こんにちは、えどうです。データの持ち歩きに便利なUSBですが、容量も沢山種類がありますが、同じ要領でも商品によって価格に大きな差があります。では、安いUSBメモリはどんな特徴が有るのか、そして入手方法についても解説します。
私自身も様々なUSBメモリを購入し、USBメモリの性能の調査についても行ったことがあります。
また、電子回路の専門家としての経験も踏まえて、
価格の高いUSBメモリと安いUSBメモリの差などを解説しますね。
16GBで1000円以下、32GBで1500円以下、64GBで2000〜2500円というのが一番安いUSBメモリのようです。(Amazon掲載商品から調査)
後でも紹介しますが、この価格帯よりも大きく下回る価格のUSBも希に販売されています。
が、安くなればなるほど、トラブルが発生しやすいようです。
(だからといって、高いUSBメモリを買えば良い、というわけではありません)
安いUSBメモリについて、具体的なメリットをご紹介します。
こちらの商品は16GBで6000円弱します。
画像をクリックするとAmazonに移動します
一方で、安いUSBメモリでは・・・
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こちらの商品など、1000円を切る価格で販売をしています。
高いUSBメモリと安いUSBメモリで機能差などはありますが、
なんといっても一番のメリットは、容量に対するコストパフォーマンスの良さでしょう。
安いUSBメモリでは、「USBメモリはパソコンに挿すと専用のドライブが一つ現れて、そこに書き込める」というシンプルなUSBメモリの使い方そのものです。
セキュリティ対応のUSBメモリなど、USBメモリをパソコンに挿すと、複数のドライブが現れて・・・などと面倒なことはありません。
これぞ、USBメモリという使い方です。
安いUSBメモリならでは、のメリットとして、誰かにデータを渡すときのメディアとして最適である、という一面があります。
DVD-Rでも格納できないような巨大ファイルや、DVDドライブが付属していないようなノートパソコンへデータを渡す際、
安いUSBメモリが活躍すると言って良いでしょう。
安いUSBメモリはUSB2.0にしか対応していないものが多く、
USB3.0やUSB3.1に対応していたとしても書き込み速度はあまり速くないものが多いです。
理由として、安価なフラッシュメモリ部品(MLCやTLCという部品)や制御用部品を使用しているため、メモリの回路構成上、書き込み速度や読み込み速度が遅くなってしまいます。
正規代理店による輸入品ではない並行輸入品である場合など、メーカーによる保証が受けられない場合があります。
購入する前に、保証があるのか無いのかを確認する必要があります。
有名メーカーで有れば特に問題は無いのですが、相場よりも更に一段安いような格安USBメモリの場合、初期不良のリスクや、使用中の故障のリスクが一般製品よりも高い場合があります。
(USBメモリ内部の部品の実装が貧弱だったり、部品が発熱したとしても放熱を考慮していない構造である為)
このような商品の場合、(特にAmazonの場合だと)商品レビューを確認することで避けることは可能です。
また、使用する前に、USBメモリを完全フォーマットすることで
そのUSBがちゃんと使えるのか、確認した方が良いでしょう。
では、USBメモリを安く購入できるお店を2つ、ご紹介します。
基本的には、実店舗での購入よりもインターネット通販の方がかなり安く購入できます。
私自身も利用する二店舗をご紹介しますね。
まず、確実に安いのはAmazonです。年間販売量がとても多いため、信頼できるメーカーの商品がかなり安価に販売されています。
ただ、格安で販売されているのは、Amazon.co.jpからの出品ではなく、Amazonに出店している会社である場合が多いため、注意して下さい。
また、保証を受けられない並行輸入品にも注意して下さい。
SDカードや各種記憶メディアを格安で販売していることに定評のある上海問屋(しゃんはいどんや)さんもかなり安くUSBメモリを入手することができます。
加えて、殆どの商品が少なくとも1年以上の保証がついてきていますので、安心して購入することが可能です。
では、どんな人に安いUSBメモリがお勧めなのでしょうか?
データの書き込み速度や読み込み速度は関係なく、USBメモリをデータ置き場として利用する人は安いUSBメモリでも問題ないと言えるでしょう。
一方、USBメモリを作業スペースとして利用し、頻繁にデータの書き換えが発生するような動画編集のような作業をするようであれば、安価なUSBメモリはお勧めしません。
安いUSBメモリであっても、読み込み速度はある程度早いものもあります。
このため、音楽のストックや動画ファイルのストックなど、再生媒体として使う分には安いUSBメモリであっても問題は無いと言えます。
ただ、メディアをUSBメモリに書き込む際には辛抱強く待つ時間が必要ですので、そこは覚悟して下さい。
何らかの事情で人にデータを配布する際、「このくらいのメモリだったら、あげてしまってもいいや」と思えるくらいのUSBメモリも安いUSBメモリには存在します。(500円程度)
CD-RやDVD-R感覚で他の人にデータを渡したい、という場合はUSBメモリも一つの選択肢としては良いでしょう
(最近はノートパソコンに光学ドライブが搭載されていないため、喜ばれる傾向があります。)
人にデータを渡したいので、一度だけ書き込みできれば良い!という人向けのUSBメモリです
形も独特ですが、何よりも8GBで500円というコスパが何よりの製品です。格安USBメモリとしてはあまり問題も起きていないようです。
16GBで自分使いで安くて信頼できるUSBメモリが欲しいという方にお勧めのUSBメモリです。5年保証がついたKingston製のUSBメモリです。
値段も1,000円を切る価格ですので、格安の部類に入るでしょう。
USB3.0に対応しておりますので、少なくとも読み込みは2.0対応品よりは早いと思われます。
32GBで自分使いで安くて信頼できるUSBメモリが欲しいという方にお勧めのUSBメモリです。5年保証がついたSanDisk製のUSBメモリです。
価格の安さもさることながら、その本体の小ささのため、ノートパソコンなどの外付けHDD代わりにも利用することが可能です。
USB2.0対応なので、速度はあまり速くはありません。
猫の爪形のUSBメモリです。可愛い形はさることながら、8GBで非常に安価に販売されており、コスパが高いです。
ただし、無保証なので注意して下さい。
パンダ型のデザインで有りながら、8GBとしっかりとした容量を確保しており、しかも安価で販売されているコスパが高いモデルです。ただし、無保証なので注意して下さい。
速度はUSB2.0では有りますが、2000円強という価格で64GBという大容量を実現し、しかも5年保証もついているSanDisk製USBメモリです。
とにかく安く!大容量で!がご希望であれば、お勧めのUSBメモリです。無保証ではありますが、3000円程度でなんと128GBもの大容量を実現しています。
ここまで安いUSBメモリについて解説してきました。
しかし、この記事ではまだまだ安いUSBについて全てを解説できたわけではありません。
など、インターネット上で検索してみると、いろいろな情報が出てきますので、ご自身で調べてみることをお勧めします。
個人的には、安くても、保証がついた有名メーカー製のUSBメモリをお勧めします。
しかし、格安USBメモリ全てがトラブルを抱えているわけではありませんので、納得のいく製品を見つけて下さいね。
この記事では安いUSBメモリについてご紹介をしました。
改めて、この記事の内容を振り返ります。
今回お勧めしたUSBメモリ以外にも安くて良いUSBメモリがあるかもしれません。一度ご自身でお探しになってみることをお勧めします。