タブレットでUSBメモリを使う方法!おすすめUSBハブも紹介

この記事を執筆するにあたって

USB-OTG機能が一般化する前からタブレットにUSBメモリやマウスやキーボードが使えるかどうか、給電機能付きUSBケーブルとUSB Type-A<>microUSB変換アダプタを買って試したりするくらいには情報を持っていました。ZenPad S 8.0でそれを今まで試さなかったのは『確実に使えると分かっている物にお金を掛けて試すだけの好奇心が湧かなかった』からです。NASとかクラウドとか使えるならUSBメモリの必要性は下がりますし、耐久性が高いはずのUSB Type-C端子がまさか摩耗で故障するとは思わなかったのですよ。

Written By HN: トゥルーデは俺の嫁

目次

タブレットでUSBメモリは使えるのか解説します

最近は『スマートフォンでも使える!』と謳ったUSBメモリを家電量販店やAmazonなどでも見かけることも多くなりました。事実キャリアなどで売られている、それなりの値段がするスマートフォンの多くは『USB-OTG(*1)』機能を搭載しており、USBメモリやキーボード、マウス、果てはゲームパッドなども認識し使用できるようになっています。
 

スマートフォンがOKならタブレットもいけるのでは?とお思いの方々に、タブレットでUSBメモリは使えるのか、使う際にはどういう機器を買えば良いのか解説してみたいと思います。
 

そして最初に読者の皆様に告げておくべき事があります。
今回USB-OTGに対応したタブレット愛機ZenPad S 8.0にて、USBメモリを取り付け取り外しの際の手順などを説明した写真を撮影する予定だったのですが、実はZenPad S 8.0のType-C USB端子が壊れてしまっていて、接続する機器を認識することはおろかパソコンに繋いでもデータ転送などができない状態になっていました。

タブレット usb画像はそのタブレット『ZenPad S 8.0』をパソコンに繋いだときに表示されたエラーメッセージ

(記事内の画像はAmazon商品の紹介を除いて、全て筆者が撮影し加工したものです)
 

ですので、いつもであればその手順を撮影してレビューを書くところですが今回はUSBメモリの認識時の写真、取り外すための手順の写真がありません。
その点をご容赦ご理解いただいた上で、記事を読んでいただけますようお願い申し上げます。
 
*1…USB-OTG『USB On The Go』の頭文字で、本来USBケーブルあるいはUSB端子に繋いで子機として認識される機器同士を繋ぐ機能を指し、親機となる側が給電する機能を持っているものを指します。『USBホスト機能』とも呼ばれていました。

タブレットでUSBメモリを使えることのメリット

メリット① データの待避に使ったり、バックアップおよび復元時の補助に使える

デジカメの代わりとしてタブレットを使用したい場合、動画は圧縮率の高いmp4形式でもそれなりの容量を必要としますし、1枚1枚の容量は大したことがない写真でも撮影枚数が多ければタブレット内のストレージをかなり圧迫します。その際、64GB~128GBの大容量USBメモリがタブレットで使えれば、ノートパソコンなどを持っていかなくともデータを一時的に待避させ、より多くの動画や写真などを撮影することができるようになります。
 

また、パソコンを持っていない人でもタブレット内のデータをバックアップできるので、もしもの際復旧にかかる負担を軽減させることも可能です。基本AndroidはGoogleアカウントにアプリやデータや設定などが紐付けられ、初期化しても大半は元通りになりますが、アプリ毎の細かな設定は初期状態に戻ってしまいます。そういったアプリの設定などをUSBメモリに保存(エクスポート)しておけば、復元作業はかなり楽になります。

メリット② パソコンなどへのデータを移動させる際、ケーブル接続が必要なくmicroSDカードの様に本体に戻す手間が発生しない

タブレットのデータをパソコンへ移すには一般的にはUSBケーブルを使って接続する場合が多いでしょう。microSDカードに一旦データを移し、パソコンへ移動することもできますが、一部アプリなどをSDカードへ移動させていた場合、タブレットを再び使うときには元通りmicroSDカードを戻さなくてはなりません。
 

ですがUSBメモリ経由でデータを移動させるのであればmicroSDカードを戻す手間は発生しませんし、USBケーブルが届く範囲へタブレットを持っていく必要もありません。

タブレット usb

タブレットはUSBの端子がないものがほとんど

Android搭載タブレット/エイサー Iconia One、エイスース ZenPadシリーズ、レノボ Tab4各シリーズ

タブレットやスマートフォンに付いているUSB端子は『microUSB端子』あるいは『USB Type-C端子』と呼ばれるものがほとんどで、一般的なUSBメモリに付いている『USB Type-A端子』をさせる大きさではありません。
 

iOS搭載タブレット/アップル iPadシリーズ

iPhoneやiPadに付いている端子は『Lightningコネクタ』と呼ばれるもので、電気的にはUSBと互換性はありますが物理的には繋がらない上、iOS自体がUSBメモリを含むUSB周辺機器をサポートしていません。基本的に変換アダプタなどを使ってもUSBメモリや周辺機器は使えないものと思ってください。(例外は記事後半のコラムにて紹介)
 

Windows搭載タブレット/エイサー Iconia Tab 8 W、エイスース ViVo Tab、マイクロソフト Surfaceシリーズ、ドスパラ Diginnosシリーズ

Windowsと言えばパソコンOSの代名詞でUSB周辺機器への対応もAndroidと比べると幅広いですが、上記製品も同様にUSB Type-A端子ではなくmicroUSB、あるいはUSB Type-C端子を採用しています。高級タブレットPCであるSurface ProにもUSB Type-A端子はありません。
 

逆にどんなタブレットなら『通常のUSBメモリがささるUSB Type-A端子』が付いているかというと、『パソコン寄りのタブレットPC』や『キーボードが取り外せずセパレートではない形のタブレットPC』などです。パソコン寄りでUSBメモリの使用頻度が高いと想定される物、そして筐体にUSB Type-Aの端子が付けられる最低限の厚みがある物に限られます。

USB端子の付いているタブレット例

富士通 arrows Tab QH WQ2/C1

http://www.fmworld.net/arrows/tab_wifi/wq_h/1712/spec/?from=wq_h_float

パナソニック タフパッドシリーズ FZ-B2D500GAJ

https://panasonic.biz/cns/pc/prod/pad/b2/spec.html

aroowsはPC用途にも強いことをアピールするために携帯性を犠牲にして厚みを確保していますし、タフパッドの場合は頑強さを求めて本体の厚さを確保できたおかげでUSB Type-A端子が付けられたのであろうと推測できます。
 

タブレットでUSBメモリの接続や読み込みの方法は?

用意するもの

  • FAT32でフォーマットされたUSBメモリ(64GB以上ならexFATでフォーマットしたもの)

  • 変換が必要ならタブレットに付いているUSB端子の形(microUSBまたはUSB Type-C)に応じたUSBハブあるいは変換アダプタ

以下商品のような『USBメモリ自体にmicroUSBあるいはUSB Type-C端子を備えているもの』の場合はそのままタブレットに接続できるので変換ケーブルは必要ありません。

一般的な『Type-A端子を持つUSBメモリ』を接続したい場合、『USB-microUSB(あるいはUSB Type-C)変換アダプタ』や『変換ケーブル』、給電機能を持たない(USB-OTGに対応していないけれどUSBメモリの認識用ドライバを内包している)タブレットで使用したい場合は『給電機能付きUSB変換ケーブル』が必要になります。

給電機能付きUSB変換ケーブルとは以下の写真のようなものです
タブレット usb

そもそもUSB-OTG機能を持たないタブレットでUSBメモリが使えるかどうかは実際に試してみないと分からず、最悪お金の無駄になるだけの場合もあるのでそれを承知した上で購入しましょう。筆者もダメ元で試すだけのつもりだったのでお金を掛けるつもりはサラサラなく、秋葉原に遊びに行ったついでにTSUKUMOで買った覚えがあります。

Amazonだと以下の製品が該当します。

【ノーブランド品】OTGケーブル micro USB-USB A メス Galaxy/NOTE/スマホ用 OTGケーブル USB機器給電端子付

こういった変換ケーブルを使用することで給電機能のない(USB-OTGに非対応の)タブレットでもUSB周辺機器に給電することができるので運が良ければUSBメモリを使えることもあります
タブレット usb上写真はタブレットから給電されていないのでUSBメモリのランプが付いていませんが
下写真ではモバイルルーターから給電されているので、USBメモリのランプが点灯しています。
タブレット usb

例えばGoogleの古いタブレットNEXUS 7(ASUS製)などはUSB Media Explorerなどのアプリを使うことでUSBメモリを認識して利用できるようになりますが、ほぼ同じ性能で後に発売されたASUS製のMeMO Pad HD 7はキーボードやマウスは使えるもののUSBメモリは使えません。あらかじめタブレットにも繋げられるようにmicroUSBやType-C端子を備えたUSBメモリでも、給電用ケーブルを使ったとしても、タブレットによっては使えないこともあるということはご承知ください。
 

手順① USB機器を接続して使えることを隠してある場合、USB機器を認識できるように設定する。

現在USB機器はUSBメモリを始め様々なものがあります。スマートフォンやタブレットを出しているメーカー側にしてみればそれら膨大な機器を一つ一つ使えるかどうか検証するために充分な時間をかけるのはほぼ不可能です。ですので例え対応していたとしてもその機能を隠したり、ユーザーの自己責任の下に呼び出せるように設定して販売していることがよくあります。たとえばSonyのAndroidスマートフォンXperia Z4やZ5などは対応しているものの、標準の状態では認識できず設定項目から『USB接続機器を検出』を実行しないといけません。
 

記事参考:IO DATA Q&A・Xperia Z5でXperia Z5シリーズからUSB機器を利用するための手順を教えてください
 

同じようにタブレットでもそういった風にその機能を隠している場合がありますので、以下の方法で認識させる必要があります。

  • Androidの『設定』を開き最後の方にある『端末情報』をタップ。端末情報内、あるいその中にある『ソフトウェア情報』などを開き『ビルド番号』と書かれた場所を探します。
    タブレット usb(メニュー画面はZenPad S 8.0、OSはAndroid 6.0.1 Marshmallowのものです)
    タブレット usb

  • その『ビルド番号』が書かれている部分を7回タップします。
    タブレット usb

  • するとメッセージが出て最初の設定メニューには表示されていなかった『開発者向けオプション』というのが出ます。
    タブレット usb
    タブレット usb

  • その中にある『USBデバッグ』をONにするとUSB機器が認識できるようになります。
    タブレット usb

  • 機種によっては以下のように設定画面のメニュー名やビルド番号の場所が異なることもあります。
    タブレット usb

簡単に隠しているだけの場合これでUSBメモリを認識することができるのですが、トラブル防止やセキュリティの観点からOS自体からUSB機器の認識用ドライバを取り除いている場合もあります。そういった場合はどんな方法をとってもUSBメモリを認識することができません。
代わりにキーボードやマウスやゲームパッドなどは認識する…なんてこともあり、その逆のパターンも存在します。
タブレット usb(写真はUSB-OTG機能のないMeMO Pad HD7でマウス認識に成功しカーソルが出ている様子)
Wikiなどで有志達が集めた情報などの無いタブレットでUSBメモリが認識されるかどうかは、実際に試してみないと分からないというのが正直なところです。
 

ですのでこれからタブレットとUSBメモリを併用したいとお考えであるなら、事前に公式ページや信頼できる情報ソースを元にUSB-OTGに対応しているか、市販のUSBメモリが認識できるかなどの情報を得てから購入することをおすすめします。
 

手順② USBメモリをさす

上記の手順を済ませるか、USB-OTGに対応しているタブレットなら、あとは変換アダプタやケーブル、USBハブをタブレット本体に繋ぎ、USB端子にメモリを差し込むだけです
 

そのUSBメモリと特別な相性不良がなければ普通に外部ストレージとして読み書きできるようになります。認識されれば、通常のストレージ同様に扱えますので、ファイルなどをコピーできるタブレット付属のファイラーアプリ、またはGooglePlayから『FX File Explorer』や『X-plore File Manager』などのファイラーアプリをインストールしてUSBメモリへファイルの転送を行いましょう。

手順③ 取り外す

取り外すときはmicroSDカードのように『プルダウンメニュー』または『設定』>『ストレージ』にある『USBストレージのマウント解除』を選択すれば安全に取り外すことができます。各文言はAndroidのバージョンによっても微妙に異なります。
ちなみに給電ケーブルつき変換ケーブルを使用する場合は

1.給電用ケーブルをモバイルバッテリー、またはUSB-ACアダプタと繋ぐ
2.タブレットに変換ケーブルを繋ぐ
3.USBメモリを変換ケーブルに繋ぐ
 

というのが一応正しい順番になりますが、OSからは変換ケーブルを認識できないので機器的には電源を一番最初に繋げさえすれば後半はどちらが先でも問題はありません。認識し書き込みに成功しても設定やプルダウンメニューから取り外しの項目が出ない場合は安全のために電源を切ってからUSBメモリを抜くと良いでしょう。
認識されない場合はどの順番で抜いても構いません。
 

USBメモリを使えないタブレットもある!どんなタブレットはUSBメモリが使えない?

筆者手持ちのASUS MeMO Pad HD 7など古いタブレット、USB-OTGが一般化される前に発売された日本メーカーのタブレットなどではUSBメモリに対応していることは少ないでしょう。
 

仕様や規格的にはUSB3.0以上、USB Type-Cを備えていれば電源の供給機能(≒USB-OTG機能)があるはずなのですが、Type-Cは単なるコネクタの形についての規格なのでUSB Type-C端子にもかかわらずUSB3.0の仕様を満たしておらず電源供給機能が無いというキワモノも世の中にはあるらしいので、USB Type-C端子を備えているから使えるハズとは言い切れず、逆にどの機種が使えないと断言するのも難しいのです。
 

【タブレット用】USBメモリも使えるおすすめのUSBハブ

USBハブとは?

簡単に言うと『コンセントの多口電源タップ』のUSB版で、他の端子が埋まっており一つしかUSB端子が確保できない場合に同時に複数のUSB周辺機器を繋げられるようにするための物です。本来はその為の用途の品ですが、USB端子が一つしかない某リンゴマークのなんとかブックみたいに拡張性ゼロのノートパソコンに拡張性をもたらす用途で付加価値の付いたUSBハブも多く生まれました。
 

同じように外部接続端子が一つしかないタブレットなどでも使える製品が出てきており、microUSB端子用のUSBハブはあまりなくType-C端子用USBハブは結構あることから、なんとかブックが普及に貢献していることは疑う余地も無いでしょう。
 

サンワサプライ USB Type-C用USBハブ 400-HUB057

タブレット usb
https://direct.sanwa.co.jp/ItemAttr/400-HUB057
参考価格:1280円/URLをクリックするとサンワダイレクトに移動します

USB Type-C端子を持ったタブレットにおすすめのハブです。見ての通りシンプルでAndroidOS側の制限によりハブにさしたUSBメモリは一つしか認識できませんが、パソコンと違って複数のUSBメモリをさすメリットはあまりないので通常の用途ならUSB3.0端子が一つ、他は2.0までの対応となっているこの製品でも充分でしょう。ハブにUSBメモリとキーボードとマウスをさして使うという同時使用は(タブレット側が対応していれば)可能です。
 

中国メーカーのひたすら安い代わりに検品がイマイチで初期不良率が高いものに比べればサンワサプライと言うことである程度の安心感は保証できます。こちらもMADE IN CHINAであることには違いないのですが、工場で働く人に指示をしてしっかり検品をするようにしていれば中国で組み立ててもちゃんとした製品になるんです。
 

ただその指示をしなかったり検品費用を抑える代わりに爆安なのが中国メーカー製品のメリットでもあるのですが…。
タブレット usb
 

エレコム USB2.0 microUSB ハブ 4ポート バスパワーmicroUSBケーブル+変換アダプタ付 ブラック U2HS-MB02-4BBK


こちらはmicroUSB端子を備えたタブレット向けのUSBハブです。
microUSB端子と一緒に通常のUSB Type-A端子アダプタも付属しているので、パソコンと共用することも可能です。
 

BUFFALOからも似たようなmicroUSB対応USBハブが出ています。


こちらは変換アダプタが付いていない分ほんの少し安いですが、どちらの製品もUSB端子はすべて2.0までの対応となっているのでUSB3.0の高速読み書きが可能なUSBメモリを使っても本来の速度は出ませんのでご注意ください。
 

AUKEY USB C to USB 3.0アダプタ

こちらは一般的なUSBメモリをそのままUSB Type-C端子に変換してタブレットへ接続するためのアダプタです。USBハブや変換アダプタは電気を通すだけなのでよほどの粗悪品や初期不良でないかぎり認識されないという事はまずありません。好きなメーカーのものを選んで大丈夫です。AnkerやAUKEYあたりの大手なら初期不良品に当たったとしてもスムーズに交換対応してくれますのでおすすめです。
 

まれにmicroUSB端子からUSB Type-Cへの変換アダプタが2個ついた『3個セットが599円』になることもあるので、一つ上で紹介したようなmicroUSB端子のUSBハブを持っていたり値段が599円に下がっているときなら以下のものを買った方がお得でしょう。

【3点セット】AUKEY USB C to USB 3.0アダプタ (1個) + USB C to Micro USB 変換アダプタ (2個)


 

【コラム】iPadでUSBメモリを使う方法は?

iPhoneまたはiPad対応をうたっているLightningコネクタに対応したUSBメモリを購入する

iOSはAndroidとは異なり、変換アダプタなどを用いても基本的にUSBメモリを含むUSB機器を認識することができないようになっています。これはiOSの仕様によるもので、設定の変更等を行ってどうにかなるものではありません。
 

ただしネットや家電量販店で売られている『Lightningコネクタを持ったUSBメモリ』は、別途AppStoreにてダウンロードする専用アプリを使ってデータの転送を行うことが可能です。他のアプリからUSBメモリにアクセスすることはできないため、いつも使っているアプリが使えないのは少し不便かもしれませんが、Appleの製品を使っている以上Appleの方針や制限には従うのが訓練されたApple信者…もといAppleユーザーの宿命でしょう。
 

iPadでUSBメモリを使えるメリット自体はAndroid用タブレットとそれほど変わりありません。とくにiPad Proなどは4K解像度の動画を撮影できるぶん内蔵ストレージを圧迫しやすいので、それらを一時的に保管できる大容量のUSBメモリなどでしたら充分に役立ってくれるでしょう。
 

仕様参考:Apple公式iPad Pro仕様
 

脱獄する

Androidデバイスの場合rootを取得することで自由度が増し、様々なアプリからより深い機能を利用できるようになります。同様にiOSデバイスも『Jailbreak(通称:脱獄)』を行うことで、本来サポートされていない様々な機能を利用できるようになります。
 

この方法を使ってUSBメモリを認識し使用することは可能だと思われますが、Androidはroot用に特化したアプリケーションなどもGooglePlayから比較的安全に入手できますが、AppStoreでは脱獄したiPad向けのアプリなどは入手できず、そういったアプリや脱獄の為のソフト自体もアンダーグラウンドな(胡散臭い)サイトから入手するしかありません。そしてそういった場所で公開されているアプリの中にはiPadなどを起動不可能にしてしまうようなアプリも一緒に公開されていることあります。
 

アプリの真贋を見極められない場合(Androidのroot用アプリでも結局は同じですが)、せっかくの高級タブレットを1台ダメにしてしまう危険性もあるので、脱獄でUSBメモリを認識させる方法はおすすめできません。
 

記事参考:英語記事「脱獄したiPadでiFileからUSBメモリを認識させてみた」(筆者意訳)
 

タブレットでのUSBメモリの使用について疑問が残ったら

USB-OTGに正式対応していないAndroidタブレットの場合、タブレットでUSBメモリが認識できるかどうかは実際に接続してみないと分からないというのに比べ、iPadなどはLightningコネクタをもち、USBメモリ側でiOS対応をうたっているものを買えば間違いなく使える点で安心感は強いと言えるでしょう。基本的にはタブレットでUSBメモリを使うのはデータ移動以外にはないわけですから(パソコンのようにOS起動とかインストールとかには使わないので)その点に関してはiPadの方が優れているようにも思えます。
 

でもAndroidにはiOSの脱獄に近いレベルの自由度があります、USBハブを繋ぎ安価な(Bluetooth非対応の)マウスやキーボードも使えるのであれば簡易パソコンとしても使用しやすい点が魅力です。認識さえすれば専用アプリを用いなくても使い慣れたファイラーやツールからUSBメモリ内のデータも参照可能です。
 

ZenPad S 8.0のUSB端子が壊れてなければ色々と試せたのですが…本当に残念でなりません。というわけで読者の方もUSB端子が頻繁な使用で劣化、故障しないようにマグネットタイプのUSB充電またはUSB通信&充電対応ケーブルの購入をおすすめします。筆者はデータ転送は無線化でPCやNASと連携できているので、これ以上劣化しないよう充電だけのケーブルを(楽天のポイントがたまったら)購入予定です。
すでにワイヤレスヘッドホンとPS4コントローラーの充電用に2本持っているのですが凄く便利なんですよ!

 
タブレット usb

まとめ

タブレット側がUSB-OTG対応をうたっていたとしても、USBメモリを含む全てのUSB周辺機器の動作を保証しているわけではありません。USBメモリやマウスは概ね大丈夫でしょうが、キーボードは前者2つよりも相性が厳しく、使用している日本語入力アプリによっては使えないこともあります。
 

もちろんNTFSでフォーマットされたUSBメモリは使えないので、あらかじめFAT32でフォーマットしているものを使用しましょう。FAT32のフォーマットはWindowsでは32GiBに制限されているので、一度パソコンで64GBのUSBメモリをフォーマットしてしまった場合は他のOSを使ってFAT32でフォーマットし直すかダメ元でexFATでフォーマットして読み書きできるか試してみましょう。(互換性はあるので理論的には大丈夫なはずですが…)
 

Androidタブレットの場合OSにドライバが入っていない場合はユーザー側でどうすることもできないので、何事も諦めが肝心です。仕様からUSB-OTGの対応が不明な場合は、できるだけ安価な製品を使って試し、ダメだった場合の被害を最小限にすることが大切です。

【編集部より】あなたの感想を教えてください

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HN: トゥルーデは俺の嫁
製品紹介はなるべく間違った情報を伝えないよう製品の説明書などで下調べをし、レビューはキッチリ使い込んだり比較してから書き始める派なので基本遅筆です。疲れたときの癒やしは飼い猫達をなでることです。
家電やガジェット好きの趣味が高じて、文章書き(パソコン関連ソフト&ハード、白黒家電、ガジェットなどの紹介記事、購入製品のレビュー etc...)をやっています。 広く浅くがモットーなので、それほど深い知識はありません。 なるべく正しい日本語で書けるようにIMEにATOKを使い、長い文章は少しでも誤字脱字が減るようにVOICEROIDに音読させて確認してから公開するようにしています。 違う目的の為に買ったVOICEROIDが思わぬ役に立っているので、もう一人買い足そうかと目論んでいます。 やっぱり弦巻マキの相棒といったら結月ゆかりですよね?

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