筆者は家電量販店に勤めております。電子レンジ・オーブンレンジ・スチームオーブンレンジについて詳しく解説していきます。
Written By ブレンディ 0120
生活家電の中で最も多く使用される電子レンジ。
食品を温めるだけの電子レンジから、オーブン機能が搭載されているオーブンレンジや水蒸気による蒸す工程が可能なスチームオーブンなど、様々なものがあります。
選ぶ商品が多いと、どれを買ったらいいのか迷いますね?
また、自分にとって必要な機能かどうかも難しい所です。
せっかく高性能モデルを買っても、使う事がなければ勿体ないので、自分のライフスタイルに合った電子レンジの購入をおすすめします。
今回は、そんな電子レンジ選びのポイントと、オーブンレンジやスチームオーブンとの違いについて解説を行っていきます。
単機能レンジは、電子レンジの「温める」ことに特化した商品が多い為、普段は料理を頻繁にせずに、お弁当の温めや、外食が多い方にオススメです。
食べ物を温める以外にも解凍機能がついている物は、冷凍食品の解凍から料理を作る事もできるので、たまに料理を使う人や簡単な料理で済ませる事が多い人におすすめです。
本体価格も安いものが多いので、コスパ重視の方は単機能レンジを買う事をおすすめします。
デメリットとしては多くの機能が付いていないこともあり、製品によってはセンサー機能が搭載されておらず、温めにムラが出てしまう商品もあります。
オーブンレンジは、あたためにプラスして「オーブン機能」が搭載されたレンジです。
オーブン機能が付くことで、食品のあたための他に「トースター機能」や「グリル機能」に対応し、作れる料理の幅が広がります。
日常的に料理を行う方や、色々な種類の料理を作る方におすすめのレンジです。
筆者はオーブンレンジを利用していますが、普段の使い方は料理のあたためと「ピザ・グラタン・ローストビーフ」なども、オーブンレンジがある事で作る事が出来ます。
趣味が料理なので、こういった何か作りたい!に対応できるオーブンレンジは嬉しいですね。
電子レンジの仕組み上、食品の内部から温めていきますが、オーブン機能付きであれば表面を焦がしたり、ほどよく全体的に加熱することができます。
スチームオーブンレンジは、水蒸気による料理の幅を更に広げる事が出来ます。
オーブンレンジだけでは、オーブンをかけている間に食品の水分が蒸発し仕上がりが、パサついてしまったり、焦げやすくなる原因になります。
それに比べ、レンジ内に蒸気・スチームを充満させることで、食品の水分を維持したまま美味しい料理を作る事が出来ます。
また、野菜や魚などの食品の中に含まれる栄養分を壊さずに調理できたり、肉の余分な脂を落とし調理が出来たりと、ヘルシーな料理を作ることだって出来ます。
「中はふっくらで、外はカリッとする料理」などを作る時に一番適しているのが、このスチームオーブンです。
料理が趣味な方や、普段から日常的にさまざまな料理にチャレンジしている方におすすめです。
東芝は昔から電子レンジを出しているロングセラーのメーカーです。
現在は「電子レンジ・オーブンレンジ・スチームオーブンレンジ」全ての商品を取り扱っており、最近の製品には「石窯」を売りにした商品が多いのが特徴です。
パナソニックも電子レンジ業界では多くの商品を発売しています。
現在は「電子レンジ・オーブンレンジ・スチームオーブンレンジ」全ての商品を取り扱っており、最近の製品は「ビストロ」という商品を中心に展開を行っており、これはCMなどでもよく聞く商品かと思います。
シャープはこれまで多くの電子レンジを発売しており、低価格で高機能な商品が多いです。
現在は「電子レンジ・オーブンレンジ・スチームオーブンレンジ」全ての商品を取り扱っており、最近の製品には「ヘルシオ」という商品を中心に展開しています。
筆者もシャープ製品のオーブンレンジを現在使用しており、個人的におすすめです。
ヘルシオは名前の通り、食品に含まれる余分な塩分や油分を落とし、ヘルシーな仕上がりにしてくれる機能が付いているのが特徴の商品です。
日立も電子レンジ業界では多くの商品を発売しています。
現在は「電子レンジ・オーブンレンジ・スチームオーブンレンジ」全ての商品を取り扱っており、最近の製品は「ヘルシーシェフ」という商品を中心に展開を行っており、これはCMなどでもよく聞く商品かと思います。
シャープ同様、ヘルシーな料理作りを意識した商品となっており、女性の方や主婦層に非常に人気のメーカーです。
アイリスオーヤマは、「電子レンジとオーブンレンジ」を展開しています。
他のメーカーに比べ、本体の価格が安いことで有名なアイリスオーヤマ。
デザインも白一色でシンプルな家電製品が多く、お部屋の内装に合いやすい商品が多いです。
シンプル家電で、低価格な家電を必要としている方におすすめのメーカーです。
ツインバードもアイリスオーヤマと同様「電子レンジ・オーブンレンジ」の展開をしています。
シンプル家電で、低価格な電子レンジをお求めの方におすすめの商品が多いのが特徴です。
またシンプルでありながら、ワンポイント特徴的な色彩のパーツを入れることが多いので、最近のモダンな家具にマッチしやすい製品が多いのも特徴です。
ハイアールも低価格でシンプルな電子レンジを展開しています。
量販店の中でも低価格で取り扱っている商品が多く、シンプル機能が売りの為、購入者は一人暮らしや学生に人気のメーカーです。
ハイアールは海外製品ですので、購入者の中に国内メーカーへのこだわりがある方は、検討する事をおすすめします。
山善は「電子レンジ・オーブンレンジ」を展開しています。
数こそは少ないですが、頑丈でシンプルな家電が売りな山善。
最近は「YAMAZEN」と表記されることが多く、こちらの方が憶えのある方が多いでしょう。
国内メーカーで低価格で壊れにくい商品をお探しの方におすすめのメーカーです。
アマダナは家電メーカーの中でも特殊で、「デザイン性重視」のメーカーです。
会社のコンセプトとして、独創的な商品を作り世に展開するものが多く、家電製品にもその魅力が出ています。
これまで、各メーカーの固執していた電子レンジのイメージから、アマダナが展開する電子レンジのデザインはどれも独特なものが多く、好きな方にはドンピシャなメーカーです。
2003年の創立から今日までメーカーとして若くはありますが、最近の「おしゃれ家電」の最前線を走り続けるメーカーです。
これまで、様々な商品を世に出してはバカ売れし、ヒットメーカーともいえるバルミューダは、電子レンジにもおしゃれな商品を展開しています。
シンプルで、モダンなデザインなものや、北欧系の家具に似合う商品が多く、女性に大変人気なメーカーです。
電子レンジは、本体に「温度センサー・気体センサー・湿度センサー・重量センサー・赤外線センサー」などが付いている商品があります。
こういったセンサーが付いている商品であれば、加熱したい食品を電子レンジ内にいれた時に自動的に、食品の重さや使用ワット数・時間などを計算して、「加熱しすぎないように」調整してくれます。(適度な加熱も含む)
こういった機能は非常に重要で、解凍時の一部だけ火が入ってしまう現象や、食品が固くなることを防いでくれます。
また、センサー搭載の電子レンジであれば、例えば洋菓子作りの際にプリンやクッキー・ケーキなどの「加熱の偏り」を防止し、料理の失敗を防げます。
実際に、筆者は家電量販店勤めの前職に、パティシエをしていた経緯がありますが、この仕上がり具合は段違いです。
加熱にムラのあるお菓子は、賞味期限も短くなりますし、おいしさも全然違うので、注意して購入をした方が良いです。
これはお菓子だけではなく、全ての料理にいえる事なので、最低でもセンサー搭載の電子レンジの購入をおすすめ致します。
これは結構肝心なポイントです。
電子レンジは、マイクロ波を照射して、食品中の水分を摩擦させ熱を与える構造の為、食品が温まるという構造になっています。
その為、電子レンジはあたためる際(マイクロ波照射時)に電力を使います。
こうやって食品を加熱する訳ですが、本体の安い電子レンジには静穏性まで意識して作られている商品が少ないのが特徴です。
全ての商品がそうではないのですが、使用者の中には「音がうるさすぎて使う時に毎回気になる」という方や「耳障り」という方までいます。
実際に使用者の電子レンジを聞く機会があったのですが、確かに「ブーーーーン」と一定の音が鳴り響き、決して心地いい音ではないので、納得するほどでした。
人は外部からの感覚を得る時に、「視覚・聴覚・嗅覚」など、いわゆる五感がありますが、この聴覚に優れている人・・・。例えば、音楽が好きな方や、音にこだわる方などは、例外なく耳障りだという方が多い印象を受けます。
先ほどのセンサーの話に繋がりますが、電子レンジで選択できる温度が少ない商品が稀にあります。
選択ワット数も2種類のみ、「解凍・あたため」しかないなど、商品によっては「シンプルすぎる」ものがあります。
こういった商品を購入し、実際に使用してみると加熱にムラがあり、電子レンジを使用している間にも定期的にドアを開けて加熱具合を確認しなければなりません。
加熱中にドアを開けることや、何度も開け閉めを行うことは、電子レンジの寿命を縮めてしまう原因にもなり得る為、こういった電子レンジは使用者の多くが長く利用できずに交換・・・。という事がよくあります。
また、食品の過熱しすぎて食べれなくなった。固くなって美味しくない。などよく耳にする話は、こういった電子レンジの機能が原因で起きていることが多いです。
電子レンジは、家電製品の中でも多くの電力を必要とする製品の一つです。
ひと昔前に「電子レンジ使用中にドライヤーを使ってブレーカーが落ちる」といった経験をされた事はないですか?
今の時代でこそ、ブレーカーの落ちることはめずらしく、停電でもない限り皆さんは滅多に経験されていないと思います。
つまり電子レンジは短期的に多くの電力を使用する為、その分電気代もかかるという事です。
安い電子レンジの場合、節電効果まで意識した作りの商品は少なく、年間の電気代コストが高くなる・・・。という事があります。
今の時代は、もう5,000円~1万円まで電子レンジの予算を上げる事で、節電効果があり、長期的に使用できる電子レンジが購入できますから、本体の安さだけに目を配らず、中身の性能も意識して購入する事がおすすめです。
筆者はこれまでの数年間で各メーカーで出た商品の評判と口コミを調べ、また購入者のお話を直に聞くことで、「使用者満足度」を図り、今回の商品の選定をしました。
ネットサイトでも上位に入っている製品が多く、皆さんも見たことがある商品が多いと思われますので、知名度も高い商品で選定されています。
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パナソニックより2017年に発売されたモデル。
蒸気センターを搭載し、最大1000Wまで対応しています。
庫内容量が23Lで、庫内はフラットタイプです。
脱臭機能を搭載しており、庫内に食品の臭いが付きにくい状況を作ります。
オーブン温度は最大で250℃に到達し、ピザやグラタンにも対応しています。
メインのオーブンレンジとしては、申し分ない機能が付いており、人気のモデルとなっています。
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アイリスオーヤマより2017年に発売されたモデル。
電子レンジの温め方法として、「18種類の豊富な自動メニューにより、らくらく調理ができる」のが特徴です。
レンジの出力は、4段階で切り替えが行え、オーブンの最大温度は250℃に達します。
一通りの料理に対応しており、様々な料理を作る事が出来ます。
庫内は縦開きドアになっており、フラットタイプです。
18Lの庫内の対応で、お弁当のあたためなどが可能です。
脱臭機能が付いていないのが、唯一惜しいポイント。
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シャープより2017年発売されたモデル。
レンジ機能搭載のウォーターオーブンレンジという名称で、他のスチームオーブンと若干違う位置づけです。
縦開きのドアに、庫内容量は8Lとなっています。
絶対湿度・温度センサー対応で、安定した加熱が可能。
過熱水蒸気・ノンフライ機能に対応しており、固くなってしまったパンもこの商品にかかれば、できたてへと元通りにすることが出来ます。
スチームオーブンを簡単に始めたい方におすすめの商品です。
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東芝より2017年に発売されたモデル。
縦開きドアに庫内は30Lまで対応の大容量モデル。
242種類のレシピに対応しており、ボタンで料理を選ぶだけで簡単に温度調整から調理までしてくれます。
高火力と熱対流を生み出す石窯ドームを採用した、過熱水蒸気オーブンレンジです。
食品や庫内の温度を検知し、加熱ムラを抑える「8つ目赤外線センサー」を搭載。
解凍機能も豊富で、3つのモードを備えています。
「お急ぎ解凍」「スチーム全解凍」「さしみ・半解凍」と幅広い解凍種類に対応します。
石窯で、本格的な料理をしたい方におすすめの商品です。
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アイリスオーヤマより2014年に発売されたモデル。
縦型のドアに15Lまでの容量に対応。
トーストをまとめて4枚焼けるくらいの横幅に広いモデルです。
庫内温度は、60~250℃まで対応しており、色々な料理に対応しています。
本体の価格は6,000円程度で非常にお安い価格でお買い求めできます。
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ハイアールより2015年に発売されたモデル。
横開きのドアで17Lまで対応。
最大700Wで弁当をスピーディーに加熱できる電子レンジです。
出力は、700W・500W・200Wから選択可能です。
※東日本専用と記載があり、電子レンジから発せられる周波数帯が、他の電子機器に影響を及ぼすことが考えられますので、西日本にお住いの方は、候補から外してください。
本体価格は非常にお安い5,000円程度でお買い求めいただけます。
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パナソニックより2017年に発売されたモデル。
単機能電子レンジです。
横開きドアの22Lまで対応のモデル。
最大出力850Wまで対応しており、ターンテーブル式を採用しています。
磁気センサー搭載で過熱を防ぎます。
シンプルで国内メーカーの電子レンジが欲しい方におすすめの商品です。
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ハイアールより2015年に発売されたモデル。
横開きドアで庫内容量は18Lに対応。フラットタイプです。
最大600Wまでの出力が可能です。
頻繁に使うワット数と時間を記憶する「セルフメモリ」機能を搭載。
お弁当のあたためなど、頻繁に使う機能がある場合は嬉しい機能が搭載されています。
シンプルな電子レンジで低価格の商品をお探しの方におすすめの商品です。
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パナソニックより2017年に発売されたモデル。
縦開きドアで、26L容量のフラットタイプです。
レシピ数は78種類に対応しており、様々な料理に対応しています。
スイングサーチ赤外線センサー搭載で、オーブン温度は最大で250℃まで対応。
ノンフライ機能にも対応しており、ヘルシーな揚げ物を作る事が出来ます。
メインのオーブンレンジで、操作が簡単な商品をお求めの方におすすめな商品です。
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シャープより2017年に発売されたモデル。
縦開きドアで30L容量のフラットタイプです。
赤外線ムーブ・絶対湿度・温度センサー搭載で、過熱を防げます。
メニュー数が478種類も対応しており、非常に多くの料理を作る事ができます。
自動お手入れ、脱臭機能、音声対話機能などがついており、使用者の手間を極力省いた、非常に親切な機能がたくさんついている商品です。
また、余分な塩分・油分を取り除く機能がついているので、商品名についているヘルシーな料理を作る手助けをしてくれます。
小さなお子さんや、普段からたくさん料理をする主婦の方におすすめな商品です。
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パナソニックより2018年6月に発売された最新モデル。
縦開きドアに30Lの大容量庫内のフラットタイプです。
レシピ数は447種類にも登り、高精細・64眼スピードセンサーが対応しているので、料理に合った加熱をしてくれます。
オーブン最高温度は300℃にも達し、2段あるオーブンのおかげで、一気にたくさんの料理を作る事ができます。
追加メニューとして、手軽なオーブンメニューや家飲みにぴったりなメニューが登場しました。
液晶画面に材料や作りかたを表示するので、お料理も簡単にできます。
メインのスチームオーブンレンジとしては、最高クラスのモデルとなる為、非常におすすめの商品です。
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日立より2017年に発売されたモデル。
縦開きドアに30Lまで対応の大容量モデルです。
重さと温度を検知し、火加減を自動調整する「Wスキャン調理」が可能で、2段オーブンレンジに熱風があたります。
ダブル光速ヒーターで余熱が早く、黒皿を2枚使えば、2段調理もできます。
主菜1品、副菜2品を選び、同時に調理できるセットメニューを用意している為、料理の時間の短縮ができます。
Wスキャン機能が非常に売りの商品で、例えばマグカップに入れた飲み物の外側の温度と液面温度のそれぞれを感知する事で、正しい飲み頃の温度で調理してくれたり、お皿にのった食べ物のラップをかけなくても、適度な温度に温めてくれます。
操作画面も液晶パネルで、該当するポイントにダイアルを回して、ボタンを押すだけなので操作が非常に簡単です。
ヘルシーシェフの魅力として、余分な塩分と油分をしっかり落とし、エルシーな料理作りをサポートしてくれるのも、嬉しい機能でおすすめです。
いかででしたか?単機能電子レンジからオーブンレンジ・スチームオーブンレンジの違いが分かりましたでしょうか?
各社それぞれのセールスポイントがあり、どれも良い機能のようで迷ってしまいますね。
ご使用者様の生活シーンと電子レンジの機能を比べ、どの機能まで必要かを検討した上で、候補を絞っていくと選びやすいかも知れません。
また、ドアの開閉方向やターンテーブル式・フラット式など、調理する料理によっても得意分野が変わりますので、こういったことも視野に入れて購入すると失敗し辛いですね。
また、本体画像をクリックする事で、商品の更に細かい説明が見られるようになる為、気になった方は画像リンク先に行ってみて、調べるのもいいかも知れません。
電子レンジは、時代が進むにつれ様々な機能が増えて便利になってきました。
ひと昔前までは、電子レンジにスチーム機能が付くものは、お店の業務用レンジにしかなかったものが、今や家庭に一つの時代に移り変わってきました。
技術の発展に伴い、皆さんの食卓にでる料理もより豊かになってきている事と思います。
これからも様々な機能が増えてくるであろう電子レンジ業界に期待しつつも、今回全ての機能についてご紹介できたわけでもありません。
記事を読み進めていく上で、気になった点やご不明点などございましたら、当サイトのお問い合わせフォームよりお気軽にお問合せ下さい。
皆さんの家電選びの参考になれば筆者として幸いです。良い商品に出会い、良いお買い物になることを願っています。