冷房専用エアコンとは?なぜ工事費込みで激安なのか、電気代も解説!

この記事を執筆するにあたって

20年使用していたエアコンが壊れ、買い直しました。我が家も記事と同じ、冷房専用エアコンになりました。

Written By しげの はな

目次

冷房専用エアコンとは?

冷房専用エアコンとは言っても、暖房機能のついていないエアコンなので、見た目は普通の壁用のエアコンと変わらないデザインをしています。暖房は一切できないエアコンが、冷房専用エアコンです。ご家庭などでは気温の高い夏場の冷房でしか使用しない、またはビジネスシーンでの室内では、作業環境が常に暑い状況が続くなど様々な場合が想定されます。

冷房エアコンは、主に2種類のタイプが存在します。窓付けタイプと壁付けタイプです。ここからはそれぞれのタイプ別に細かくご説明していきます。

窓付けタイプの冷房専用エアコン

窓付けエアコンとは、室外機とエアコンが一体となった冷房専用エアコンです。その名前の通り、窓に取り付けるエアコンです。室外機部分を屋外に出すように設置し、窓に直接設置するタイプになります。昔はウインドファンという、室外の空気を送り込む商品もありました。その進化版といった所でしょうか。窓付けタイプの場合は引違の窓を開けたスペースに設置します。ですから壁用の商品と違い壁を抜く工事が不要なので、壁を傷める心配がありません。また、マニュアル通りに行えば素人でも簡単に取り付けをする事ができる商品です。つけることが自分でできるならば、取り外しもできるのがこの窓用タイプの魅力です。エアコンを使わない時期は取り外し、使う時期には設置をするなどの選択が可能となります。

壁付けタイプの冷房専用エアコン

反対に壁付けタイプは、通常のエアコンと同様な見た目で、室外機も別になっていますので。通常工事が必要になります。窓付けタイプより、部屋の広さに応じて機種を選べたり、吹き出し口が大きくなめらかな気流が作れることが魅力です。通常のエアコンより若干コンパクトな印象です。

なぜ工事込みで激安な冷房専用エアコンがあるの?

冷房専用エアコンの最大の魅力が、価格の安さですが、安さの影には秘密も潜んでいます。激安とうたわれているタイプの冷房専用エアコンには、インバータという装置がついていない場合があります。インバータというのは、夏など暑い時には、ハイパワーで運転をして部屋を涼しくしたり、冷えたら温度を一定に保とうと働く部分になります。このインバータがないとどうなるのでしょう。自分で調節しなくてはならない訳です。特に注意が必要なのが、夜中などにエアコンをかけっぱなしで睡眠する時です。寝ている間も同じ力で冷やし続けますので、睡眠を妨げる場合も考えられるからです。ですが心配はありません。冷房専用エアコンにもインバータ内蔵の製品はきちんとあります。自分の生活リズムの中でどの様に使用するのかによって、同じ冷房専用エアコンでも選択することが大切です。

冷房専用エアコンのメリット

今度は冷房専用エアコンの良さはどこにあるのかを探っていきたいと思います。メリットをきちんと理解し、そのメリットを最大限活かすことが大切です。

メリット① 購入時の価格が安い

やはり一番のメリットは、購入時の出費を抑えられることです。通常のエアコンと比べても価格の差は現れてしまいます。そして実は一般的なエアコンの対応畳数は、冷房より暖房のほうが狭い傾向だと言うことを、家電量販店の店員さんはおっしゃっていました。つまり冷暖房機能を使う予定の人は、暖房の対応畳数にあわせてエアコンを選ぶ必要があります。なので冷房では足りていても暖房では不足する場合は、もうひとつランクを上げる必要性がある場合が発生します。その分冷房専用エアコンの場合、冷房のみの対応畳数の確認のみなので、費用が抑えられる場合もでてくる訳です。

メリット② 操作がシンプル

通常のエアコンは機能もたくさん付いているけど、なかなか使いこなせていないと感じることもあるようです。と冷房に特化したエアコンですから、もちろん操作方法は至ってシンプルです。使いたい時にサッと使える冷房専用エアコンです。

メリット③ タイプにより取り外し可能

先ほども窓付けタイプの冷房専用エアコンでも説明しましたが、、取り外しが自分自身で可能という部分は便利です。特に引越しの多い方や、賃貸で壁に傷をつけたくないなどの理由の方にはおすすめのエアコンです。
また、窓用エアコンは小さい部屋に適したモデルが主流となっています。価格を抑えた分、付加機能に重点を向けるのも一つのポイントです。商品によってはさまざまな付加機能が付いています。自分にとって使いやすい機能を基準に選ぶのもひとつの方法です。

外側から見た窓用エアコン

冷房専用エアコンのデメリット

メリットがあれば必ずと言っても過言ではなく、デメリットもあります。デメリットを知ってからこその対応も考えられます。分かりやすくご説明します。

デメリット① 暖房には他の製品が必要

何度も言っていますが、冷房専用のエアコンなので他の暖房設備が必要になります。ですので、季節ごとの設備の出し入れやメンテナンスなど増えてしまうのが現状です。

デメリット② 製品機種の幅が少ない

現在のエアコンの主流は、やはり冷暖房エアコンになっています。ですので流通している製品数は冷暖房エアコンに比べると冷房専用エアコンは、製造しているメーカーも種類も少ないのが現状です。なのでメーカーと製品を選びたい放題という訳にはいきません。

デメリット③ 窓付きタイプの防犯とメンテナンス

窓付けタイプの冷房専用エアコンは、窓枠に取り付ける形のエアコンです。窓用の補助錠がありますが、窓をきちんと閉める事ができない部分を考えると、どうしても防犯上の心配が残ります。
そしてエアコンの定期清掃の際、窓付けタイプの冷房専用エアコンは清掃が多少面倒です。分解して掃除を行なわなくてはならない部分もあり、ご自分でできない場合は専門の業者へ頼まなくてはならない場合があることです。壁付けタイプのエアコンには、内部乾燥機能が搭載されている機種もありますので、同じ冷房専用エアコンでも良く検討して購入することが大切です。

冷房専用エアコンの電気代はどのくらい?

同じ冷房専用エアコンと言っても、壁付けタイプと窓付けタイプの電気代の差は実際どんなものなのでしょうか。今回は分かりやすいように概算の電気代を想定してみます。
1kWhあたりの電気代を27円と仮定し計算を行ないました。結果は以下の通りになりました。

参考元:全国家庭電気製品公正取引協議会「電気料金新目安単価」

冷房 専用 エアコン

窓付けタイプの電気代

  • 4~6畳  (期間消費電力量)364kWh (年間電気代)9,828円
  • 4.5~7畳 (期間消費電力量)416kWh (年間電気代)11,232円

壁付けタイプの電気代

  • 6~8畳  (期間消費電力量)367kWh (年間電気代)9,909円
  • 8~12畳 (期間消費電力量)350kWh (年間電気代)9,450円
  • 11~17畳 (期間消費電力量)510kWh (年間電気代)13,770円

となっています。設定畳数が同じではないですが、若干壁付けタイプの電気料金の方が低くなっています。電気代のみを考えれば断然壁付けタイプの選択になりますが、窓付けタイプの冷房専用エアコンにしかない魅力もあります。どんな場所に設置し、どう家庭で使用するのかを検討して選ぶことが最も大切です。

冷房専用エアコンを扱う主なメーカーは?

冷暖房のエアコンを扱っているメーカーは多く存在していますが、冷房専用エアコンを製造しているメーカーは思ったより少ないのが現状です。その中でも特に多くの機種を販売している3メーカーをご紹介します。

① コロナ

株式会社コロナ (CORONA CORPORATION)

本社が新潟県三条市にあるメーカーです。冷房専用エアコンの他、石油ストーブや石油ファンヒーターなどの暖房器具なども製造・販売をしています。世界で初めてエコキュートを販売するなど、1度は耳にした事はあるのではないでしょうか。冷房専用エアコンでは、窓付き・壁つきの両タイプを製造販売しています。

② コイズミ

小泉成器株式会社(KOIZUMI SEIKI CORP.)

本社が大阪市中央区にあるメーカーです。関係会社に、小泉産業株式会社(家庭用の家具ならびに照明器具等を製造する企業)や、コイズミ照明株式会社などがあります。電気機器などの製造・販売を主な事業とし、冷房専用エアコンでは、窓付きタイプを製造販売しています。

③ ハイアール

ハイアール・グループ(Haier Group)

中華人民共和国山東省青島市を本拠地としています。白物家電を中心にブランド展開しており、販売シェア世界No.1を誇る家電メーカーとなっています。冷房専用エアコンでは、窓付きタイプを製造販売しています。

おすすめの冷房専用エアコン

コロナ 冷房専用エアコン RC-2218R

コロナ製の壁付けタイプ冷房専用エアコンです。

新冷媒R32を採用し、従来の冷媒R410Aに比べて、地球温暖化係数が約1/3と低いく、R32にあわせたコンプレッサーが搭載され、さらに省エネ性能も向上しています。コロナの冷房専用エアコンでも人気の高い商品です。

コロナ ウインドエアコン(冷房専用)CW-F1618

コロナ製の窓付けタイプ冷房専用エアコンです。

買ったその日からすぐに設置ができ、排水ホースが不要なノンドレンタイプなので排水処理がありません。内部乾燥モードを搭載しているので、運転停止後にはエアコン内部を乾燥させられるので、ニオイの原因となるカビや細菌の繁殖を抑えられます。

コイズミ ルームエアコン(冷房除湿専用)KAW-1682W

コンパクトで設置も簡単な窓付けタイプのルームエアコンです。
前面パネルを取り外して簡単丸洗いもできるので、清潔を維持できるのがおすすめポイントです。そして快眠タイマー搭載されているので、夜中も安心して使える商品です。

ハイアール 窓用エアコン JA-18S

工事不要な窓付けタイプのルームエアコンです。

環境にやさしいR410a冷媒を使用しています。冷やしすぎを防ぐ「おやすみ運転機能」や、操作しやすい「液晶リモコン」など、日常の使いやすさを考えた工夫がいっぱいです。フロントパネルを外して洗えるので、快適性も持続できます。

冷房専用エアコンを扱う主なメーカーで紹介した会社から、人気の高い商品をご案内しました。いろいろ調べましたが、コロナの製品は、壁・窓付きタイプの両方を扱っています。製品数もやはり多いです。なのでもし製品の選択で迷うようだったら、コロナの製品と比べながら検討する方法をおすすめします。

冷房専用エアコンについて疑問が残ったら

冷房 専用 エアコン

この記事ではエアコンの中でも冷房専用に注目し、まとめてきました。冷房専用エアコンに対しての、全ての情報をご紹介しきれていない部分は否めません。そして、技術も製品も日々進化し、新しい製品もどんどん発売されています。そしておすすめの冷房専用エアコンもご紹介してきましたが、価格も人気も変動があります。もし記事を読まれて疑問点や不明点などを感じる部分があれば、ご意見・ご感想をいただけたら幸いです。例えば、窓付きタイプは簡単に設置できるとあるが、どの位簡単で追加の部品などはあるのだろうかとか、この商品の方が人気が高い・または使い勝手がいいなど、感じる部分も多々あると思います。そんな部分などがありましたら、お手数をおかけいたしますが、お問い合わせフォームからお問い合わせいただきたいと思っております、その内容をふまえた上で、随時加筆や修正をさせていただき、より良い記事になっていけたら幸いです。

まとめ

今回はエアコンと一言でまとめたらたくさんの種類や製品がありますが、今回は冷房専用という部分をキーワードにまとめてきました。日本は季節の移り変わりも、地域ごとに違う味わいのある国です。冷暖房付きエアコンが適している地域もあれば、冷房と暖房を分けて考えた方が快適性が上がる地域もあります。いろいろなパターンから自分の家にはどの製品が適しているのかなど、今回の記事が参考になればうれしく思います。

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しげの はな
読んでよかったと思ってもらえる記事を、書いていきたいと思っています。
記事ライターとしてはまだまだ未熟な点も多々ありますが、 頑張ります。よろしくお願いいたします。

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