カメラの三脚のネジの規格は2種類!変換アダプターも紹介!

この記事を執筆するにあたって

現在筆者はPENTAXの古い一眼レフカメラと小さな反射式望遠鏡を所有しています。一眼レフのほうはあまり三脚を使いませんが、反射望遠鏡でお手軽観望をするときなどは意外とカメラ三脚の出番が多いです。 望遠鏡用の三脚もあるのですが、こちらは高い強度と振動防止のかわりにとても重く、持ち運ぶのが大変なので、最近はカメラ三脚に取り付けて星を眺める事が多くなっています。

Written By あずま ようへい

目次

カメラの三脚のネジの規格について解説します

ほとんどのカメラの底面には、三脚に固定するためのネジ穴があけられています。
夜景写真や風景写真、タイムラプス撮影などの用途では必須ともいえるカメラ三脚。じつは、この三脚についているネジは2種類あることをご存知でしょうか?

ちゃんとお持ちのカメラに合った規格のネジでないと三脚に取り付けられないばかりか、故障の原因にもなってしまいます。
本記事では、そのような事態を防ぐためにもカメラの三脚に使用されるネジ規格について解説をしていきます。

三脚のネジの規格は2種類ある

三脚のネジの規格①小ネジ規格

日本の三脚では主にこちらの規格が使われています。直径1/4インチ、ネジ山4.5mmで統一されていて、だいたいの三脚はこの規格だと考えていいです。カメラ側のネジ規格も、おおむねこれを採用しています。
インチ規格ゆえ、日本のホームセンターではあまり取りわれてなく、ネジ変換アダプターが必要なときは専門店で調達したほうがいい場合が多いです。

三脚のネジの規格② 大ネジ規格

かつてドイツで一般的だったネジ規格です。直径は3/8インチと大きく、日本でもごく一部の、強度が要求される大型のカメラや、中判カメラ、大判カメラといったそもそものサイズが巨大になりがちなものにはこの規格のネジが採用されています。

三脚側では、上記のカメラを載せる前提の製品のほかに、報道用や観察用の超望遠レンズを使用する用途で使われる三脚にはこの規格が採用されることがあります。
海外メーカーではそういった特殊な用途でない普通のカメラ三脚にも使われていることがあるようです。(ドイツメーカーの物は今でもこの規格を採用していることが少なくないです。)

小ネジ大ネジどちらの規格も、ネジ山は4.5mmで統一されています。

間違ってカメラとネジの規格が異なる三脚を買ってしまったら変換アダプターを

変換アダプターとは?

変換アダプターは、文字通り各ネジ規格に互換性を持たせるための追加パーツのことで、小ネジ→大ネジ、大ネジ→小ネジに変換するものが各メーカーから出されています。

耐荷重も商品によって様々なので、自分がもっているカメラやカメラシステムに合った製品を選ぶといいでしょう。
また変換アダプターと似たような目的をもつ製品にクイックシューというものがあります。
場合によってはこちらを使ったほうが良い場合もあります。

例を挙げると、例えば大ネジ→小ネジに変換したいときは

こちらのこのような製品を用います。
カメラ三脚に取り付けるだけで、同軸変換できるのでとても便利です。

反対に、小ネジ規格を大ネジ規格に変えたいときは

このような製品を用いれば安心して変換を行うことができます。
小ネジ規格に変換するときと違って同軸変換ができないため、どうしても小ネジ変換のものとくらべるとかさばってしまう傾向があります。
なので、大ネジ変換をしたいときは強度の高い変換アダプターを使ったほうが安心できます。

他にも、特に強度のある変換アダプターが欲しいという方には、

このような高強度なものを選ぶといいでしょう。

三脚のネジの規格を変換アダプターで変更する時は長さに注意

変換アダプターで注意しなければいけない点としては、アダプターのオスネジの長さがカメラのメスネジに合っているかどうかという点です。

基本的にカメラ側のメスネジは深さ5.5mmで統一されており、三脚のオス側ネジはネジ山4.5mmで統一というふうに、基本的には干渉しないようになっているのですが
一部の変換アダプターにはオスネジ側が長すぎたり短すぎるといったものがあるようです。
特に長すぎた場合はカメラにねじ込み過ぎての故障が起きており、注意を要します。
またねじ込みすぎなくても、オスネジが長いと強度的に不利になり、破損の原因にもなります。

このように、ネジの長さについて不安がある方はクイックシューというパーツを使ってみるといいかもしれません。
クイックシューとは、カメラとカメラ三脚のあいだを繋ぐパーツで、名前の通りすばやくカメラと三脚を接続、または分離できるようにする機能があります。
カメラをネジで直接固定しないため、ネジにまつわるトラブルを大幅に軽減できるメリットがあります。

カメラの三脚のネジの規格について疑問に残ったら

カメラのネジ規格についての疑問には、メーカー公式サイトの問い合わせ欄に細かい回答が載っている事があります。
以下に、問い合わせの一部を抜粋したものを載せておきます。

参考URL:FAQ(よくあるご質問) ベルボン株式会社FAQよくある質問とその回答 ケンコートキナー

まとめ

集合写真でカメラを固定させたいときや、夜景撮影やタイムラプス撮影でカメラを振動させたくない時に大活躍するカメラ三脚ですが意外と三脚に使われるネジの規格については知られていないように感じます。

ネジ規格には2種類あり、カメラ側と合わせて統一しておかないと三脚が使用できないばかりか、最悪カメラを壊してしまうかもせいれない可能性があることは知っておいた方がいいでしょう。
そして、カメラとの規格が合わなくて使えないというときは、変換アダプターやクイックシューを使う。という解決方法があることが分かりました。

このように規格違いにもこうしたパーツを使えば柔軟に対応できるので、もし間違った規格にしてしまった!という方はぜひこの記事を参考にしてもらえれば幸いです。

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あずま ようへい
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