マウスのポーリングレート(レポートレート)の最適な変更方法を解説!

目次

マウスのポーリングレート(レポートレート)について解説します

パソコンを使う上で必要な入力デバイスのマウス。ゲーム用などの高性能なマウスにはポーリングレート(レポートレート)の設定変更が可能です。
この設定を見直すことでFPSなどのゲームをする際には非常に優位に働くこともあります。今回はこのマウスのポーリングレート(レポートレート)について解説します。

マウスの"ポーリングレート(レポートレート)"とは?

そもそもマウスのポーリングレート(レポートレート)とはどんなものなのでしょうか。
PC購入時に付属しているようなマウスなど普段よく目にするタイプのマウスにはポーリングレート(レポートレート)の設定を変更できるものはほぼありません。
それでは、ポーリングレート(レポートレート)が変更できるマウスとはどんなマウスなのかといいますと、先にも少し触れましたゲーミングマウスなどの高性能タイプのマウスです。
ポーリングレート(レポートレート)はHzで表現されることが多く、Hzは周波数の単位です。
この数値より、1回の情報が送信される時間間隔を示しており、例えば125Hzの場合ですと周期は0.008(秒)ですので、0.008秒毎に1回情報を送信するということになります。
他にも500Hzの場合は0.002(秒)などHzの数値が高くなるにつれて周期は短くなります。Hzから秒へ計算するサイトもあります。

周波数を周期に変換

マウス ポーリング レート

マウスのポーリングレート(レポートレート)はどんな人に重要?FPSゲームのプレイヤー?

マウスのポーリングレート(レポートレート)の設定が重要になるのはどんな場合でしょうか。普段のパソコンの利用方法などから確認していきましょう。

ポーリングレート(レポートレート)を気にしなくて良い人

パソコンを事務用途や動画閲覧などマウスの反応速度を求めていない場合は、とくにポーリングレート(レポートレート)の設定を気にする必要はないかと考えられます。もちろん、設定を変更することで恩恵がないわけではなく、設定を変更することにより操作性は上がる可能性があります。

ポーリングレート(レポートレート)を気にする方が良い人

FPSゲーム、リズムゲームやイラストを描くことをマウスを使って操作する場合は、マウスのポーリングレート(レポートレート)の設定を変更することで操作性がかなり変わります。
リズムゲームを例にとると、画面に表示された内容を認識し、マウスを操作し、それが反映されるまでの時間が短いほどスコアの判定がよい判定に近づくと考えられます。リズムゲームの種類にもよりますがコンマ数秒の単位で判定するゲームなどもありますので、ポーリングレート(レポートレート)を調整し、高い周波数数値に設定してマウスの反応速度を上げることでスコアアップも期待できるかもしれません。

マウス ポーリング レート

マウスのポーリングレート(レポートレート)を測定・確認・変更する方法

マウスのポーリングレート(レポートレート)を実際に変更してみたい、という場合どのように変更すればよいのでしょうか。
ここではLogicoolのゲーミングマウスG402を例に設定変更の手順をご紹介します。

手順① Logicoolゲームソフトウェアをインストールする

G402の各種設定を調整するために、Logicoolのゲームソフトウェアをインストールします。
Logicoolのゲームソフトウェアは、Logicoolのサイトから各種OS向けに提供されていますので利用しているOSに合わせてダウンロードします。
LOGICOOLゲームソフトウェアダウンロード
ダウンロードが完了しましたら、インストールをします。

手順② ポーリングレート(レポートレート)の設定変更をする

インストールが完了しましたら、「Logicoolゲームソフトウェア」を起動します。
表示されたウィンドウの右側にある矢印と歯車のアイコンをクリックすると、ポインタの設定画面が表示されますので、その中にある「Report Rate」を変更します。
デフォルトですと125が選択されています。選択できるものは125、250、500、1000が選択できます。これらの数字はHzを示していますので、先にお話しした秒数に変換すると、最大で0.001秒が選択できます。
LOGICOOLサポート

手順③ ポーリングレート(レポートレート)を確認する

厳密に確認することはできませんが、FPSゲームやリズムゲームなどをプレイして、マウスの反応速度を確認します。

マウスのポーリングレート(レポートレート)は高ければ良いの?

マウスのポーリングレート(レポートレート)の数値が高いほど応答する間隔が短くなるので、高くすればするほどよくなりそうですが、実際に問題はないのでしょうか。
まず、ポーリングレート(レポートレート)を高くすると、CPUプロセッサを多く消費します。ゲーミング用PCや比較的新しい世代のCPUや高性能CPUでは、CPUプロセッサを多く消費しても影響は少ないかと考えられますが、世代の古いCPU性能や性能が高くないCPUですと、プロセッサを多く消費することで、PC全体の動作が遅くなってしまい、結果マウスのポーリングレート(レポートレート)を上げてもレスポンスが悪くなってしまう可能性があります。
次に、モニターの反応速度によっては、ポーリングレート(レポートレート)が高くても反応が追い付かない場合があります。液晶ディスプレイの反応速度(リフレッシュレート)もマウスのポーリングレート(レポートレート)と同様Hzで表されます。一般的なディスプレイの反応速度は60Hz程度ですので、マウスのポーリングレート(レポートレート)とディスプレイの反応速度を適切に設定しないとせっかくのポーリングレート(レポートレート)が最大限発揮できなくなってしまいます。

マウス ポーリング レート

マウスのポーリングレート(レポートレート)を変更する時の注意点

CPUの性能に気を付ける

ポーリングレート(レポートレート)を上げるとその分情報の量が増えますので、CPU側で処理する情報量もあわせて増える事になるので、CPUの負荷は高くなります。
CPUの負荷が上がることで、CPU側は随時処理を行いますが、もし処理をしきれなくなると処理落ちが発生し、カクつきや、処理を行ってくれなくなることがあり、せっかくマウスのポーリングレート(レポートレート)を設定しても、その効果を発揮することができなくなることがあります。
利用するゲームやソフトウェアの推奨環境のスペックを確認し、マシンもそのスペックを満たす性能のマシンを用意して、マウスのポーリングレート(レポートレート)を変更することをお勧めします。

ポーリングレート(レポートレート)の変更を想定されたおすすめのゲーミングマウス

標準のツールなどでマウスのポーリングレート(レポートレート)を変更することができるゲーミングマウスは多々ありますが、比較的安価なマウスをを中心に紹介します。

Logicool G402 Ultra Fast FPS Gaming Mouse

Logicoolのマウスは、ソフトウェアでの調整が非常にしやすく、価格帯が広く設定されているので、いきなり高価なマウスを購入する前にお試し感覚で手に入れる価格の製品もあり、G402マウスは比較的安価に購入ができるゲーミングマウスです。
高価なゲーミングマウスに比べて設定できる項目に制約や制限がありますが、ポーリングレート(レポートレート)の設定も専用のソフトウェアから行うことができるので、マウスのポーリングレート(レポートレート)を体感してみるには良いマウスです。

ASUS ROG Strix Evolve

ASUSのマウスは、マウスの本体カバーを換装させることができたり、専用ソフトウェアのROG Armouryを使ってマウス本体のLEDライトの設定やショートカットの割り当て、キャリブレーションの調整などを行ったりすることが可能です。
また、感度の調整もDPIスイッチボタンで切り替えする設定を割り当てることができますので、安価なマウスで細かい設定ができるマウスです。
またこのROG Armouryよりマウスのポーリングレート(レポートレート)も設定が可能で、ROG Strix Evolveは125Hz~2000Hzの間で設定することができます。

この記事ではマウスのポーリングレート(レポートレート)の全てを解説できた訳ではない

今回紹介した内容では、マウスのポーリングレート(レポートレート)のすべてを紹介できているわけではありません。
マウスのポーリングレート(レポートレート)の設定は利用しているマウスやその管理ツールによって設定できる値が異なり、ゲームなど実際に操作を行いながらマウスのポーリングレート(レポートレート)を微調整するとよりパフォーマンスの良い設定値にすることができると考えられます。
マウスのポーリングレート(レポートレート)はいきなり効果を実感できづらい部分がありますので、まずは小さいHzから徐々に上げて設定してすることで効果を実感しやすくなるかと考えられます。
また、CPUなどハードウェアスペックの観点からは解説していませんが、マウスのポーリングレート(レポートレート)はCPUなどのハードウェアスペック上の制約もありますので、利用しているマシンスペックや、CPUのチューニングを行うことで効果を最大限に発揮できる可能性もあります。ただしCPUの設定やチューニングはソフトウェアだけでは設定しきれない場合がほとんどです。またCPUは設定を誤ると故障してしまう可能性がありますので、実施される場合には十分にご注意ください。

マウス ポーリング レート

まとめ

マウスのポーリングレート(レポートレート)について簡単にまとめましたが、ゲーミングマウスの付属ソフトウェアから設定変更しますが、FPSゲームやリズムゲームなどをプレイする際には、反応速度でスコアや結果が変わってくるのでできる事であれば遅延なく操作できることが理想です。
マウスのポーリングレート(レポートレート)を変更することでレスポンスをよくすることができますが、マウスのポーリングレート(レポートレート)を最大限に発揮するためにはどうしてもCPUやディスプレイの設定も最適な値に設定することも必要になってきます。今回はマウスのポーリングレート(レポートレート)を簡単に変更することができるゲーミングマウスもご紹介しましたので、試してみたいなと思われている方には比較的ハードルが低く試していただけるかと思いますので、ぜひ一度体感していただき、徐々にスペックをあげてみるのもありだと思います。
お気に入りのマウスを見つけていただき、マウスのポーリングレート(レポートレート)を変更してゲームや作業などで最大限発揮できるようになればと思います。

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