学校の生徒や先生は上履きをほとんど毎日着用して、動き回ることが多いですから、その汚れは半端でないでしょう。
上履きの洗いは、手洗いの方が多いでしょうが、手洗いはちょっと面倒なので、覚悟と時間を決める必要があると感じる方がいらっしゃると思います。
洗濯機でも洗えると簡単なのですが上手くいくでしょうか?という疑問に答えるために、洗濯機での上履きの洗い方を整理してみました。
上履きには、広いくくりでは、スリッパも含まれますが、ここでは、上履きはスニーカーや運動靴を対象にして、スリッパは含めません。スリッパは材質も形も様々ですので、ひとくくりでは対応しきれない点があります。
この質問の答えは、はい、洗えます、になります。細かな注意は必要ですが、基本的には条件はありません。上履きの外側ばかりでなく、中の方まできれいにしたいでしょうが、洗濯機でも問題ありません。通常の衣類を洗うやり方と同様にして、中の方もきれいに洗うことができます。
洗剤も上履き用になにかそろえるという必要はありません。通常の衣類と違うところは、上履きは床や地面を歩いたということで、土がついているという点です。
汚れに関しては、子供が泥んこになったときの洗濯と考えればよいわけです。
あとは成形体ですので、固まりが洗濯機の中で動くと捉えればよいわけです。
泥んこ汚れのときは、ブラシで土や泥を落としてから洗濯機に入れていると思われますが、その要領です。
また、成形体は洗濯機の回転の際に踊って内側に当たりますので、クッションの意味もあり、ネットを用いることでスムーズにことが運びます。
上履きを洗濯機で洗うメリットとデメリットを考えましょう。
上履きを洗濯機で洗濯する方法を整理します。
上履きの洗濯で、洗濯機で脱水を行っても構いません。脱水は、洗濯機に上履きだけをいれて脱水を行うと、上履きが踊りますので、クッションになる、バスマットを一緒にしてください。脱水を行うと、乾燥が早くなるのは通常の衣類の場合と同じです。
乾燥機のついている、ドラム式では、乾燥工程まで入れて構いませんが、高温は避けた方がよいでしょう。洗濯機から出した後の乾燥が早くなります。
コインランドリーに靴が洗える洗濯機があるということです。筆者はまだ目にしていませんので、下記の参照元の記事をご覧ください。
参照元:洗濯機の靴/スニーカーの洗い方!脱水や乾燥方法、専用洗濯機も解説
この記事には、コインランドリーの靴用洗濯機のことばかりでなく、本記事と一部重複しますが、洗濯機での靴/スニーカーの洗い方が分かりやすく載っています。
また、コインランドリーにおける靴用洗濯機の写真は下記の記事に載っていますので参照されてください。
参照元:【300円時短テク!】靴専用コインランドリーで洗濯&乾燥術 #4
この記事によると、洗濯機の中にブラシがあり、ブラシで洗うとのことです。洗濯に所要時間と料金は20分で200円、乾燥に100円要し、料金は計300円かかります。
コインランドリーの店一覧は、例えば、東京地区は下記のサイトを見れば分かります。ここで、靴マークのある店が、靴専用の洗濯機をおいている店です。
参照元:あなたの街のコインランドリー検索
洗濯機を使わないで、手洗いで上履きを洗う方法をおさらいしてみましょう。
ゴム手袋、洗濯用容器、液体中性洗剤、スポンジ、ブラシ、歯ブラシ、
まだ水に濡らさないで乾燥状態で、ブラシを使って土や泥をとします。
洗濯容器の中に上履きを入れて、まず、外側からスポンジを当てて手洗いします。その後、ブラシを使って、外側と中の手洗いをします。
上履きの爪先の方には歯ブラシを使うと中までよく洗えます。
乾燥は日陰に置くのが適切です。
この記事では洗濯機での上履きの洗濯について全てを網羅した訳ではありません。ここでは、通常に衣類に使う洗濯機を上履きにも適用しました。衣類と同じ洗濯機を使うことに抵抗を感じる方には、靴専用の洗濯機があることを紹介いたします。
商品名:【MyWaveDuo2.5】靴用スクリュー付き
商品名:靴専用ミニ洗濯機「靴洗いま専科」 MNSHOEWS
こちらは靴専用に開発されたものです。ブラシのついている洗濯機です。
その他、なにか疑問を感じるようなことがございましたら、お問い合わせフォームでお問い合わせください。皆様からのご質問やご意見を反映いたしまして、記事を随時、加筆・修正してまいります。
上履きの洗濯には、手洗いでする、洗濯機を用いる、靴専用の洗濯機を用いる、コインランドリーの靴専用洗濯機を用いる、などという手段があります。各々、メリット、デメリットがありますので、ご自分に合う方法を選ぶとよいでしょう。上履きは、スニーカーや運動靴を対象にしました。洗濯機での洗濯は、上履きに限らず、外履きの運動靴でも同様に対応できます。
洗濯は、できればあまり頻度を高くしない方が、素材のダメージや形の崩れが少なくて済みます。また、洗剤の他に漂白剤を使いたいというときがあるかもしれませんが、できるだけ使用を控えた方が、上履きを長持ちさせます。
これらとは別に、革製の上履きや靴そのもののクリーニングをしたい方もおられましょう。靴専門のクリーニング店がありますので、そちらに相談されるとよいと思います。