電動歯ブラシの効果とは?電動歯ブラシの効果の有無を論文から読み取る!

この記事を執筆するにあたって

筆者は、家電量販店に勤めております。電動ブラシの魅力と手動ブラシの違いについて解説を行います。

Written By ブレンディ 0120

目次

電動歯ブラシの効果について

皆さんは、電動ブラシを使った事はありますか?

世間では手用歯ブラシでブラッシングをする方の割合が多い状況ですが、実は電動ブラシの効果は使用者に非常に多くのメリットがあるんです。

例えば、手用歯ブラシで歯磨きの一往復にかかる時間は、おおよそ1秒程度です。

人によっては非常に高速で幅広い範囲を一気に歯磨きする人もいますが、歯医者さんに言わせればそれは「間違った歯磨き」だそうです。

正しいブラッシングを行い、かつ手用ブラシだけでは実現しない高速でブラッシングを行える電動ブラシは歯全体を磨くのに、約3分程度で済むという例がある程です。

更に、忙しい朝の限られた時間で、歯磨きを行おうとすると、ちょっとずつ雑になってしまいませんか?

筆者は、基本的に手用歯ブラシを使う生活を長く続けてきましたが、家電量販店に勤め、取り扱い商品である電動ブラシを初めて使った時から、以後ずっと電動歯ブラシを愛用しています。

間違った歯磨きを続けると、いずれ歯垢(プラーク)がたまり、脱灰(だっかい)という状態を作り出します。

脱灰は、虫歯になる一歩手前の状態で、ここまでくると歯磨きの方法を改めて、正しいブラッシングを徹底するか、歯医者さんで治療を行うかの段階になります。

年々平均寿命が伸びてきている昨今、100年寿命を生き抜くために大事な歯を守り、虫歯予防に努めることは、非常に重要です。

今回は、そんな虫歯予防に役立つ情報と、電動ブラシを使うことの効果について解説していきます。

電動ブラシ おすすめ 効果

電動歯ブラシの効果とは

電動歯ブラシの効果は様々です。

手用ブラシでは行えない細かい部分のブラッシングも可能であり、短時間でブラッシングを行う事ができます。例を挙げると以下の通りです。

電動歯ブラシの効果①音波での高速ブラシでのプラーク除去

音波に対応した高速振動で歯ブラシを行える電動ブラシが発売されています。

この電動歯ブラシを使うことで、手用ブラシでは実現できないブラッシング時間の短縮と、手用ブラシでは落ちにくい歯間のプラークを落とすことがでるという効果が期待できます。

また、正しいブラッシングを行い、歯茎の歯周ポケットに溜まるプラークも根こそぎ落としてくれる効果もあります。

手用ブラシでは、歯周ポケットのプラークを落とすのは正しいブラッシングを行っても少し残ってしまいますが、音波レベルの振動であれば、細かい汚れも落とすことが出来ます。

電動ブラシには主に3つの方式があります。

振動式」・・・先端のヘッド部分を振動させ手用ブラシよりも高速に歯磨きを行う方式。安い電動ブラシに多く、振動数は2,000〜10,000回/分程度です。

音波式」・・・振動式と比べ、振動数が格段に高い音波振動によって歯垢を除去します。振動数は30,000回/分程度です。

プラークの十分な除去には、この音波式の振動数が推奨されています。

回転式」・・・先端のヘッドが回転するタイプ。毎分、約40,000回程度の高速上下運動と毎分約10,000回程度の左右反転運動でプラークを除去します。

歯周ポケットに入り込みやすく、奥歯も磨きやすいなどのメリットはありますが、大型な商品が多く、稼働音が大きい傾向にあります。

電動ブラシ おすすめ 効果

電動歯ブラシの効果②着色汚れ落としに対応

歯の表面が黄ばんだり黒くなったりしたことはありませんか?

これは、普段の生活習慣で日常的に「タバコやコーヒー・飲酒を好む人」によくあることで、歯の表面に細かい着色料が付着している状況です。

手用歯ブラシでこの着色を落とす事は叶わず、一般的には歯医者さんへ赴き「クリーニング」や「ホワイトニング」をしてもらうことで、綺麗な白い歯に戻すことができます。

しかし電動歯ブラシの場合は音波対応の振動で歯の表面に付着した色素を落とすこと効果も期待出来ます。

また舌の表面が白くなった事はありませんか?これは「舌苔」という舌についた汚れです。

舌の表面もざらざらしているので、その隙間に雑菌などが付着している状態です。

電動ブラシであれば、舌磨き用のヘッドに取り替えて磨くことで、舌苔を取り除く効果も期待できます。

人前で笑う時に、なんとなく歯を人に見せたくない人もいると思います。

CMのような外国人のタレントさんのように、皆さんが綺麗な歯並びで真っ白な歯だとは限りません。

電動ブラシは、こういった歯に対応できるように、ヘッドを取り替えることで、様々な形状・用途に対応することができるのでおすすめです。

電動ブラシ おすすめ 効果

論文から読み取る!電動歯ブラシの効果の有無

1993年発表の論文において、電動ブラシと手用ブラシの効果の違いについて、東京歯科大学医局員と学生の合計18名を対象に実験を行い、電動ブラシの効果と、所要時間について解説した論文が存在します。

筆者は、学者ではないので論文の詳細を読者様に細かくはお伝え出来ませんが、論文の内容によると、歯ブラシをする時間を「3分間と任意の時間」に分けて、それぞれ「電動ブラシと手用ブラシ」にて、実験を行いました。

実験前に被験者の口腔内に存在する歯垢(プラーク)の量を調べ、その後にブラッシングを行います。

3分間のブラッシングと任意時間のブラッシングをそれぞれ行った後にプラークの量を元に電動歯ブラシの効果を調べた結果、以下の内容となったようです。

①手用ブラシ使用の場合、ブラッシングを行う人によりブラッシング技術に差があり、人によってプラークの減りに差が出た

②電動ブラシの使用については、技術の差は認められず、おおよそのプラーク除去率は似たような結果になった

③3分間の規定時間と任意時間の2つのパターンで計測した結果、任意の平均時間は、約7分となっており、使用者の満足するのにかかる時間は、意外と長いことがわかった。

また、任意でブラッシングを行い、使用時間を長くすることで「3分間のブラッシングと比べて10~15%のプラーク除去」を確認。

長い時間使った方が、電動歯ブラシでも効果が高くなる事が分かった。

また、口腔内を治療している患者(虫歯治療や歯並び矯正)に対しても、電動ブラシのプラーク除去率は、手用ブラシに比べ高く、ブラッシングの技術が低い方と歯並びが悪い方への効果が高いと判明した。

というものです。電動ブラシにおいては、元々こういった手用歯ブラシでカバーしきれない部分のプラーク除去を目的として作られている点を見ても、メーカーの期待通りの結果となっているようです。

ただ、論文でも記載のある通り、正しい使い方で長い時間使った方が効果は出るようですので、使い方を間違えては意味がありません。

参考:電動歯ブラシのプラーク除去効果

電動ブラシ おすすめ 効果

結局のところ、電動歯ブラシと手動歯ブラシどっちがおすすめ?

筆者個人的には、圧倒的に「電動ブラシ」がおすすめです。

理由として、歯磨きの仕上がりは段違いです。初めて使った方なら、電動ブラシの細かい振動に大体の方は驚くと思います。

最初は慣れない電動ブラシですが、1週間もすれば慣れて楽に歯磨きを行う事ができます。

どうしても電動ブラシの振動が合わない方は少なからず居ますので、嘔吐反射がひどい方には不向きの商品です。

電動ブラシも手動ブラシも、最も大事なことは「正しいブラッシングを行う」ことです。

適当に歯に当てて終了では意味がありません。適切な角度と圧力でしっかりと磨くまで当て続けることが重要であり、手動ブラシであっても歯の形状に合わせて磨くことがプラークを落とす最善の方法です。

筆者は、手動ブラシで人一倍歯磨きの時間を長く取るタイプの人間ですが、それでも歯医者さんへいくと、お医者さんにプラーク○番(歯に振り当てられた番号)と言われ、毎回指摘されています。

電動ブラシにしてからは、プラーク残しを言われる頻度は少なくなり、脱灰状態の奥歯もしっかりと予防できています。

歯は、人の非常に重要な部分です。食べ物を食べ、脳を働かし、ボケ防止に噛む動作は非常に効果があります。

何より、人の印象を決める部分でもある為、綺麗な歯である事は、ある意味でエチケットかもしれません。

本体の価格は、手動歯ブラシが300~400円するのに比べ、電動ブラシはおおよそ6,000円からですが、お金を払ってでも購入することをおすすめします。

お金がかかるのが、どうしても・・・という方は、ぜひ手動ブラシのブラッシング方法に磨きをかけて虫歯予防を行いましょう。

※ 歯医者の方は手で磨くべきであると主張する方もいらっしゃいます。電動歯ブラシの是非や使い方やライフスタイルが影響されるため、本記事を参考に自分に合ったオーラルケアをもう一度考えて見てはいかがでしょうか。

効果を意識したおすすめの歯ブラシ

PHILIPS HX6521/01

2017年にフィリップスより発売されたモデル。

振動式の電動歯ブラシで、独自の音波水流により、ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間などにある歯垢を除去できる。

角度の付いたブラシヘッドネックを採用し、歯の裏側などの届きにくい部分の歯垢の除去効果があります。

磨き時間を一定の間隔で知らせる「カドペーサー機能」を搭載し、歯と歯ぐきの上下・表裏の4つのセクションを均等にブラッシング可能。

充電時間は24時間で、ブラシ振動数は、約 31,000 ブラシストローク/分です。

プラーク落としはしっかり行え、約2分間のブラッシングで、ほとんどのプラークを落とすという効果を期待出来ます。

Panasonic EW-DL23

2016年にパナソニックより発売されたモデル。

非常に細かい、高密度植毛された細さ約0.02mmの極細毛ブラシとヨコ磨きにより、歯周ポケット内の歯周病原因菌をかき出すという効果があります。

歯周ポケットに必要以上に極細毛が入り込まないよう、毛先に3mmの段差を設けている為、歯周ポケットを傷つける心配がありません。

パワー制御により充電が空に近づいても最大振幅を維持し、逆に、強く押しつけた場合は磨きすぎ防止のため振幅を抑制します。

モード記憶機能に対応、よく使っているモードを電動歯ブラシが記憶、次回使う時も同じモードでの使用が可能です。

稼働時間は60分、充電時間は17時間。毎分約31,000ブラシストロークのリニア音波振動を実現しています。

BRAUN  D205232MXBK

2017年にブラウンより発売されたモデル。

マルチアクションブラシ」により、16度に傾いた特許取得済みのブラシが、直線的なアプローチでは届かない歯ぐきのキワなどの歯垢をしっかりと除去します。

3D丸型回転」技術を採用したブラシにより、1分間で左右約8,800回、上下約40,000回の超高速運動で、プラークをしっかりかき出す。

ブラッシング圧が強すぎると赤く光って知らせる「押し付け防止センサー」を搭載。歯の細かい傷を防ぎます。

充電時間は22時間、回転式ブラシなのでプラーク除去率が高いのが特徴。

電動ブラシ おすすめ 効果

まとめ

いかがでしたか?電動ブラシは手用ブラシと比べても、高い効果が見込める事が論文でも明らかにされています。

また、歯ブラシのブラッシングが下手な方や、歯並びが悪い方に対しての高い効果が見込める結果となりました。

しかし、それには条件もあり、正しい使い方で、なるべく長い時間使う事で高い効果が見込めるというものです。

勿論、手用ブラシで使い続けてきた方は、そのままでも良いかも知れません。

電動ブラシをお試しで購入し、比べてみるのも良いかも知れません。

もし自分に合わないと判断したら、無理に使い続けず素直に手用ブラシを使いましょう。

どうしても使用者の体験がないと満足かどうかも判断しずらい家電商品ではありますので、筆者としては使ってみての比較をおすすめします。

電動ブラシについては、賛否両論ありますが読者様はこの記事をご覧になってどう思われたでしょうか?

筆者としては、電動歯ブラシの使用をおすすめしておりますが、全ての家電製品に「絶対」は存在しません。

個々の捉え方や感想によって、好評や酷評にもなり得る為、実際の使用してみての感想を尊重致します。

最後に、筆者としてお伝えしたい部分としては、冒頭でも述べた通り歯は非常に大事なものです。年を重ねるにつれて虫歯ができやすく、歯周病のリスクにもさらされます。

早いうちにしっかりとしたケアを行う事で、後々に歯医者さんへ通院する手間とお金を未然に防止することが出来ます。

家電製品は皆さんの生活をより豊かにするものです。必要と感じた方、試してみようかな?と思われた方に良い結果が出る事を願うばかりです。

【編集部より】あなたの感想を教えてください

こちらの記事はいかがでしたか?もし同じ疑問を持っている知り合いがいた場合、あなたがこの記事を友人や家族に薦めたりシェアしたりする可能性は、どのくらいありますか? より良い記事を作るための参考とさせていただきますのでぜひご感想をお聞かせください。
薦めない薦める

この記事を書いた人

Written By
ブレンディ 0120
家電量販店勤務の家電マニア!よろしくお願いします。
家電量販店勤務経験のある家電マニアです。 家電の記事の執筆を行っていきます、よろしくお願いいたします。

おすすめの記事

スポンサー

カテゴリ一覧