筆者は家電量販店に勤めております、アクアの冷蔵庫について、詳しく解説していきます。
Written By ブレンディ 0120
皆さんは、アクアの冷蔵庫をよくネットや家電量販店で見かけたことはありませんか?
メーカーは「ハイアール」という中国メーカーですが、元々は「三洋電機」という日本のメーカーが作っていたAQUA(アクア)というブランドを中国が買収した経緯のあるメーカーでもあります。
海外ブランドと国内ブランドでシェアを競い合う昨今の市場ですが、中にはこういった元国内製品という商品も存在します。
ハイアールは、ハイアールブランドとアクアブランドの市場分けを行っていますが、旗本は同じハイアールとなります。
アクアの特長として、ハイアールブランドの上位に位置するブランドとして紹介されており、高品質と高性能を売りに市場展開を行っています。
よくネット上にも、価格の安い洗濯機や冷蔵庫が話題になる事があり、評判や口コミも様々です。
今回は、話題のアクアブランドの洗濯機について、家電販売員の見解も交えながら解説を行っていきます。
アクアの冷蔵庫は国内メーカーの冷蔵庫と比べて、低価格が売りです。
製造元が海外であり、低コストで作られている為、実現できている価格ですが、国内メーカーと比較すると物によっては、半額程度まで安い製品もあります。
国内メーカーへのこだわりがない方や、多機能性を求めていないシンプル家電をお求めの方にはピッタリの家電メーカーです。
アクアの商品は海外メーカーの中でも好評な商品が多いです。
大手レビューサイトで口コミが多いのも注目度が高いと言えるでしょう。
先述した内容と被りますが、元々は三洋電機の技術力やノウハウが生かされている商品が多いため、壊れにくいという所も評判が良い理由になります。
商品のコスパが良いにも関わらず、製品の出来がいいので、根強いファンが多いメーカーでもあります。
アクア全般に言えますが、シンプルな作りの商品が多いのが特徴です。
単色で形状もシンプルなので家具に溶け込みやすく、おしゃれ家電とも言えます。
ひとり暮らし用の冷蔵庫が多く発売されていますので、これからひとり暮らしを予定している方や、買い替えの方にもおすすめな家電メーカーです。
シンプル構造だとお掃除もしやすく、表面についた汚れなどを簡単に取れる所も良い点ですね。
上記の内容と被りますが、アクアの製品は高性能な商品が多く、海外メーカーアレルギーの方でも元日本製のアクアであれば、安心して購入することが出来るでしょう。
また、仮に家電製品の故障に繋がってしまった場合は、製造国への修理依頼を行い、修理完了まで相当な時間がかかる事がよくありますが、アクアの商品の場合は壊れにくいという点も売りの為、購入後も安心して使えているという、口コミや評判をよく見ます。
これは、購入者の口コミと評判を見た際に、意見が真っ二つに割れますが、海外メーカーであるイメージと、低価格だから・・・。という背景が悪い評判に繋がっているのでは?と筆者は思います。
国内メーカーの商品においても、発売された商品についての好評や酷評は必ず出ます。
また、使い方にもよると思いますので、詰込みすぎや、初期不良だった・・・。なんて理由も考えられます。
筆者個人的には、一人暮らし用で発売されている商品が多く、購入者はもちろん一人暮らしをする学生や新社会人がお買い求め易いメーカーでもある為、ご実家の大容量・高性能モデルと比較した結果、低評価につながっている。
そもそもの基準が高いのではないか?そう思います。
これは、完全にアクア製品の課題にもなっていますが、事実です。
全ての商品について該当している訳ではありませんが、本体自体が低コストで生産され、機能性が多い訳でもないので、省エネや節電などを意識して作られている訳ではありません。
その為、年間の電気代は国内メーカー商品と比べると若干高くなりますし、冷蔵庫内を冷やすため、冷蔵庫が頑張ります。
インバーター機能が優秀ではない場合、常に全力疾走している状況です。これに加え、冷蔵庫の騒音に繋がっているという事です。
気になる音のレベルは人それぞれですので、気になる人はごく一部かと思われます。
筆者が現在すんでいる自宅にアクアの冷蔵庫は残念ながら持ち合わせていませんが、実家の2台目として購入した経緯があります。
実家に帰省した際に、国内メーカーのメイン冷蔵庫とアクアの冷蔵庫を比較すると確かに動作音については、圧倒的な差があります。
冷蔵庫は、庫内温度が一定数よりも上昇し、冷蔵庫が探知すると冷却ファンが稼働し、冷蔵庫内を設定温度まで下げる為、フル稼働します。
この際、国内メーカーの冷蔵庫は復帰まで速いのと、冷蔵庫内の冷気が逃げにくい為、省エネと低騒音を実現しています。
アクアの冷蔵庫に関しては、開閉毎に冷却するのか、開閉後の音が気になる瞬間があります。
また、冷却方法が一定でないのかは不明ですが、開閉に関係なく、たまに冷蔵庫が稼働するような電子音が響くことがあります。
これは、正直に国内メーカーにはあまり見られない現象ですから、海外メーカー特有の何かかも知れません。
しかし、アクアの冷蔵庫の稼働音は他の海外メーカーの音よりもまだマシな為、個人的にはそんなに気になりませんでした。
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2017年12月に発売された本商品。
冷蔵庫容量が130L、冷凍庫容量が54Lでお一人暮らしの方に向けたサイズです。
耐熱トップテーブルに対応しており、冷蔵庫上に電子レンジ等を置くことが出来ます。
アクア製品の中でも最近発売されたモデルで、省エネも意識した作りになっています。
冷蔵庫内の棚も全てガラス素材になっており、お手入れが簡単でおしゃれな庫内になっています。
一人暮らしで、インテリアとしても生かしたい方におすすめの冷蔵庫です。
カラーはミルクとルージュの2色が用意されており、お好みの色を選べます。
2017年12月に発売された新モデル。
冷蔵庫容量が230L、冷凍庫容量が89L、野菜室75Lと大容量モデルです。
家族で使う方におすすめの商品です。
自動製氷機能と旬鮮チルドに対応しており、メインの冷蔵庫としての多機能性もあります。
省エネを意識した作りでアクアの冷蔵庫の中でもトップクラスの省エネを実現しています。
表面が木目調に加工されており、非常におしゃれな冷蔵庫です。
冷却ファンも当然ついており、冷蔵庫内の霜取り機能がついている為、メンテナンスが非常に楽です。
冷蔵庫内の棚がガラスになっており、清潔感があります。
複数人でしっかりとした冷蔵庫を使いたい方に向けた、ファミリー向けの冷蔵庫です。
アクアの冷蔵庫の評判や口コミは様々なサイトで賛否両論あります。
低評価をする傍ら、高評価の多いサイトまで、同じ商品に対しての口コミも大きなバラつきがあります。
筆者のこの記事についても、一個人の評判や口コミと言われればそれまでの内容です。
購入を検討されている方、そして気になっている方・・・。
参考にするべき情報は一つのサイトからでなく、複数のサイトから共通の意見をまとめ、信ぴょう性を高めていくと良いでしょう。
筆者は家電量販店に勤めておりますので、適当な評判を書くことはありません。
参考の一つにして頂ければ幸いです。
いかがでしたでしょうか?
アクアの冷蔵庫は、海外メーカーのくくりにありながらも、高品質・高評価の商品が多く、購入されていく方も年々増加傾向にあります。
物価向上に伴うものか?ブランドへのこだわりが無くなってきたのか?
購入する年代によっても変わる意見かと思いますが、時代背景も大きいと個人的には思います。
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この記事を読んで頂いた読者様の冷蔵庫の購入の参考材料になれば幸いです。
またこちらの記事では同じアクアの洗濯機について解説しています。
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