筆者は家電量販店に勤めております、布団クリーナーについて詳しく解説していきます。
Written By ブレンディ 0120
最近ネットやCMで話題の布団クリーナーですが、皆さんは興味がありますか?
ひと昔前までは、布団クリーナーは世に知られておらず、基本的にお布団は天日干しが一般的な時代がありました。
しかし、近年はどうでしょうか?
高層マンションが立ち並び、人口密集地にお住いの方や近隣の方への迷惑・プライバシーを意識して、天日干しする方は年々減ってきているようです。
もし読者様が一軒家の南向きのベランダに、いつでもお布団を干せる環境であれば、そんなに魅力的ではないかも知れない布団クリーナーですが、実は綺麗に保つだけではなく、色々な効果を見込める家電なのをご存じでしょうか?
今回は、そんな巷で話題の布団クリーナーについて、購入を検討している方にぴったりのおすすめ商品と出会えるように、解説を行っていきます。
布団クリーナーとは、お布団の中に存在する「ダニやハウスダスト」に対策することを目的として作られた商品です。
天日干しだけでは、表面のダニやハウスダストの除去はできても、お布団の中までは行き届きません。
また、叩いて埃を落とすよりも、掃除機の吸引力で吸い取ってしまった方が、綺麗になります。
普段の生活の中で、お布団を干す場所や時間がない方や、アレルギー持ちの方は布団クリーナーをおすすめ致します。
また、小さなお子様が居る家庭やペットを飼っているご家庭にもおすすめです。
布団クリーナーと一言でいっても、布団クリーナー専用と掃除機との兼用のものがあります。
一般的に、布団クリーナーは布団を掃除する為の専用機を指しますが、一般の掃除機のアタッチメントをお布団用のヘッドに交換することで、布団クリーナーとして使える掃除機もあります。
筆者の個人的なおすすめは、布団クリーナー専用のタイプの購入をおすすめします。
理由として、兼用モデルよりも専用モデルの方が、ハウスダストの吸塵力が高く、布団の接着面積が広い場合でも吸引力が落ちにくい構造であること。
また、兼用モデルは非常に便利ではありますが、お布団以外の掃除を行った状態でお布団を掃除すると衛生的に気になる方もいらっしゃると思います。
ヘッドの交換を行わないでお布団を掃除した場合は、床などの埃やダニを布団に移動させてしまう事にも繋がりますので、逆効果です。
布団クリーナーの吸塵方法は、主に3種類あります。
「フィルター式」「紙パック式」「サイクロン式」の3つです。
よく掃除機のCMでも見かけるこの吸塵方法は、布団クリーナーでも同じような効果が見込めます。
フィルター式の特長は、お手入れが楽で何度でも使いまわすことが出来ます。
一方で、ゴミがフィルター内に溜まるにつれて、吸塵力が低下していく特長もあります。
紙パック式の特長は、紙パックごとゴミ箱へ捨てる事ができ、非常に楽な掃除ができますが、ランニングコストは一番高くつきます。
どうしてもゴミに触れたくない方や、常に清潔感ある状態で使いたいなど、こだわりがある方は紙パック式をおすすめします。
サイクロン式の特長として、掃除機内にサイクロン方式でゴミを溜め込み、吸塵力が低下しにくいという特徴があり、最も長い時間効率的に吸塵できることが売りです。
お手入れに関しても、定期的な掃除は必要ですが、ダストボックスからゴミを排出する事ができるので、簡単に捨てられます。
布団クリーナーは、ダニやハウスダストの吸塵はもちろんのこと、他にも機種によっては、温風をお布団の内部に送り込みふっくらした仕上がりにしたり、UV照射による殺菌効果がある製品もあります。
吸塵だけではなく、サポート機能として叩き機能と、ハウスダストを検知するセンサーなどを搭載し、使用者に分かりやすく・使いやすくサポートしてくれる製品があります。
天日干しだけでは、表面の殺菌やハウスダストの除去のみに限られるところを、布団クリーナーを使うことで、使用後の事を考えて長い期間衛生的に保ってくれる所をみても、天日干しよりも優秀で、近年布団クリーナーが売れている理由も頷けます。
吸塵力がNo.1のメーカーといって良いでしょう。
一般の掃除機にも吸塵力を前面に押し出したCMが多いダイソンは実際の使用者レビューからしても、吸塵力は圧倒的です。
ダイソンの布団クリーナーはお布団かけを行っている時に、あまりの吸塵力の強さにクリーナーを持ち上げる事に少し力を入れないと厳しいほどです。
吸塵方法はサイクロン式が多く、全世界で愛用されているメーカーです。
レイコップの布団クリーナーといえば、一番皆さんが目にする有名な商品かもしれません。
というのも、レイコップは布団クリーナーに特化したメーカーで、科学的な側面からも研究を行い、より効率的で衛生的な効果を生み出すために開発された商品です。
商品の多くはフィルター式を採用し、一度吸塵した埃を外に出しません。
布団の素材によっても様々な素材に対応し、布団クリーナの代名詞ともいえるメーカーです。
パナソニックも布団クリーナーを発売しています。
現在発売されている機種は2機種のみで、2015年を最後に約3年間新型の発売がありません。
恐らくは、布団クリーナーではなく掃除機の方に方向性をシフトされたのではないかと思いますので、現状出ているモデルでの選択となります。
一時人気を博したモデルも存在し、現在は非常にお安い価格で高機能付きの布団クリーナーが購入できることもあり、国内メーカーにこだわりを持つ方にはおすすめです。
シャープも布団クリーナーを発売しています。
現在発売されている機種は2機種のみで、2015年を最後に約3年間新型の発売がありません。
恐らくはパナソニック同様、布団クリーナーではなく掃除機の方に方向性をシフトされたのではないかと思いますので、現状出ているモデルでの選択となります。
一時人気を博したモデルも存在し、現在は非常にお安い価格で高機能付きの布団クリーナーが購入できることもあり、国内メーカーにこだわりを持つ方にはおすすめです。
東芝も2015年に一度、サイクロンⅤという布団クリーナーを発売しています。
それ以降は新型の発売はなく、唯一の製品となってしまいました。
国内メーカー共通ですが、海外メーカーが主流の布団クリーナー市場では国内メーカーが波に乗っていない状況があります。
アイリスオーヤマは最近よく聞くメーカーですね。
国内大手ブランドの家電製品よりも低価格で良質な家電を出すことで有名なメーカーです。
実際に、家電量販店でも売れ行きが好調なメーカーで、使用者レビューも良いものが多いです。
ブランドへのこだわりがなく、安くて性能がよい布団クリーナーが欲しい方におすすめです。
布団クリーナーのおすすめできるポイントとして、はやり吸塵力です。
布団クリーナーは布団との接着面が大きく、吸塵力が低下しやすくなりますが、吸塵力が落ちずに一定のパフォーマンスを発揮してくれる布団クリーナーはおすすめです。
長い時間一定数吸塵力を維持する吸塵方式はサイクロン式が最適で、多くの布団クリーナーがこれを採用しています。
筆者としては、サイクロン式の布団クリーナーであれば、吸塵力が衰える事がないので、おすすめです。
布団クリーナーのもう一つのおすすめポイントとして、温風機能や殺菌効果がある商品がおすすめです。
理由として、布団クリーナーはお布団の表面や内部などのダニやハウスダストの除去が出来ますが、生きているダニの除去にまでは至りません。
ダニは、外敵からの危険を感じた場合、布団の奥へ奥へと逃げようとします。
また、掃除機の吸引を感知すると吸い込まれないように繊維に尖った爪でしがみつきます。
こういったミクロの世界では目に見えない攻防戦が繰り広げられているのですが、温風機能やUV照射などがあれば、生きたダニを温風やUV照射にて殺し、布団クリーナーに吸引することが出来ます。
吸塵力が弱い布団クリーナーはおすすめしません。
もちろん掃除されないという理由ですが、吸塵力の弱い布団クリーナーは、本体と布団の接面が広く、吸塵力が衰える事が考えられます。
また、モーターが弱いため吸塵力が低下する可能性もあり、無理に使い続けると本体が壊れる原因にもなる為、こういった掃除機は長く使い続ける事が出来ません。
安い布団クリーナーにありがちなポイントですが、しっかりとした機能があり、長く使える商品はそうそう壊れませんので、そういった商品をおすすめします。
これは、使い続ける事で吸塵力が低下していく事です。
一定時間の吸塵を続けていると使用者の体感でもわかる位に布団クリーナーが弱っていたり、以前よりも稼働時間が短くなったなどを感じる事です。
これは、本体の劣化も考えられますし、仕様上の問題かもしれません。
安すぎる布団クリーナーによく聞くおすすめでない、マイナスのポイントですので、購入前の評判や口コミはしっかり見るようにしましょう。
筆者は、取り扱う商品の中でしっかりとした機能があり、壊れにくい商品をおすすめします。
実際の購入者の声や、ネット上での口コミの評判のよさから選定を行い、今回のおすすめ商品を決めました。
布団クリーナー自体、大きなマーケットではないので選択できる商品が少ないのもあり、商品がかぶって出てくることがありますが、それぞれの項目においてもおすすめできる商品であるとご理解を頂き、ご覧いただけると幸いです。
画像をクリックするとamazonに移動します。
2017年に発売された新型モデル。
ダイソンが誇る、業界最強の吸引力を売りに、その最高峰である「ダイソンデジタルモーターV7」を搭載されている機種です。
一度吸い込んだハウスダストやゴミは、空気から分離され外に逃がすことはありません。
また、最長で30分の連続稼働が可能で、長時間のお掃除にも対応しています。
画像をクリックするとamazonに移動します。
レイコップより2017年に発売された新モデル。
UVランプで99.9%除菌・ウイルス除去する機能がついている。
ふとん生地へのダメージを抑えながら、取りにくい髪の毛やペットの毛までしっかりキャッチする、新開発「フィンパンチブラシ」を採用。
空気を逃がすフロントグリルを上部に設置しており、最適な吸引力を維持しながら布団に密着しつづけるため、スムーズに掃除できます。
上部に透明なダストボックスが見える為、吸塵具合が一目で分かります。
画像をクリックするとamazonに移動します。
本体が非常に軽く、1.6kgしかありません。
それでいて、しっかりとした吸塵力があり、ダニ・ちりなどの量をランプで知らせる「ダニちりセンサー」を搭載している為、吸引+たたきでアレル物質を撃退する。
吸引と同時に温風でふとんを温めて、ダニが繁殖しにくい環境を作り出します。
画像をクリックするとamazonに移動します。
本体質量が約1.9kgの軽量モデルです。片手でも簡単に操作が出来ます。
ノズル内部にある「赤外線センサー」搭載で、約70μmの微細なダニやゴミまで検知。
取り残しがあるとランプが光るので、ダニやゴミが除去できたかどうか、一目でわかります。
価格もお手頃で、簡単に始められますね。
画像をクリックするとamazonに移動します。
レイコップより、2015年に発売されたモデル。
ふとん内部の温度を高め、湿度を取り除くことが出来ます。
「ドライエアブロー」を使うことによって、布団に温風を通すことで湿度の調節をし、ふとんの表面だけではなく、ふとんの内部の温度を上げることにも効果があります。
仕上がりは、お布団がふっくらとし、清潔な状態を保てます。
画像をクリックするとamazonに移動します。
シャープより2015年に発売されたモデル。
モーターの熱を掃除機の底面で循環させ、ダニに効果のある約40度の温風として吹き付ける「ヒートサイクロン」機能を搭載。
たたきブレードによる、振動数が最大約12000回/分の「高速たたきワイパワーブラシ」がハウスダストを叩き出してかき取ります。
本体内部のダストボックスも一目で吸塵力を確認することが出来て、掃除が楽に済みます。
画像をクリックするとamazonに移動します。
2017年に発売された新型モデル。
ダイソンが誇る、業界最強の吸引力を売りに、その最高峰である「ダイソンデジタルモーターV7」を搭載されている機種です。
一度吸い込んだハウスダストやゴミは、空気から分離され外に逃がすことはありません。
また、最長で30分の連続稼働が可能で、長時間のお掃除にも対応しています。
画像をクリックするとamazonに移動します。
ダイソンより2016年に発売されたモデル。
毎分最大110000回転する「デジタルモーター V6」を搭載し、アレルギーの原因となるハウスダストを取り除く布団クリーナーの最上位モデルです。
「2 Tier Radial」サイクロンとポストモーターフィルターで99.97%以上の粒子を捕らえ、密閉性の高い設計によりきれいな空気を排出します。
ミニモーターヘッドのほか、ミニソフトブラシ、コンビネーションノズル、フトンツール、延長ホース、ハードブラシなども付属しており、様々な状況に対応します。
Dyson V7 Mattress HH11 COMが発売される少し前に出ている機種ではありますが、機能は劣らずに高い吸塵力を発揮します。
画像をクリックするとamazonに移動します。
2017年に発売された新型モデル。
ダイソンが誇る、業界最強の吸引力を売りに、その最高峰である「ダイソンデジタルモーターV7」を搭載されている機種です。
一度吸い込んだハウスダストやゴミは、空気から分離され外に逃がすことはありません。
また、最長で30分の連続稼働が可能で、長時間のお掃除にも対応しています。
画像をクリックするとamazonに移動します。
レイコップより2017年に発売された新モデル。
UVランプで99.9%除菌・ウイルス除去する機能がついている。
ふとん生地へのダメージを抑えながら、取りにくい髪の毛やペットの毛までしっかりキャッチする、新開発「フィンパンチブラシ」を採用。
空気を逃がすフロントグリルを上部に設置しており、最適な吸引力を維持しながら布団に密着しつづけるため、スムーズに掃除できます。
上部に透明なダストボックスが見える為、吸塵具合が一目で分かります。
布団クリーナーといっても様々な種類がありますね。
それぞれのメーカーが似たような機能を売りにしていますが、実際の使用感に関しては大きな違いがあります。
やはり、個人的には吸塵力が強く、付加機能が多い機種をおすすめします。
布団クリーナーは今回ご紹介したメーカー以外にも、最近は色々なメーカーから発売されており、徐々に多様化しています。
主な機能については、今回ご紹介した内容と変わりませんが、新しい機能がついているものが多いようです。
記事で紹介できた機種は布団クリーナーでも一部なので、もっと詳しく知りたい方は、商品ページより確認することが出来ます。
また、実際にお店に出向き使ってみるのが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?布団クリーナーの機能や購入を検討されている方へのご理解が深まるように意識して執筆を行いましたが、購入への後押しになりましたでしょうか?
今の時代背景もあり、お布団を堂々と天日干しできない時代になってきたこともあり、年々販売台数が伸びている布団クリーナー市場。
これから、もっと多くの良い商品が出てきたら嬉しいですね。
記事を読み進める中で、ご不明点や疑問点があった場合は、当サイトのお問い合わせフォームよりお気軽にお問合せ下さい。