女性向けWEBメディアOZmallの調べによると、髪のお悩みランキング第1位は「髪のクセ毛」。実に、女性の3人に1人はクセ毛に悩んでいます。
筆者もクセ毛で、4ヶ月に1度は縮毛矯正をしていますが、矯正後のまっすぐな髪に慣れてくると、毛先をアレンジしたくなるんですよね。
でも、ヘアアイロンを使うと髪のダメージが心配…。
今回の記事では、縮毛矯正後にヘアアイロンを使っていいのか、ヘアアイロンを使う時に気をつけることについて分かりやすく解説したいと思います。
また、縮毛矯正後にもおすすめできるヘアアイロンについてもご紹介します。
美容院ではまっすぐに伸びた髪も、自宅でシャンプー後に乾かしたら広がったりクセが出たなんて経験はありませんか?
縮毛矯正後にヘアアイロンが必要になるケースとして、美容院での縮毛矯正のかかりが甘くて髪の伸びが不完全だった時です。
矯正後数ヶ月すると髪が伸びて、根元のクセが気になってくるので、根元を中心にアイロンを使用する時です。
縮毛矯正によって、まっすぐでサラサラの髪が半永久的にキープできるのですが、ストレートヘアに飽きてしまい、毛先をカールさせるなど髪をアレンジしたい時です。
髪の毛の主成分は「ケラチン」というタンパク質で、ケラチンには、シスチンとよばれるアミノ酸が豊富に含まれています。クセの強さは「シスチン結合」の度合いによって決まってきます。
縮毛矯正には様々な名称があり、種類も工程も美容院によって異なります。
筆者の縮毛矯正の工程をご紹介しますと、
このような工程を経て、縮毛矯正をした部分は半永久的にストレートになります。
きちんと縮毛矯正してもらった髪は、半永久的にストレートの状態がキープされるのでヘアアイロンをする必要がないです。
また、縮毛矯正の髪にアイロンをいれることで矯正の効果が落ちるということはありません。
縮毛矯正をした髪の内部は、化学反応をさせて変性させているため、とてもデリケートな状態です。
髪の内部に浸透した薬剤が定着するのに1週間~10日程度かかると美容師さんに聞いたので、ダメージを避けるためにも10日以上は空けた方がよいでしょう。
参考元:楽天ビューティマガジン編集部、頭美人
縮毛矯正をした後のヘアケアについて美容師さんからよく言われるのは
ということです。
ドライヤーで髪全体を乾かす際は、ブローローションなどの保護剤を添付してからかけましょう。
また、ヘアアイロンはドライヤーよりも高温です。ただでさえダメージを受けている髪なので、高温で長時間のヘアアイロンの使用は控えましょう。
一般的なヘアアイロンの温度とは、170℃前後の高温といわれています。
アイロンに髪の毛を挟んで真っ直ぐにプレスするため、髪の内部の水分が蒸発しやすいです。したがって、高温のヘアアイロンを毎日のように使用したら、髪の乾燥が進んでダメージが大きくなってしまいます。
ヘアアイロンの日常使いは控えるようなヘアスタイルにするなど、美容師さんと相談するのもよいと思います。
また、せっかく縮毛矯正をしても、自宅でのアフターケアを疎かにすると、パサパサになったりダメージが進行してしまいますので、トリートメントなどのケアは欠かさずに行いましょう。
ヘアアイロンは、完全に乾いた髪の毛に使うようにしましょう。
筆者は以前、濡れた髪にヘアアイロンをあてたら「ジュッ」と音がして水蒸気が上がり、髪表面の水分を伝ってヘアアイロンの熱が地肌に届き、危うくヤケドするところだったという苦い経験があります。
また、濡れた髪に使用することで、髪のダメージに繋がることがありますから注意してくださいね。
縮毛矯正をかけた当日は、髪にクセがつきやすい状態です。
一般的に矯正後の髪の扱いとして、
という注意が挙げられます。
ですので、当日はヘアアイロンの使用は控えてください。
ただし、ヘアアイロンの使い方に注意すれば、矯正後の翌日からヘアアイロンのコテを使って巻き髪にしても問題ないといわれています。(ダメージが気になる方は10日以上は空けた方がよいと思います)
ヘアアイロンのコテを使った巻き髪について、髪質によって持ちが異なります。
硬くて太い髪質の人は、髪が丈夫なので熱の伝導が伝わりにくく、巻き髪の持ちが悪いです。
反対に、柔くて細い髪質の人は、巻き髪が持ちやすいです。
このように、髪質によって熱の伝導力の弱いヘアアイロンだと、縮毛矯正した髪に形がつきにくくなってしまいます。
自分の髪質を知って、ダメージの少ないヘアアイロンを使うのがよいでしょう。
また、ヘアアイロンを使用する前には必ず巻き髪用のワックスやスタイリング剤などを使いましょう。アイロンの熱から髪のダメージを守るほか、巻き髪の持ちまでよくなりますよ。
参考元:頭美人
やはり縮毛矯正後は髪のダメージを抑えたいです。
アイロンの温度調節が簡単にできて低温設定ができるもの、アイロンのプレート面に特殊加工を施し、アイロンの熱による髪へのダメージが少ない商品を選定しました。
また、Amazonのレビューで良い評価が多いものは参考になると考えました。
こちらは、ストレートもカールも楽しめるヘアアイロンです。フローティングプレート技術を採用し、髪を挟みながらねじることで自然なカールが作れます。アイロンのプレート面からマイナスイオンを放出するので髪の潤いをキープしながらセットできます。ダイヤル式温度調節につき、80℃~230℃の範囲で簡単に設定できるのも魅力。設定温度に上がったらライトが光ってお知らせします。
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ヘアアイロンのコテで髪を巻くのが苦手な人って多いかと思います。髪を挟むのに手間取ると、髪がアイロンに挟まっている時間が増えてしまいダメージに繋がってしまいます。こちらの商品は、ロールブラシ型のヘアアイロンで、クルクルドライヤーを使う感覚で巻き髪のクセ付けが短時間にできます。クレイツイオン(R)セラミック加工を施しているので髪通りが良いのも特徴。Amazonのレビューも多く、金属プレートのアイロンとは違ってヤケドしない点が安心という評価も見られました。
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いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、縮毛矯正をした当日を除けば、縮毛矯正後のヘアアイロンは使用してもよいことが分かりました。
矯正後のヘアアイロンの使用について、高温で長時間の使用は避けること、日常的に使用しないこと、濡れた髪に使ってはいけない点に注意しましょう。
また、髪のダメージを気にされる人は、縮毛矯正後は10日以上空けてから使用するのがおすすめです。
縮毛矯正後のヘアアイロンの使用や、コテで巻き髪をするのは大丈夫なのか知りたい人にとって、この記事が参考になればと思います。