シャープの洗濯機は、他のメーカーと違って大きなメリットがたくさんあります。
その中のひとつに、『穴なし槽』が挙げられます。
穴なし槽とは、洗濯機の洗濯槽(衣類を洗う部分)に小さな穴がついていない洗濯機のことをいいます。
一般的な洗濯槽には、小さな穴が等間隔についており、水の出し入れを行っています。シャープの洗濯機にはその穴がない商品が多くあるんです。
洗濯槽に穴がないことでどんなメリットが生まれるのか?詳しく解説していきます。
穴なし洗濯槽という点で、洗濯槽のみの水量で足りる為、節水効果が期待できます。
洗濯槽の外と中の両方に水が必要とする他メーカーの洗濯機と比較すると、非常に少ない水で洗濯をすることができ、高い節水効果が見込めます。
シャープの穴なし槽は、洗濯槽内の水が洗濯槽の外側に侵入しない設計となっている為、洗濯機にカビが生えにくいという特徴があります。
洗濯に使用した水は、少なからず汚れているもので、これを洗濯後の洗濯槽に付くことによって時間が経過するとカビの発生する原因となるんです。
カビが付着した状態で洗濯機を使い続けると、衣類がカビ臭いような独特な臭いがついてしまったり、不衛生の元となる為、穴なし洗濯槽の方が安心して使用することが出来ますよね。
洗濯槽に穴がないことで、節水効果が期待できると同時に洗濯槽内の水流が勢いが増すことで、「サイクロン洗浄」を生み出します。
この洗い方によって他のメーカーにはない「もみ洗い、こすり洗い」が一気に出来ることで高い洗浄力を発揮します。他のメーカーの洗濯機では落ちにくい汚れもシャープの穴なし洗濯槽ならしっかりと綺麗に洗う事ができます。
実際に私が使っている中で、衣類に付着してしまったコーヒーのしみや、飼っているペットの嘔吐してしまった汚れなども、直接洗剤をつけて自動コースを選択することで、綺麗に洗い上げてくれています。
既にお伝えしましたが、シャープの洗濯機の特徴はなんといっても、穴なし槽だから可能になる「節水効果」です。
一般的な洗濯機は、洗濯槽の中と外に水を一杯にしてから、衣類をダイナミックに洗うという手法ですが、その分大量の水を使うという問題が伴います。
これに対しシャープの洗濯槽は、穴なし槽なので洗濯槽の内側のみの水量しか必要としていません。
これにより、他メーカと比べて一回の洗濯で「30ℓ以上」の節水効果が見込めます。
これは例えるならば「2ℓペットボトル、17本分」に相当します!大きいですね。
一回の洗濯でこの差ですから、毎日洗濯機を回している人の年間維持費で比べると、水道代金の大幅な節約につながり、相当な額の差になると思います。
穴なし洗濯槽のデメリットとして、これは避けがたい問題ですが、「脱水後の水はけが悪い」という特徴があります。
脱水時に遠心力で上へ上へと上がった水が、脱水完了後は徐々に下に抜けていく構図なのですが、穴なし洗濯槽の場合は、その穴が洗濯槽下部のみに設置されています。
これは、他のメーカーの洗濯機と比べると水はけが悪く洗濯完了後の衣類の取り出しの際に、若干ではありますが「湿っぽさを感じる」方もいるかも知れません。
他メーカーと比べてもシャープの洗濯機は脱水終了後の終了アラームが鳴るまで、所要時間が長い印象を受けますので、その分脱水時の水はけの効率化を図っているものと思われます。
穴なし洗濯槽のメリットでもある節水効果ですが、衣類を一気に洗濯する時についついまとめて洗濯機に放り込みたくなりますよね?
特に2~3日まとめて一気に洗いたい方や、家族で利用しているご家庭などでは、よくある光景だと思います。
洗濯の際に、自動コースボタンを押してからすぐに蓋を閉めずに洗濯槽に入る水量を眺めていると、「えっ?そんな水量で回ってるけど大丈夫!?」ってなる事が、よくあります。
特にバスタオルやニット生地など、よく水を吸水する素材を洗うときは毎回思いますが、ある程度もみ洗いを行った後に、2回目の給水で十分な水量の追加が行われますので、ご安心ください。
大型家電製品選びの際は、実際に購入して利用している方のレビューが非常に役立ちます。実際に利用している方のレビューというのは、メーカーの説明には記載のされていない、「具体的な」評価が多く、一人一人のリアルな声が掲載されている為です。
今回は、購入者の多い「amazon」「価格.com」より、人気の洗濯機から特にレビューの高い商品をご紹介します。
シャープより2017年に発売された洗濯機で、穴なし洗濯槽を搭載しています。
こちらの製品の特長として、穴なし洗濯槽以外にも、「インバーター制御」や「ほぐし運転」などがあり、低騒音と手間取らない洗濯を実現しています。
インバーター制御がある事で、洗濯機がモーターの回転数を自動で制御してくれるので、小さなお子さんがいる家庭や、夜の洗濯も気兼ねなく行う事ができます。
インバーター制御はこれとは別に、モーターの不必要な稼働を抑えてくれている為、節電効果にも一役買っています。節水だけではなく、省エネも意識している点が嬉しいですね。
また、ほぐし運転がある事で、洗濯機が洗濯を終わった後の衣類の絡みを防いでくれます。これにより、通常の洗濯機ではよく見かける、面倒な衣類のほぐし作業などの手間を防ぎ、洗濯をもっと楽にすることが出来ます。
脱水後の衣類はだいたいが、絡み合って取りづらくなっており、これがシワの原因になるという事は、皆さんもよくご存じかと思います。
洗濯をする上で、非常にストレスとなるこの作業が、洗濯機の機能で省けるとしたら、すごく助かりますよね。
さらに、洗い方の選択肢が多く「シワ抑えコース」を選択すると、ワイシャツなど衣類の洗濯後のシワを防止することが出来ます。
脱水後の衣類のシワがつきにくい効果があり、他メーカーの仕上がりと比べると、その差は一目瞭然です。毎日スーツを着るお仕事の方にはとてもありがたい機能ですね。
10kg搭載の大容量モデルとなる事から、ファミリー向け商品となります。
シャープより2017年に発売された洗濯機で、穴なし洗濯槽を搭載しています。
こちらの製品は、ES-GV10Bと同じく、高い節水効果に加え、「低騒音」「ほぐし運転」「シワ抑えコース」にも対応しており、色々なシーンに対応しています。
容量は7kgを用意しており、何人かで利用する大型洗濯機まではいらないけど、高い機能性をもっている洗濯機が欲しいという、お一人暮らしか一緒に暮らしている夫婦・カップルの方に向けてオススメの商品です。
インバーター制御機能は搭載していませんので、ES-GV10Bと比べると低騒音が劣りますが、それでも他メーカーの洗濯機と比べると、非常に高い低騒音を実現しています。
シャープの洗濯機は、年々性能が向上しており、低価格で高機能な洗濯機が次々に発売されています。他メーカーの上位モデルに搭載されている「温風乾燥機能」などが、今後シャープの洗濯機にも安価で搭載されてくるかも知れません。
今現在ご紹介できる機能は可能な限りご紹介いたしましたが、これからもっと多くの機能を搭載した素晴らしい商品が登場してくることを期待しています。
いかがでしょうか?シャープの洗濯機は他メーカーにはない「穴なし洗濯槽」から始まり、高い機能性をもった素晴らしい商品が多くあります。
洗濯機の買い替えを検討している方や、これから引っ越しを控えている方など、洗濯機選びの際はシャープの洗濯機を検討して頂けると非常にいいお買い物ができると思います。
また、洗濯機を使う中で起こる洗濯機のお手入れやゴミくずの処理など、お手入れの面でも非常にラクに行えますで、購入後のメンテナンスもおすすめです。
せひ洗濯機選びの際の参考になさってください。