圧力鍋を蒸し器の代用に!上手に圧力鍋で蒸す使い方を解説!

目次

圧力鍋は蒸し器にもなるの?蒸し料理を作る方法を解説します

なにごとも、「一粒で二度おいしい」と聞くとお得感が増すものです。

圧力鍋を買えば煮物と蒸し物が出来て一粒で二度おいしい。

どうです?よさげじゃないですか?(笑)

圧力鍋の簡単な仕組みを説明すると、

お湯が沸く

水蒸気が発生

閉じ込めることによって鍋内の気圧の上昇

気圧が上昇すると沸点が高くなる

高い温度で一気に火が通る

調理完成。

ということで、水分とそれによる水蒸気が大前提のこの調理器具において蒸し料理ができないはずがないですよね。

さらに言うと蒸し料理にも加圧が使えるので時短で仕上がりふっくら。

使わないわけにはいかないでしょう!

圧力鍋蒸し05

圧力鍋で蒸す!蒸し器の代用としての使い方

実は、大抵の圧力鍋は蒸し用に『蒸し台』とか『蒸し皿』といったものがついています。
つまり、最初から蒸し器として使えるんですよね。

使いこなせれば料理の幅は広がって、調理時間は減って。

では使用感をお伝えします。

用意するもの

圧力鍋!は、この記事のきもなので絶対用意してください(笑)

蒸し皿は圧力鍋に蒸し用の付属品があるならもちろんそれを使ってください。

専用設計が一番ですね。

付属品がない圧力鍋でしたら

こういった器具も売られています。

ご自身の圧力鍋の大きさに合ったものを購入してくださいね。

肉まんや餃子などは下部がくっついてしまうので蒸し布も必要です。

あとは、食材と、水。

あ、あとコンロも必要ですか(笑)

圧力鍋蒸し11

手順① 食材の準備

まずは下ごしらえです。

食材のカット。

これは均等に熱が入るよう、できるだけ同じ大きさに切るのがポイントです。

何種類かを一度に調理する場合もできるだけ同じ大きさがいいですね。

手順② 食材のセット

続いて圧力鍋をコンロにセットし、鍋の中に水を張り蒸し皿(台)を設置します。

この時の水の量は圧力鍋の大きさによって変わります。

圧力鍋の底あたりに記載されているものもあればもちろんそれに従ってください。

そして蒸し皿に食材を置きます。

この時の置き方に特にこれといった方法はありませんが、後述の『カニ』のように向きを合わせないと汁が、というものもありますね。

蓋を締めて準備完了。

手順③ 加熱

まずは中火~強火で。

蒸気が噴出しだしたら弱火にして加圧開始。

食材に合わせて加圧の時間は変わります。

手順④ 自然冷却

加圧後は蒸気がおさまるまで自然冷却、放置しておきます。

余熱でじっくりと火が入っていくのでしっかりと行いたいですね。

なお、加熱&加圧をしっかりと行った後であれば鍋に水をかけて急速に冷やし蓋を開けることも可能です。

ただし、鍋の素材、構造によって冷やす方法は変わりますでのそれぞれの説明書をしっかりと呼んでくださいね。

注意その① 空焚き厳禁!!

間違ってもやってはならないのが空焚きです!

鍋の耐久性はもちろん、鍋の破損だけで終わればまだ儲けもの、最悪破裂の危険も十分にあります。

注意その② 水の量!

圧力鍋を中火で加熱すると10分で200mlの水が蒸発すると言われています。

例えば、材料が少ないからちょっと少なめでもいいかな?なんて、絶対に思わないでください!!

水蒸気爆発になる可能性さえある危険な状態となりかねません。

材料の有無にかかわらず加圧時間を考えてそれ以上の余裕を持った水量を入れるようにしてください。

鍋によっては蒸し料理用の水の量が書かれているものもありますので、書いてあるならそこまできっちりと水を張ってください。

圧力鍋蒸し02

圧力鍋を蒸し器として代用するメリット

メリット① 時短!

加圧での蒸しによって時短を行え、高熱調理によって火の入りもしっかりと行えます。

蒸し器ももちろん食材に全方向から熱が伝わりますが、圧力鍋は加圧されて沸点が高くなった熱がしっかりと鍋の全体にいきわたっています。

熱もしっかり入り、高熱により調理時間も減り、さらには熱にさらす時間が短くなることによって食材にかける負担も少ないので食感もしっかりと残します。

あれ?いいことしかなくないですか!?(笑)

メリット② 同時調理!

もちろん食材にもよりますが、加圧時間だけ圧力鍋を見ておけば余熱で蒸せるので、火を止めた後は自然冷却で蒸気が落ち着くまで放置でオッケー!

何品も料理を作りたい時、圧力鍋を火にかけた時に隣で炒め物を行い、加圧中に炒め料理を完了、あとはコンロ前を離れて問題ないのでサラダなどを作るのに目を離してしまってもかまわないのです。

時短&複数同時調理が行えるんですから本当に楽ですよね。

圧力鍋蒸し04

圧力鍋を蒸し器として代用するデメリット

つづいてはデメリットもしっかりとお伝えします。

デメリット① 加圧時間の調整

食材を入れて蓋を締めてしまうとあとは調理終了まで調理具合を見ることができないのが最大のネックですね。

できてからのお楽しみ、とも言えるかもしれませんが(笑)怖いですね。

ですので、最初は付属のレシピやネットなどで蒸し時間をしっかり把握し、調理を行ってください。

経験がものを言う、まさに玄人好みの調理器具と言えるかもしれません(笑)

デメリット② やけどの危険!

もちろん蒸し器も加熱中の蒸気には十分に気を付けなければなりませんし、どちらが危険かと言うと両方危険です。

ただ蒸し器の場合は調理中の熱蒸気。圧力鍋の場合は加圧後に蓋を開けるタイミング。

しっかりと圧が下がるのを待つ、もしくは急速水冷できる圧力鍋であればしっかりと冷やしてから蓋を開けてください。

慣れているつもりでもどのタイミングで事故が起こってしまうのか、圧力の管理は本当に危険な調理器具です。くれぐれも慎重に気を付けて調理を行ってください。

圧力鍋で美味しく作れる蒸し料理

では素材の味を活かせる、そして簡単調理な蒸し料理をご紹介させていただきます。

① とうもろこし

茹でももちろん美味しいとうもろこしですが、蒸しでとうもろこしの甘味を凝縮!

そのクォリティを余すことなく味覚に伝えることができる蒸しもろこしです♪

材料

とうもろこし…2~3本

圧力鍋の入る量と相談してくださいね。

皮は剥いて糸も取り除いたらしっかりと洗い、圧力鍋に合わせてカットします。

できるだけ均等なサイズにしてくださいね。

圧力鍋に水を張り、蒸し皿を置いて、とうもろこしを入れます。

圧力鍋の中では熱気を持った水蒸気が全方向から熱を加えるのでとうもろこしの向きなどはあまり関係ありません。

蓋をして中火からやや強火で火を入れます。

蒸気が出だしたら火を弱め3分程度加圧調理してください。

時間が来たら火を止め、圧が下がるまで放置して15分程度経ちましたら蓋を開けます。

これだけで、とうもろこしの甘味が素晴らしい蒸しもろこしの完成です!

粗熱を冷ましたら、かぶりついてください!!

圧力鍋蒸し10

② 蒸し蟹(毛ガニ!)

生きている間に茹でるのが一番美味しいと言われている毛ガニ

せっかくなので家まで生きたままで送ってもらって、面倒な手間なく最大に美味しい毛ガニを堪能しましょう!

毛ガニ…1匹

蒸す前に、まずはカニを水でよく洗います。

これは汚れ、藻などをそのままに蒸してしまうと変な臭いがついてしまうことがあるんですよね。

さらに、毛ガニで言うと、おがくず!たくさんついていると思います。
丁寧に洗い流しておきましょう。

あと、生きたカニをそのまま蒸すとカニが暴れてしまうことがあります。まぁ、かわいそうですよね…

ということで、活け締めを行っておきましょう。真水に30分ほどつけるか、凍らない程度に冷凍庫で冷やすことによって、いわゆる仮死状態にしておくんですね。

まだ生きている可能性があるカニについては、輪ゴムやヒモなどを用いてしっかりと固定しておきます。
スーパーや市場などだと固定された状態で売られてたりしますよね。

それと下ごしらえなんですが。
毛ガニを茹でる場合は塩ゆでにしますよね。

蒸す場合には、お腹側にあるふんどしを少しめくり、めくった部分に少量塩をすり込んでおきましょう。

さぁでは、圧力鍋に水を張り、蒸し皿を置いて、お腹が上向きになるようにカニを蒸し器の中へ入れましょう。
これは、せっかくの美味しいおみそがこぼれるのを防ぐためです!
下向きにすると蓋を開けたときに悲しいことになりますよ(笑)

蓋をして中火からやや強火で火を入れます。
蒸気が出だしたら7分程度の加圧を目安に、個体の大きさで調節してください。
毛ガニは比較的身が柔らかいので火を止めた後の余熱の時間も考えると7分以内がいいかと思います。

加圧後は10分~15分置き、まだ熱いようなら水をかけるなど急速冷却を行ってから蓋を開けてください。
カニを取り出したら、そのまましばらく置いて粗熱を取ります。
室温で冷ますことで身がかたくなるのを防ぎながら、ある程度粗熱が取れたら、蒸しガニの完成です。

圧力鍋蒸し09

圧力鍋の蒸し器の代用について疑問が残ったら

やはり調理中は中身が見れない圧力鍋、どれぐらい火をつけて加圧するかが難しいところ。

圧力鍋での蒸し時間早見表

こういったサイトもありますが、やはり量や鍋の大きさによって変わってきますから、あくまでも参考に、あとは自分で経験をつかんでいくしかないですね。

そういったことを踏まえると、この記事だけでは圧力鍋の蒸し器の代用について全てを網羅できた訳ではありません。

みなさんが疑問を感じたことがあれば、お問い合わせフォームからお問い合わせいただければと思います。

我が家の圧力鍋で試してみたりして随時、加筆や修正をしていこうと思っております。

また、個人的な疑問として、普通に蒸し器を使った場合は「蒸気が出始めて」から「食材を入れて蒸します」よね?

圧力鍋での蒸しのレシピを見ていると、まずはすべて食材を入れてから蓋を締めて火を入れるようになっています。

たとえば先ほどの蟹。

前までは同じように鍋に入れてから火を入れてましたが、もしかしたら先に沸騰してからカニを入れて蓋を締めるのと、何か違いが出てくるかもしれません。

例えば、身の締まりとか、柔らかさなど。

実は圧力鍋のメーカーに問い合わせてみたりもしたのですがどうもそのあたりの実験はされていないようで要領を得ない回答で終わりました。

こちらも何度か試してみてから実証できたときに書いていけたらいいなと思っています。

まとめ

圧力をかけた蒸気での蒸し料理、メーカー側としてもあまり売りにはされていないので「使えますよ~」という軽いノリぐらいなもののようです。ということは調理の幅にもまだまだ可能性があると思います。

とにかく今回は蒸し器の代用としてどうか。
結論として、今回は単純な一種類の食材を使った蒸し方でしたが、餃子や小籠包などといった巻ものからいろいろな食材を使った蒸し調理まで、蒸し器と同じ料理を、しかも時短で作ることが可能です。

圧力鍋をお持ちであれば素材の味を最大限に活かした蒸し料理、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

圧力鍋蒸し01

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この記事を書いた人

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クラフト ビーラー
家電とビールが大好物!28GHzの情報量に今から胸ときめかせつつ、ここではそれ以上の情報をつめこんでお届けしたいと思っております。
家電製品アドバイザー(AV)の資格を持ち、PCやテレビ、オーディオと言った情報伝達機器を守備範囲としつつも、調理師免許を持つキッチンドランカーとして白物家電にも触手を伸ばす。 そんな呑んだくれ家電好きです。偏った見方にはならないよう気を付けながら、独自の視点でみなさんの満足できるお買いものの手助けができれば嬉しいですね。

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