デスクトップパソコンの寿命は平均何年?寿命の症状や原因を解説!

この記事を執筆するにあたって

Win95の頃はメモリを96MB積んでいたので長く使え、XP初期もメモリ多め(1GB)、XP後期はSSDと4GBメモリ&RAMディスク運用で延命、最近はRyzenに乗り換えて延命しています。

Written By HN: トゥルーデは俺の嫁

目次

デスクトップパソコンの寿命について解説します

ノートパソコンはキーボードや画面を含む一体型の機器となっているため、部分的な故障だとしても場合によってはマザーボードからディスプレイ部分まで全取っ替え、その場合修理費用も購入価格の5割以上になることも珍しくないので『故障=寿命』と割り切れます。
 

ですがデスクトップパソコンの場合各パーツが分かれていて、キーボードやモニターの故障の場合パソコン本体の故障とは全く関係ないので寿命とは判断されませんし、たとえパソコン本体が故障したとしても『パーツの故障を寿命と割り切り買い換える人』と『パーツを消耗品だと割り切り修理用パーツを調達して延命させる人』に分かれるため平均寿命の判定が難しいのです。
 

それ以外の要因でも寿命の判定や長短は変わります。今回はそんなデスクトップパソコンの寿命について、故障の前兆、利用者ができる延命方法、故障し寿命を迎えた後の対処などを解説してみようかと思います。

デスクトップパソコンの寿命は平均何年?

デスクトップパソコンの平均寿命はざっくりと言ってしまえば5~7年といったところでしょうが、前述の通りパソコンのパーツを取り替えることができるかどうかの知識と技術の有無はもちろん、それ以外にも寿命の長短に影響する部分があります。

ケースの大きさが寿命に影響する?

デスクトップパソコンは『非常にコンパクトなキューブタイプ』『会社や学校に配備されることの多いスリムタイプ』『E-ATXタイプのマザーボードが入るフルタワータイプ』『モニターと筐体が一つになった一体型デスクトップ』などなど様々な大きさと形の物がひとくくりにされています。
 

大きさ(ケース)の違いが寿命とどう関係あるかと思われる方も多いでしょうが、実は大きな関わりがあるのです。
電子機器というのは総じて熱に弱く、高熱に長時間さらされると急激に劣化が進みます。
ですがパソコンは負荷を掛けたりするとCPU、HDDなどから強い熱を発しそれが高性能なものであるほど強い熱源になってしまいます。
 

ノート型もデスクトップ型もCPUやHDDなどが自ら発する熱で壊れたりしないようにファンなどで風を当て冷却し、代わりに熱を持った空気が筐体の中にたまらないよう外へ排出するような仕組みになっています。
パソコンのケースが大きければ大きいほど、冷却のための空気を多く取り込み、熱くなった空気を外へ逃がしやすい構造を作りやすいので、内部の機器をそれだけ熱にさらさなくて済むのです。
 

というわけで冷却がスムーズにおこなえる(≒ケースが大きい)パソコンほど寿命が長い傾向があります。といっても個々のパーツ品質によっても寿命の長短がありますので、品質が低く耐久性のないパーツが熱の大小にかかわらず故障してしまうことがあるのはデスクトップ型でもノート型でも変わりありません。
 
 

パーツを交換しやすいと延命しやすい?

デスクトップ型で故障しやすいパーツとして挙げられるのは、ハードディスク、マウス、キーボード、マザーボード、電源ユニットあたりでしょうか?
 

ハードディスクの寿命は平均で3~5年と言われており、(設計不良の型番やサーバーやNAS向け高耐久モデルを除き)どこのメーカーのものでも寿命はさほど変わりません。(※1)
マウスやキーボードは使用頻度と品質に応じて変わり、マザーボードや電源ユニットの場合駄目になるのは大抵コンデンサーですが、これも高品質で高耐久性を謳ったものを使用しているものならその分の平均寿命は長めになります。

デスクトップ パソコン 寿命(記事内の写真はAmazonの商品紹介を除いて全て筆者自身が撮影し加工した物です)
 

液晶ディスプレイは故障したら個別に購入してケーブルをつなぎ替えるだけなので寿命の範疇に入りません。HDDや光学(DVDやBlu-ray)ドライブなどもデスクトップパソコンなら比較的簡単に交換が可能です。
さすがに電源やマザーボードが駄目になった場合はメーカー修理に出すのが一般的ですが、それですらBTO(※2)デスクトップや、自分で組んだパソコンの場合は同じ製品や同等のものを買って自分で交換することが可能です。
 

最近のケースは取り外しやメンテナンスも考慮されているものが多いので、昔よりも交換の難易度はぐっと下がっています。そんなわけで基本的にデスクトップパソコンはノートパソコンより寿命を延ばしやすいパソコンなのです。

 

※1…さほど故障率は変わらないとは言うものの、1000台以上集まれば1~2パーセントの違いはでます。HGSTが故障確率が低いと言われているデータは以下リンクから参照できますが『エンタープライズモデル(事業者向け)』と『デスクトップモデル(一般消費者向け)』が混在したリストなので参考程度にとどめておいた方が良いでしょう。筆者自身もHGSTと書いてあれば当たりだとは思いますが、過去HGST(旧日立製HDD含む)を使った限りでは安全性と引き替えに音がうるさかったり他社より速度が遅いなどのデメリットもありました。今はWDの傘下にあり以前とは状況が異なるので今後はまた変わってくるかもしれません。

参考元:Backblaze Hard Drive Stats for 2017
 

※2…BTO(Build to Order)、CTO(Custom to Order)、ともに指定されたパーツを使ってパソコンを組み立てて販売する形式ですが、現在はBTOを名乗る方が自由度が高くケースやマザーボードや電源ユニットなども変更することが可能な場合が多いです。
 

性能の高低が寿命と関係する?

デスクトップを買う目的は高い性能を求める場合が多いですが、7年以上経つと新しいソフトについていけなくなることも多いはずです。どこも故障をしていなくても、性能を求めて買ったパソコンが性能でおいていかれるようになってしまえば、それはそのパソコンの寿命といっても差し支えありません。
 

上記の様な理由、筆者自身の経験、ネットに溢れるデスクトップパソコンユーザーの書き込み等々、そういった諸々から『デスクトップパソコンの平均寿命は5~7年』と判断しています。
もちろん7年前のIntel のCore i 5(Sandy Bridge)以上のCPUを積んだデスクトップパソコンならまだまだ現役でも使えますが、その一つ前の世代だと『ちょっともう無理』という実例もあります。
ええ…Core2やCore i7-920などCPU脆弱性対策の対象外になってしまった事です。これはノートパソコンも一緒ですけれどね。(下記pdfリストにてstoppedとなっているものが対象外のCPUです)
 

参考元:Intel公式CPU毎マイクロコードアップデート対応一覧PDF

デスクトップパソコンの寿命の症状

① カタカタ、カチンカチンという異音がする

『カタカタ』という音がOS起動時や、データの読み書き時にする場合、十中八九HDDの故障です。
異音のするHDDから、問題ないHDDに大切なデータだけでも移動させましょう。
異音がするHDDがOSをインストールしている物の場合、OSの使用をすぐに中止することをおすすめします。そのまま使い続けるとデータの破損に繋がるからです。
 

毎日バックアップを取るようにしていたりHDDを『RAID 1運用(※3)』している場合などは、新しい物に交換すれば済むことなので、デスクトップパソコンを長年使っている人はHDDの故障ぐらいではパソコン自体の寿命だと思うことは少ないかもしれません。CrystalDiskInfoなどのS.M.A.R.T.対応ツールでHDDの状態をマメ(一ヶ月に一度ぐらい)にチェックしていれば、異音がする前に異常を検知することも可能です。
 

※3…HDDを複数台して同じ内容のデータを別々のHDDに書き込むこと、ミラーリングとも呼ばれます。
 

② 頻繁にブルースクリーンになる

ゲーム時など高負荷時にブルースクリーンになる場合はビデオカードが、不定でなんの前触れもなくブルースクリーンになる場合はメモリかマザーボードが故障している可能性が高いでしょう。
 

また電源ユニットが経年劣化で既定の出力がでず、同じようにブルースクリーンが頻発することもあります。HDDや高性能ビデオカードを後から追加し、使用電力が電源の供給電力ギリギリだった場合などは更にそういった症状が出やすくなるでしょう。
 

③ 画面全体や一部がモザイク状になったり、変色したりする

ビデオカード、あるいはモニターが故障したことによる症状で、ノートパソコンと違い原因を特定できれば故障した方を交換すれば元通り使用することができます。
 

一体型デスクトップパソコン』はノートパソコン用のパーツを使用しておりビデオカードを搭載していない物がほとんどで、モニターとパソコンが不可分になっているため、部分的な故障だとしても最悪の場合『全ての部品を取り替える=事実的な寿命』となる場合があります。
 

CPUにグラフィック出力機能が内蔵されている場合CPUの故障…というのも考えられますが、そもそもCPUはパソコンのパーツの中で極めて壊れにくいものであり、過度なオーバークロックなどしていなければよほどのことがない限り故障することがありません。原因を疑うのは一番最後でよいでしょう。
 

④ 特定のキー入力が効かない、マウスクリックが自動的にダブルクリックになったりする

入力機器の故障です。ですがデスクトップパソコンの場合キーボードが故障しても、ノートパソコンと違い修理に出す必要はありません。
 

キーボードやマウスをお近くの家電量販店やホームセンターなどで買ってくるだけで済み、安いものなら1000~2000円ぐらいで購入できます。手軽に購入でき前のパソコンの物をそのまま使い回せることも多いのでCTOモデルのデスクトップパソコンなどは、マウスやキーボードが標準で付いてこないことも最近では珍しくありません。
 

MicrosoftやLogicoolのマウスやキーボードは保証期間が長く実際に長寿命なので人気があります。周辺機器もそういったメーカーの物を選んで買えば長く使い続けることができるでしょう。
 

デスクトップパソコンの寿命の原因

① ホコリやゴミなどによるショート、排熱不良

パソコンの寿命を縮める要因として上げられるのは、タバコの煙、ホコリや動物の毛などです。それがパソコンの中に空気と一緒に取り込まれ、長い期間放置するとショートなどの故障の原因になったりすることもあります。

またそういった物が吸気口や排気口にたまって塞いでしまうと、パソコンの冷却&排熱効率が悪くなり内部部品の劣化が進む原因にもなります。

デスクトップ パソコン 寿命

定期的に掃除をすることで回避できるので、取り外し可能なフィルター付きのものであればフィルター部分を掃除機で定期的に、付いてないパソコンの場合はエアダスターなど掃除用スプレー缶を家電量販店で購入し、年に1~2回程度パソコンを開けて、吸気口や排気口、CPUやビデオカードのファンや放熱フィン部分のホコリなども吹き飛ばすと良いでしょう。

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② コンデンサの質と経年劣化

安いマザーボードや安い電源ユニットなどは耐久性の低い液体コンデンサを使用している事が多いので、長時間温められたことで膨れあがったり、経年劣化で液漏れをしたりなどの故障が起きやすくなります。
 

他の機器を故障に巻き込んでいなければどちらも故障部分の修理交換で使い続けることが可能ですが、パソコンは『部品保有期間(※4)』の義務対象外なので一部のメーカー(NECや富士通など)を除いて、7年以内の故障でも修理に出して直せるとは限りません。
 

マザーボードやCPUは5年経てば同性能や同じ型番のものがほとんど市場から消えてしまうので、延長保証中に修理用部品が調達できなかった場合などは後継品などと交換を提案される場合があります。
 

※4…「製品の製造終了から指定の年数の間は修理用の部品を保持しておきなさい」と言う法令で、大抵の家電は7年前後に設定されています。パソコンはその対象外なのでメーカー側に補修用部品を保持しておく義務がないのです。
 

デスクトップパソコンの寿命を伸ばす使い方

① ホコリやゴミの吸入を防いで、定期的にケース内の掃除をする

前述の通り、ホコリやゴミなども故障の原因になるので『それを防ぐこと&内部にたまったら掃除』が有効です。
100均の三角コーナーネットを切り広げて、吸気口の内側にかぶせたり張ったりすることでホコリやゴミの吸入を防ぐことができます。年に2回程度交換すれば内部は簡単な掃除だけで済むので、フィルターのないパソコンなどの場合非常に有効です。筆者は自作する前はこの方法を使っていました。

日々のメンテナンスが大事だと思う人は『フィルター付き、且つそれらを簡単に取り外せるケース』を採用したデスクトップパソコンをおすすめします。
 

パソコン内部をこまめに掃除するとエアダスター代もばかにならないのでそういった人には、『ブロワー(送風機)』がおすすめです。
デスクトップ パソコン 寿命

本来パソコンに使用するものではありませんが、強力な風で一気にホコリを吹き飛ばしてくれるので掃除の時間短縮にもなりエアダスターの代わりとしては2~3年使えば充分元が取れます。
使う際は『強』だと強すぎてファンなどが壊れてしまうので、テープでファンが回らないように固定した後『中』ぐらいでしっかり吹き飛ばすことを推奨します。…高速で回っているファンを手で無理に止めようとすると筆者みたいにファンの羽を折ってしまいますのでくれぐれもご注意を。

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② 定期的なシャットダウン

最近のOSはハイブリッドスリープの採用で、ほとんど電源を切る必要がなくなりました。むしろ頻繁な電源のON/OFFをする方が寿命を縮めるとすら言われています。(パソコンを含むほとんどの電化製品が起動時に全力を出すことが多いので)
とは言っても何事も度が過ぎれば良くないので、1週間~1ヶ月に一度くらいはシャットダウンで電源を切り、内部の熱を冷ましきる時間を与えた方が寿命を長くすることができるでしょう。
 

ちなみに筆者はWindowsXP以前は使わなければ都度電源を切り、Windows7以降は1日の最初に電源を入れたら使わない時間帯はスリープ、就寝前にシャットダウンする形で運用しています。ちょっと神経質すぎるとは思いますがね。

デスクトップパソコンに寿命が訪れた時の対処は?

① 修理

大手メーカーの既製品デスクトップ』や『BTOデスクトップ』パソコンが寿命を迎えた(故障した)場合、メーカーやBTOショップへ修理に出すのが一般的です。
パソコンの修理は『原因が特定済みで症状に再現性』があれば『故障したパーツごと交換』と『動作チェック』だけで済むので、早ければ数日長くても1週間~2週間程度で戻ってきます。
 

ちなみにHDDの故障の場合修理に出すとHDD交換が必須なので中のデータなどは全て失われます。修理前にOS入りのHDDからどうしても自分でデータを取り出したい場合は、予備のHDDを接続してubuntuやWindowsPEなどDVDやUSBメモリから起動できるOSを起動させ、故障したHDDから予備のHDDへ読み込めるファイルだけでも移動させましょう。
 

筆者が過去にマザーボードの故障で修理に出した際は、手数料込みで1万5千円ほどかかりました。料金は『故障したパーツ代』+『技術料(大体3~5千円)』が掛かります。HDDやBlu-rayドライブなど比較的簡単に交換できる部分であれば交換にチャレンジしても良いでしょう。

 
安価なデスクトップパソコンは1年間のメーカー保証が切れた後に突然駄目になることもよくある話なので、3~5年程度の『延長保証』に加入しておくのもありでしょう。
 

自作デスクトップ』パソコンの場合は自分で修理するしかありません。筆者(現在使用中のパソコンが初自作機)のパソコンも先日マザーボードがBIOSアップデートの失敗で動かなくなり、新しいCPUとマザーボードを購入して交換してみました。
 

最初に買ったマザーボードと同じ物を買って交換すれば2万円かからず直せたのですが、2年半前のモデルがもう市場に少なく当時の販売価格より高くなっていて、CPUの脆弱性問題も話題に挙がっていた頃で同じものをまた買うメリットがないように思えたので、CPUも一緒に新調しました。
 

新品CPUとマザーボードで38,000円、故障していない古いCPUは売り払って15,000円戻ってきたので、実質23,000円程度で新しいものに変えることができ、Windows7のサポート期間切れ(寿命)前にWindows10に移行する切っ掛けも掴めたのでそれなりに満足しています。

② 廃棄パターンA『メーカー製パソコンならメーカーに回収を申し込む』

2003年以降に発売されているメーカー製パソコンには『PCリサイクルマーク』というシールが貼られておりそれが張られているものに関してはデスクトップパソコン、ノートパソコンどちらでもメーカーが無料で回収してくれます。
メーカーに回収を申し込むと、送付のための伝票が送られてくるのでそれを使って郵便局経由で発送します。

デスクトップ パソコン 寿命(写真左・ASUSのパソコン/右・三菱のモニター)

画像右のようにモニターにも刻印がある場合ならモニターも回収対象となります。
 

2003年以降に購入したにもかかわらずPCリサイクルマークがないという場合は各メーカーサイトの申込窓口から無料でシールを取得することができます。その際に『型番と製造番号(シリアルナンバー)』が必要になるので、パソコン本体の側面や裏側を見て事前に確認しておきましょう。
 

ちなみにこんな感じで送付されてきます。
デスクトップ パソコン 寿命
 

参考元:PCリサイクルマークのついたパソコンの廃棄方法

③ 廃棄パターンB『居住自治体の決まりに従って回収センターなどへ持ち込む』

自作デスクトップパソコンや小規模BTOショップなどはPCリサイクルマークの申請ができない場合がありますので、各自治体の決まりに従って廃棄する必要があります。
 

居住地ごとにある『粗大ゴミ回収センター』などに有料で引き取ってもらうのが一般的ですが、HDDやメモリなどを全て取り外し分解して『ゴミ回収袋に入るサイズだったら不燃ゴミとして出せる』地域も多いのではないでしょうか?
 

分解して廃棄する場合、内蔵HDDやSSDは個人情報のかたまりなので、そういったデータの保存媒体だけは専門の業者に依頼するか、消去ツールを使ったあと物理的に破壊してから捨てることをおすすめします。一番のおすすめは過去O渕Y子さんが政治資金不祥事の際に用いた『電動ドリルでHDDに穴を空ける』方法です。
政治家のお墨付きですよ!
冗談はさておき…筆者は内蔵HDDのプラッタを露出させ、ハンマーで叩き壊そうと頑張ってみたことがあるのですが、最近のHDDは生半可な力では壊れないんですよ。それこそ電動ドリルでもないと物理的に破壊するのは難しいのです。

寿命の長いおすすめデスクトップパソコン

残念ながらいくらデスクトップパソコンがノートパソコンより平均寿命が長めと言っても、全ての機器がそうとは限らず、ましてや個体で寿命の長短はそれこそ未来予知でもできない限り分かりません。
 

ですので寿命が長くなる要因を含んだCTOメーカーと、購入時に長持ちしそうな部品を選べるBTOメーカーを紹介することにします。HPは一部のパソコンで『Made in TOKYO』をウリにしていますがこれは『日本製(Made in Japan)』という意味ではなく『組み立てを日本でおこなった(Assembled in Japan)』の意味です。組み立てを丁寧にやることが寿命の長短に繋がらないわけでもないですが、まぁ気持ち程度の違いでしょう。
 

エプソンのCTOデスクトップも悪い評判が少ないのですが、筆者は一度も購入したことがないので紹介からは除外しました。気になる方はEPSON Directのデスクトップコーナーへどうぞ。 
 

PanasonicのLet's Noteシリーズの一部とかは日本国内でマザーボードを作って、頑丈さや長寿命をウリにしているので、紹介にあたるパソコンではあるのですが残念ながら『ノートパソコン』なんですよね。
 

HP(ヒューレットパッカード) Pavilionシリーズ 『Pavilion 570』など

モニター無 デスクトップPC [Win10 Home・AMD A10-9700] HP Pavilion 570-p010jp ブリザードホワイト Y0P86AA-AAAD
参考価格:82,437円/画像をクリックするとAmazonに移動します

Amazonで購入するよりも、HPの公式ウェブサイトで自分の用途に合った大きさの物を、CPUやメモリを任意にカスタムしての購入を強くおすすめします。
HP(ヒューレットパッカード)公式サイト
http://www8.hp.com/jp/ja/home.html

筆者は以前ここのパソコンを愛用していました。同様に大きなシェアをもつDellも候補に入れていたのですが電源に関する評判が悪かったので、少しお高めでもヒューレットパッカード製のデスクトップパソコンをCTOで買っていました。
日本ではあまり有名ではありませんが、長い間『世界で一番のシェアを持つパソコンメーカー』を独走していたのですよ?(最近はLenovoやDellに僅差です、2017年度はトップを奪還しました)
 

3台購入経験がありますが故障したのはスリムタイプ1台(不良電解コンデンサ問題が噴出してた頃)だけで、それも修理から帰ってきたあとは世代交代で新しい物を買うまで活躍してくれました。
 

中に使われているパーツもメモリはMicron、HDDはWDや日立(現HGST)など品質の高いものを使っていることが多く、「見えない部分にもちゃんと気を配っているからこの値段なんだ」と納得して愛用していました。
 

寿命重視なら一体型デスクトップやスリム型デスクトップは避け、そこそこ筐体の大きい物を買った方が良いでしょう。ケースが大きい方が部品交換もしやすいので延命も楽ですし。
ただオプションを盛るとあまりコスパが良くないので、オプションは一切付けずにメモリやビデオカードは自分で買って取り付けた方が安くは済みます。

 

一度Gatewayというメーカーに浮気したことがありました。
GT4012jという安くて高性能な非常にコストパフォーマンスの高いパソコンではあったのですが、電源に固有の初期不良があったり、HDDのリカバリ領域からではなく付属のDVDでリカバリするとCPUのコアが一つ認識されなくなるという、いろいろ手間の掛かる子でもありました。
 

「デスクトップで過剰に安いパソコンはパーツの耐久性や信頼度が低く故障しやすいから気をつけろ!」ということなんですが、ポジティブに考えればパーツを交換したり、様々な情報源をあたって対処法を探るなどのノウハウが身についたので、結果的には良かったと思っています。
 

まぁ3回もの修理が延長保証で無料にならなければそうは思えなかったかもしれませんが。

TAKE ONE(テイク ワン) Wonder-Vシリーズ 『j-U4B7600H270』や『K1500X1050T』など

デスクトップユーザー御用達のBTOパソコンを販売している会社TAKE ONE、通称『たけおね』です。
ドスパラや、マウスコンピューター、ツクモなどがBTOメーカーとしては有名ですが一部パーツのメーカーを選べないのがネックで、ドスパラのデスクトップは悪い評判も巷に溢れていますが、人気があり販売数がダントツに多いので、運悪く初期不良や寿命の短い個体にあたった人のバッドレビューが絶対数として多いだけ…というのが正しいのかもしれません。
 

TAKE ONE公式サイト
http://www.wonder-v.co.jp/

TAKE ONEのBTOデスクトップパソコンは使用できるパーツをメーカーや型番ごとに選ぶことができるので、評判の悪いものや品質の低いメーカーの機器を避けて注文することが可能です。もちろんケースも数あるメーカーから指定の色やサイズなども選べるので、「パーツにはこだわりたいけれど組み立てる知識がない」「忙しくて組んでいる暇がない」という方にはおすすめです。
 

パーツを厳選できる分値段は他のBTOショップや大手メーカー製デスクトップパソコンより高めになりますが、高い品質のものや信頼性の高いメーカーパーツを選んで組めば寿命を長くすることもできるでしょう。
 

TAKE ONE以外にも@Sycom1's PCワンズという同じように細部パーツを指定できるBTOショップがあります。ちなみにパーツを厳選した結果、値段が高くなることだけは避けられないのでその辺は覚悟しておいてください。
 

技術や知識など自分に足りないものをお金でメーカーやショップに代わりにやってもらうのですから、その点は割り切るべきで、逆に知識や技術が身につけばデスクトップパソコンの場合、自分でパソコンのパーツを交換して寿命を延ばすこともできるわけです。

デスクトップパソコンの寿命を左右するのは利用者次第?

筆者は故障しにくいことと、費用対効果が高いこと、壊れてもパーツを交換することですぐに使えるようになることからデスクトップパソコン一筋ですが、単純に『デスクトップだから寿命が長い』とは思っていません。ホコリがたまらないよう1年に1度はケースの中を掃除して、OSが重くなってきたらリカバリして、性能が足りなくなってきたらHDDからSSDに変えてと愛情とお金を注いだ結果、長く使い続けることができているだけです。
 

ノートパソコンだって分解して定期掃除ができる人ならば寿命を長くすることができるのですが、デスクトップパソコンと違って簡単に分解&復元ができないのでやらない人が多いだけです。
パーツの品質、筐体の大きさ、定期的なメンテナンスなど、知識はもちろん手間暇を掛けるかどうかで寿命が大きく変わるのがデスクトップパソコンの特徴と言えるでしょう。

まとめ

手間暇とお金を掛けるのが大事とは言いましたが、以下の理由によりデスクトップパソコンの平均寿命が長いことも事実です。
- 持ち歩かないので落としたりしない
- 液晶画面の開閉動作がないのでマザーボードとモニターを繋ぐ線が切れない
- (ケースが大きければ)排熱効率が良いので劣化しにくい
- メンテナンスしやすい
- パーツ交換で延命しやすい

それでも性能不足になったりOSのサポート期間などを考慮すれば7年が一区切りで10年持てば御の字です。
 

使える物をできる限り長く使うのは美徳ではありますが、最近のインターネット事情を考えると古いOSやあまりに古いパソコンを使い続けるのはおすすめできません。サイバー攻撃などの踏み台として利用され他の人に迷惑を掛ける可能性があるからです。そういった過度に古いOSやパソコンを使う場合はネットに接続させないスタンドアローン状態にして、ネットに接続するパソコンは新しい物に変えるなどの対策を施しましょう。
 

せっかく買ったパソコンを少しでも長く使いたいのは筆者も同意するところですが、引き際を見定めるのもまた重要なことだと思います。

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他にも気になる家電製品の寿命について解説している記事がいくつもあるので、気になった方はぜひ読んで見てください。

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HN: トゥルーデは俺の嫁
製品紹介はなるべく間違った情報を伝えないよう製品の説明書などで下調べをし、レビューはキッチリ使い込んだり比較してから書き始める派なので基本遅筆です。疲れたときの癒やしは飼い猫達をなでることです。
家電やガジェット好きの趣味が高じて、文章書き(パソコン関連ソフト&ハード、白黒家電、ガジェットなどの紹介記事、購入製品のレビュー etc...)をやっています。 広く浅くがモットーなので、それほど深い知識はありません。 なるべく正しい日本語で書けるようにIMEにATOKを使い、長い文章は少しでも誤字脱字が減るようにVOICEROIDに音読させて確認してから公開するようにしています。 違う目的の為に買ったVOICEROIDが思わぬ役に立っているので、もう一人買い足そうかと目論んでいます。 やっぱり弦巻マキの相棒といったら結月ゆかりですよね?

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