スペインのコンセントに変圧器は必要か解説!プラグのタイプや形状は?

目次

スペインのコンセントと変圧器について解説します

スペインといえば、ピカソやミロなどの有名な芸術家を多く輩出した国。首都マドリード近郊には世界遺産が多く、バルセロナには建築家アントニオ・ガウディの「サグラダ・ファミリア」などの人気観光スポットが点在します。

ところで、スペインへの旅行や出張に出掛ける際、気をつけておきたいことは電圧コンセント事情です。

日本から持ち込んだ電化製品の使用や、携帯電話やiPhone、デジカメなどの充電ができるのか心配ですよね?

今回の記事では、スペインのコンセントの形やタイプ、スペインのコンセントプラグの形状、スペインのコンセントに変圧器が必要か、について解説したいと思います。

また、スペインでの変圧器の購入から、おすすめの変圧器についてもご紹介いたします。

スペインの電圧・周波数・コンセントプラグの形状やタイプは?

スペインのコンセントプラグの形状とタイプ

スペインのコンセントプラグの形状は、CタイプとSEタイプの2種類あります。

一般的に、スペインではCタイプのコンセントが主流となっています。

日本のコンセントはAタイプで、SEタイプにはCタイプのコンセントが使用できるため、Cタイプの変換プラグが必要です。

■Cタイプのコンセントの形状
変圧器スペイン

丸形のピンが2本並び、丸いピンの直径は4mmです。Cタイプのコンセントのプラグは「ユーロプラグ」とも呼ばれています。

ヨーロッパではほぼ全土で使用できる他、韓国やシンガポール、マカオ、インドなどで用いられています。

■SEタイプのコンセントの形状
フランス変圧器

Cタイプと同じ形状で、丸いピンの直径は4.8mmです。2本のピンの中間にアース用のピンが1本入るタイプもあり、Fタイプとも呼ばれています。

ヨーロッパ諸国、北米や南米、中近東、インド、韓国、中国などで用いられています。

参考元:ビックカメラ.comJAL公式サイト

スペインの電圧

スペインの電圧は220V(ボルト)です。

日本の電圧は100Vなので、スペインで日本の電化製品を使用するには変圧器が必要です。

スペインの周波数

スペインの周波数は50Hz(ヘルツ)です。

日本の周波数は、富士川(静岡県)と糸魚川(新潟県)を境に、東エリアは50Hz、西エリアが60Hzとなっています。

東エリアで使用している電化製品の周波数はスペインと同じなので問題はありません。

しかし、西エリアで使用している電化製品で、「周波数が60Hz」と定められている」ものは、スペインで使用すると不具合を生じる恐れがあります。

例えば、冷蔵庫、扇風機、エアコン、掃除機、洗濯機、電子レンジ、乾燥機などが挙げられます。

参考元:MEGA EGG

スペインに旅行に行くにはどの変圧器を買えばいい?そもそも変圧器って?

変圧器とは、電圧を変える装置で「トランス」と呼ばれています。

発電所で作られた電気は高圧で、オフィスや家庭などのコンセントに届くまでに変圧器で電圧を100Vまで下げています。

また、電子レンジやテレビなどの電気機器にはあらかじめ変圧器が付属されています。100Vの電圧を、電気機器が必要な電圧に変換することから「電源トランス」と言われています。

海外旅行をする際、日本と同じ電圧の国は少なく、変圧器で電圧を変える必要があります。変圧器で電圧を上げることを昇圧(アップトランス)、電圧を下げることを降圧(ダウントランス)と言います。

スペインは電圧が220Vなので、日本の100Vにするため変圧器による降圧(ダウントランス)が必要です。

スペイン旅行に行く際に必要な変圧器とは、日本の100Vとスペインの220Vに対応する変圧器、すなわち100V〜220Vの範囲で使用可能な変圧器となります。

変圧器は、必要な場合と不要な場合があります。事前準備として、宿泊先のホテルのアメニティの確認、持ち込む予定のある家電製品の電圧を調べて、必要であれば準備しましょう。

参考元:北川電機株式会社

スペインのコンセントの電圧に合うか持っていく家電を確認しよう

電圧はどういう表記で載っている?

電圧は、お手持ちの電化製品の本体やアダプター、電源の裏側、もしくは取扱説明書に記載されています。

「INPUT:◯◯V」または「入力電圧:◯◯V」

例えば、電圧100V-240Vの場合、100Vから240Vまで利用可能なので、220Vのスペインで使用できます。

なお、日本製の電化製品は国内使用を前提に作られているため定格電圧は100Vです。「100V」としか書いていない製品の場合は変圧器が必要になるのでご注意ください。

スペインの電圧に合わない家電はどんなものが?

取扱説明書や本体に記載してある対応電圧を確認し、スペインの電圧に対応していない製品には変圧器が必要です。

ドライヤーなどは、電源がショートして壊れるといったケースが報告されていますのでご注意ください。

なお、「海外対応、海外仕様」として販売されている製品であれば変圧器の必要はありません。

本体からプラグまでが一直線のコードになっていてACアダプターのついていない家電製品をスペインに持ち込んで使用する時は、必ず変圧器を使用してください。

参考元:スペインライフ

iPhoneは変圧器なしでスペインのコンセントで充電できる?

変圧器スペイン

携帯電話やデジカメ、パソコンの充電器のほとんどが240Vまでの電圧に対応しています。

iPhoneの純正充電器(Apple 5W USB電源アダプタ)は「100-240V、50-60Hz対応」につき、世界中で使用が可能です。

ただし、日本国内で販売されているiPhoneの純正充電器はコンセントプラグの形状がAタイプのため、スペインで使用する場合はCタイプの変換プラグが必要です。

製品本体またはパッケージ、充電器の裏に記載してある対応電圧に「INPUT:100-240V 50-60Hz」と記載があるものは対応が可能です。念のため、充電器の裏に記載してある対応電圧には目を通しておきましょう。

参考元:Apple公式サイト

無料で充電できるスポット

●マドリード 「マドリード=バラハス空港」

スペインの首都マドリードの国際空港「アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港(Aeropuerto Adolfo Suárez Madrid-Barajas)」では、無料で充電できる充電スポットが数多くあります。

●バルセロナ 「バルセロナ=エル・プラット空港」

バルセロナの国際空港「バルセロナ=エル・プラット空港(Aeropuerto de Barcelona-El Prat」では、無料で充電できる充電スポットが数多くあります。待ち時間を利用して充電するのもおすすめです。

変圧器スペイン

スペインのホテルのフロントでコンセント用に変圧器を借りよう

スペインで日本製(100V)の家電製品を使用する場合は、変圧器が必要です。

スペインのホテルでは、変圧器の貸し出しを行っているところもあります。しかし、数に限りがあるので保証はありません。使用する予定がある場合は、旅行前にあらかじめメールで問い合わせておくと安心です。

また、観光客の多い場所に立地するホテルでは英語の話せるスタッフが常駐していますので、英語で会話をするのがよいでしょう。

英語で変圧器は「transformer」といいます。ちなみに、スペイン語では「transformador」です。

ホテルのフロントで聞いてみましょう!

■変圧器を借りてもいいいですか?

May I borrow a transformer?

【変圧器の貸し出しを行っているホテル】※数に限りがあるので要確認

●マジェスティック(Hotel Majestic)

住所:Passeig de Gràcia 68, Barcelona

●クラリス(Claris)

住所:Pau Claris, 150 08009 Barcelona

●アルマホテル(Alma Barcelona)

住所:Mallorca, 271, Barcelona

●ホテル オム(OMM)

住所:Calle Rosellón, 265, Barcelona

参考元:STW

変圧器スペイン

スペイン語を覚えてコンセント用の変圧器を買おう

変圧器を買うのに必要なスペイン語

スペインでは、変圧器を購入できるショップはあります。観光客の多いショップでは英語が通じる場合もありますが、基本的にはスペイン語が主流になります。

変圧器は英語で「transformer」、スペイン語で「transformador」といいます。

ショップの店員さんに尋ねずに自力で探す場合は「transformador」という単語で探してみましょう。

英語が通じる店員さんに聞いてみましょう。

英語が通じない場合は、スペイン語の単語を書いて見せた方が無難です。

■私は「変圧器」が欲しい。買えますか?

I want a transformer. Can I buy a transformer?

買い物の際に使うスペイン語を覚えておくと便利ですよ!

■やあ(挨拶):Hola(オラ)

■ ありがとう:Gracias(グラシアス)

■さようなら:Adios(アディオス)

■ いくらですか?:Cuanto cuesta?(クアント クエスタ?)

■ これください:Esto por favor.(エスト ポル ファボール)

参考元:HowTravel

スペインのどこで変圧器は買えるのか

【El Corte Inglés(エル・コルテ・イングレス)】

ヨーロッパ最大の百貨店グループで、スペインでは唯一の百貨店です。バルセロナでは3店舗を展開し、「カタルーニャ広場店」は売り場面積がスペインで最大です。家電製品は7階売り場にあります。

また、地下2階では購入品の免税対応や、ATM、日本円からユーロへの両替もできますし、インフォメーション(TOURIST INFORMATION DESK)では、パスポートを提示すると会計の際に10%割引になるカードがもらえます。

住所:Plaça de Catalunya, 14

参考元:El Corte Inglés公式サイトバルセロナ観光サイト

【Media Markt(メディアマルクト)】

ドイツに本社を構える、欧州最大の家電量販チェーン店です。スペイン国内ではカナリア半島を含むほぼすべての自治州で営業しています。

バルセロナでは4店舗を展開し、カタルーニャ広場の近くとディアゴナル通り沿いに店舗を構えています。こちらのサイトで、最寄りの店舗を検索することができますよ。

参考元:Media Markt公式サイト

スペイン旅行のための変圧器はダイソーで買える?

スペインの電圧に対応した変圧器は、ダイソーなどの100円ショップでは取り扱っていません。

ですが、Cタイプの変換プラグは購入できます。

店舗によってはSEタイプの変換プラグもあるかもしれませんので確認されることをおすすめします。

変換プラグは1個ではなく複数個を購入して持って行かれることをおすすめします。

例えば、デジカメや携帯を同時に充電させたい時、1箇所のコンセントから延長コードで2口使用する場合に、変換プラグが2個必要になるといった感じです。

なお、延長コードには変圧機能は付いていませんので、海外対応(100V~240V)の機器に使用してください。

スペインのコンセントに必要なおすすめ変圧器

BESTEK 海外旅行用変圧器 変換プラグ付き 90V-240V to 100V 変換 並行輸入品

90V~240Vを100Vに変換する変圧器で、スペインで日本の家電製品を使用できます。本体の重量は約290gとコンパクトなので持ち運びが楽なのも魅力。許容消費電力は200Wで、ACコンセント3口とUSB4ポート搭載につき、コンセントの数に限りがあるチェコのホテルでも、スマホやタブレット、デジカメなどを同時に充電できるので便利です。

ただし、スマホに充電する際は別途USBケーブルが必要です。 また、Apple端末(iPhone/iPad/iPod)に充電する際はAppleの付属ケーブルを使用してください。

GJT 海外旅行用変圧器 海外変換プラグ 降圧 1500W 220V to 100V±10% 2.5A Maxマルチ電源プラグ 対応ヘアドライヤーUK/AU/US/EUマルチコンセント世界通用旅行充電器

220~240Vの電圧を100V~120Vに変換する変圧器です。最大消費電力1500Wの大容量につき、1500W以下のヘアードライヤー、ヘアアイロン、電気ケトルなどの使用が可能です。また、マルチ変換プラグ付きなので、スペインをはじめ150以上の国で使用できるのも魅力。コンパクトサイズで持ち運びも便利です。

城下工業海外国内兼用大容量変圧器AC220-240V/1500W

長期滞在の方におすすめの変圧器です。海外家電製品の日本国内使用と、日本家電製品の海外使用のどちらもOKなアップ/ダウントランスです。

スペインはもちろんAC220-240Vの国で、1500Wまでの日本の電化製品が使えるので重宝します。また、コンセント口がA、B、C、SEタイプに対応するユニバーサル仕様につき、変換プラグは不要です。

ただし、モーターや熱を発する電気製品(ドライヤーやミキサーなど)は初期電流が定格電流の2〜3倍流れるため、3倍を想定した700Wよりも小さいW数の製品の使用をおすすめします。

スペインで無理に変圧器を使う必要はないかも

スペインでは、短期間の旅行や出張の場合、基本的には変圧器は不要です。

電圧のトラブルが多いドライヤーは、ホテルに完備されているものを使用するか、「海外対応」の製品を日本から持ち込んで使用されることをおすすめします。

長期滞在や留学の場合、炊飯器や電気ポットなどは高い電力を使用するので、日本製品を持ち込む場合は変圧器が必要です。

その際、スペインで使用したい電気製品の消費電力をカバーできる変圧器か確認しましょう。

大きな電圧に対応した変圧器の購入となると、値段が高くて重さもサイズも大きくなってしまいます。

変圧器を購入するよりも、スペインで新しく電化製品を購入した方が安心で安全に利用できると思います。

スペインのコンセントや変圧器について疑問が残ったら

スペインのホテルでは、Cタイプ用の変換プラグの用意がないところもあります。

万が一、持ってくるのを忘れたり無くしてしまった場合は、先述した家電量販店「El Corte Inglés(エル・コルテ・イングレス)」または「Media Markt(メディアマルクト)」などで購入するとよいでしょう。

ちなみに、変換プラグは英語で「Conversion plug」、スペイン語で「Enchufe de conversión」といいます。

また、スペインのホテルの室内では、充電できるコンセントが何箇所もないことが多いです。

そのため、一箇所のコンセントから延長コードをつなげると便利です。あくまでも、消費電力が少ない電気機器で利用する方法なので、消費電力が大きいドライヤーなどを使うことは避けてください。

ヘアドライヤーやヘアアイロン、炊飯器などの家電製品は消費電力が大きく、1000W~2000W対応の変圧器が必要になります。

また、ヘアドライヤーやヘアアイロンが使用できても、炊飯器には使用できない変圧器もあるので、製品説明書を読んで対応可能な変圧器かを必ず確認しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、スペインのコンセントはCタイプまたはSEタイプで、日本のコンセントはAタイプなのでCタイプの変換プラグが必要であることがわかりました。

また、ドライヤーやヘアアイロン、炊飯器などの消費電力の大きい電化製品を使わなければ、基本的には変圧器は必要ないです。

ドライヤーなどは、ホテルに完備されているものを使用するか「海外対応」の製品を日本から持ち込んで使用されることをおすすめします。

もしもスペインで変圧器が必要になった場合、ショップで購入することもできます。

ただし、スペインでは英語が通じない場合があるので、持ち運びに抵抗がなければ、日本で変圧器を買って持っていくのも安心です。

スペインのコンセントの形状や、コンセントに変圧器は必要か知りたい人にとって、この記事が参考になればと思います。

関連リンク

また他にも様々な国のコンセント事情について執筆しています。気になる方はぜひ合わせて読んでみてください。

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2018/07/29関連リンクの更新

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dosukoi s
モータースポーツと海外旅行が好き。
家電製品の魅力はもちろん、読者の皆様が疑問に感じることをわかりやすくお伝えできるような記事執筆を心がけて参ります。

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