エアコンのブレーカーが落ちる原因と対策を解説!漏電が原因かも?

目次

エアコンのブレーカーの原因と対策について解説します

日々の生活の中で快適な空間を維持するために大活躍している電化製品の中で、エアコンがあります。みなさんもこんな経験はあるのではないでしょうか?

  • 大きな雷があった訳でもないのに、突然ブレーカーが落ちた
  • 消費電力が高い家電を併用していないのに落ちる
  • 不定期で頻繁にブレーカーが落ちる

などいろいろなパターンがあると思います。どんな場合でも突然なってしまったら慌ててしまいます。そしてただ電気が落ちただけだから何でもないと思っていると、その影に危険がひっそりと隠れていたなんていう場合もあります。今回は電気のブレーカーを含め、特にエアコンのブレーカーの原因と対策について解説していきたいと思います。

ブレーカーが落ちてしまう原因とは

エアコンブレーカーを解説する前に、主にブレーカーが落ちてしまう原因にはどんなものがあるのか解説します。ブレーカーが落ちてしまう原因として、
①契約アンペアよりも使い過ぎている
②漏電ブレーカーが漏電したことで落ちてしまう
この大きく分けて2つが該当する場合が多いです。

①契約アンペアよりも使い過ぎている

通常の家庭は電力会社と1カ月の電力量をアンペアで契約しています。そして契約したアンペアの電力量をオーバーしないように電力会社が管理して成り立っています。ですが通常生活をしていて、突然バチッと電気が落ちてしまう場合があります。その場合は、契約した電力量以上に電気を使いすぎている場合に起こります。そして何度も同じ症状が出るようであれば、電力会社へ相談することをおすすめします。

②漏電ブレーカーが漏電したことで落ちてしまう

2つ目の大きな原因は、漏電ブレーカーが漏電したことで落ちてしまう時になります。その名のとおり漏電ブレーカーは、漏電に対して作動するブレーカーとなっています。漏電は目に見えないものですから、本当に怖いものです。火災などの事故が起きる原因にもつながりかねません。きちんと原因を追究し、早急に対策することが大切です。そして漏電の原因の主なものは、電化製品の故障やショート、絶縁体の劣化などがあげられます。

エアコンのブレーカーが落ちる ①エアコンの漏電

エアコン ブレーカー

エアコンブレーカーが落ちる原因として、エアコンの漏電があげられます。どうして漏電が発生するのか、漏電でブレーカーが落ちるのかなど解説していきたいと思います。

原因

エアコンブレーカーが落ちる原因として考えられることは、エアコンが原因で漏電ブレーカーが落ちる場合です。その場合は、エアコンが壊れている可能性が高くなります。年月が経つことによって絶縁体が劣化する場合もあります。
その事により電気が外に逃げてしまう状態になり、そしてそれが漏電につながります。また結露や湿気が原因として考えられる場合もあります。また結露や湿気だけでなく、雨が多い梅雨時などには、雨水が電化製品のコンセントなどに浸入することで、壊れてはいなくても漏電ブレーカーが落ちる時があります。

対処法

エアコンブレーカーを復旧する最初の対処法として、コンセントを一度抜いて乾いた布で拭き、水分をふき取ってください。そして数時間乾燥させた後、コンセントを差し込んでみてください。結露や湿気、雨水など水分が原因の場合は、漏電ではなく湿気が原因となっていますので、エアコンが壊れている可能性が低くなります。
それでも復旧しない場合、購入からどの位の年月がたっているのか、保証書の有無など必要になるものを調べ用意し、一度修理の相談をしてみることをおすすめします。その結果によっては修理ではなく買い替えを検討する必要がある場合も考えられます。そして対処が終わるまではコンセントを抜いた状態にしておきましょう。一番してはいけない事は、原因を追究せずにそのままにしておくことです。

エアコンのブレーカーが落ちる ②エアコンの立ち上がりの電流

エアコンブレーカーが落ちる原因の中には、エアコンの立ち上がりの電流が関係している場合もあります。エアコンブレーカーとエアコンの立ち上がりの電流について解説します。

原因

エアコンだけでなく他の家電や車などもそうですが、一番パワーを使ったりする場面はいつだと思いますか?やはり動き出す時に力が必要なのはみなさん思いつくと思います。エアコンも同様で一番電気量がかかるのが作動時(立ち上がり)と言われています。そしてそれが安定するまでにかかる電流を始動電流と言います。

対処法

エアコンブレーカーを落とさないための対処法としては、先程の原因で立ち上がりに1番電流が必要という説明をした通り、その立ち上がり電流が落ちつくまで他の家電を使わない、または時間をずらすように工夫することでも防げます。

エアコンのブレーカーが落ちる ③ブレーカー自体が故障している

漏電ブレーカももちろん年とともに老朽化します。その誤作動として漏電もしていないのにブレーカーが落ちてしまう事があります。エアコンも異常なし、電気も多く使っていないなど確認したのにブレーカーが落ちてしまう場合は、ブレーカー自体が故障しているかも知れません。各家庭にあるブレーカーも永久使用できる訳ではありません。

原因

ブレーカー(分電盤)の寿命は平均13年位になっている様です。また分電盤は、温度や湿度が高い場所やホコリや汚れなども劣化を早める原因となります。定期的な清掃を心がけることが故障回避へつながると思われます。

対処法

ブレーカーが故障してしまった!いざそうなった時の対処法としては、どこに連絡すればいいのだろうという事です。パッと浮かぶのは、電気会社だったり保安協会だったりと様々ですが、基本的には電力会社や保安協会では交換修理はできません。電気会社が担当しているのは、電柱からの電線を伝い家庭に届く所(第1受電点)までとなっています。コマーシャルで見かける保安協会も漏電している回路の特定くらいまでと思われます。そこで活躍してくださるのが電気工事店となります。家の中の調査や点検修理などは電気工事店の範疇となりますので、まずは電気工事店へ相談することをおすすめします。そして賃貸住宅にお住まいの方は、電気工事店の前に管理会社か大家さんにまず連絡し、判断を仰ぎましょう。

エアコンのブレーカーが落ちる ④ブレーカーの端子ネジのゆるみ

エアコン ブレーカー

ブレーカー自体の故障も解説してきましたが、故障までとはいかなくてもその前兆の兆しの部分でブレーカーの端子ネジのゆるみなどが原因の場合もあります。ブレーカと配線をつないでいる端子ネジが何らかの条件で緩んでいくと、接触不良を起こし少しの電流でも加熱し、最悪の場合は火災という場合も考えられます。

原因

端子ネジなど時が経つにつれて自然に緩む場合もあります。端子ネジが緩む原因としては、温度変化や振動などが考えられますが、日々の生活の中で使用しているものですから、致し方ない部分だと思います。ネジの緩みから抵抗が生まれ、知らず知らずのうちに発熱を起こしと悪循環になっていきます。

対処法

ネジの緩みの対処法としては定期的にきちんと清掃を行い、回路全体から見ればネジの緩みも僅かな変化ですから、なかなか使用者は気がつくことは難しいかも知れません。「エアコンをつけると落ちる」「ビニールの焦げた臭いがする」「照明がチカチカする」「ブレーカスイッチがよく切れる」など電気の異常を感じたら、各電器会社や電気工事店等に端子ネジの締め付けを確認してもらうことをおすすめします。火災になってからでは取り返しがつきません。
参考元:相楽中部消防組合消防本部

エアコンでブレーカーを落とさないための日々の工夫

日々のちょっとした心がけひとつで、エアコンでブレーカーを落とさないだけでなく、省エネにもつながり、家計にも優しくなります。

① 電化製品の併用を抑えて、快適に

電気消費量の高いものを同時に使わないことや、少し時間をずらすだけでも対策になります。今は各部屋にエアコンが付いているご家庭も多いと思いますので、まとめてエアコンのスイッチを入れず少しずつ時間をずらすなどの工夫も効果があると思われます。特に一般家庭で消費電力量が高いとされる電子レンジやIHジャーとエアコンは同時に使わないなどの工夫も効果が期待できます。その少しずつの積み重ねがアンペアブレーカーからの停電を防ぎます。長い目で見れば省エネの最大のポイントとなって、最終的には電気料金の削減につながります。

主な電気機器のアンペアの目安

エアコン    :冷房5.8A<14A> 暖房6.6A<20A> < >:立ち上がり時など
テレビ     :液晶42型 2.1A プラズマ42型 4.9A
冷蔵庫     :2.5A
電子レンジ   :15A
IHジャー炊飯器:13A(炊飯時)

参考元:東京電力
一覧でも分かるようにエアコンのアンペア使用量は、特に立ち上がり時は高くなっています。そしてエアコンは一度つけると長い時間つけている場合も多い電化製品ですので、ずっと稼動し続けている冷蔵庫と比べると、通常時でも倍以上かかっています。

② 冷房・暖房の工夫で快適生活へ

エアコン ブレーカー

環境省が推奨するエアコンの冷暖房時の室温の目安は冷房28℃、暖房20℃を推奨しています。冷房では電力量の少ない扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させたり、窓の外によしずなど日の光を遮るものを立て掛けるなどの工夫をすることで、電力量を抑え涼しく快適に過ごす事も有効的です。サーキュレーターや扇風機をなど併用して暖かい空気を一箇所へ固まらせないよう空気を循環させたり、ホットカーペットの下に断熱シートを設置するなどの一工夫で、より一層暖かく快適に過ごしましょう。

エアコンのブレーカーが落ちる原因がわからなかったら

エアコンブレーカーを含め、ブレーカーの落ちる原因や対策を解説してきましたが、全ての現象や症状をご紹介できてはいないのが現状です。そして何より、快適にそして経済的に過ごす工夫も大切ですが、電気とは目に直接見て感知できないものです。日常と変わらないように見えていても、実はネジが緩み始めている事に気づかず、気づいた時にはブレーカーが落ちていたという事もあります。ブレーカーは電気を制御する装置です。むやみに自分で何とかしようなど思わずに、おかしいなと感じた時には、迷わず専門家や電気工事店などに相談する事をおすすめします。

まとめ

今回はエアコンブレーカーの内容を中心に、ブレーカーが落ちる事について解説してきました。日常快適に過ごすために、エアコンを中心にいろいろな電化製品に支えられています。快適さゆえに、エアコンやブレーカーなどの定期的な清掃やメンテナンス、そして正しい対処が重要です。そして漏電やブレーカーから火災が起こったなど実際ニュースで耳にすることもあります。自分の知識やネットでの情報などを過信し過ぎず、異常を感じたら専門家へ相談するなど、安全で快適ライフをお過ごしください。

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