タブレットが故障した?故障の症状から対処方法までタブレットの故障を徹底解説!

この記事を執筆するにあたって

筆者は基本ガジェット類を丁寧に扱う方なので、携帯ゲーム機からタブレットまで経年劣化以外の原因で故障することは極めて稀です。ですのでちょうどこの記事を書く前にタブレットの故障が発覚したのはまさに天の采配といってもいいでしょう。運良く「故障かな?」と思う事象も体験でき、それに対しての解消方法も実践できたので実体験を踏まえた根拠のある記事を書けたのは自分でもよかったなぁと思えますね。

Written By HN: トゥルーデは俺の嫁

目次

タブレットの故障について

皆さんは「もしかしてタブレット故障しちゃった?」と思ったことはありますか?
 

筆者はつい最近ありました。タブレットのAndroid OSを『5.0/Lollipop』から『6.0/Marshmallow』にバージョンアップさせた後GPS信号が検知できなかったりとか、アプリがSDカードを認識できなくなってしまったりとかの症状が出て非常に焦りました。
 

幸いどちらとも勘違いで済み、タブレットの再起動とアプリ側のバージョンアップで問題なく動作するようになったのですが、その後各機能の動作チェックをしているときに充電はできるもののUSBケーブルでパソコンと接続してもデータ通信ができなくなっており、USB-OTG機能も使えなくなっていたことに気づきました。ええ…OSのバージョンアップとは全く関係ない場所が本当に故障してしまっていたわけです
 タブレット 故障(記事内の画像はAmazon商品の紹介を除いて、全て筆者が撮影し加工したものです)

上記の画像はその故障したタブレットをパソコンに繋いだときに表示されたエラーメッセージです。そんなわけで筆者的には非常にタイムリーな話題「タブレットが故障したかも?」と同様に思った人に、それが本当に故障の症状なのか、故障だとしたらどういう対処が必要なのかを解説してみようかと思います。
 

タブレットが故障した?故障かどうか確認する方法

先の例であげたGPS信号を認識できなかったのは、原因こそ判明しませんでしたが『タブレットの電源を入れ直す(再起動)』であっさり認識するようになりました。パソコンなんかでもそうなんですが、スリープ状態が長く続きすぎたり、OSのアップデート直後は機能を正しく認識できなくて故障のような症状を示すことがよくあります。
 

タブレットやパソコンに限らずありとあらゆる電化製品で現れる症状なので、家電量販店の修理受付の人やメーカーのサポート担当はまず最初に「本体の電源を切った後コンセントを一回抜いて、一分ほどおいた後コンセントをさしてもう一度電源を入れてみてください」と説明するのが定番となっています。
 

事実この方法で症状が改善することが非常に多いことも理由の一つなのですが、なかには『コンセントが抜けていた、あるいは抜けかかっていただけ』という事例が意外に多く「コンセントが抜けていないか確認してください」とストレートに言ってしまうと「コンセントが抜けるようなことはしていない!」と無用な口論を招きやすく、思い込みで確認を怠る人も一定数いるので「コンセントを抜き差ししてください」とサポートの人はお客さん側のミスを苛立たせないように気づかせる絶妙な表現でコンセントの確認を促してもいるわけです。
 

タブレットにはコンセントこそありませんが、普段電源ボタンを押したりタッチスクリーンの複数回タップなどで画面が付くタブレットが急に反応を示さなくなると焦ってしまい「故障ではないか?」と思ってしまうもので実際に筆者も何回か覚えがあります。大抵の場合何らかの原因(長時間放置したためのバッテリー不足など)で本体の電源が落ちただけなどの場合があり、そういった場合は(充電などをした後)電源ボタンを長押しして起動させる必要があったりします。
 

ガジェットを使い慣れている人であれば、『とりあえず再起動』は常識なのですが全ての人がガジェットに通じているわけではありません。タブレットをプレゼントでもらった親御さんなどは、便利に使えたとしても意外な盲点から「故障してしまったのでは?」と慌ててしまったり再起動の手順を知らなくて詰んでしまうということも珍しくないからです。
 

ですのでタブレットの故障かなと思ったら、まずは半日程度バッテリーを充電し、電源ボタンの長押しで一度シャットダウンしてから数分おいて再起動させてみましょう。
 

またタブレット側になんの原因が無くても、アプリの自動更新である日突然動かなくなったり機能しなくなったりと言うこともあります。最近ですとセブンイレブンや、ローソンなどコンビニのアプリが刷新し従来の物が使えなくなりました。筆者の環境では『キョクナビJOYSOUND』が古い方のタブレットでは動作対象外となってしまいました。
 

このようにアプリ側の更新事情で動かなくなることもあるので、他の同じ機能を使うアプリが動くか試し(GPS機能を使う物でしたらGPS testなど)、ワイヤレスイヤホンなどの周辺機器も予備があれば同じ症状が出るかを確認したりして、タブレット本体の故障なのかアプリ側が原因なのか、周辺機器の故障なのか、しっかりと把握することが大切です。

タブレット 故障

タブレットの故障の症状

タブレットの故障の症状① USB端子の接触不良による充電不能やデータ通信不能

microUSB端子やUSB Type-C端子自体は抜き差しの耐久性を重視して作られているのですが、パソコンと違ってタブレットの場合充分な空間を確保できないのでパソコンなどのUSB端子に比べると端子そのものが基板から外れやすくなっています。
 

もちろん端子自体も「絶対に壊れない」と保証されているわけではないので、経年劣化や落下時繋がれたままのケーブルからかかる衝撃などで壊れることもあるでしょう。そういったことで充電ができなくなったり、筆者のZenPad S 8.0の様に充電は出来るけれどパソコンとのデータ通信が出来ない、USBメモリなどをさしても認識しないという症状が出たりします。
 

タブレットの故障の症状② バッテリーの老朽化

使用頻度が高く充電の回数が多かったり、負荷の高い作業をタブレットで行ってバッテリーに熱が加わったりするとそれに比例してバッテリーの寿命は短くなります。完全に放電した後100%まで充電したのにもかかわらず、1~2時間程度でバッテリーが切れるようであればバッテリーの寿命だと考えられます。
 

またタブレットをカーナビとして使用したりなど、常時画面点灯をさせた状態が続くとバッテリー消費が激しいので充電しながら使用することもあるかと思いますが、リチウムイオン電池はその特性上、充電しながらの使用を繰り返すと寿命が短くなる傾向があります。カーナビ以外の常時点灯も含め、年に数回程度なら大した問題にはなりませんが、それを頻繁に繰り返すと思っている以上にバッテリーの寿命を縮めてしまうので充分注意しましょう。
 

ちなみにOsmAndなど一部のカーナビアプリは、**方向転換の少し前に画面を付けてしばらくしたら画面を消灯するなどして、バッテリー消耗を抑える事ができるものも存在します。
 

タブレットの故障の症状③ 電源が入らない

7~8時間たっぷり充電したのにもかかわらず、電源ボタンを30秒以上長押ししてもリセットスイッチを押しても電源が入らない場合、タブレット本体基板の故障が考えられます。水没、落下による衝撃でのはんだ剥離、長時間車内に放置した事による直射日光(熱)を受けての故障など、原因は様々ですが基板が故障した場合はなんの反応もなくなるのである意味非常に分かりやすい故障とも言えるでしょう。

タブレット 故障

タブレットの故障の対処法

修理や買い替えなどで本体が変わると、オンラインゲームアプリなどでは同じアカウントを使用しても今までプレイした続きから遊べなくなることもあります。ですのでタブレットに故障の症状が出ていてもわずかな時間動作するようでしたら、ゲームならセーブデータの引き継ぎ作業を、その他実用アプリなどでしたらmicroSDカードやUSBメモリなどに各アプリ毎の設定などを『書き出し(エクスポート)』して、新しい本体にスムーズに移行できるよう準備しておくことをおすすめします。

タブレットの故障の対処法① 修理

「故障したなら修理に出そう」というのは一般的な考えですが、タブレットの場合パソコンとは異なりバッテリーとタッチパネル以外の部品はほぼ全て本体基板と一体化しており、主となる機能(CPU、GPU、Wi-Fi、Bluetooth等)も『SoC(System-on-a-Chipの略称)』と呼ばれるCPUに似た部品の中にまとめられているため、特定の部分だけ修理したり交換したりということが難しい機器なのです。
 

一応は別れているバッテリーやタッチパネルも交換を前提に作られているわけではないので、『修理=全部品の取り替え』となる事も多く保証期間を過ぎて有償修理となった場合、ほぼ新品のタブレットが買える程度の料金が発生することも珍しくありません。ですので保証期間を過ぎた場合はまず修理にかかる見積もりを出してもらって、その金額を確認してから修理するかどうかを決めるとよいでしょう。
 

ちなみに大抵のタブレットは保証期間内の故障でしたら購入した店舗、製造メーカーどちらに修理を依頼しても問題ありませんが、iPadなどのApple製品のタブレットは修理などのサポートはAppleに全て一任されています。ですのでiPadシリーズの修理を依頼するときは例え保証期間内でも購入店舗ではなく、Appleのメーカーサポートに直接連絡する必要があります。
 

タブレットの故障の対処法② 買い替え

修理をしないのであれば必然『買い替え』という選択肢になりますが、値段の安さだけで選んでしまうと以前のタブレットには付いていたセンサーがなく、アプリによってはそのセンサーがないと十二分に真価を発揮しない…なんてことも考えられます。
 

SIMを挿して使えるタイプか、搭載センサー類は以前の物と同じあるいは必要なものが搭載されているか、搭載されているCPUとチップセットは以前のものと比べてどの程度の性能差があるのか等々、買い替え前に充分比較してからの購入をお勧めします。
 

とは言うものの必ず買い替え前の機種より高い性能のものを買う必要はありません。使っていたタブレットが自分にとってオーバースペック(性能過剰)だと思っていたのであれば自分の使用用途に合わせて、それに見合った値段と性能のものを買うことこそ大切だと筆者は思います。
 

タブレットの故障の対処法③ バッテリーの交換

スマートフォンの一部製品は利用者が簡単にバッテリーを交換できるようになっているものもありますが、防水性の高いもの、安価なものなどはその仕様上バッテリーの交換ができないものが多いです。
 

タブレットの場合その傾向は更に強く、一般的に販売されているほとんどのタブレットは利用者側がバッテリーを交換することができません。製品によってはメーカーやキャリア側に交換を依頼することができるものもあるでしょうが、スマートフォンよりバッテリー容量も大きいためそこそこの高額になります。ネット通販や秋葉原などの電子部品を扱う店舗なら交換用の純正バッテリーなどを安価で入手することも可能ですが交換は自己責任となり、分解と復元が非常に難しいのでハッキリ言っておすすめできません。
 

バッテリー交換が利用者側でできるタブレットは法人用に販売されている『Panasonicのタフパッド(過酷環境用タブレット)シリーズ』など極めて例外的な一部の製品に限られているので、一般的なタブレットでは『バッテリーの交換』は難しいと思っておいた方が良いでしょう。
 

仕様参考:Panasonic タフパッド FZ-B2仕様

タブレット 故障

タブレットの故障の原因

タブレットの故障の原因① 落下に伴う衝撃での端子や物理ボタンや内部基板の損傷

ノートパソコン同様精密機器ですので、落下などの衝撃などにより内部の基板が破損して使えなくなる可能性があります。特に10インチを超えるタブレットの場合その重量が大きくなるに従い加わる衝撃も大きくなるので、大きい物ほど使用や持ち運びに注意が必要となるでしょう。
 

タブレットの故障の原因② 炎天下の車内または雪の降る極寒の車内に放置

電子機器は熱に弱いので60度以上にもなる夏の車内などの環境にタブレットを長時間放置した結果、故障に至ってしまうことがあります。一番良いのは車内に置きっぱなしにしないことですが、取り外しが面倒などの理由で車内に置いておきたい場合はポータブル用ナビ向けのアルミ加工のされた遮熱カバーなどを掛けておくなど直射日光に対する対策をしておいた方がよいでしょう。
 

また逆に極寒の雪の中に長時間フロントガラス周辺に放置することも危険です。エンジンを掛け車内が暖まったことで急激な温度変化からタブレット内部に結露(水)が発生する可能性もあるため、それが故障の原因となってしまうことも考えられます。
 

タブレットの故障の原因③ 経年劣化

使用環境によっても異なりますが、充電用のmicroUSB、USB Type-C端子やLightningコネクタ、バッテリーも使用頻度が高ければ高いほど劣化が早まります。バッテリーの方は防ぎようがありませんが、充電コネクタはマグネット式USBケーブルなどを使用することで抜き差しを繰り返すことによる劣化や摩耗を防ぐことができるので、長く使いたいのであればそういった製品の導入を考えてみるのも良いでしょう。


筆者も手持ちのタブレットが充電不能にならないよう、これ以上の摩耗を防ぐためにもこれのUSB Type-C用ケーブルでも探して購入しようかと思っています。

タブレット 故障

まとめ

筆者の場合はデータ転送に有線ケーブルを用いなかったためにタブレットの故障発覚が遅れたわけですが、クラウドサービスなどを使ってNASやパソコンとのデータの同期や転送を行っている人なら、筆者と同じように端子の故障に気づかない可能性があるでしょう。
 
もし「故障かな?」と思われる状態になったら、必要のない修理依頼や買い換えを避けるために

  • 電源ボタン長押しのシャットダウンで電源を切り、満充電の後に再起動。
  • アプリやファームウェアを最新のものにし、正しく動作するか確認。
  • 動作しない機能がある場合、センサーなどが正しく動作しているかを確認するアプリ(センサーツールボックスなど)を利用して常用しているアプリ側に問題があるのかどうかを確認。

上記を一通り試してみてタブレット側の故障だと確信が持てたときに、あらためて修理や買い換えを検討すると良いでしょう。
 

タブレットやスマートフォンは非常に便利な情報端末です。ですので中に大事なデータなどを保存している場合は、故障したときに備えパソコン同様に定期的なバックアップをすることを心がけましょう。OSのバージョンアップ時にも内部データやアプリが初期化される場合があるので、そういった場合に元の環境に戻すときにもバックアップがあるとないとでは大違いです。
 

ですので筆者は今回のタブレットのUSB端子故障を切っ掛けに、パソコン同様メインストレージの全てのデータをNASにSMBSync2というアプリを使ってバックアップをとるようにしました。

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HN: トゥルーデは俺の嫁
製品紹介はなるべく間違った情報を伝えないよう製品の説明書などで下調べをし、レビューはキッチリ使い込んだり比較してから書き始める派なので基本遅筆です。疲れたときの癒やしは飼い猫達をなでることです。
家電やガジェット好きの趣味が高じて、文章書き(パソコン関連ソフト&ハード、白黒家電、ガジェットなどの紹介記事、購入製品のレビュー etc...)をやっています。 広く浅くがモットーなので、それほど深い知識はありません。 なるべく正しい日本語で書けるようにIMEにATOKを使い、長い文章は少しでも誤字脱字が減るようにVOICEROIDに音読させて確認してから公開するようにしています。 違う目的の為に買ったVOICEROIDが思わぬ役に立っているので、もう一人買い足そうかと目論んでいます。 やっぱり弦巻マキの相棒といったら結月ゆかりですよね?

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