BOSE QuietComfort 15を愛用していますが、さすが低音域の音作りのうまさはBOSEの特徴です。
Written By キイ @
今回の記事では、重低音ヘッドホンの特徴やその効果、またどんなタイプのヘッドホンがあるのかなどを、機能やジャンル、コストパフォーマンスなどの視点でご紹介していきたいと思います。
重低音がしっかり再生できるヘッドホンは、その迫力からなかなか手放せない一品になってきます。
そういう筆者は、BOSEのオーバーイヤーノイズキャンセルヘッドホンでの重低音再生に満足しています。
まるでダンスクラブやライブコンサートに行ったような臨場感。重低音があるかないかで、その印象は非常に代ってくると思います。スピーカーでは再生できない重低音をヘッドホンの形で直接伝達させるため、思いのほか迫力ある音楽を愉しむことができます。
特に、”振動”で体が感じるような迫力や臨場感は、重低音にも対応したヘッドホンを装着することで、非常に簡単に体感することができます。
重低音ヘッドホンの基本構成は、オーバーイヤー型のヘッドホンです。
重低音を余すことなく再生するには、徹底的な遮音性能が必要であり、そのためには耳を完全に覆うオーバーイヤーを型がメジャー商品です。その遮音性が重低音をも余すことなく再生するのに一役にかっています。
クラブでDJが選曲したエレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)は、重低音たっぷりの音楽です。
おなかの底まで響く重低音はとにかくテンションを上げてくれます。そんな現場ではノリノリで楽しく過ごしますが、自宅でEDMを聞いていて物足りなく感じるのが重低音です。
そんなとき重低音に重低音をおいているモデルであれば、迫力満点の重低音を再生します。オーバーイヤー対応が多いので、外音を遮断する効果もありますので、迫力の音楽を楽しむことができます。
ヘッドホンですので体の底まで響かせることはできませんが、頭の中には重低音が響き渡ります。
バーチャルな世界で繰り広げられるゲームの世界。そこでは現実世界では味わうことがない、ド迫力な重低音が響き渡っています。FPSのような、あちらの世界にどっぷりとはまり込むゲームであればこそ、重低音をたっぷりと再生できるヘッドホンで、視覚も聴覚もゲームの世界を堪能したいものです。
迫力ある重低音は再生しきるヘッドホンを装着すれば、しばしの時間、しっかりとゲームの世界を堪能することができることと思います。
ゲームの場合は高音域から重低音まで非常に広帯域に再生されますので、重低音専用ではなく、モニターヘッドホンのようなフラットで広帯域に対応したヘッドホンでも十分に重低音を再生できると思います。
音楽を作成したり編集したりする場合には、その音楽を聴く多数の人々を想定して、可能な限り忠実に再生し編集する必要があります。これは、誰が、どこで、どのような機会で使用しても、同じ結果を生み出す必要があるからです。
そんなときに重低音ヘッドホンは、低音域を強調して再生することが多く、他の方が聴いた時と印象が異なってくる場合があります。
音楽の作成や編集、モニタリングの場合には、フラットな再生帯域をもつヘッドホンを採用しましょう。
低振幅から大音量でかつ、高音域から重低音までの広帯域な音源をもつクラシックなどは、重低音ヘッドホンの迫力が仇となりかねません、
クラシック音楽などは、再生特性がフラットで癖のないヘッドホンがおすすめになります。
また、女性ボーカルのような中高音が中心の方の楽曲に、重低音を強化したようなヘッドホンは要りません。中高音の伸びのいいタイプがおすすめです。
重低音をワイヤレスで再生できるノイズキャンセリングヘッドホンです。内蔵アンプで重低域をブーストすることにより、従来のヘッドホンでは得られなかった、まるでクラブで音楽を聴いているような迫力のある重低音を再現します。
また、専用アプリ「Sony|Headphones Connect」を使用することで、エレクトロ・ベース・ブースターの量感を調節したり、サラウンドエフェクトを有効にすることも可能です。
厚みのある低反撥ウレタンフォームを潰さない立体縫製を採用し、頭部に接触する面積を増やすことで圧力を分散させ、装着性と気密性を向上させました。耳の周りの空気ごと振動させる耳覆い形状により、重低音の迫力を余すところなく再現します。
重低音の再生能力と言えば、Boseを語らないわけにはいきません。筆者はQuietComfort 15を今でも愛用していますが、無理に協調せずとも音源によっては十分な重低音を味わえています。
業界最高クラスのノイズキャンセリング機能がさらに進化し、ノイズキャンセリングレベルを3段階で調整できるアクションボタンを搭載。
マルチファンクションボタンからは、Siriなど、スマートフォンのバーチャルアシスタントにアクセスできます。1回の充電で最大20時間のワイヤレス使用が可能です。
高音質と耐久性を実現したプロフェッショナルモデル DJ用ヘッドホンです。
強磁力希土類マグネットを搭載した大口径50mmドライバーユニットや、強度も重視した38μm,音をバランス良く再現するCCAWボイスコイルを採用し、重低音の再現性を向上させるとともに、インピーダンスを下げることで感度を高め、接続する再生機器を選ばずにクリアな音質を実現しました。
装着に力がかかる可動部のハンガー部やヒンジ受け部にはマグネシウム合金を採用し、高い耐久性と軽量化を実現、イヤーパッドには低反発ウレタンを採用することで、装着感を高めています。
まるでクラブフロアにいるような、グルーブ感を再現。スケール感あふれる重低音をワイヤレスで楽しめるBluetooth対応EXTRA BASSシリーズヘッドホンの上位モデルです。
ワンタッチ接続(NFC)機能を搭載し、ワンタッチでペアリング、Bluetooth接続、パワーONが可能。持ち運びに便利なスイーベル機構でハウジング部をフラットに折りたためるので、バッグなどに省スペースで収納可能。
電池が切れたときでも、付属の音声ケーブルにつなぐことで通常のヘッドホンとしても使用できます。手軽に重低音を再生し、取り扱いが楽な製品です。
Beats Studio3 Wirelessヘッドフォンでは、周囲の音を効果的に遮断するピュアアダプティブノイズキャンセリング(Pure ANC)機能と、心を揺さぶるクリアで幅広い音域を維持するリアルタイムのサウンドキャリブレーションにより、上質な音楽を楽しめます。
周囲のノイズはすべて正確に感知され、一人ひとりが再生している曲に合わせてリアルタイムで自動的に遮断されるので、アーティストが意図した通りの質の高い音を、最適な状態で聴くことができます。
Pure ANC機能は、Applw W1チップを搭載することで最大で22時間のバッテリー駆動を実現し、一日中音楽を再生できます。
「XX」シリーズの特長である迫力のある重低音をさらに進化させた新ラインアップ「XX/ELATION」として、Bluetooth搭載ポータブルヘッドホン「HA-S900XBT」が登場しました。
応答性の高い高解像度サウンドを実現するダブルマグネットを採用し、バスブースト機能とともに迫力の重低音サウンドを再現しました。
ワンタッチでワイヤレス接続が可能なBluetooth®/NFCを搭載しながら、Xダンパーの搭載により、高音質再生を実現します。
低価格ながらも本格的なAVリスニングと快適な装着性を実現し、お手軽に音楽や映画を臨場感豊かで迫力ある音で楽しむことができます。
POWERFUL BASSダクトや大口径40㎜ユニットが臨場感豊かで迫力ある重低音を再生します。
レザータイプイヤーパッドや長さ調節が不要のフリーアジャストヘッドバンドが、 スムーズに適切なポジションでの装着できます。
ドライバーユニットから鼓膜までの気密性を高め、さらにダクトにより低域の振動板の動作を最適化することで、圧倒的な量感の重低音、そのグルーブ感を再現します。
高い装着性と気密性を両立したイヤーパッドとEXTRA BASS専用30mmドライバーが迫力の重低音を再生します。
また、リモコンにマルチファンクションボタンとマイクを内蔵。スマートフォンでハンズフリー通話が可能。さらに、音楽再生/一時停止もできるので、スマートフォンで音楽を聴くときも便利です。
モニターヘッドホンならではの重低音から高音域まで広帯域でフラットな特性で解像度の高いモニタリングを実現、楕円形状のイヤカップを採用した優れた遮音性能も重低音の再現に一役買っています。
高性能なモニターヘッドホンでありながら手ごろな価格帯というハイコストパフォーマンス機種です。
さらに軽く、さらに強く、さらに快適に、新しいStudioの開発にあたり、合理的かつ流線型で美しく、快適にフィットするデザインで設計されました。
軽量ながら耐性が向上した柔軟な素材を採用し、洗練された曲線を維持するためにネジをすべて隠すように設計。
また、人間工学に基づいたシングル・フローティング・ピヴォット機構によりどんな頭の形にでも最適にフィットします。
カラバリも3色あり、好みに合わせて自由な選択が可能です。
ここでもBoseサウンドは健在で、小音量での重低音再生や優れた遮音性はこだわりあるかたにもおすすめです。
ホワイト色は落ち着きがありながらもデザイン性に富んでいて、街中でもカッコいいと思います。
SoundLink wireless headphonesは、TriPortテクノロジーとActive EQの連携により、音量に関係なくメリハリのある力強い重低音を再生してくれます。
高精度50mmネオジムマグネットドライバー、クリアな音質と驚くべきゲーム感を生み出し、モンスターや敵の足音まではっきりと聞き取れます。
見た目は、アニメかSF映画に出てくるような、司令官のヘッドセット風のカッコ良くクールでLEDライトが雰囲気を盛り上げ、秀逸なデザインです。大人の遊び心をくすぐる、手放せない愛機となるかもしれません。
2.2mケーブル付き、頑丈で絡まり難いデザインと、実用性もしっかりしています。
この記事では世の中にある無数の重低音のヘッドホンを全て紹介できた訳ではありません。また、昨今のハイレゾブームにのって発売される、今後の新商品の重低音のヘッドホンについても触れることはできていません。
重低音ヘッドホンは、比較的発売から時間のたったものもありますが、逆にいえばそのヘッドホンは、もともとの性能が高かったためにロングセラーになったともいえると思います。発売が古いので性能的にも劣るわけではありません。
多数あるモデルの中から、大型店舗にあるリスニングコーナーなども利用して、あなたにぴったりの重低音のヘッドホンを探しましょう。
おすすめは、オーバーイヤー型のヘッドホンです。
重低音の再生以外にもハイレゾ音源対応モデルもありますので、メリハリ感、パンチ力のある重低音ヘッドホンを再現してほしいと思います。
この記事では、重低音 ヘッドホンの選び方や機能、コストパフォーマンスなど、いくつかのポイントで、ラインナップを紹介してきました。
純粋に音楽を再生できるモデルばかりを選びましたので、どれをとっても重低音の再生能力は十分だと思っています。
音楽を楽しく聴くという本来の目的を達するために、自分らしい重低音ヘッドホン探しの助けになれば幸いです。
またこちらの記事では重低音がおすすめの「イヤホン」について紹介しています。
ヘッドホンだけでなくイヤホンも選択肢にある場合はぜひ読んでみてください!