電子レンジの上のデッドスペースは日頃から勿体無いなぁと感じていました。私自身もよく電子レンジの上に物を置いてしまい気が付くと物があふれている事がありますが、レンジを使う時にわざわざ物をどかすのも結構な手間。今回は自分への反省も込めて、電子レンジの上のスペースを安全に利用する方法を調べてみました。
Written By mutu mama
あなたの家の電子レンジ、上に何かものが置いてありますか?我が家は、時にはおぼん時には子供の学校からの手紙をつい電子レンジの上に置いてしまう事があります。
レンジの上のスペースは物を置くのにちょうどよい高さと広さ。なにも置かないというのも何だか勿体無いような気がしてしまうんですよね。
でも、実は電子レンジの上に直接ものを置くのはNGなんです!
実際に我が家の電子レンジの取扱い説明書を読んでみると、「本体の上に物を置かないでください」の一文が!
画像撮影:mutu62
各家電メーカーの取扱説明書や日本電機工業会のHPでも、安全に製品を使用するためには電子レンジの上に物を置かないように呼びかけています。
このように、電子レンジの上に物を置くとレンジの発する熱で焦げたり変形するおそれがあり、最悪の場合火災にもつながってとても危険な行為なんです!。
では電子レンジの上のスペースに物を置くのは諦めるべきなのでしょうか?今回はそんな電子レンジ上の収納についての疑問にお答えしていきます!
レシピ本やランチョンマット等のキッチンに関するものから、後で読もうと思った子供の学校からの手紙、ス―パーの広告などなど、意外と物に溢れている台所。
使っていない時なら・・・と電子レンジの上を一時的な物置きにしてしまいがちです。
また、電子レンジの他にもトースターやポット、炊飯器などの場所をとる家電がある場合、スペースがかぎられたキッチンでは設置場所に困る事があります。
電子レンジの上のデッドスペースを有効活用できれば・・・と思う方は少なくないのでは?
電子レンジは高温を発するため、設置をする場合は上部・背面・左右に隙間を設けなくてはいけません。**
中には隙間不要の機種もありますが、必要な場合は隙間を作らないと壁面や家具の変色・変形のおそれがあります。
電子レンジのメーカー、機種、タイプによって必要な隙間の寸法は様々ですので、次項で代表的なメーカーの例を見てみましょう。
-パナソニック・・・8㎝以上(NE-BS1500の場合)・10㎝以上(NE-T15A1の場合)
-シャープ・・・15㎝以上・ピタ置きタイプは20㎝以上
-日立・・・20㎝以上(MRO-A10形の場合)
どのメーカーも上部は最低でも10㎝~20㎝必要になる機種が多く見られます。
-パナソニック・・・0㎝(NE-BS1500の場合)・4.5㎝左右どちらかを解放(NE-T15A1の場合)
-シャープ・・・10㎝以上
-日立・・・5㎝以上(MRO-A10形の場合)
横の寸法は機種によって大きく開きがありますが5㎝が平均的です。中には隙間を作らなくてもOKな機種を販売していますがハイスペックモデルの一部の機種のみになっています。
ご自宅の電子レンジの取扱説明書で設置寸法を確認してみましょう。
参考サイト:
安全な使い方アドバイス(電子レンジ)-シャープ公式HP
家電製品の上手な使い方-パナソニック公式HP
電子レンジを設置する際、壁とのすき間が必要か-日立公式HP
ここまでご覧いただいて、電子レンジの上に物を置くのは安全ではない事、設置する際は機種にあった隙間を設ける必要があることがお分かりいただけたかと思います。
では、電子レンジの上のスペースを活用する方法はないのでしょうか?
一番簡単な方法は市販の専用ラックを使う事です。
なかには伸縮式で電子レンジの必要な隙間に合わせて調整できる便利なものまで。
また、食器棚の中段がレンジ設置スペースになっているタイプの家具をお使いでしたら、家具の天板に引っ掛けて使う吊り下げラックもレンジに直接干渉せずに上部に収納を作れますのでおすすめです。
ご自宅の電子レンジにあったラックがない場合は手作りするのも有り!
突っ張り棒をレンジの上部に二本渡してその上に収納BOXを設置したり、100円ショップのジョイントラックや、すのこでラックを作る方法もあります。
DIYがお好きな方は自分好みにアレンジしてみてはいかがでしょう。
販売されている電子レンジ専用ラックには大きく二種類のタイプがあります。一つはレンジの上に直接乗せるタイプ。もう一つは電子レンジには直接触れないようにレンジをまたぐ様な形状、もしくは後ろからパイプが伸びている形状のタイプです。
前者の乗せるタイプはレンジの上部から隙間を設けるようには出来ていますが、ほとんどのものが10㎝以下のように思います。
ご自宅の電子レンジの隙間寸法がそれに合えば問題はありませんが、今回は最低でも10㎝以上の隙間を作る事が出来る後者のタイプのもので、中でも使い勝手の良い高さや幅の調整できるものをご紹介いたします。
シンプルですが、高さと幅両方の調整が可能でどんな電子レンジにもピッタリ使えるラックです。
体重量は2.88 Kgと頑丈さはあまりないですが、2000円以内で購入できるコストパフォーマンスの高さが魅力。
囲むタイプではないので圧迫感もなくスッキリと見えます。
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見た目にもこだわりたいのなら両サイドの飾りフレームがお洒落なこちら!華奢なデザインですが体重量は10㎏と力持ち。上にトースターや調味料などいても耐えられます。
電子レンジの大きさに合わせて幅調整も可能な、使い勝手も◎なラックです。
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とにかく収納場所が足りない!電子レンジの上に沢山物を置きたい方にはこちらのラックがおすすめです。
金属加工で有名な燕・三条の職人が丁寧に仕上げた丈夫なステンレス製ですので、トースターなど重い物でも置くことができます。幅調整も可能。
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無駄なく電子レンジの上のスペースを使いたいという方には4㎝間隔で細かく高さ調整できるこちらはいかがでしょう?
レンジで温める際に良く使うラップ類も収納できるワイヤー棚に、キッチン道具が下げられるフックなど痒いところに手がとどく工夫も嬉しいですね。
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いかがでしたか?電子レンジの上のデッドスペースは工夫次第で有効活用できます。
もしまだご自宅の電子レンジの上に使っていないスペースがあれば、今回の記事を参考にして収納をプラスしてみてはいかがでしょう。
電子レンジの上を無駄なく賢く利用して、より使い勝手の良い快適なキッチンにしてみませんか?