携帯電話が発売された頃は、ほとんどの家庭で使われてきた『電話機』。
固定電話と言った方がイメージしやすいのではないでしょうか?
携帯電話の無い時代には電話機が必要不可欠でしたが、現在はガラケーに限らずiPhoneやスマートフォンが発売され、それらが主流になっている事から、自宅に電話機は置いていないという家庭が多くなっています。
電話機が当たり前の時代に過ごしていた祖母は、電話機を処分して、今では携帯電話を使用しています。
親子電話ではなく、子機が無い親機だけを使用している場合が多く、自宅に居ない・2階に居る・電話機を置いている部屋を出ると音に気づかないという状況から電話機を使わなくなったという事、それに加えて、周りがガラケーやiPhoneなどの携帯電話を使用している・息子や娘に勧められたという状況で、電話機を無くして携帯電話を使用している人が多くいるのでしょう。
『電話機』と聞けば、ほとんどの人が、FAXや親子電話などを思い浮かべると思いますが、シンプルな機能だけの電源不要の電話機というのがあります。
電源不要ってどういう事?電源がなかったら使えないのでは?と思いますよね。
また、自宅に電話機を置こうか迷っている人も居るのではないでしょうか?
機能に拘らないのであれば、電源不要の電話機はとても使いやすく、場合によっては必要不可欠といってもいいくらいな存在になることも。
ですので今回は、電源不要の電話機の仕組みやメリット・デメリット、おすすめの電源不要の電話機や電源不要の電話機か電源ありの電話機、どっちがいいのか、などを紹介します。
電源不要の電話機は、電話線に電流が流れているので、電源いわゆるコンセントが必要ないようになっています。
流れている電流は低圧ですが、通話をする分には十分な電力です。
電話線から電力供給をしている電源不要の電話機は、停電になっても電話線と電話局が無事なら通話をする事ができます。
電源ありの電話機でも、『停電時対応電話機』であれば、停電時に通話をする事ができるのですが、充電されていたら停電時にも使える・停電後しばらくは使える**という仕組みのため、停電時に必ず使用できるとは限らないので、停電時で連絡をする手段を確保したいという人は、電源不要の電話機を選ぶといいですよ。
電源不要いわゆるコンセント不要で、電話線からの電力供給で使用する電源不要の電話機は、電源ありの電話機に比べて電気代の節約になります。
コンセントが不要なので、コンセントを必要とする電源ありの電話機より、コンセントに差している分の電力はかからないという解釈になります。
電源不要の電話機は、ディスプレイ表示や留守番電話といった機能がなく、電源をかける/切るだけのものが殆どです。
FAX機能や留守番電話、ディスプレイなどの機能はほとんど無いため、留守番電話などの機能がある電源不要の電話機もありますが、FAXなどのそういった機能が欲しいという場合は電源ありの電話機がいい為、デメリットになります。
ですが、電源不要の電話機は停電時に電話線と電話局が無事なら通話が可能で、コンセントが不要なので節電にもなるため、機能に拘りが無く、連絡手段としての購入であるならシンプルな機能はメリットとなります。
電源不要の電話機は、コンセントが不要の代わりに、電話線から電力供給をして使用できるようになっています。
受話器がコードで繋がっている必要があり、コードレスだと電源ありの電話機になってしまいます。
コードが繋がっているので、コードが伸びる範囲での移動しかできない為、動きながら・用事をしながら電話をする事ができません。
よって、動きながら・用事をしながら電話をする人にとってはデメリットと言えるでしょう。
簡単に電話をかけられる「ワンタッチダイヤル(3件)」
スペースを有効に使える「壁掛け設置」対応※1
光って着信をお知らせ「着信ランプ」
かけ直しに便利な「再ダイヤル」機能
通話中に外線を受けられる「キャッチホン」対応
通話中に受話音量を変更できる(6段階)
引用元:デザインテレホン VE-F04 商品概要 | ファクス/電話機 | Panasonic
一見、ディスプレイがあるように見えるのですが、ディスプレイに見える場所は、ワンタッチダイヤルに登録した電話番号などを記入できる場所となっています。
他にも、壁掛け設置や着信ランプ、再ダイヤル機能やキャッチホン、音量調節など、電源不要の電話機であるにもかかわらず、固定電話に必要な機能が搭載されています。
ですので、FAX機能は要らないから節電したいけど、すぐに電話をかけられるようにしたいしキャッチホン機能もほしいという人におススメです。
・3件のワンタッチダイヤル登録
・知らせてくれる着信ランプ
・呼出音量切替(大/小/切)
・話しやすい大型受話器
・壁掛け用ネジ付属で壁掛け設置可能
コンパクトな作りにもかかわらず、ワンタッチ登録が出来、壁掛けにもできるので場所を取らずに設置・利用することができます。
ほとんどの電話機は、各ボタンやダイヤルボタンと受話器が別に置かれているため、場所を取られる事が多かったのですが、こちらは各ボタンが隠れるように受話器を置くようになっているので、コンパクトながらに通話以外の必要であろうワンタッチダイヤルの機能を搭載できたのでしょう。
電源不要の電話機は、停電時にも電話線と電話局が無事なら使用できるのですが、電源ありの電話機は、コンセントが必要とするので、電気が止まれば使用できなくなります。
電源ありの電話機でも『停電時対応電話機』といった停電が起こっても使用できるのですが、停電時に必ず使用できる・いつでも使用できるという訳ではなく、充電されていたら・停電後数時間という電源ありの電話機が殆どなので、停電時に使用できたらいい・通話さえ出来たらいいという人は電源不要の電話機を購入がオススメです。
逆に、電源不要の電話機は、FAX・留守電・キャッチ・ワンタッチダイアル・ディスプレイ表示といった機能が無い電話機が多く、中には、キャッチやワンタッチダイアル、キャッチなどの機能をいくつか持った電源不要の電話機もありますが、FAXや留守電・ディスプレイ表示などの機能が欲しい人は、電源ありの電話機の購入をオススメします。
FAXなどの機能は不要でなるべく節電したいのなら電源不要の電話機、FAXをよく使用するという人は電源ありの電話機。
ですので、ご自分がどのような用途で使用するのか、機能などを踏まえて、電源不要の電話機か電源ありの電話機、どちらを選ぶかを判断して購入するといいでしょう。
以上、電源不要の電話機の仕組みやメリット・デメリット、おすすめの電源不要の電話機や電源不要の電話機か電源ありの電話機、どっちがいいのかを書いていきましたが、電話線に低圧な電流が流れており、停電時でも電話線と電話局が無事なら使用できる仕組みになっていて、
メリットは、
・停電時に使える
コンセント不要な為、電源ありの電話機に比べて節電になる
デメリットは、
・FAXやディスプレイ表示などの機能が無く、通話だけのシンプル機能が殆ど
・コードレスではないため、動きながらの使用はできない
ということになります。
シンプルな機能のみが殆どの電源不要の電話機ですが、停電時には連絡手段として必要不可欠な存在になるので、予備用として電源不要の電話機を購入するという手もあります。