iPadに限らずiPhoneやPCでもですが、全ての機能やマイクといった位置はどこなのか、と知らない人も居ると思います。
マイクの場合は小さくて分かりにくいため、どこで音を録音しているのだろう?・音が籠っている?と思った経験はありませんか?
ですので今回は、iPadやiPad Pro、iPad mini、iPad Airのマイク位置やマイクの感度など、音声入力の設定方法やおススメの外部/外付けマイクを紹介します。
iPadのマイク位置といっても、iPad ProやiPad miniと種類が多くあり、1つのiPadを長く使用している人もいればiPadが発売されたら必ず買うという人も居ると思いますので、iPadが発売されてから新型のiPadまでの全てのマイク位置などを紹介しますので、参考にして下さいね。
以下iPadのマイクの位置を機種ごとに列挙します。自分のiPadの端末に該当する箇所でマイクの位置を見つけてみてください。
・初代iPad 2010年5月7日発売
本体上部の側面イヤホンジャックの隣
・iPad2 (第二世代) 2011年4月28日発売
本体上部の側面中央
・iPad3 (第三世代) 2012年3月16日発売
本体上部の側面中央
・iPad4 (第四世代) 2012年11月2日発売(128GBは2013年2月5日)
本体上部の側面中央
・iPad2017 9.7inch (第五世代) 2017年3月25日発売
本体上部の側面中央と背面の本体上部
・iPad2018 9.7inch (第六世代) 2018年3月28日発売
本体上部の側面中央と背面の本体上部
参考元:iPad - 技術仕様
・ipad pro 12.9inch (第一世代)2015年11月11日発売
背面カメラの横とボリュームボタンの上
・ipad pro 9.7inch (第一世代)2016年3月31日発売
背面カメラの横とボリュームボタンの上
・ipad pro 2017 12.9inch (第二世代)2017年6月6日発売
本体上部の側面中央と背面の本体上部
・ipad pro 2017 10.5inch (第二世代)2017年6月6日発売
本体上部の側面中央と背面の本体上部
・ipad mini 2012年11月2日発売
本体上部の側面
・ipad mini2 (ipad mini retina) 2013年11月12日発売
本体上部の側面中央と背面の本体上部
・ipad mini3 2014年10月17日発売
本体上部の側面中央と背面の本体上部
・ipad mini4 2015年9月10日発売
背面カメラの横とボリュームボタンの上
参考元:iPad mini 4 - 仕様 - Apple(日本)
・ipad Air 2013年11月1日発売
本体上部の側面と背面の本体上部
・ipad Air2 2014年10月17日発売
背面カメラの横とボリュームボタンの上
参考元:「iPad Air 2」のケースを買うときに注意すべき2つのこと
先に言うと、マイクを使って音声入力を行うとフリック入力よりも速く、パソコンなどでのタイピングと殆ど変わらないほど早く入力できます。
音声入力ですから手を動かさずに入力ができ、手を動かすよりも声の方が速いためフリック入力よりも速いでしょう。
また、パソコンなどのタイピングと変わらないと言いましたが、キーボードを見ずにタイピングができる人・タイピング速度が速い人と比較してという意味合いです。
タイピングするよりも音声入力はローマ字入力や変換といった作業の手間が無いので速いでしょう。
ですので、マイクの感度は良いので、滑舌が良い人であれば誤字脱字なく、そして素早く音声入力ができるでしょう。
また、テレビでよくマイクを使用した音声入力がちゃんと出来るか?という実験を見たことがありますが、滑舌が良い人と滑舌が悪い人の差はだいぶありました。
滑舌が良い人はちゃんと誤字脱字なく入力されているにも関わらず、滑舌が悪い人は何度やっても正しく入力されることはありませんでした。
音声入力の設定方法を紹介する前に、音声入力とは何?と思う人もいるでしょう。
音声入力とは、パソコンなどでヒトの話す音声言語をコンピュータによって解析し、話している内容を文字データとして取り出す処理のことである。
引用元:音声入力とは (オンセイニュウリョクとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
音声入力とは上記のように文字を手で入力するのではなく音声で入力することを言います。
まず、音声入力の設定としてモデルによってはインターネットに接続されている必要があります。
※ インターネット接続が必要なモデルに関しては下記リンクを参照してください。
参考元:Apple 音声入力
iPadのマイクを使用した音声入力の設定はアプリをインストールする事もなくiPadなどで最初から入っているアプリなので安心してくださいね。
[設定]アプリをタップ→[一般]をタップ→[キーボード]をタップすると[音声入力]の横にオン/オフ切替のボタンがあるのでタップします。
ボタンをタップすると緑色になるので分かりますが、音声入力をオフからオンにする場合はボタンを押すと『リクエストを処理するために、音声入力の内容、連絡先情報、位置情報などの情報がAppleに送信されます。』というメッセージとともに[音声入力を有効にする]と表示されるので、[音声入力を有効にする]をタップして下さい。
音声入力の横のボタンが緑色になったら音声入力がオンになっているという事です。
また逆に音声入力をオンからオフにする場合は、[設定]アプリをタップ→[一般]をタップ→[キーボード]をタップして[音声入力]の横のボタンが緑色になっています。
緑色になっているボタンを押すと、『音声入力がユーザーのリクエストに応じる際に参照する情報はSiriでも使用され、Siriもオフになっている場合を除き、Appleのサーバーから削除されません。』というメッセージの下に[音声入力をオフにする]と表示されているのでタップして下さい。
[音声入力をオフにする]をタップすると、[音声入力]の横のボタンが白色になり音声入力をオフにする事ができます。
参考元:Apple 音声入力
最近ではYouTubeなどへ動画を投稿している人が多く、動画を見てみると周りの音や雑音などが入っていなく声だけが入っていますよね。
そういった場合は外部マイクなどを使用しているのでしょう。
外部マイクといっても集音マイクやガンマイクといった種類があり、それらを総称して外部マイク/外付けマイクと呼びます。
外部マイクを使用する事で音声を綺麗に録音できたりと拾いたい音だけを録音できるので、綺麗に録音したい・本気で録音したいという人はiPadの内蔵マイクよりも外部マイク/外付けマイクを使用するといいでしょう。
対象の音をよりハッキリと録音できりたり、臨場感のある音を録音できたりと、音質は各段に向上させることができるほか、余計な雑音を減らせるというメリットもあります。
特に内臓マイクの場合、カメラの操作音やレンズの駆動音のような雑音を拾ってしまう場合があるのですが、外部マイクを使用するとこれらの雑音を大幅に軽減することができます。
また、たいていの外部マイクには風防が付属しており、屋外の撮影では風切り音を低減することも可能です。
引用元:外部マイクを使うメリット
周りの雑音や音が入ってしまい上手く録音する事ができない・外で使いたいのに風の音などが入ってしまうといった場合に外部マイク/外付けマイクの使用をおススメします。
Lightning対応のMSマイクとして登場したZOOM iQ7は、10,800円(税抜)と少し値が張るものの高性能かつ使用するユーザーに凄く気を使った使いやすいと言われている外部マイクとなっています。
iQ7はMS(Mid-Side)ステレオマイクと呼ばれる、ちょっと特殊なマイクです。正面を向けるMidマイクと、左右を捉えるSideマイクの2つを使うことで、オールラウンドな音を拾うことができるのですが、ちょっとしたアナログ演算を行うことによって、録音した後から音の広がりを自由に調整できるのです。
ZOOMが無料で公開しているVSTおよびAudioUnitsプラグインソフト「MS Decoder」を使うことで、すでに録った音を30度~150度の範囲の広がりを持つ音へと変換することができるのです。なんとも不思議な感じがしますが、予めどのくらいの角度に設定するのがベストかよくわからない……といった場合MSマイクで録音して、後で落ち着いてから決めることができるわけです。
引用元:iPhoneを高性能レコーダー化するZOOMのマイク、iQ6とiQ7 : 藤本健の“DTMステーション”
動画投稿をしていて自分で音を調整している人にはとても使いやすい外部マイクですので、少し高いけど本気で録音したいという人におススメなので購入してみてはどうでしょうか?
参考元:ZOOM
AGPTEK ハンズフリー クリップ式 ミニコンデンサーマイクは、肉声の録音や動画撮影で使用するために設計されており、クリアで正確なボイスレコーダー機能をユーザーに提供します。
引用元:Amazon
イヤホン付きなので自分の歌声を聴きながら歌え、全指向性なので綺麗に録音する事ができます。
また、コード長さが2mで付属のクリップを使用すると、衣類に装着する事ができるので動きながら使用する事ができます。
こちらの外部マイクは価格が1000円台と安く買う事ができ、外部マイクを使って録音してみたいなという人におススメです。
iPadのマイク位置や感度などを紹介しましたが、紹介した情報が全てではなくマイクの感度やおススメの外部マイクや外付けマイクもiPadの種類やiOSでも異なる場合があります。
外部マイクでiPadでも使用できると書いてあっても、iOS○○以上といった記載がある場合は使用できない事もありますので、持っているiPadがどれなのかをきちんと確認して下さいね。
以上iPadのマイク位置やマイク感度、音声入力の設定方法や外部マイクとは何か、メリットやiPadに使えるおススメ外部マイクを紹介しましたが、iPad、iPad Pro、iPad mini、iPad Airでマイクの位置が違い世代でも異なるのですが、本体上部の側面と本体上部の背面中央・背面カメラの横とボリュームボタンの上にマイクの穴があるという事が分かりました。
また、マイクの感度も良く、誤字脱字なく入力されて入力速度も速いという事も分かりました。
ただ、初代iPadなど何年も前に発売されているiPadなどはマイク感度が低い可能性があります。
外部マイクに関しても、外部マイクを使用する事で録音する際に周りの雑音などを減らせる事ができるので、ちゃんと録音したいという人は外部マイク/外付けマイクを使用するといいでしょう。
その他、イヤホンのマイクを使用したい方はマイク付きのBluetoothイヤホンについて紹介しているこちらの記事を参照にイヤホンについているマイクを使用すると良いかもしれません。
また他にiPadに関する記事としてiPadの寿命についての記事があります。興味があればご一読ください!