圧力鍋でゆで卵は大丈夫?爆発しない?おいしい作り方も解説!

目次

圧力鍋でゆで卵を作る方法について解説します

ゆで卵を作るために要する時間は、好みに応じて、10~15分くらいかかります。他のことをやりながらならともかく、15分火のそばについていなくてはならない制約があるため、もっと早くゆでることができないだろうかと、お忙しい人は思われるでしょう。その回答の一つに圧力鍋の利用があります。圧力鍋を活用すれば、三分の一くらいに時間が短縮できます。しかも殻の剝きやすいものができます。

えっ、圧力鍋で!と思われる方がおられるかもしれません。つぶれるのではないかしら?いいえ、そんなことはありません。ここでは、圧力鍋でゆで卵を作るということを話題にしましょう。

圧力鍋

圧力鍋でゆで卵を作っても爆発しないの?大丈夫なの?

圧力鍋イコール高圧、つぶす、というイメージがあるかもしれません。圧力鍋は高圧により水の沸点を上げるという働きをします。通常、水は100℃で沸騰しますが、圧力鍋で鍋の内部を高圧にすると、水の沸点が110~120℃に上昇します。このときの高温を調理に利用するわけです。

圧力鍋は鍋の一つで、鍋の働きは、煮る、ゆでる、蒸すということです。その煮るという動作を100℃でなく、120℃近くの高温で行うのです。したがって、100℃では実現できないことが行われます。早く煮ることができる、柔らかく煮ることができる、というわけです。

煮るという動作は、食べ物の外側から熱伝導で食べ物の内部に熱を伝えますから、食べ物はやわらかくなることがあっても、破裂や爆発することはありません。ゆで卵を作るのは、お湯で卵全体をゆでるわけですが、圧力鍋を使うことは、ゆでる温度が通常よりも高温になるということです。

電子レンジでは卵は爆発するからやめましょう、といわれています。その通りです。電子レンジは食べ物の内部に含まれる水分をマイクロ波という電磁波で振動させ、その振動による熱で食べ物の内部から温める原理です。したがって、食べ物の内部のエネルギーが大きくなって、卵の場合殻に遮られるので爆発に至ります。電子レンジの働きが煮るという動作ではないことが鍋と異なります。

圧力鍋でゆで卵を作る方法

圧力鍋を使って卵をゆでる方法を追ってみましょう。

用意するもの

圧力鍋、生卵(所望の個数)、水(鍋にはるもの)

手順① 生卵を鍋に並べる

卵を鍋に並べます。冷蔵庫から出してすぐに使わずに、常温にしてからの方が割れが入らないのは、通常の鍋でゆでるときと同様です。卵の数は必要分だけにします。つい、鍋に敷き詰めなければいけないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。1個でもよいのです。卵は鍋に直におきます。

手順② 水を鍋に入れる

圧力鍋に水を入れます。水の量は、カップ1杯、200ccくらいで、高さ的には卵の半分以下で十分です。卵が水に隠れる必要はありません。

手順③ 火を点けて鍋を温める

圧力鍋を熱します。
高圧になったら、すなわち、ピンが上がってきたら火を止めます。固ゆでがほしいときは、さらに1分くらい加熱を続けてから火を止めます。
おもりの鍋では、おもりが揺れ出したら火を止めます。固さに応じて時間をおきます。半熟~固ゆでで、5~15分おきます。

手順④ 出来上がり

ピンが下がったら鍋を開けます。出来上がりです。

手順⑤ 水につけて冷ます

熱い卵を水につけて冷まします。これにより剝きやすくなります。

圧力鍋に卵を入れたところ

コツと注意点

・圧力鍋の火加減は、圧力鍋を通常に使う場合と変わりません。

ゆで卵を半熟にするか固ゆでかにするかより、加熱の時間を決めるのがポイントの一つです。

水を多く入れないで、圧力鍋には十分な空間をもたせることは圧力鍋の使いこなしで重要です。

圧力鍋でゆで卵を作るメリット・デメリット

圧力鍋でゆで卵を作るメリットは何でしょうか。また、デメリットはあるでしょうか。

メリット

  • 出来上がるまでの時間が短く、忙しい向きに適します
  • 火を使う時間は5分くらいですから、ガス代あるいは電気代の節約になります
  • ③通常よりも高温になり、それを水で冷ますので、殻がむきやすくなります

デメリット

  • ①圧力鍋に張り付いていなくてはなりません
  • ②圧力鍋に慣れないうちは、火を止めるタイミングも気をつかいます

ゆで卵を半分剝いたところ

【コラム】おでんを圧力鍋で作るとゆで卵はどうなる?

おでんを圧力鍋で作るメリットは、大根や里芋など、通常の鍋では時間がかかる具材が半分以下の時間で煮ることができる点です。高温で煮るために具材につゆがしみ込んでよいといえます。ただし、豆腐やがんもどき、袋ものは、柔らかくなりすぎるというデメリットもあります。具材により、圧力鍋に仕込むタイミングを見計らって使いこなすのがよいでしょう。

すでにゆでてあるゆで卵の場合は、どうでしょうか。
おでんを圧力鍋で作るときに、他の具材といっしょに最初からゆで卵を入れたときは、他の具材と同様に、柔らかい具材の部類に入って、おでんのつゆの味はよくしみこみますが、柔らかくなりすぎ、ふにゃふにゃになってしまいます。

圧力鍋でおでんを作るときは、柔らかい具材は、固い具材と分けて、タイミングを選んで入れるのがよいです。すなわち、大根や里芋などの固い具材は、先に別扱いで、圧力鍋で少し時間をかけて高圧加熱します。加熱を止めて圧力鍋の圧力が下がったら、一度圧力鍋を開けて、次に柔らかい具材、ゆで卵や豆腐、さつま揚げなどを入れ、再度圧力をかけ今度は短時間で高圧加熱を行います。こうすると柔らかすぎずにうまく茶色味をおびたおでんのゆで卵になります。

圧力鍋を使ってのおでん作りも、短い時間で作ることができるのが強みです。

圧力鍋とゆで卵について疑問が残ったら

この記事では圧力鍋のゆで卵について全てを網羅した訳ではありません。

通常の鍋でゆでるときに卵に割れが入るときがあります。圧力鍋でも起こる場合がります。卵をゆでる際の温度差が大きかった場合に起こります。冷蔵庫から出したばかりではまだ殻が冷えていますのでこれを熱いお湯に入れるとひび割れが発生するわけです。卵を常温になじませてから、あるいはぬるま湯につけてから、ゆで始めるのがよいわけです。圧力鍋でも同様です。

この他に疑問点がありましたら、お問い合わせフォームからお問い合わせください。皆さまの疑問を反映させていただき、記事を随時加筆、修正してまいります。

まとめ

圧力鍋でゆで卵を作ることが簡単に思われたと思います。失敗はほとんどありませんので、気軽にチャレンジできるでしょう。ただし、圧力鍋の使い方では、火の元を離れないように時間管理をしっかり行うように気を付けてください。

実際に圧力鍋でゆで卵を作ってみると、なんと短時間でできるものだろう、と圧力鍋を見直すことになると思います。

また、関連記事としてこちらでは、安全な電子レンジでゆで卵の作り方について解説しております。合わせてご覧ください。

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この記事を書いた人

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Written By
花透 PEACE43
家電情報を提供するライターです
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