だんだん寒くなってくる秋~寒さが厳しい冬や寒さが和らいでくる春ごろにかけて、こたつを使用している人が多く居ると思います。
こたつを使用しない季節や期間は、当然片づけているのですが、そろそろこたつを出そうかという時に出すため、こたつが使えない・電源コードが破損・断線しているという事は気づくのが遅くなってしまいますよね。
出している時に損傷したのか、片づけてしまっている時に損傷したのかは分からず、寒いからこたつを出そうと思ったのに使えなかったら意味ないですよね。
多くの原因は電源コードですが、こたつが使えないからと言って、買い替えを検討しなくても故障原因が電源コードならば電源コードを買い替えるだけでこたつを使用する事ができます。
電源コードはどれでもいいの?・どれを買えばいいのか分からないといった人が多く居るでしょう。
ですので今回は、こたつの電源コードの規格や種類・交換する電源コードはどう選べばいいのか・2ピンのおすすめ電源コード・断線させない日々の使い方、などこたつの電源コードについて紹介します。
こたつの電源コードは2ピンと3ピンの2種類となっています。
一般的にこたつの電源コードはだいたい2ピンとなっており、3ピンはメーカーや型番により専用の電源コードになっています。
使用しているこたつの電源コードが2ピンなのか3ピンなのかは簡単に確認する事ができ、電源コードとこたつを差し込む電源コード先端部分に2つ穴が開いていたら2ピン、3つ穴が開いていたら3ピンです。
また、こたつ本体側の電源コードを差し込む部分びに2つのピンが出ていたら2ピン、3つのピンが出ていたら3ピンとなります。
一般的にこたつの電源コードは2ピンとなっており、温度調節はこたつ本体側で調節して、電源コードではスイッチを入れるだけのタイプとなっています。
電源と通電のみのシンプルな電源コードのため、2ピンの電源コードであればほとんどのこたつで使用する事ができます。
こたつと同じメーカーの電源コードを選ぶのが一番いいですが、2ピンタイプの電源コードはメーカー問わず使用する事ができ、汎用タイプの2ピン電源コードも数多く販売されています。
ただし注意していただきたいのが、2ピンであっても形状やワット数によっては使用できない場合もあるため、必ず確認をしてから買うようにして下さいね。
2ピンとは異なり、使用しているこたつ専用の電源コードがほとんどの3ピンタイプは、電源コードに温度調節機能が付いている事が殆どのため、メーカーや型番によっては使えない場合があります。
また、2ピンの電源コードと違い、3ピンの電源コードは汎用電源コードは売られていないことが多いです。
ですので2ピンのように形状やワット数が合えば使えるという訳ではなく、たとえ3ピンの電源コードだったとしても、ワット数に加えてメーカー専用とあるため、3ピンの電源コードを購入する際は型番やワット数、メーカーなどを確認して下さいね。
ワット数とは、消費電力を示す単位として使われています。
ほとんどのこたつで使用できる2ピンであっても値の張るこたつの3ピンタイプの電源コードでも、ワット数を間違うと使用できないの必ず確認してください。
電源コードに『○A ○○○V』と表記されているのですが、○Aは最大電流で○○○Vは耐電圧なので『~まで』という事になります。
仮に7A 250Vと表記されている場合、必ず7A 250Vの電源コードを買わないといけない訳ではなく、最大電流が7Aまで、耐電圧が250Vまでという事になり、ようは表記されている最大電圧と耐電圧を越えなければ問題ないという事になります。
それに加えて、中にはピン部分とコンセント部分で表記されている電流値が違っている場合があり、一般的に家庭では100Vしか流れていないので問題は無いのですが、心配な方はピン部分とコンセント部分の両方確認してください。
2ピンの電源コードの特徴でも記述しましたが、2ピンの電源コードはこたつの大半で使用する事ができ、汎用電源コードも発売されています。
一般的には2ピンの電源コードでメーカー問わず使用する事ができるので互換性があります。
形状もほとんど同じなので、ホームセンターやAmazonなどのECサイトなどに売られている2ピンの電源コードでも使用する事ができます。
ですが、2ピンの電源コードであればどれでもいいという訳ではなく、電源コードの形状がこたつ本体側と同じ・ワット数も使用していた電源コードに表記されているのと同じもしくは超えていない2ピンの電源コードを選ばないと使用できない事もあるので必ず確認をしてから購入してください。
また、2ピンの電源コードは互換性があるといいましたが、2ピンの電源コードであっても互換性のない電源コードもあるため、分からない場合は電気店やメーカーに問い合わせしてください。
こちらも3ピンの電源コードの特徴で記述しましたが、3ピンタイプの電源コードはメーカー専用の場合が多く、比較的価格の高く大きいこたつは3ピンタイプの電源コードが多いようです。
メーカーによって3ピンの位置が違っていたり、形状も違う事が殆どなので、基本的には3ピンタイプの電源コードを買い替える場合はメーカーに問い合わせになります。
互換性のある2ピンタイプの電源コードと違い、3ピンタイプはほとんど互換性が無く、汎用電源コードも売られていないため、購入する際は注意してください。
また、先述しましたワット数も必ず確認してください。
ですので、使用しているこたつの電源コードが3ピンタイプなら、購入したお店もしくはメーカーに問い合わせて型番を伝えるといいでしょう。
中間スイッチ付き・二重成形プラグと丈夫に作られており、口コミでもこたつのメーカーが分からなかったけど問題なく使用出来たという人が多く、口コミ評価が高い2ピンタイプの電源コードです。
コードの長さも電源側が約1.6m、本体側が約1.3mと長すぎず短すぎない長さなのでコードが邪魔になることは無さそうです。
参考元:コタツコード KBK-7060|家具調コタツ|シーズン 季節家電|KOIZUMI(コイズミ) 小泉成器 商品総合サイト
定格値がAC125V 7A、安全装置は電流ヒューズ、電源コードは丸打ちコードタイプ3mとなっています。
安全装置である電流ヒューズはコンセント部分に内蔵されており、コード吊りが付いているのでコードの長さを調節してこたつの内部の脚に引っ掛けておくことが可能となっています。
こちらも問題なく使用できたとの口コミ評価が高いのですが、合わなかったという人も居るようなので、購入する際は形状やサイズなど確認をして下さい。
参考元:こたつコード:家電関連事業 - メトロ電気工業株式会社
電源コードが断線しているのにかかわらず使用して通電した場合に火災や発火が起こる危険性があります。
毎年のように、こたつを使用する時期になるとよくニュースなどで見るのですが、コードの断線が原因で火災が起こってしまいます。
だったらどのようにすれば電源コードが断線しないようにできるのか?
こたつの電源コードに限らず家電製品や電化製品などでも言えるのですが、電源コードに負荷をかけないようにするというのが一番です。
主に、コードの上に重たい物がのっている・電源コードがねじれている・折れ曲がっているという事になります。
こたつの電源コードでよくあるのが、こたつの季節になり出してみたら断線していたという事があるので、おそらくコードに負荷が掛かっている状態で仕舞っていた事が原因でしょう。
ですので、コードは踏んだり重たい物がのってしまわないように、折り曲げたりねじったりしないように注意しましょう。
電源コードについて規格や種類などを紹介しましたが、こたつが使えない場合はこたつ本体は比較的故障する事は少ないようで、ほとんどの故障原因が電源コードの断線などとなっています。
ですが、電源コードを2ピンタイプ・3ピンタイプ・ワット数・形状などを確認して購入したのにかかわらず、こたつが使用できない場合はこたつ本体側の故障の可能性があります。
また、きちんと確認して購入した電源コードであっても接触不良や初期不良の可能性もあるため、まずは購入した店舗に問い合わせてください。
以上、こたつの電源コードの規格や種類・交換する電源コードはどう選べばいいのか・2ピンのおすすめ電源コード・断線させない日々の使い方などを書いていきましたが、一般的なこたつの電源コードは2ピン・値段高めの大きいこたつは3ピンの電源コードが殆どです。
また、2ピンタイプの電源コードはメーカー問わず使用でき、汎用タイプも売られているので互換性があるのですが、3ピンはメーカーによって形状・ピンの位置が違う事が殆どなので基本的にはメーカー問い合わせになります。
2ピンタイプであっても3ピンタイプであっても、ワット数の確認をして表記されている定格値を超えないようにして下さい。
また下記のリンクではこたつが故障した場合について執筆しています。断線以外の可能性がある方はこちらの記事も参考にしてみてください。