ラミネート加工をアイロンで!ラミネート生地にはアイロンOK?

この記事を執筆するにあたって

筆者は家電量販店に勤めております。ラミネーターとアイロンで行えるラミネート術などを解説していきます。

Written By ブレンディ 0120

目次

アイロンを使ったラミネートの加工について解説します

皆さんは普段、ラミネートをする時に一般的には「ラミネーター」というラミネートを行う専用の機器が必要だと思っていませんか?

実は、ラミネートはご自宅にあるアイロンを使うことで、簡単に行うことが出来るんです。

ラミネート紙は、熱を与えることで性質が変わり、ラミネート紙を接着する事が出来ます。

ラミネーターもアイロンも表面に熱を与えるという点では同じ原理ですので、ラミネートをどちらでも行うことが出来るという事ですね。

ただ、原理上では行えるものの、アイロンはラミネートを行う為に設計された商品ではない為、細かい注意が必要です。

今回は、ご自宅にあるアイロンで手軽に行えるラミネートについて、細かい注意事項を解説していきます。

アイロン ラミネート 違い

アイロンを使ったラミネート加工の手順

用意するもの

  • ラミネート用紙(A4サイズが目安)
  • アイロン(ドライで使用)
  • アイロン台
  • クッキングシート(もしくはあて布)
  • ハサミかカッター(不要な部分の切り取りやサイズ調整に必要)

手順① ラミネートをしたいものをラミネート用紙で挟む

ラミネート用紙は、1辺が最初から接着されており、ラミネートしたい用紙をその部分に固定し、位置を調整することが出来ます。

また、アイロンかけを行う場合は、必ず接着されている辺からラミネートを行うことで綺麗にラミネートを行えます。

まずは、ラミネート紙にラミネートしたいモノなどを挟み位置を固定しましょう。

手順② ラミネート紙の上にクッキングシート(あて布)をかけてアイロンかけを行う

次にラミネート紙をアイロン台の上に置き、その上からクッキングシートをかけましょう。

クッキングシートを選ぶ理由として、クッキングシートは表面の滑りが非常に良く、透明なシートの為、ラミネートが出来ているかどうかの確認がし易いという利点があります。

また、クッキングシートは何度も再利用できる為、非常に低コストで使いまわす事が出来ます。

もし、クッキングシートがない場合は、ハンカチや薄い綿の生地などを使いあて布をするのも良いでしょう。

必ず直接アイロンかけを行うのではなく、間に何か挟むようにしてアイロンかけを行うようにしましょう。

ラミネート アイロン

アイロンを使ったラミネート加工で注意するポイント

気泡を作らないための温度

ラミネートを行う際に、接着面の温度が高すぎると中に気泡が入ってしまい、見栄えが悪い出来になってしまいます。

アイロンでラミネートを行う際の適切な温度は「100℃程度」となります。

これ以上の温度でラミネートを行うと大抵は気泡が入ってしまいますので、注意が必要です。

また、温度が低すぎる状態でラミネートを行った場合は、ラミネート紙が白っぽくなってしまい、透明度が落ちるという事もありますので、低温であれば良し。という訳でもありません。

適度な温度として、「90~100℃」をキープした状態で行うと良いでしょう。

アイロンを滑らす速度

実際のラミネーターでラミネートを行うと、用紙の通過する速度は非常にゆっくりで、1回のラミネートでしっかりと接着させることができます。

アイロンでラミネートを行う際も、動かす速度はゆっくりと動かしましょう。

イメージでいうと、商品に貼ってあるバーコードシールを破らないようにゆっくりと剥がす感覚です!

1回で上手く接着できない場合は、何度でも同じ部分をアイロンかけを行う事で、低温でも次第に接着する事が出来ます。

その場合は1か所集中するのではなく、全面を接着した後に足りない部分を補填していくというイメージで行うと良いでしょう。

元々接着している部分から中心に向かってアイロンかけを行い、その後に上下左右にアイロンを滑らす事で非常に綺麗にラミネートを行うことが出来ます。

アイロン ラミネート アイロン

ラミネーターとアイロンのラミネート加工の違い

ラミネーターに比べたアイロンのメリット

アイロンでラミネートを行う際のメリットは、アイロンならではの細かい部分に集中してラミネートをかける事が出来るという事です。

一般的に、ラミネーターではラミネーターの入口から出口まで、1方向に流していくイメージですが、厚紙や凹凸があるものをラミネートする場合は、大体1回では接着しきれません。

それに対し、アイロンかけでラミネートを行う場合は、接着したい部分に集中してラミネートを行える為、ラミネーターよりも効率が良いでしょう。

また、一部分だけラミネート不足な場合も細かい修正を行える為、後からの調整がつきやすいです。

ラミネーターに比べたアイロンのデメリット

ラミネーターに比べアイロンでラミネートを行うデメリットとして、温度調整が難しいという点が挙げられます。

上記で述べたアイロンの適切な温度の維持と、ラミネートを行う際の様子を見ながら行う必要がありますので、ただラミネーターに流す作業よりも集中して行う必要があります。

また、ラミネーターは細かい温度調整がボタン一つ、ダイヤル切り替え一つで行える為、様々な種類のラミネート作業を一気に行う際は非常に効率良く行うことが出来ます。

アイロンでラミネートを行う場合は、アイロンの温度を下げたり上げたりするのにも時間がかかりますので、効率的ではありません。

アイロンに比べてラミネーターが得意な加工

一般的なA4用紙などの薄い用紙の加工については、ラミネーターの十八番です。

ラミネートするモノに凹凸がなく、一定の薄さであれば一回のラミネートで大抵のものを綺麗にラミネートすることが出来ます。

また、厚紙についてもラミネーターの厚さ調整を行う事で、全面にラミネートの熱を伝達し、綺麗に仕上げる事が出来ます。

一回で多くのものをラミネートする場合に限っては、圧倒的にラミネーターの方が効率的に行えます。

また、一回のラミネート時間は早くても30秒程度かかりますから、その間に仕上がったラミネート用紙を冷ましたり、切ったりする作業も行えてより効率的に行えます。

アイロン ラミネート メリット

ラミネーターに比べてアイロンが得意な加工

アイロンがラミネーターよりも得意な加工については、「凹凸のあるモノ」のラミネートです。

例えば、押し花だったり、折り紙といった平面ではないモノのラミネートに関しては、ラミネーターよりもアイロンの方が加工がし易いというメリットがあります。

ラミネートの構造上、どうしても平面のモノのラミネートを前提に設計されている為、一部分のラミネートや凹凸のあるモノのラミネートが苦手です。

これに比べアイロンのラミネートであれば、アイロンの先端を使い細かい部分に届きやすかったり、アイロンの圧力を強くする事で、凹凸がある部分に関しても綺麗にラミネートを行えます。

ラミネーターは買ったほうがいい?

ラミネーターは安いもので、3,000円程度から購入できます。

ラミネートを買う傾向のある方は、個人事業主の方やお仕事でラミネート用紙を使うことがある方が多い印象です。

また、POPなどによく使われやすいラミネート用紙は、外に掲載する大型の広告や雨風を耐えうる強さが必要な場面で非常に役立ちますので、家の中だけで使用する方には、あまり必要のない商品かも知れません。

一般的にラミネーターを必要とする方は「お仕事で使用する方

という認識であれば、買って後悔した・・・。という事も防げるでしょう。

アイロンでできるラミネート加工の実例

ラミネート アイロン 押し花

① 押し花

押し花をラミネートする方法は結構有名ですね。

ラミネートしたい押し花をラミネート紙に挟み、ラミネーターに通す。

これだけで押し花をラミネートすることが出来ます。

ラミネートをする際の注意点として、押し花の水分はできるだけ乾いている状態で行い、厚さが出ないようにある程度は薄くすると良いでしょう。

ラミネートする事で、外部の空気と遮断され、押し花を綺麗な状態で長く保つことができるようになります。

ラミネート アイロン 

② 写真

ラミネーターは写真もラミネートすることが出来ます。

写真をラミネートする際は、少し注意が必要です。

ラミネート温度が高すぎると、写真が色褪せたり焼けたりしてしまう為、ラミネートしたい写真があった場合は、1発本番で行うのではなく、数枚同じ写真を現像した状態で行うと良いでしょう。

上手くラミネートができれば、押し花と同じく綺麗な状態を長く保つことが出来ます。

アイロン ラミネート

③ 布

布をラミネートする際は、ラミネートしたい布の繊維を確認してから行うと良いでしょう。

他の記事にも記載していますが、繊維によって熱に弱いモノがあります。

化学繊維や再生繊維などは熱に弱く、ラミネート時に繊維が溶けて変質してしまうリスクがありますので、温度にはくれぐれも注意して下さい。

【コラム】ラミネート生地にはアイロンはかけられる?

ラミネート生地とは?

ラミネート生地とは「綿や麻などの生地の表面に、透明のフィルムを貼り付け加工したもの」です。

一般的には、ハンドメイドを行う際によく使用される生地で、ポーチ・トートバック・テーブルクロスなどに使用されています。

ラミネート生地は表面にラミネート加工されている為、表面からアイロンかけを行ってしまうと、表面が溶けて使用できなくなる可能性があります。

どうしても、アイロンかけを行いたい場合は、ラミネート加工されていない裏面から、軽くアイロンかけを行うくらいが良いでしょう。

アイロンはかけない方がよい シワをとるには?

ラミネート生地のバックなどは、アイロンかけを行う事は避けた方が良いでしょう。

シワが出来てしまった場合は、バックの内側に新聞紙や本などを敷き詰め、元の形を維持できる状態で1日程度放置しておくと、形状が回復することがあります。

また、熱を加えて形状を戻すユニークな方法として、冬場限定になりますが、こたつの中に入れて素材を柔らかくし、形状を戻すという方法もあります。

ドライヤーなどで手っ取り早く行いたい気もしますが、ドライヤーの温風はラミネート加工の生地には高すぎることが多い為、表面が溶ける可能性もあります。

ラミネート アイロン 疑問

ラミネートとアイロンについて疑問が残ったら

ラミネーターとアイロンについての解説を行ってきましたが、それぞれの特長全てについて解説できた訳ではありません。

また、ラミネート生地のように取り扱いが難しいものについても本来はアイロンかけなどは推奨していない為、できることならアイロンかけを避けるべきと思います。

読者様の中にも、記事を読み進める中で自分の身の回りのモノにラミネートを行えるのか?疑問が出てきたかも知れません。

記事を読む中で、ご質問やご不明点などがございましたら、当サイトのお問い合わせフォームよりお気軽にお問合せ下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ラミネートを行う方法やそれぞれの特長について解説を行ってきましたが、どちらも一長一短ではあります。

ラミネーターの購入を検討されている方や興味がある方も、購入する前にアイロンでの代用ができると、お気付きになるきっかけになれば幸いです。

また、ラミネートを行う事が多い方やハンドメイドをよくする方などは、失敗しにくいラミネーターの購入をオススメ致します。

ご愛読ありがとうございました。

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ブレンディ 0120
家電量販店勤務の家電マニア!よろしくお願いします。
家電量販店勤務経験のある家電マニアです。 家電の記事の執筆を行っていきます、よろしくお願いいたします。

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