ノートパソコンの消費電力(ワット数)の調べ方を解説!電気代の計算も

この記事を執筆するにあたって

ノートパソコンとデスクトップパソコン、どちらが消費電力として優れているのか、気になったことがある1ユーザーとしての視点と、電気技術者としての知識を元に、電力を計算しました。

Written By えどう タロー

目次

ノートパソコンの消費電力(ワット数)について解説します

こんにちは、えどうです。
「ノートパソコンの消費電力ってよく分からない」って思うこと、有りませんか?

ノートパソコン ACアダプター

例えば、ノートパソコンのACアダプターは上の写真のようになっていますが、正直言って、消費電力が何Wなのか、分かりづらいですよね。

今回は、そんなノートパソコンの消費電力(ワット数)の調べ方について、解説します。

ノートパソコンの消費電力(ワット数)の測定方法は?

ノートパソコンの消費電力を実際に測定する方法について解説します。

用意するもの

ワットチェッカーと呼ばれる、専用の装置を使用します。
節電 エコチェッカー ET30D
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概ね千円程度で販売されています。

この装置を使用することで、消費電力、積算使用時間とそれに基づく電気代を計算することが可能です。

手順① ワットチェッカーを介してノートパソコンのACプラグを挿す

  • まず、ワットチェッカーをコンセントに挿します。
  • コンセントに挿したワットチェッカーにノートパソコンのACプラグを挿します。

これで、ノートパソコンの電力を測定する準備ができました。

手順② 1時間〜2時間ほど”普通にノートパソコンを使う”

ノートパソコンは使用状況によって、消費電力が増減します。
このため、1時間〜2時間ほどいつも通りにノートパソコンを使用して下さい

できる限り、普段の使い方と同じように使用して下さい。

手順③ワットチェッカーの積算電力から平均電力を求める

ワットチェッカーには多くの機種で積算電力をkWhで表示することが可能です。このため、1時間ないし2時間連続で使用してみて

ワットチェッカーの積算電力 ÷ 使用時間(1 or 2)

で平均電力Wを求めて下さい。なお、ワットチェッカーの積算電力がkWhになっている場合は、1000倍して、Whに直して下さい。

もしも、積算電力の表示機能が無い場合は、1〜2時間程度連続で使用し、何度か消費電力を測定して、平均値を出して下さい。

ノートパソコンの消費電力(ワット数)から電気代を計算する方法

消費電力が分かったところで、電気代を計算してみましょう。
・・・とはいっても、ワットチェッカーを使った場合、使用した時間分の電気代金を表示できる機種もある為、そちらを参照して頂いても構いません。

1時間あたりの平均電力(Wh) × 1日あたりの利用時間 × 30(日) ÷ 1000 × 30(円)

これがざっくりとした月間のノートパソコンの電気代となります。
例として、消費電力が10W〜50Wの時の1日あたりの利用時間が1時間,2時間,3時間の時の月間電気代を表にまとめました。

消費電力(W) 電気代 毎日1時間(円) 電気代 毎日2時間(円) 電気代 毎日3時間(円)
10 9 18 27
15 14.5 29 43.5
20 18 36 54
25 22.5 45 67.5
30 27 54 81
35 31.5 63 94.5
40 36 72 108
45 40.5 81 121.5
50 45 90 135

ノートパソコンの場合、それほど大きな消費電力ではありません。
デスクトップパソコンの場合はメーカー品の場合、50W〜150W。自作PCのようなパソコンの場合、300W程度くらいの消費電力のものもあるようです。

ノートパソコンの消費電力(ワット数)はスリープ時にはどのくらいかかる?

ノートパソコン スリープ

ノートパソコンは画面を閉じたときや長時間放置したときなど、スリープに入りやすくなっています。この、スリープの時の電力はどのくらいなのでしょうか?調べてみました。

おおむね、スリープ時の消費電力は1〜2W程度だそうです。

ただ、電源OFFの時に比べたら電力を消費していることになりますので、
「起動が速いから」という理由でスリープ状態にしておくと、結構電気代を食います。

平均消費電力が30Wのノートパソコンを、毎日1時間使用して、
残りの23時間をスリープ状態で放置しておくと、
電気代は47.5円になります。
ノートパソコンをシャットダウンしたときと比べると、毎月の電気代は10円程度高くなります

参考元:http://pc.usy.jp/wiki/97.html
参考元:https://www.kurashi.tepco.co.jp/pf/ja/pc/pub/column/denkiotoku-02.page

ノートパソコンの消費電力(ワット数)を抑える方法

方法① モニタの明るさを抑える

ノートパソコンのモニタ

ノートパソコンで電力を消費しているのはモニタです。
モニタは明るければ明るいほどバックライトが電力を消費します。
このため、必要が無い限り、あまり画面を明るくしないことをお勧めします。

Macbookなど、キーボードもライトが点灯するようになっているタイプのノートパソコンでは、明るい室内で作業する場合はキーボードのライトを消灯するようにしましょう。

方法② USBメモリなど挿しっぱなしにしない

USBメモリや、電源を必要としない機器はノートパソコンから電源を供給することで動作しています。このため、使用するタイミングではパソコンに接続していて良いのですが、使用しないのにパソコンに接続したままにしてしまうと、無駄な電力を消費し続けます。

このため、必要でないときは、周辺機器を接続しないようにしましょう
(なお、周辺機器そのものに電源ケーブルが繋がっているタイプのものは、周辺機器の電源がOFFになっていれば接続したままでも良いです)

方法③ 不要なアプリは閉じる

単純なことではありますが、アプリケーションを多数起動していればいるほど、メモリやCPUの負荷が上がるため、消費電力は上がります。このため、不要なアプリは閉じておきましょう。

ノートパソコンの消費電力(ワット数)に関連する疑問が残ったら

この記事ではノートパソコンの消費電力(ワット数)について全てを網羅していません。追加で「こういうことも聞きたい!」ということがあれば、問い合わせフォームから問い合わせて下さい。随時、加筆修正をしていきます。

まとめ

この記事ではノートパソコンの消費電力について、計測方法と電気代の計算をご紹介しました。
要点をまとめます。

消費電力の測定はワットチェッカーを使って平均電力を求めましょう。

  • 手順① ワットチェッカーを介してノートパソコンのACプラグを挿す
  • 手順② 1時間〜2時間ほど”普通にノートパソコンを使う”
  • 手順③ワットチェッカーの積算電力から平均電力を求める

 計算式:ワットチェッカーの積算電力 ÷ 使用時間(1 or 2)

電気代の計算は
1時間あたりの平均電力(Wh) × 1日あたりの利用時間 × 30(日) ÷ 1000 × 30(円)

ノートパソコンの消費電力を抑えるには

  • 方法① モニタの明るさを抑える
  • 方法② USBメモリなど挿しっぱなしにしない
  • 方法③ 不要なアプリは閉じる

この記事が皆さんのお悩みの解決になれば幸いです。

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この記事を書いた人

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えどう タロー
ガジェット大好き技術屋さんです。
電気系の研究者として勤務している傍ら、フリーライターとして活動しています。 様々な電子機器に触れることが多い電気電子系の技術者としての観点を交えながら、 皆様にわかりやすい記事を提供できるように心がけております。

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