきましょう。
IHクッキングヒーターで汚れ防止マットを敷いていたところ調理中に発火したという事例もあるみたいですね。
上記でも紹介した通り、IHクッキングヒーターで調理するにあたってマットなどは敷いてはいけません。
汚したくないという気持ちはもちろんわかりますがこういった事故につながりかねないということを再認識しましょう。
材質は鉄だが外枠をプラスチックで覆った調理器具を使用したところ発火したという事例もあります。
IHクッキングヒーターで調理するにあたって適していない材質のもので加熱すると発火することがあります。
「大丈夫だろう」という考えが事故につながりかねないので、危険を未然に回避するためにも調理器具はIHクッキングヒーターで使用可能なものを使用するようにしてください。
以上がIHクッキングヒーターの間違った使い方により起きた事故になります。
ぜひ参考にしてみてください。
参考元:energy navi
それでは最後にIHクッキングヒーターのグリルの使い方についてお伝えしていきます。
IHクッキングヒーターでグリルを使用する際にはまず水を入れる必要があります。
その理由は魚の油が下に落ちた際に発火する恐れがあるからです。
忘れずに水を入れるようにしましょう。
ただし、クッキングヒーターの種類によっては水が必要ない製品もあります。
そういった趣旨の説明書きはあるかと思いますので確認したうえで、水を入れるかどうかを判断していただければと思います。
水が必要ない製品の場合はアルミホイルを敷くようにしましょう。これは後の掃除を簡単にしたり、油が付くことによる匂いの軽減効果も見込めるからです。
必須ではなく、推奨ですができる限り使用した方が良いでしょう。
ただし、油分の多い魚を焼く際にアルミホイルを敷くのは発火への注意が必要です。
よってアルミホイルを敷かないか、穴を空けておいて油がしたへ落ちるようにするなど工夫が必要となります。
参考元:Mayonez
ちなみにIHクッキングヒーターのグリルには水が必要なもの、アルミホイルが必要なもの、何も必要のないものなどの種類があるそうです。
自分のグリルがどんな使い方をすればいいのか、十分に確認しておいてください。
参考元:YAHOO!知恵袋
ここまでIHクッキングヒーターの正しい使い方、間違った使い方について紹介してきました。
正しい使い方については以下になります。
・鍋もしくはフライパンを置いてからスイッチを入れる
・使える調理器具とそうでない物がある
間違った使い方については以下になります。
・汚れ防止カバーを使用する
・揚げ物を加熱ボタンで調理する
間違った使い方は火災などを引き起こす原因にもなり得ます。
「自分は大丈夫」等という慢心は持たないように、事故は誰にでも起こり得るということを忘れずに正しくIHクッキングヒーターを使ってください。