ベトナムのコンセントに変圧器は必要?プラグのタイプや形状を解説

目次

ベトナムのコンセントと変圧器について解説します

ホーチミンやハノイ旧市街、世界遺産ハロン湾など、見所の多いベトナム。

ベトナムへの旅行や出張の際、気をつけておきたいことは電圧コンセント事情です。

日本から持ち込んだ電化製品の使用や、携帯電話やiPhone、デジカメなどの充電ができるのか心配ですよね?

今回の記事では、ベトナムのコンセントの形やタイプ、ベトナムのコンセントプラグの形状、ベトナムのコンセントに変圧器が必要か、ベトナムのコンセントはiPhoneに対応しているか、について解説したいと思います。

また、ベトナムでの変圧器の購入から、おすすめの変圧器と変換プラグについてもご紹介いたします。

ベトナムの電圧・周波数・コンセントプラグの形状やタイプは?

ベトナムのコンセントプラグの形状とタイプ

ベトナムのコンセントの形状は、AタイプとCタイプが一般的です。

場所や施設によってはBFタイプ、SEタイプもあるそうです。

日本のコンセントはAタイプなので、ベトナムではそのままの形状で使用できる場合と、変換プラグが必要な場合があります。

また、ベトナムの一般的なコンセントの形状はAタイプとCタイプの両方を差し込めるようになっているとのこと。

したがって、Cタイプの変換プラグ、またはマルチ変換プラグを持っていくことをおすすめします。

■Cタイプのコンセントの形状

C4

丸形のピンが2本並び、丸いピンの直径は4mmです。

Cタイプのコンセントのプラグは「ユーロプラグ」とも呼ばれています。

ヨーロッパではほぼ全土で使用できるほか、韓国やシンガポール、マカオ、インドなどで用いられています。

■BFタイプのコンセントの形状

BF

平型のピンが3本あるタイプで、1本は縦方向に、2本は横方向に並んでいます。Gタイプとも呼ばれています。

コンセント部分にシャッターが付き、アース線にピンを差し込まないとシャッターが開かず、ピンを入れることができない仕組みです。

イギリスと一部ヨーロッパ諸国、アフリカ、北米と南米、シンガポールなどで用いられています。

こちらNIERBO社の「海外変換プラグ」は、Cタイプ、Aタイプ、Oタイプ、BFタイプの4種類のコンセントに対応した変換プラグで、ベトナムをはじめ世界150カ以上の国に適用しています。

ACコンセントとUSB口の一体型で、3つのUSBポートおよびTypeCポートを内蔵しているため、これ1つでノートPCからスマホやタブレットなどを同時に充電可能です。

使い方は、画像のようにボタンを押しながら使用したいプラグの出し入れを行います。

なお、記事の後半で商品をご紹介をしておりますので参考にされてください。

ベトナム操作1

ベトナム操作2

■SEタイプのコンセントの形状

変圧器韓国

Cタイプと同じ形状で、丸いピンの直径は4.8mmです。2本のピンの中間にアース用のピンが1本入るタイプもあり、Fタイプとも呼ばれています。

ヨーロッパ諸国、北米や南米、中近東、インド、韓国、中国などで用いられています。

ベトナムの電圧

ベトナムの電圧は220V(ボルト)です。

日本の電圧は100Vなので、日本の100V規格の電化製品を使用するには変圧器が必要です。

ベトナムの周波数

ベトナムの周波数は50Hz(ヘルツ)です。

日本の周波数は、富士川(静岡県)と糸魚川(新潟県)を境に、東エリアは50Hz、西エリアが60Hzとなっています。

東エリアで使用している電化製品の周波数はベトナムと同じなので問題はありません。

しかし、西エリアで使用している電化製品で、周波数が「60Hz」と定められているものは、ベトナムで使用すると不具合を生じる恐れがあります。

例えば、消費電力の大きい冷蔵庫、除湿機(除湿乾燥機)、扇風機、エアコン、掃除機、洗濯機、電子レンジ、乾燥機などです。

参考元:MEGA EGG

ベトナムに旅行に行くにはどの変圧器を買えばいい?そもそも変圧器って?

変圧器とは、電圧を変える装置で「トランス」と呼ばれています。

発電所で作られた電気は高圧で、オフィスや家庭などのコンセントに届くまでに変圧器で電圧を100Vまで下げています。

また、電子レンジやテレビなどの電気機器にはあらかじめ変圧器が付属されています。100Vの電圧を、電気機器が必要な電圧に変換することから「電源トランス」と言われています。

海外旅行をする際、日本と同じ電圧の国は少なく、変圧器で電圧を変える必要があります。変圧器で電圧を上げることを昇圧(アップトランス)、電圧を下げることを降圧(ダウントランス)と言います。

ベトナムは電圧が220Vなので、日本の100Vにするため変圧器による降圧(ダウントランス)が必要です。

ベトナム旅行に行く際に必要な変圧器とは、日本の100Vとベトナムの220Vに対応する変圧器、すなわち100V〜220Vの範囲で使用可能な変圧器となります。

変圧器は、必要な場合と不要な場合があります。事前準備として、宿泊先のホテルのアメニティの確認、持ち込む予定のある家電製品の電圧を調べて、必要であれば準備しましょう。

ベトナムのコンセントの電圧に合うか持っていく家電を確認しよう

電圧はどういう表記で載っている?

電圧は、お手持ちの電化製品の本体やアダプター、電源の裏側、もしくは取扱説明書に記載されています。

「INPUT:◯◯V」または「入力電圧:◯◯V」

例えば、電圧100V-240Vの場合、100Vから240Vまで利用可能なので、220Vのベトナムで使用できます。

なお、日本製の電化製品は国内使用を前提に作られているため定格電圧は100Vです。「100V」としか書いていない製品の場合は変圧器が必要になるのでご注意ください。

ベトナムの電圧に合わない家電はどんなものが?

取扱説明書や本体に記載してある対応電圧を確認し、ベトナムの電圧に対応していない製品には変圧器が必要です。

ドライヤーはホテルの部屋に備え付けがある場合は、そちらを使用した方がトラブルの心配がなくて安全です。

なお、「海外対応、海外仕様」として販売されている製品であれば変圧器は必要ないです。

iPhoneは変圧器なしでベトナムのコンセントで充電できる?

変圧器インドネシア

携帯電話やデジカメ、パソコンの充電器のほとんどが240Vまでの電圧に対応しています。

iPhoneの純正充電器(Apple 5W USB電源アダプタ)は「100-240V、50-60Hz対応」につき、世界中で使用が可能です。

ただし、日本国内で販売されているiPhoneの純正充電器はコンセントプラグの形状がAタイプのため、ベトナムではそのまま使用できる場合と、変換プラグが必要になる場合があります。

また、iPhoneのモバイルバッテリーは2つのモデルがあります。

●ACプラグをモバイルバッテリー本体に搭載して直接コンセントから充電できるモデル

●ACプラグを搭載せず、付属のACアダプターを経由して内蔵バッテリーを充電するモデル

製品本体またはパッケージ、充電器の裏に記載してある対応電圧に「INPUT:100-240V 50-60Hz」と記載があるものは対応が可能です。

念のため、充電器の裏に記載してある対応電圧には目を通しておきましょう。

参考元:Apple公式サイト

ベトナムのホテルのフロントでコンセント用に変圧器を借りよう

ベトナムでは、外国人観光客の宿泊するミドルクラス以上のホテルであれば、変圧器のレンタルに対応しているところもあります。

ただし、数に限りがあるので旅行前にメールで確認し、必要であれば予約されておくとよいでしょう。

英語のできるスタッフが常駐しているホテルも多いので、無理にベトナム語を使用せず、英語での会話を試みた方が無難です。

英語で、変圧器は「transformer」といいます。

ちなみに、ベトナム語で「máy biến áp(マイブエンアップ)」といいます。

ホテルのフロントに聞いてみましょう!

■変圧器を借りてもいいいですか?

英語:May I borrow a transformer?

また、変換プラグは英語で「plug adapter」、ベトナム語で「 ổ cắm điện đa năng(オーカムディエンダーナン)」といいます。

ベトナム語を覚えてコンセント用の変圧器を買おう

変圧器を買うのに必要なベトナム語

ベトナムでは、ベトナム語が使われています。

観光地および観光客の多いショップでは英語も使えますが、基本的には現地の人々はベトナム語しか使えないことが多いそうです。

英語で変圧器は「transformer」で、ベトナム語で変圧器は「「máy biến áp(マイブエンアップ)」といいます。変圧器を購入する際、これらの表記で探してみましょう。

■私は「変圧器」が欲しい。

英語:I want a transformer.

ベトナム語:Tôi muốn một máy biến áp.

ショップで変圧器を見つけたら…

■これください。

英語:I'll have this one.

ベトナム語:Cho toi cai nay(チョー トイ カイナイ)

ベトナム語で挨拶を覚えておくと、喜ばれてコミュニケーションが取りやすくなりますよ。

■ありがとう:「カム オン」

■こんにちは:「シン チャオ」

■いくらですか:「バオ ニュウ ティン」

■会計してください:「ティン ティェン」

ベトナムのどこで変圧器は買えるのか

ベトナムで一般的に知られている電機メーカーは「LIOA」です。日本のPanasonicと同じ位のネームブランドを誇ります。

ベトナムでは街に多くのLIOAショップがあります。

ハノイでは、Giang Vo通り、Hue通り、Nguyen Van Cu通り(Long Bien区)などにLIOAショップが並んでいます。

ハノイのHue通りのLIOAショップ「Cửa Hàng Lioa - Kinh Doanh Ổn Áp」では、店頭に変圧器が並んでいます。

住所:35 Pho Hue HN

なお、LIOA公式サイトのカテゴリ「SHOWROOM」「Vietnam」で、最寄りのショップの住所がわかるので探されるとよいですよ。

ベトナムの通貨単位は「ドン(Dong=VND)」です。また、観光客向けの施設を中心に米ドルの使用が可能です。

しかし、米ドルからドンの換算は、おつりが返ってこなかったり割高になることが多く、ドンから外貨への再両替は基本的にできないので注意しましょう。

ベトナム旅行のための変圧器はダイソーで買える?

ベトナムに対応した変圧器は、ダイソーなどの100円ショップでは取り扱っていません。

ですが、Cタイプの変換プラグは購入できます。

また、ベトナムのホテルではコンセントの数に限りがあります。デジカメや携帯を同時に充電させたい時に、1箇所のコンセントから延長コードで2口使用できると便利です。

ベトナムの電圧に対応している延長コードもダイソーなどの百円ショップで揃えておくとよいでしょう。

なお、ベトナムでは変換プラグは1個ではなく複数個を購入して持って行かれることをおすすめします。

万が一、国内から持っていったプラグに不具合があっても、変換プラグの貸し出しをしているホテルが多いのでフロントに尋ねてみましょう。

ベトナムのコンセントに必要なおすすめ変圧器

FlePow(フレーパウー) 海外旅行用変圧器 変換プラグ付き 90V-240V to 100V 変換 Quick Charge 3.0 USB付き充電コンセント 四つUSBポート最大出力6A ホワイト (ホワイト)

90V-240Vの電圧を100Vに変換する変圧器で、220Vのベトナムで日本製の電化製品が使用できます。世界150ヶ国以上のプラグに対応しているので海外旅行によく行かれる方におすすめです。

許容消費電力は200Wで、ACコンセント3口、USB4ポートを搭載し、携帯電話やタブレット、モバイルwifiやモバイルバッテリーなどを同時に充電可能です。

過充電や過放電、発熱時やショートの際は、自動で充電を停止します。また、温度が40℃を超えると冷却ファンが自動で起動するため、熱による故障を防ぐので安心です。

Powerjc 海外旅行用変圧器 トランス 電源タップ USBポート付 マルチ変換プラグ付 1875w 220vto100v 1.5mコード AC電源アダプター 騒音なし ブラック

定格消費電力1875Wで、ドライヤーなどの電化製品も安全に使用できます。USBポートが4箇所あり、スマホやタブレット、モバイルバッテリーなどデジタル製品の同時充電も可能なので便利です。

過電圧保護、過電流保護、過熱保護、過負荷保護、短絡保護と雷サージの機能を搭載しているのでベトナムの不安定な電圧でも安心です。

ただし、50w/120V以下の低電力の電気製品の使用はできませんのでご注意ください。

【ドライヤー専用変圧器】美髪変圧器・海外で自分のヘアードライヤーが使える CCR-LD1

ベトナムで日本製のヘアードライヤーやヘアアイロンを持ち込んで使いたい場合におすすめの変圧器です。AC110V~130V/AC220V~240V(自動切換)で、1500Wまでの日本製品がベトナムをはじめ全世界で使用可能です。

ただし、電熱機器以外には絶対に使用しないで下さい。また、日本国内では使用できまないのでご注意ください。

ベトナムのコンセントに必要なおすすめ変換プラグ

『海外 変換プラグ コンセント 変換』 3USBポートとType-Cポート付き A O BF C タイプ 海外 プラグ 海外旅行 便利グッズ ヨーロッパ/アメリカ/イギリス/オーストラリア等世界150ヶ国以上対応 海外旅行充電器 NIERBO」

Cタイプ、Aタイプ、Oタイプ、BFタイプの4種類のコンセントに対応した変換プラグです。ベトナムをはじめ、ヨーロッパ、スイス、フランス、韓国、イギリス、香港、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、中国、米国など世界150カ以上の国に適用しています。

ACコンセントとUSB口の一体型で、3つのUSBポートおよびTypeCポートを内蔵しているため、これ1つでノートPCからスマホやタブレットなどを同時に充電可能です。

PUSHボタンを押しながら使用したいプラグの出し入れを行うだけの簡単さ。手のひらサイズの収納ケースと替ヒューズ付き。

ベトナムで無理に変圧器を使う必要はないかも

短期間の旅行や出張の場合、基本的には変圧器は不要です。

ドライヤーやヘアアイロンなどは、「海外対応」の製品を日本から持ち込んで使用されることをおすすめします。

ベトナムは湿度が高く、除湿機や扇風機、サーキュレーターなどが必須アイテムです。長期滞在の場合、これらの電化製品やドライヤーなどを日本から持ち込んだ場合には、変圧器が必要になります。

しかし、変圧器を購入せずに現地で調達した方が価格も安く、電圧の関係からも安心して使用できます

ベトナムでは、ホーチミン市とハノイ市などに、グエンキム商業社(Nguyen Kim)の運営する、大型家電量販店「グェンキム」があります。

現地の人向けのショップなので英語が通じないこともあるそうですが、ドライヤーや除湿機、扇風機、炊飯器など一般的な家電製品を揃えています。

ベトナムのコンセントや変圧器について疑問が残ったら

ベトナムでは、空港などの公共施設でもコンセントの数が少なく、充電できるスポットが少ないです。

できる限りホテルで充電を行っておきましょう。

また、ベトナムでは、メコン川など豊富な水源に恵まれていることから水力発電が主流となっています。したがって、乾季は水不足になるため停電が起こりやすくなります。

停電から電気が復旧する際、大きな電圧がかかるため電化製品が故障する恐れがあるそうです。

特に、パソコンなどは壊れやすいので、充電する時以外は電源ケーブルをコンセントから抜いておくようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、ベトナムのコンセントはAタイプとCタイプが一般的で、場所や施設によってはBFタイプ、SEタイプも混在していることがわかりました。

日本のコンセントはAタイプなので、そのまま使用できる場合とできない場合があります。

したがって、Cタイプの変換プラグまたはマルチ変換プラグが必要です。

消費電力の大きいドライヤーなどの電化製品を使わなければ、基本的には変圧器は必要ないです。

ドライヤーなどは、「海外対応」の製品を日本から持ち込んで使用されることをおすすめします。

また、変圧器は現地でも購入可能ですが、ベトナムでは母国語以外でのコミュニケーションが難しいです。万が一の備えとして、日本で変圧器を買って持っていくと安心です。

ベトナムのコンセントプラグのタイプやコンセントの形状、ベトナムのコンセントに変圧器は必要か、ベトナムのコンセントでiPhoneは充電できるのか知りたい人にとって、この記事が参考になればと思います。

関連リンク

また他にも様々な国のコンセント事情について執筆しています。気になる方はぜひ合わせて読んでみてください。

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2018/07/29関連リンクの更新

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dosukoi s
モータースポーツと海外旅行が好き。
家電製品の魅力はもちろん、読者の皆様が疑問に感じることをわかりやすくお伝えできるような記事執筆を心がけて参ります。

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