フランスのコンセントに変圧器は必要?プラグの形状やタイプも解説!

目次

フランスのコンセントと変圧器について解説します

フランスへの旅行や出張に出掛ける際、気をつけておきたいことは電圧コンセント事情です。

日本から持ち込んだ電化製品の使用や、携帯電話やiPhone、デジカメなどの充電ができるか心配ですよね?

今回の記事では、フランスのコンセントのプラグと形状、フランスのコンセントに変圧器が必要か、フランスのコンセントはiPhoneに対応しているか、について解説したいと思います。

また、フランスでの変圧器の購入から、おすすめの変圧器についてもご紹介いたします。

フランスの電圧・周波数・コンセントプラグの形状やタイプは?

コンセントプラグの形状とタイプ

フランスのコンセントプラグの形状は、CタイプとSEタイプの2種類です。

日本のコンセントはAタイプで、SEタイプにはCタイプのコンセントが使用できるため、Cタイプの変換プラグが必要です。

■Cタイプのコンセントの形状

変圧器フランス

丸形のピンが2本並び、丸いピンの直径は4mmです。

ヨーロッパのコンセントプラグの形状はCタイプとSEタイプが主流で、ヨーロッパではほぼ全土で使用できます。

また、Cタイプのコンセントのプラグは「ユーロプラグ」とも呼ばれています。その他、韓国やインドなどで用いられています。

■SEタイプのコンセントの形状

フランス変圧器

Cタイプの2本のピンの中間にもう1本ピンがあるタイプで、合計3本の丸形のピン状をしたコンセントで、Fタイプとも呼ばれています。

ヨーロッパ諸国、北米や南米、中近東、インド、韓国、中国で用いられています。

フランスの電圧

フランスの電圧は220-230V(ボルト)です。ごくまれに127Vもあります。

日本の電圧は100Vなので、フランスで日本の電化製品を使用するには変圧器が必要です。

フランスの周波数

フランスの周波数は50Hz(ヘルツ)です。

日本の周波数は、富士川(静岡県)と糸魚川(新潟県)を境に、東エリアは50Hz、西エリアが60Hzとなっています。

東エリアで使用している電化製品の周波数はフランスと同じなので問題はありません。しかし、西エリアで使用している電化製品で、「周波数が60Hz」と定められている」ものは、フランスで使用すると不具合を生じる恐れがあります。冷蔵庫、扇風機、エアコン、掃除機、洗濯機、電子レンジ、乾燥機、蛍光灯などです。

参考元:ビックカメラ.comMEGA EGGapple公式サイト

フランスに旅行に行くにはどの変圧器を買えばいい?そもそも変圧器って?

変圧器とは、電圧を変える装置で「トランス」と呼ばれています。

発電所で作られた電気は高圧で、オフィスや家庭などのコンセントに届くまでに変圧器で電圧を100Vまで下げています。

また、電子レンジやテレビなどの電気機器にはあらかじめ変圧器が付属されています。100Vの電圧を、電気機器が必要な電圧に変換することから「電源トランス」と言われています。

海外旅行をする際、日本と同じ電圧の国は少なく、変圧器で電圧を変える必要があります。変圧器で電圧を上げることを昇圧(アップトランス)、電圧を下げることを降圧(ダウントランス)と言います。

フランスは電圧が220-230Vなので、日本の100Vにするため変圧器による降圧(ダウントランス)が必要です。

フランス旅行に行く際に必要な変圧器とは、日本の100Vとフランスの220-230Vに対応する変圧器、すなわち100V〜230Vの範囲で使用可能な変圧器となります。

変圧器は、必要な場合と不要な場合があります。事前準備として、宿泊先のホテルのアメニティの確認、持ち込む予定のある家電製品の電圧を調べて、必要であれば準備しましょう。

参考元:北川電機株式会社

変圧器フランス

フランスのコンセントの電圧に合うか持っていく家電を確認しよう

フランスの電圧はどういう表記で載っている?

電圧は、お手持ちの電化製品の本体やアダプター、電源の裏側、もしくは取扱説明書に記載されています。

「INPUT:◯◯V」または「入力電圧:◯◯V」

例えば、電圧100V-240Vの場合、100Vから240Vまで利用可能なので、220-230Vのフランスで使用できます。

なお、日本製の電化製品は国内使用を前提に作られているため定格電圧は100Vです。「100V」としか書いていない製品の場合は変圧器が必要になるのでご注意ください。

フランスの電圧に合わない家電はどんなものが?

取扱説明書や本体に記載してある対応電圧を確認し、フランスの電圧に対応していない製品には変圧器が必要です。

ドライヤーやポットなどのキッチン家電は、電源がショートしたり壊れるといったケースが報告されていますのでご注意ください。

ホテルに完備されているドライヤーを使用した方がトラブルの心配がなく安全です。

なお、「海外対応、海外仕様」として販売されている製品であれば変圧器の必要はありません。

最近では、フランスのホテルのバスルームでは備え付けの電化製品しか使えないところが増えているそうです。

iPhoneは変圧器なしでフランスのコンセントで充電できる?

変圧器 フランス

携帯電話やデジカメ、パソコンの充電器のほとんどが240Vまでの電圧に対応しています。

iPhoneの純正充電器(Apple 5W USB電源アダプタ)は「100-240V、50-60Hz対応」につき、世界中で使用が可能です。

ただし、日本国内で販売されているiPhoneの純正充電器はコンセントプラグの形状がAタイプのため、フランスで使用する場合は変換プラグが必要になります。

製品本体またはパッケージ、充電器の裏に記載してある対応電圧に「INPUT:100-240V 50-60Hz」と記載があるものは対応が可能です。念のため、充電器の裏に記載してある対応電圧には目を通しておきましょう。

CタイプとSEタイプに対応しているおすすめのマルチ変換プラグはこちら!

MOCREO 海外旅行用変換プラグ マルチコンセントアダプター A・BF・C・O・SEタイプセット USB充電ポート2個付 ブラック

iPhoneのモバイルバッテリーの充電には「変換プラグ・USB端子・コンセントが一体」になったものがあると便利です。

無料で充電できるスポット

フランスで無料で充電できるスポットとしては以下のような場所があります。

●空港の待合所やWi-Fiスポット

●主要駅:パリ北駅(Gare du Nord)、東駅(Gare de l'Est)など

●TGV(Train à Grande Vitess):日本の新幹線のような高速長距離列車

●Wi-Fiなどネット利用が可能なカフェ

フランスのホテルのフロントでコンセント用に変圧器を借りよう

フランスのホテルでは、変圧器をレンタルしているところもあります。

旅行前にあらかじめホテルに確認しておくと安心です

また、大きなホテルまたは観光地のホテルであれば英語が話せる
スタッフが常駐しています。

変圧器は英語で「transformer」で、フランス語で「transformateur」といいます。

ホテルのフロントで聞いてみましょう。

■変圧器を借りてもいいいですか?

英語:May I borrow a transformer?

フランス語:Puis-je emprunter un transformateur?

フランス語を覚えてコンセント用の変圧器を買おう

変圧器フランス

変圧器を買うのに必要なフランス語

フランスは、観光客が多いショップでは英語が併記されていることがありますが、フランス語が主流です。

ショップで変圧器を探すのはなかなか難しく、日本に比べて高額です。

まずは、ショップの人に聞いてみましょう。

■私は「変圧器」が欲しい。

英語:I want a transformer.

フランス語:Je veux un transformateur.

ちなみに、変換プラグはフランス語で「fiche de conversion」といいます。

フランスのどこで変圧器は買えるのか

フランスで最大の家電量販店は「DARTY(ダルティ)」です。

パリ北駅とモンマルトルの間にある地下鉄2号線の「バルベス・ロシュシュアール(Barbès-Rochechouart)」駅にあります。

先に会計を済ませ、会計時にもらったレシートを別のとこに持って行き、商品と引き換えるシステムになっています。

住所:56 Boulevard de Rochechouart, 75018 Paris

参考元:DARTY公式サイト

また、電化製品は「BHV(ベーアッシュヴェー)」でも取り扱っているそうです。

参考元:BHV公式サイトParis et toi4travel.jp

フランス旅行のための変圧器はダイソーで買える?

フランスに対応した変圧器は、ダイソーなどの100円ショップでは取り扱っていません。

ですが、Cタイプの変換プラグは購入できます。

デジカメやiPhoneなどの携帯を同時に充電させたい時、1箇所のコンセントから延長コードで2口使用する場合に変換プラグが2個必要になります。

プラグは1個ではなく複数個を購入して持って行かれることをおすすめします。

フランスのコンセントにおすすめ変圧器

miyoshi co.,ltd 海外旅行用変圧器 全世界対応 MBT-WDM/WH

110-130V・220-240V・250Vの電圧に対応している変圧器で、フランスをはじめ全世界で日本製品の使用が可能です。

充電の差し込みが2箇所あり、358gとコンパクトで便利です。

※ドライヤーやアイロン、ノートパソコンなどの定格容量を超える電気製品やUSB充電で1A以上の給電が必要な製品には使用できません。

ヤザワ 海外旅行用変圧器 電子式(熱器具専用) AC220V-240V 容量1000Wまで 本体プラグC 付属プラグなし コードあり(コード長750mm) HTDC240V1000W

220V〜240Vの電圧を100Vにダウントランスする変圧器。本体プラグはCタイプにつき、フランスでそのまま使用できます。

122gとコンパクトで持ち運びに便利です。主に、携帯電気ポット、携帯アイロン、ホットカーラー、電気コンロなどの電子部品を含まない熱器具専用です。

Powerjc 海外旅行用変圧器 USBポート付 マルチ変換プラグ付 容量1875w 220vto110v±10% 1.5mコード AC電源アダプター トランス 騒音なし 充電器 降圧

許容消費電力は1875Wまでで、ドライヤーなどの電化製品も安全に使用できます。

USBポートが4箇所あり、iPhoneやスマホ、タブレット、モバイルバッテリーなどデジタル製品の同時に充電できて便利です。また、フランスで使用可能な変換プラグ付き

フランスで無理に変圧器を使う必要はない

フランスで売っている変圧器は、フランス人が海外に行く際に必要になる変圧器なので、外国から持ち込まれる製品用の変圧器を探すのは困難で、価格も高額です。

例えば、ドライヤーなどはホテルに設置されている場合が多いです。

変圧器を購入するよりも「海外仕様」の製品を持ち込み、許容消費電力に注意して変換プラグで対応された方がよいでしょう。

変圧器を必要とする場合は、日本で購入して持ち込むことを強くおすすめします。

フランスのコンセントや変圧器について疑問が残ったら

フランスのホテルの室内では、充電できるコンセントが何箇所もないことが多いため、一箇所のコンセントから延長コードをつなげると便利です。

あくまでも、消費電力が少ない電気機器で利用する方法なので、消費電力が大きいドライヤーなどを使うことは避けてください。

なお、延長コードには変圧機能は付いていないので、海外対応(100V~240V)の機器に使用してください。

観光客向けに延長コードの貸し出しを行うホテルもあります。

延長コードは英語で「extension cord」、フランス語で「rallonge (ラロンジュ)」または「rallonge electrique (ラロンジュ・エレクトリク)」といいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、フランスのコンセントはCタイプまたはSEタイプで、日本のコンセントはAタイプなので、Cタイプの変換プラグが必要であることがわかりました。

また、ドライヤーや炊飯器などの電化製品を使わなければ、基本的には変圧器は必要ないです。

フランスでは母国語以外でのコミュニケーションが難しいです。万が一の備えとして、持ち運びに抵抗がなければ、日本で変圧器を買って持っていく方が安心です。

フランスのコンセントの形状や、コンセントに変圧器は必要か知りたい人にとって、この記事が参考になればと思います。

関連リンク

また他にも様々な国のコンセント事情について執筆しています。気になる方はぜひ合わせて読んでみてください。

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更新履歴

更新日時更新内容
2018/07/29関連リンクの更新
2018/09/13コンセントの解説を追記

この記事を書いた人

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dosukoi s
モータースポーツと海外旅行が好き。
家電製品の魅力はもちろん、読者の皆様が疑問に感じることをわかりやすくお伝えできるような記事執筆を心がけて参ります。

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