レコードプレーヤーの名機9選!語り継がれる名機から最新の名機まで!

目次

名機のレコードプレーヤーを紹介します

かつてオーディオ・ブームという風邪のように数多くの人に感染した熱病のようなものがありました。
そう言う時にもてはやされたレコードプレーヤーを多くの人は名機と言いましたが、また数多くの人はそうではなく普遍の価値を持ったレコードプレーヤーを名機と言うと語ります。
ここであなたにとっての名機と言えるレコードプレーヤーは、と大上段に構えるつもりはありません。プロと呼ばれる人たちが、専門家と言われる人たちがいます。
その人たちが薦めるものは、やはり一味違うものです。ただ、あなたが何のためにレコードプレーヤーの名機を探すのかその目的だけは忘れないでほしいと思います。
それによってあなたの求める名機と言うモノ自体が変わってきます。

レコードプレーヤーの名機とは?

①時を経ても型番が口にのぼるレコードプレーヤー

ハイエンドのオーディオファンぐらいしか手に入れられないと言う条件が大抵付いてくるのは悔しい話ですが、中には入手可能なレコードプレーヤーの名機もあります。
値段が高いだけが条件な訳がありません。名機には人の記憶に残る何かが付いてきます。
レコードプレーヤーの名機が人の記憶に残るのは、それが再生する音の良さとその生の音が流れた当時の景色が一緒になるからだと思います。
例えばあなたがクラシック音楽がお好きなら、初めて生のオーケストラで交響曲のフィナーレを迎えた瞬間、ジャズがお好きならたった3人で奏でる音のレンジの広さとダイナミズムかも知れません。
あなたの経験や見識は筆者の狭い世界とは違うところにあるのですから、これ以上のことは書けません。しかしレコードプレーヤーの名機と言うものはそれらを超えることのできるもの、と言う意味で時を経てもその名が忘れられないのだと思います。

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②何があっても手に入れたいと思わせるレコードプレーヤー

人間の物欲、所有欲と言うのも仕方のないものです。高ければ名機だと言う訳ではない、そこに変わりはありませんが、高いレコードプレーヤーで、その奏でる音がその人に、あ、どうしても買いたい、手に入れたいと思わせたら、その時点でそのレコードプレーヤーは、その人にとって名機でしょう。とは言い過ぎでしょうか。
確かに、仮に一般の評価とあまりにかけ離れた評価をする人であったとしても、自分の為に自分の買い物をするのは自由なのです。
そのレコードプレーヤーがその人にどうしても欲しいと思わせたのなら、恐らくその人にとってそれは名機なのです。ただここではとんちんかんな回答は出せませんので、あくまでも普通の人が考えても名機と思わせるレコードプレーヤーを紹介しますのでご心配なく。

名機ではないレコードプレーヤーとは?

①それで音楽を聴いても感動しないレコードプレーヤー

名機の条件①の反対の様ですがまだましな方かも知れません。反対ですと自分の好きな音楽さえ嫌いになってしまいます。つまりあってはいけないレコードプレーヤーとなります。
高い値段がつき評判も高い、それで好きな音楽を聴いたけれども自分はちっとも感動することができなかったとしたらあなたはどう感じますか?あなたの感じた通り評価して良いと思います。
少なくともそのレコードプレーヤーはあなたを感動させることができなかったからです。
機械としてそれだけの力がなかったのです。ですからあなたがレコードプレーヤーを購入する際は試聴できる機会があるといいですね。
これは誰にとっても言えることです。結局は音楽もレコードプレーヤーが再生する音も聴く人の好みだ、と言ってしまえばもうここで結論を出しているようなものですが、まだ一機種もご紹介していませんのでお楽しみはご一緒に。

②どんなに安くても手頃と思えないレコードプレーヤー

価格とそのレコードプレーヤーが名機であるかどうかは関係ないと繰り返していますが、やはり名機と言われるものは高いことが多いのでどうしてもお金の話になってしまいます。現在はデジタルの時代ですので比較的安価に良い音を聴くことができます。
一方でアナログの方が本来の音楽の感覚に近いとか言う人がいます。本当でしょうか?と言う話はまた別の機会にして、まれに安く名機が買えるチャンスが巡って来ないとも限りません。
しかしその時にどうも購入する気になれないとしたら、やはりそのレコードプレーヤーは名機と呼ばれるだけの魅力がなかったと言うことだと思います。魅力のあるレコードプレーヤーであれば高くてもいつかこの手で、と思うはずです。それが名機と言うものでしょう。

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語り継がれるレコードプレーヤーの名機

①LINN SONDEK LP12

ご存知の方も多く、おこがましくて説明のしようもないのですが、1972年にスコットランドで会社創業と同時に発売されたベルトドライブプレーヤーの名機です。発売当時このレコードプレーヤーは、正に世界中にセンセーションを巻き起こしたそうです。それも専門家の評価が高く、約10年後に登場するCDやデジタルサウンドに押されて消えていくオーディオブランドの多かった日本の事情とは異なり、今もこのブランドは健在です。極めて高い精度でアーム部分とターンテーブルを一体化させることで余計な振動を抑えるなどメカニズムに自信があり、日本のものづくりの見本ではないかと思わせる技術の結晶がこのレコードプレーヤー、当時の価格約30万円という事を考えても名機と言えるのではないでしょうか。

参考元:LINN 公式サイト

②Victor QL-7R

今はなき日本ビクターが1970年代後半極めてコストパフォーマンスの高いクォーツロック方式のダイレクトドライブ・ターンテーブルにトーンアームを付けたレコードプレーヤーのこれも名機と呼ぶに相応しい1台です。ビクターは世界で初めてクオーツロック方式のプロ仕様のターンテーブルを開発したことで有名です。そういう意味で言うとクオーツロック方式のダイレクトドライブターンテーブルで名を馳せたビクターからは名機続出と言うことになりますが、価格的なことはやはり多感な頃の人たちの心に火を付けるらしく、当時の雑誌でモテモテでした。そうした若者たちの、つまり今の親父たちに語り継がれるデバイス代表としても知っておいていただきたいレコードプレーヤーの比較的安価と言える名機です。

参考元:書籍「あの時代、オーディオへの憧れを今再び」・枻出版社

③Pioneer P-3

Pioneerは1970年代から1980年初頭でほぼオーディオメーカーとしての役割をきっちり果たしました。ダイレクトドライブのレコードプレーヤーやターンテーブル単体のほぼ全種類をこなす優等生ぶりで、デジタルの時代到来までは順風満帆でした。このP-3はアナログのレコードプレーヤーとしての最高峰と言われ、なんと1台1台手作りと言われています。しかしこのアナログのレコードプレーヤーの頂点を極めた名機を発表した直後デジタルの世界の洗礼を受け、直前に高級ブランド作りをしていた方向を変えざるを得ず、その後活路をレーザーディスクに求めるのでしたが、レコードプレーヤーのメーカーとしての一時代は過ぎたのです。

参考元:Pioneer P-3の仕様

④DENON 100-M

同じ表記DENONでデノンと言う名称で復活したかのように見えますが、どうやらこの時期、と言うのはこの機種が発表された1980年頃のことです。このDENON 100-Mは昔のデンオンと呼ばれていた頃のダイレクトドライブレコードプレーヤーの名機です。デンオンはこの直後日本コロンビアに吸収合併され、呼称としてのデンオンは、レコードのレーベルとして生きているため、音響機器メーカーとして再興しようとしている会社は同じスペルでもデノンと呼ばざるを得ないのです。デンオンは結局パイオニアと同じように最高レベルの製品を出して、終わっているのです。

⑤Technics SL-1200

Technicsは当時のナショナルの出していたオーディオブランドであることは言うまでもありません。Technicsは世界で初めてダイレクトドライブのターンテーブルを世に出したブランドでもあります。そしてこのSL-1200は発売当時最も安価なダイレクトドライブのレコードプレーヤーの名機です。Technicsブランドが消滅して復活しているように、このレコードプレーヤーも製造が中断されたりmk2、mk3とバージョンが変わったりしています。今は中断の最後の時期のようです。

参考元:「あの時代、オーディオへの憧れを今再び」・枻出版社

最新版 レコードプレーヤーの名機

①LINN MAJIK LP12

過去の名機で紹介した SODEK LP12 の後継機であり現行機です。高性能などスペックを並べることはできますが、なにしろ口コミで高年齢層の支持率の高さから現代の名機と言ってもいいでしょう。

参考元:価格.com

②Pioneer PLX-1000

この機種に関しては、考えました。実際人の口コミと自分の印象が若干異なりました。試聴の時感じたスクラッチノイズは、結局DJ向けだからではないかと気になっていたのですが、よく考えたらこのノイズは試聴機には付き物なので、口コミの年齢層を確認した結果、おすすめの機種にさせていただきました。

参考元:価格.com

③Technics SL-1200G

執筆時点で発売間もなく未試聴ですが、口コミサイトに早めのレビューが載りました。期待も込めて、これなら10万円以上出せそうなのでおすすめします。

参考元:価格.com

④SONY PS-HX500

この機種は独特なのでおすすめします。dsd録音でレコードをハイレゾ化できる極めて大きな特徴を持っていると言う意味で、現代から将来に向けての名機と呼ばれるのではないかと思えるレコードプレーヤーです。

以下、国産品はレコードプレーヤーの名機と呼べるものがあるでしょうか。一部のメーカーのファンの方々がいるのは知っていますが、それらと現在1万円前後で売られているデジタル・アナログ複合のレコードプレーヤーとの金額の差を考えた時、名機としておすすめできるでしょうか。もちろん、海外製品は1機種だけ上げさせていただきましたが、garrard301やトーレンスなど上げだしたらキリがないことはお伝えするつもりでいましたから、ご容赦ください。

どのレコードプレーヤーを名機と思うのは人それぞれ

これだけの機種しか紹介もせずにいるのは心苦しいのですが、最新版の最後に述べたように、海外の名機を含めるとレコードプレーヤーの数は膨大なものです。また、あえて私が外したメーカーのレコードプレーヤーの中にも使い方を変えれば、つまり工夫1つで音質は変わるものがあります。今この文章をお読みのあなたの求めているのはこれからも名機と呼ばれるレコードプレーヤーをお探しな訳ですから、ここから先はあなたが名機を実際に手にする番です。まず数多くの名機と呼ばれるレコードプレーヤーを試聴してください。数多くの機種だけでなく、様々な方法を試してください。例えばカートリッジを変える、インシュレーターなどアクセサリーを変えるなどいろいろあります。そしてご自身の耳と感覚を信頼するに足るよう鍛えてください。最後はご自身を信じることです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。名機のレコードプレーヤーはどれも各メーカーの技術者の方々の努力の結晶なのです。私たちは面倒くさいなと言う思いをレコードを聴く時に感じるかも知れません。ちょっとしたことでレコードは傷もつきますし埃もたまります。しかしそれを避けてレコードの盤を回しその上に針を乗せた時、あなたの周囲の空間は変わるのです。その時使うものがレコードプレーヤーの名機であれば、そこはホールかライブ会場か野外ステージか。そう、生の音楽にもできるだけ多く接しておきたいですね。名機のレコードプレーヤーの役割はできうる限りの原音再生なのですから。

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この記事を書いた人

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かさい けいじろう
自分の文章でお客様の心に家電をネットで買う、スピード感と快感に安心感と信頼感を添えてあげることができれば幸せです。
私はいい加減いい歳をしていますが新しモノ好き、特に家電は何でもかんでも手に入れたい、お金さえあれば、というタイプの人間です。人より先に使ってみて、全ての家電のレビューをいつか書きたいなーと考えている、将来の夢だけは明るいPCおやじです。

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