ヘッドホンとスピーカーはどっちが良いか解説!音質や違いは?

この記事を執筆するにあたって

自宅のスピーカーが使える時間がほとんどなく、ヘッドホンで過ごす日々です

Written By キイ @

目次

スピーカーとヘッドホンについて解説します

この記事では、「ヘッドホンとスピーカーどっちが良いのか知りたい!!!!」という方に、それぞれの特徴と長所短所を解説します。

「ヘッドホンとスピーカーどっちが良いのか?」

そんなことを思ったことはありますか?
わが家には、3.1チャンネルのホームシアターがあり、ライブコンサートビデオなどを楽しみたいと思いながら、家族との関係もありなかなか楽しめていません。それならば高級ヘッドホンでも!と思ったりもします。

ヘッドホンとスピーカー、どちらかがよくてどちらかが良くないわけではなく、用途や周囲の環境などに合わせてケースバイケースで、もしくは都度切り替えて使用するのが最適解なのだと思います。

この記事では、それらを選択するための目安になるポイントを解説します。

この記事でヘッドホンと比べる"スピーカーとは"

この記事でヘッドホンと比べる"スピーカーとは"、パソコンなどに付いている付属スピーカーや、100均で購入できるような卓上スピーカーではなく、本格的なオーディオスピーカーとしての機能を持つデバイスのことを、ヘッドホンと比べる"スピーカーとは"、として定義します。

例えばトールボーイスピーカー、高級小型スピーカーなど、リビングルームやリスニングルームなど、ハイファイオーディオやホームシアターでのサウンドを余すことなく堪能できるスピーカーです。

本格的なスピーカーの詳細に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。

ヘッドホンよりスピーカーの優れる点

臨場感のある音

ヘッドホンよりもスピーカーのほうが優れる最大のポイントは、臨場感、音の広がりだと思います。
クラシックやライブ音源などを用いて、コンサートホールやライブ会場にいるような、音楽に包み込まれる感覚を味わえるのは、圧倒的にスピーカーです。

しっかりとしたアンプとスピーカーであれば2チャンネルスピーカーでも十分な臨場感を味わえますが、ホームシアターのように5.1チャンネルサラウンドのような構成であれば、その臨場感は比べるものではありません。

音源の定位

スピーカーは、設置方法をしっかりと行うことで前述の臨場感だけでなく音源の定位、つまりは録音されたときの歌手や楽器の位置まで再現できます。右、左、真ん中以外のもその微妙な間でのポジションや、音源と再生機器の能力ではその前後関係まで再現するものもあります。

ヘッドホンも2チャンネル音源を2チャンネルで再生しますが、耳へ届く音が前からではなく横からであり、耳を圧迫した状態で音を届ける構造も影響し、音源が目の前に定位することはありません。

どちらかというと面前ではなく、頭の中、頭の上、頭の後方に、それぞれの音源が定位する。そんなちょっと不思議な感覚になります。これは現在?のヘッドホンと人間の聴覚の基本的な動作になっていますので、高級機になっても同じです。

リラックス感

ヘッドホンは、どうしても頭に装置を装着するという暗黙の圧迫感があります。これは長時間のリスニングでの使用には圧倒的に不利になります。わたしの場合では、ヘッドホンは1時間くらいが限度です。

一方で、スピーカーは椅子やソファーに座るだけで音を聞くことができます。リラックスした住環境のなかで、ストレスのない身軽なスタイル、どちらが長時間に向いているかと言えば、当然ながらスピーカーです。
音楽などを聴く本来のスタイルは、リラックスした姿勢や状況がベースにあるべきだと思います。
また、本人も意識していないが意外にストレスなのがコードの存在。再生機器との距離が制限され、自由な動きが制限されます。絡み合ったりもしますし、ケーブルが擦れるとガサゴソ音が伝わってきたりもします。

スピーカーよりヘッドホンの方が優れる点

コストパフォーマンス

スピーカーとヘッドホン、どちらのほうがコストパフォーマンスがいいのか?
これは圧倒的にヘッドホンです。物理的な大きさもあり、材料や製造、運送などの原価を考えればわかると思います。
一般的に使われる範囲での高級機であれば(上を見ればキリがない)、ヘッドホンは数万円も出せば十分ですが、一方でスピーカーだと1本10万円前後のものも多数存在します。

携帯性

スピーカーは、一部のポータブル機を除いては、持ち歩けません。これは当たり前ですが、いつでもどこでもお気に入りの音楽を聴きたいという携帯性に関しては、スピーカーはヘッドホンには絶対にかないません。スピーカーはあくまで備え付け、建物の中で聴くことが大前提です。
携帯性がいいということは、場所を選ばないだけでなく、時間も選びません。早朝や深夜などでも自由な時間で好きな時に楽しめます。

パーソナライズ

リビングなどに置くスピーカーは、家族のそれぞれの個性や趣味を反映することができません。一方で、ヘッドホンは一人一台を所有することができ、音の好みやデザインなどにそれぞれの個性を反映することができます。
クラシック向きの緻密な再生をするヘッドホンもあれば、ロック向きの迫力ある低音とギラギラした高音を再生するものもあります。

没入感

家の中で他の家族がいるときに、自分の好きな音楽を大きな音で聴く、なかなか難しいです。一人で好きな音楽の世界の中にどっぷりと浸りたい時には、スピーカーではなくヘッドホンがおすすめ。
今流行りのノイズキャンセルタイプは、乗り物の中以外でも家の中の生活音のキャンセリングにも最適。思いのほか家の中が静かに感じることができ、他の人に迷惑をかけず、一人悦に入ることができます。

用途や自分の嗜好に合わせてヘッドホンとスピーカーを使いわけよう

環境

ヘッドホンとスピーカー、それぞれを使う環境によってどちらを選択するのか、使い分けが必要です。
主に、

遮音性

一戸建てやマンションのリビングであればスピーカーもいい選択だと思いますが、ワンルームマンションや寮などの集団生活に近い環境であれば、ヘッドホンが無難です。
ヘッドホンであれば、人が聴くことが可能な範囲の音量で隣家に迷惑をかけることはありません。

周囲にいる人

家族とお住まいな人で、家族団らんタイムなどではリビングにスピーカーがあっても鳴らしにくく、また小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、夜にスピーカーは鳴らせません。ヘッドホンで一人の世界を満喫すべきだと思います。

音量、ジャンル

クラシックなどはスピーカーで比較的大音量で再生しても、あまりうるさく感じません。一方でロックなどは音量を上げてくると好みによってはうるさく感じることもあります。電子音特有の角の立った音が原因かもしれません。大音量で迫力を楽しみたい気持ちはよくわかりますが、これはドンシャリ系のヘッドホンで楽しむのがいいと思います。
で選択できると思います。

場所/用途

建物から飛び出して、通勤通学やカフェなどで使用するケースであればヘッドホンの一択。
これらの場所/用途は、すべて個人で楽しむことが前提ですので、音も外観も個性を発揮して自由な選択が可能になります。

予算

いい音で音楽を楽しみたいけど予算が。そんなときにはヘッドホンです。
1万円もだせば、かなり高音質なヘッドホンを購入することができます。今流行りのBluetoothやノイズキャンセルなどのない基本機能なタイプは、安くてもかなりの高音質なタイプが多いです。

【コラム】ヘッドホンを大音量にすればスピーカーの代わりになる?

再生機器の音量を最大限近くまで上げて、大音量で再生すればヘッドホンをスピーカーの代わりに使えるのか?
こちらの使い方は、本来の使い方ではなく、また実際おすすめできるものではりません。
簡単にいえば、電車の中で音漏れしている音楽を聴くようなものです。

低音が出ない

低い音は周囲へ広がっていく性質があり、高い音ほど直線的に伝わる性質(指向性)を持っています。ヘッドホンの場合はイヤーパッドで耳を覆うのは、外部の音を聞こえないようにするとともに低い音が外部に拡散しないように密閉してしまう目的もあります。そのため、ヘッドホンをスピーカーの代わりに使っても低音は四方へ拡散しスカスカの音楽になります。

音が割れる

ヘッドホンでもスピーカーでも、再生できる小さな音と大きな音の範囲(ダイナミックレンジ(db))がありますが、これは耳に届く音の大きさとも関連します。とても小さな音でも耳に近ければ聞き取ることができ、あまり大きくない音でも耳に近ければ大きな音に聞こえます。これがヘッドホンのダイナミックレンジであり、スピーカーのダイナミックレンジとは絶対的な音の大きさが異なります。無理やり絶対的な音の大きさを上げるとダイナミックレンジの上限に張り付き、音が割れてしまいます。

壊れる(かもしれない)

ヘッドホンのインピーダンス、再生機器のアンプの出力に依存しますが、大出力アンプであれば大きな音が出ますがヘッドホンのコイルが焼き切れて壊れます。

絶対にやめましょう!

まとめ

この記事では、「ヘッドホンとスピーカーどっちが良いのか知りたい!!!!」という方に、それぞれの特徴や長所短所などを解説しました。

スピーカーは高額ですが高音質で臨場感もありますが使える場所が限られます。
ヘッドホンは比較的安価でも高音質タイプが入手可能で、使う場所や時間を選びません。

ヘッドホンとスピーカー、それらはどちらかがよくてどちらかが良くないわけではなく、用途や周囲の環境などに合わせてケースバイケースで、もしくは都度切り替えて使用するのが最適です。

みなさんも、ヘッドホンとスピーカーをうまく使い分けて音楽ライフを楽しみましょう。

【編集部より】あなたの感想を教えてください

こちらの記事はいかがでしたか?もし同じ疑問を持っている知り合いがいた場合、あなたがこの記事を友人や家族に薦めたりシェアしたりする可能性は、どのくらいありますか? より良い記事を作るための参考とさせていただきますのでぜひご感想をお聞かせください。
薦めない薦める

この記事を書いた人

Written By
キイ @
デジタルガジェットから家電製品まで、実際の使用者目線で解説します。
電子部品メーカーの現役エンジニア?です。新しい商品やサービスが大好きで、なんでも試してみたくなる性分です。

おすすめの記事

スポンサー

カテゴリ一覧