床暖房を後付けする費用や期間を解説!マンションはあとからできる?

目次

床暖房を後付けで付けられるのか?疑問を解決します

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近頃、住宅リフォームでこれまでの床をすべてフラットに。大きな空間と床面積ですがすがしく居心地の良いリビングや多目的ルームを作るご家庭が増えています。

足元が滑りやすいペットのためにも、また、活発に遊びまわるお子さんや高齢者の転倒事故防止の上でも、何も置かない広々とした床面アレンジが人気。

となると、気になるのが、寒い季節の暖房。

床暖房なら空気もきれいで、掃除も楽々。

大部分のタイプでは燃料を室内まで持ち込まず、熱源自体も直接触れる範囲が熱くないので非常に安全。

ですが新築物件ではないケース・・・リフォームやその他の方法でも床暖房は後付けできるのでしょうか?

床暖房はマンションでも戸建でも後付けリフォームできる?

床暖房は、通常、床を張り替えたり、床高を上げたりすることで、マンションや戸建てを問わず後付けリフォームで導入できます。

ですが・・・

  • 温水床暖房などの中でもとくに建物の重量強度が大きく必要となるケース
  • 温水器やヒートポンプなどを必要とする場合での熱源設置場所が取れないケース
  • エアサイクル型や温水型などで分配先の部屋までの距離や圧力、断熱性能が確保されないケース
  • 床の増張や床張り替えができないスペース条件や、住宅基礎に問題があるケース -熱源の電力や燃料が、そのマンションや戸建てでは供給されないか引き込めないケース

などで、「こんなタイプの床暖房製品は、その物件に使用できない」、つまり後付けができないというよりはそもそも付けられないといったケースも多く見られます。

現代ではさまざまな種類の床暖房製品があり、昔のように、発熱部分が水やオイル、加熱された空気などに限られるものではなくなりました。熱源の種類も豊富。熱効率的なロスが少ないものも増えました。

電熱線のようなものを床下に張り巡らせた赤外線ヒーターや、その他の発熱体パネルタイプなどを選択すれば比較的軽量。

温度上昇はゆっくりですが、一度発熱して住宅内部に蓄熱されながら使われるヒーター型では発生した熱は無駄なく床に伝わりやすいものです。

比較的軽量なので建物の補強工事などを行うことなく、1階、2階でも、トイレや台所の一部の床、畳など、ごく狭い範囲にも施工が可能となりました。

既に温水暖房や温水式、ガス式のセントラルヒーティングや床暖房を設置しているお宅では、そこからの延長での床暖房は、工事を行って設置するもののほかに、カーペットタイプなどをプラスするものもあります。

エネルギーに電気を直接利用して発熱するタイプに比較して、ランニングコストが割安なのも人気です。

床暖房を後付けでつけるメリット・デメリット

床暖房 後付け メリットデメリット

床暖房を後付けでつけるとなると、かなり大きな工事を想定される方も多くあります。

メリットも、デメリットも、双方こんなにたくさんあります。

メリット

電気カーペット、電気ヒーターなどに比べ圧倒的に低コスト

最近は工事費も含め、非常に低コストの後付け床暖房リフォームも増えました。

リフォーム会社やホームセンターでは、夏などのシーズンオフにお得な施工パックを用意しているところもあります。

イニシャルコストももちろんですが、直接床設置するタイプでは電気カーペットや電気ヒーターなど熱が逃げやすいタイプに比較して、同じ温度を設定するならランニングコストが低め。

何より、年齢を経てからとくに感じやすい底冷え感がなく、快適に過ごせます。

室内の空気がきれいで、子供やペットの危険も少ない

床下という、直接触れることのできないところに発熱体や断熱部材が設置されているのが床暖房。

乾燥した空気が室内のほこりを巻き上げることはありますが、その他の暖房器具に比べて、発熱体が空気を汚すこともなく、フラットな床は掃除も楽々。

床温度が上昇しすぎることはない設計のものばかりですので、子供やペットが直接触れることもできず安心して使うことができます。

こたつや電気カーペットなどのダニが気になっていたご家庭も、床暖房に変えることで、病気やアレルギー、咳などがかなり抑えられたという体験談も多いのです。

シーズン中はいつも一定以上の温度でKEEPされるので、シルバー世代のヒートショックなどの健康面でも安心

急に冷え込んだ朝、体調に不安を訴えるシルバー世代の救急車利用が増えます。

これは、ベッドから起きた後、急に冷たい環境に身を置いたことからくるショック状態や体調不良がよく知られるところ。

床暖房ならシーズン中は、いつも自分で設定した一定以上の温度をキープ。

寝ている間に特に温度が下がった翌朝も、いつもとかわらない室温ですごせます。

ペットや花を育てているご家庭にも便利で、頻繁に水回りの凍上などがある地域のお宅にもおすすめです。

デメリット

光熱費がかさむ、イニシャルコストも回収まで時間がかかる

通常新築時やマンション購入に住居全体の電気、ガス、石油などのプランを行って、熱源となるボイラーやヒートポンプなどを設置する場合、まず設備設置のイニシャルコスト割引があるほか、地域によっては環境配慮型の補助金などを得ることもできます。

リフォーム時には、新築時ほどこうした制度が充実していないことから、イニシャルコスト回収には時間がかかります。

また電気やガスのお得な公共料金プランも、床暖房だけの追加設置としてあとから工事を行ったケースでは、設定できないことも少なくありません。

「エネルギー利用だから、頻繁にスイッチONOFFして使おう」
「うちは暖地だから、断熱剤はあまり使わなくても」などと考えて、コストを抑えて設置したところ、CMなどで見るより意外と光熱費がかかって失敗というオーナーは多いのです。

暖かい地域でも床暖房施工に合わせて、床下や部屋間の隙間などに丁寧に断熱工事を施すことで、このランニングコスト=室内の熱効率部分はかなり改善されます。

また十分な断熱工事を施すだけで、夏の冷房効率などが上がりやすいといったこともあります。

現代の戸建て住宅や蓄熱性の高い構造を持つマンションなどの物件では、床暖房と合わせて断熱工事に力を入れたほうが年間通じてお得、早期のコスト回収につながります。

部屋の空間が小さくなり、梁やでっぱりが気になる

後付けゆえに仕方のないことですが、床張り替えなどを行っても、パイプや発熱体部分を収める床下部分や、熱源となるボイラーやヒートポンプ部分はスペースをとるものです。

現代の機材は昔に比べて小型化したとは言われますが、それでも、思わぬところにでっぱりが出てしまったり。

床暖房用のパイプやシート、パネルを設置して床部分の高さが上がることで、扉回りや床の間回りなどに見た目の違和感が残ったりといったことはかなり発生します。

とくに木造建築柱類に直行する部材はあとから詰めたりすることができないため、このあたりの現在の使用可能スペースを事前にチェックしておくのが必須です。

施工部分に重い荷物を置けないことがある

よく軽量省スペースの床暖房の代表といわれる電気ヒーターや赤外線電熱タイプの床暖房。

現在は、後付け施工後の床高さに配慮した薄型床材とセットで、ヒーター部分と床材が密着する形で施工されるのが一般的です。

この部分、実は大型ピアノや書棚など、重量物を置くと、熱線が傷つき、劣化して、出火などの原因になるケースもあります。

逆に同じ室内のレイアウトで、こうしたものを置いている反対側の床が持ち上がって、いつも力がかかることで、同じような現象が発生することもあります。

床暖房を後付けする際には、あらかじめこういったものを設置する場所は補強し、全体重量をコントロールすることが必要とされることもあります。

施工部分の見た目が新しくなる

既に居住を始めている住宅。ここに後付けで施工する床暖房では、施工部分はどうしても新しい見た目に変わってしまいます。

住居全体のバランスからみて、現代住宅資材のモダンさは、ちょっと浮きがち。

こういった住宅の見た目の調整のほうが、床暖房施工よりも工事料がかさむケースもあります。

伝統建築やすこし歳月を経た物件では、思い切って「モダンたたみタイプ」など、そこだけ見た目が違っても違和感のないアレンジの床暖房を選択するのも良いでしょう。

普段暮らしている住居に、職人さんが出入りする

やはり工事を伴う関係で、6畳一間最短で1-2日程度、大きな部屋なら半月以上。

また既存の床を張り替えたりして行う工事では、非常に長いもので1-2か月と、現在暮らしている住居に、職人さんたちが出入りします。

毎日のことでは、これが負担になると答えている方が非常に多いのです。

床暖房をあとから後付けする費用はどのくらい?

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床暖房は、使用する電気、ガス、石油などのエネルギーによって、装置の構造や熱効率などが異なること。そしてさらにそれぞれがカバーできる面積などによって、かなりお値段も違ってきます。

一般的に、12畳程度のところで、最小のボイラーやヒートポンプなどの構成にしたケースでは、

イニシャルコストで 電気<電気温水器<=石油温水器<ガス式(地域のガス種によってはガスのほうが石油より割安)<ヒートポンプ

ランニングコストで 石油温水<ヒートポンプ<=電気温水器<ガス式<電気

と、一般的には言われています。

ですが、とくに寒冷地などの場合、出力と得られる暖かさに差が出やすい電気式などでは、関東エリアなどに比較しても、ランニングコストは大きく跳ね上がりがちです。

電気ヒーター式の場合

現在、遠赤外線タイプや、これまでどおりのヒーター式などさまざまなタイプがある電気ヒーター式。

パネルにすでに組み込まれている一体型ヒーター床材を敷き詰めていくといったタイプもあります。

見た目もさまざまで、いまもっともバリエーションも、特徴もさまざまに広がりを見せているタイプです。

深夜電力を使った蓄熱式、表面温度を検知して温度をコントロールするPTC式、一般的で資材が安価なものも多い電熱線式、遠赤外線式などなど・・・

同じパーツでも、現在ある床材の上から施工することや、床ごと張り替えることもでき、日程や費用などにあわせて選ぶことができます。

6畳150,000~300,000円程度/12畳300, 000~450,000円

さらに安い製品などもあり、インターネット経由でもかなり幅広い価格帯の施工販売業者を探すことができます。

電気温水式/ガス温水式の場合

熱源を経由した温水パイプを通して暖房を行うもの。

もっとも数多く普及しているタイプでもあります。

電気熱源機込み 6畳300,000円前後~/12畳450,000円程度~
ガス熱源機込み 6畳300,000円程度~/12畳450,000円程度~

今ある床の上に施工するか、床を外して施工するかによっても、工事費は倍以上になるケースもあります。

地域ガス会社などでは、こうしたタイプのお得な製品販売をオフシーズンに多数行っているところも多く、面積も大小さまざま選べます。春夏などの契約施工はねらい目です。

電気式ヒートポンプの場合

熱を回収して利用するため省エネ性に優れている点が評判のヒートポンプ(ヒーポン)。ヒートポンプ式床暖房、エアコン連動型ヒートポンプなどがあり、家庭用は現在電気のものが中心です。

家庭用機材のなかでは、音や振動などが比較的気になるというお宅も多く、近隣の騒音被害や、深夜の睡眠障害などを気にする高齢者などもあるといった報道も見られます。

設置場所には十分気を使いたいものです。

同じく電気式ヒートポンプでは、一般的に熱源機で250,000円程度といわれますが、実売では熱源機と工事パックで

6畳600,000円程度/12畳750,000円~ 

ヒートポンプタイプでは、同じ技術を利用した、多機能型のエコキュートなども評判。

電気式では、多機能エコキュート本体400,000円~
設置工事費90,000円程度~
温水床暖房工事費6畳650,000/12畳800,000円~

石油温水暖房システムの床暖房の場合

ボイラーを熱源として用いるタイプのほか、専用の石油ストーブを熱源として用いるタイプの石油温水暖房システムの床暖房などがあります。

ボイラータイプよりは、専用の石油ストーブタイプのほうが、暖房機含めてのため、イニシャルコスト面では有利で、寒冷地などでよく用いられています。

石油ファンヒーターの場合、ストーブだけで、250,000円程度から。実売では半額程度というところも少なくありません。

温水器を利用したタイプでは、ボイラーだけで、250,000円程度から。こちらも実売では半額程度というところも少なくありません。

これらにプラスして床暖パネルと配管、工事費が必要ですが、だいたい20畳前後で+200,000円~。

寒冷地でオフシーズン、とくに春先から初夏の場合、機材と工事費込みで比較的安いパックなども出回っています。

床暖房を後付けするのにかかる期間は?

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床暖房を後付けする際、もっとも日程を左右するのは、現在の床面を残したまま上から貼り付けるか、あるいは床材を撤去して貼りなおすかという部分。

ですが室内の美観や、つまずきやすさ、掃除のしやすさなどにもつながるため、あまり譲れないポイントでもあります。

電気ヒーター式の場合

同じパーツでも、現在ある床材の上から施工することや、床ごと張り替えることもでき、日程や費用などにあわせて選ぶことができます。

パネル一体型、さらには現在ある床の上に貼る方式のほうが、施工には短工期で済むといわれており、最短2日程度で1部屋の施工が完了するといった業者もあります。

電気温水式/ガス温水式の場合

比較的日数がかかるのが、電気温水式やガス温水式。

本体を取り換えることと、各部屋の床に配管を施します。

ガス電気とも、今ある床の上に温水パネルを設置して、温水配管を接続。
フローリングをその上から新たに張る方式で、1~3日。

床材自体を撤去して、同じようにパネルを設置、そして床を貼りなおす方式では、2~3日以上。

さらに、温水パネル重量などに対して、基礎を作り直さねばならないケースでは、最大で2週間以上かかったケースなどもあります。

温水パネルやチューブではなく、昔ながらの鋼管配管などを行うケースでは、床材施工などとの関係で、1週間~1か月程度を見ておかなければならないケースもあります。

電気式ヒートポンプの場合

電気式ヒートポンプでも、ほぼ電気温水式やガス温水式と同じ日数。

現在は機材自体も、かつての温水式床暖房機と同じ程度のサイズのものもあり、熱源として汎用型エコキュートなども設置しやすくなっています。

石油温水暖房システムの床暖房の場合

ボイラー型温水器でも、ストーブ型温水器でも、1~2日と比較的早いのが石油温水暖房システムの床暖房。

一体型パネル型になっているもののほか、床下の梁の間を渡すように並べて設置する断熱材+温水パックのような資材を用いるものなどもあります。

石油配管がないケースでのマンション物件などでは、この工事だけで1~2日を要することもあります。

床暖房の全面張り替え/部分のみ床暖房施工の場合

床暖房の場合、とくに寒冷地ではないところでは、人のいるところだけ床暖房を設置するのが一般的。

たとえば10畳の部屋に6畳分だけを施工すると「60%の敷き込み率」と、業界内では呼んでいます。

ですが、寒冷地のマンションなど、建物の外壁や周囲のコンクリート自体が冷たい熱をためてしまい暖房効率が悪いケースなどでは、部屋のぎりぎりまで敷き込みたいもの。

また、平日はほとんど家にいないものの、土日は家族がみんな集まるので、その日の利用状況で暖房エリアを切り替えたいなんていう希望がある方も。

ガスや電気などの機材によって、また設計や施工次第では、1つの部屋を複数のブロックに区切って、床暖房ゾーンを切り替えることのできる製品もあります。

室内の端まで敷きこむケースよりは、60%程度の敷き込み率にして、部屋中心だけの工事とする方が時短。

既存の床の上にパネルタイプを敷きこむケースで、60%の敷き込み率では1日といった温水暖房の施工目安を提示しているところもあります。

また、既存の床暖房を撤去するケースでは、施工前に以前の床暖房を撤去した後、床面や基礎を補修。その上から新たな床暖房の配管やパネルを設置して、さらに新たな床材を貼るという方式になります。

撤去する「以前の床暖房」の方式やシステムによって、施工期間はさまざま。

たとえば最も手のかかる、コンクリ床材の下に鋼管などを通してボイラーと接続するタイプなどでは、床暖房撤去と床面補修に1~3日。その乾燥などのため数日。そして新たな床暖房施工に1~3日などを要することもあります。

前床暖房の撤去の際に、コンクリ下地などをはつったあと、根太などを新たに立てるケースでは、工期自体が一般の住宅建築の床施工と同じで半月以上といったケースもあります。

後付けした床暖房の電気代等のランニングコストは?

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一度設置したら長く利用する床暖房。
ランニングコストが気になりますね。

1日の間で夜寝る時間+家にいる間=約10時間として調べてみました。

電気ヒーター式の場合

電気ヒーター式の場合、オール電化適用で暖地でも6畳6,000円/月以上はかるくかかります。省エネタイプ製品では、4,000円前後とうたっている製品も見られます。
ですが、寒冷地で、一般の電力料金適用では、温度の維持が難しく、なかなかの料金に!

電気温水式/ガス温水式の場合

電気 6畳4,500円/月
プロパンガス350円換算で 6畳4,000円/月
都市ガスで6畳3,000円/月前後
都市ガスタイプではイニシャルコストが様々ですが、ランニングコスト面ではこれよりはかなりお得な地域も多いようです。

電気式ヒートポンプの場合

電気式で 6畳3, 000円/月~

石油温水暖房システムの床暖房の場合

ボイラー式の場合、床暖房をコントロールするシステム構成にもよりますが、4,500円前後~

ストーブタイプの場合、ストーブ+床暖房のお値段になりますが、7,500円~

ですがいずれも、同じ熱源に対して、パネルタイプのものや、配管によるものなど、どんな床暖房用機材を選択するか、どこに設置するか、距離はどのくらい違うのかといった点で、熱のロスもかなり異なります。そのため、ランニングコストも大きく異なってきます。

床暖房を後付けしないという選択肢も

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床暖房として後付けするのは費用面や工事の面、住宅の耐久性問題などで不安が残るといった方もあるかもしれません。

あえて床暖房を後付けせず、床面の工夫や、家電製品で、暖かさを演出するさまざまな方法があります。

たとえば前述の石油温水暖房システムには、ストーブ+床暖房としてのパーツのほか、機種によってはホットカーペットのような熱利用部材などがある製品も。

これらは電気タイプのホットカーペットに比べて、比較的ランニングコストが低めで、昇温スピードも速いため、寒冷地などでよく利用されています。

ホットカーペットを使う

現在は、これまでのホットカーペットなどとは全く違った見た目の、たとえば「フローリングそのもの」のホットカーペットなども豊富に売られています。

メーカーによって、デザインや設計はかなり異なっていますが、厚手のタイプのものは、ペットの爪とぎなども見られず、何年も長く使えることなどからも人気があります。

厚手のウレタンマットなどを床に敷く

床暖房が必要なお部屋は、やはり床からの底冷えや、床に足をつけたときの刺激的な冷たさが気になるという人が多いもの。

そこで、秋冬のシーズンは、厚手のウレタンマットなどを敷き、クッション性と温かさをプラスするといった方法もあります。

既存の床に、床材の色落ちに気を付けながら養生テープ(粘着力が弱いマスキングテープ)などを貼り、その上に両面テープ。そしてその上からウレタンマットを敷き詰めていけば、まったく新しい床面のようにしわもよらず、快適な床面が得られます。

珪藻土パネルや石材パネルを床に敷く

室内をどれだけ温めても床だけ暖かくないと感じられるお宅の場合、床や床下の断熱に問題がある、あるいは床材そのものが冷たさを感じさせるというケースなどがあります。

お隣韓国や中国北部では、石材パネルなどを床材に使うことで、暖房による暖かさを石材によって維持させたりといった知恵があります。

また珪藻土パネルなども、汚れは多少目立ちますが、肌に触れたときに冷たさを感じにくい素材。

直接床に施工してしまえば外気や構造の熱状態と同じく冷えも感じやすいものですが、既存の床材の上にのせれば、多少暖かさを感じられるケースもあります。

また、オイルヒーターなどを24時間使っているお宅は、熱源からの熱を住宅内の壁や床材に蓄めることで暖かさを最大限に利用するもの。オイルヒーターの蓄熱効果を上げるにも、こうしたパーツは非常に便利。

建材店などでは比較的安く買えるパーツでもあり、こういった方法もおすすめです。

床暖房の後付けについて疑問が残ったら

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床暖房を後付けするには、個別の住宅側の事情によって、さまざまな追加工事や選べる床暖房方式などにも差があります。

今回ご紹介したような条件に当てはまるからと言っても、施工に際しては電気工事や燃料と物件の建物形状、エリアなどその他の条件から、別の方式を選ばなければならないケースもあります。

いざ床暖房設置をと考えたとき、もしも疑問を感じる点があれば、この家電BOATお問い合わせフォームから、ぜひお寄せいただければと思います。

皆様の疑問、家電選びにすこしでも役立つよう、新しい情報を随時プラスしていきたいと考えております。

まとめ

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いかがでしたか?

現在暮らしている住宅に床暖房をあとから設置するにあたり、気になっていたことは解決できたでしょうか?

工事の期間や費用、見た目などメリットデメリットなど、すでに導入しているユーザーだからこそ気づく点をまとめてご紹介しました。

もし今、新築で床暖房を設置しようかどうか悩んでいるなら、受けられるエネルギーの公共料金やサービス、補助金などをフルに使った場合と、安い床暖房をあとから設置した場合をそれぞれ見積もりなどを行うか、概算してみるのもいいかもしれません。

いますぐ床暖房を設置するには、費用面が心配という方、新築中の方もあるかもしれません。

それなら、あらかじめ後から床暖房を設置することを想定して床部分のスペースにゆとりを持たせたり、断熱シートなどを取り廻した施工などを新築時に行っておく方法もあります。

新築時に先に行っておけば、床暖房のためにあとから工事するよりは割安で見た目も美しく仕上がりますし、夏の冷房効率でもぐっとお得に。

そのうえで、当座、簡易タイプの床暖房やホットカーペットなどを利用しておくのも良いかもしれません。

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ミラーボール ツルピカハゲ丸
いつあの世に行ったのかわからない、そんな緑の紋付です
もともと、髪の毛が薄く、いつも地肌がほんのり光っている・・・なよ竹のミラーボール・ツルピカハゲ丸を勝手に襲名しようと思っていたら、本家がどこかに行ってしまいました。 ジジィ、はえーよ。 小さなころから家電豊富な家庭に育ち、今も現役のパソピアIQやカセットビジョンから新製品には縁のある環境。新製品も一通り押さえていますが、レトロ家電も捨てずに現役で使えるコンディションにあるのが自慢です。 製品選びのこだわりをお伝えできればと考えています。

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