オランダのコンセントに変圧器は必要か解説!プラグのタイプや形状は?

目次

オランダのコンセントと変圧器について解説します

オランダといえば、運河と水の町で有名な首都アムステルダムを中心に、「ゴッホ美術館」や「アンネフランクの家」をはじめミッフィーの生まれた街として人気の都市「ユトレヒト」など、魅力的な観光スポットが多い国。

オランダへの旅行や出張に出掛ける際、気をつけておきたいことは電圧コンセント事情です。

日本から持ち込んだ電化製品の使用や、携帯電話やiPhone、デジカメなどの充電ができるのか気になりますよね。

今回の記事では、オランダのコンセントの形やタイプ、オランダのコンセントプラグの形状、オランダのコンセントに変圧器が必要か、について解説したいと思います。

また、オランダでの変圧器の購入から、おすすめの変圧器についてもご紹介いたします。

変圧器オランダ

オランダの電圧・周波数・コンセントプラグの形状やタイプは?

オランダのコンセントプラグの形状とタイプ

オランダのコンセントプラグの形状は、Bタイプ、Cタイプ、SEタイプの3種類です。

日本のコンセントはAタイプなので、そのままでは使用することが出来ません。

一般的に、オランダではCタイプのコンセントが主流となっています。

SEタイプのコンセントにはCタイプのプラグが差せるため、Cタイプの変換プラグ、またはマルチ変換プラグが必要となります。

■Cタイプのコンセントの形状
変圧器オランダ

丸形のピンが2本並び、丸いピンの直径は4mmです。Cタイプのコンセントのプラグは「ユーロプラグ」とも呼ばれています。

ヨーロッパではほぼ全土で使用できる他、韓国やシンガポール、マカオ、インドなどで用いられています。

■SEタイプのコンセントの形状
変圧器韓国

Cタイプと同じ形状で、丸いピンの直径は4.8mmです。2本のピンの中間にアース用のピンが1本入るタイプもあり、Fタイプとも呼ばれています。

ヨーロッパ諸国、北米や南米、中近東、インド、韓国、中国などで用いられています。

■Bタイプのコンセントの形状
変圧器インド

Cタイプ、SEタイプと同じ形状で、丸いピンの直径は5mmです。主に北米や中米で用いられています。Bタイプのコンセントでは、アース部分のないA型のプラグも使用できます。

ヨーロッパ諸国、アフリカの一部、シンガポール、マレーシア、タイ、インド、香港、中国などで用いられています。

参考元:阪急交通社

オランダの電圧

オランダの電圧は230V(ボルト)です。

日本の電圧は100Vなので、オランダで日本の電化製品を使用するには変圧器が必要です。

オランダの周波数

オランダの周波数は50Hz(ヘルツ)です。

日本の周波数は、富士川(静岡県)と糸魚川(新潟県)を境に、東エリアは50Hz、西エリアが60Hzとなっています。

東エリアで使用している電化製品の周波数はオランダと同じなので問題はありません。

しかし、西エリアで使用している電化製品で、「周波数が60Hz」と定められている」ものは、オランダで使用すると不具合を生じる恐れがあります。

例えば、冷蔵庫、扇風機、エアコン、掃除機、洗濯機、電子レンジ、乾燥機などが挙げられます。

参考元:MEGA EGG

オランダに旅行に行くにはどの変圧器を買えばいい?そもそも変圧器って?

変圧器とは、電圧を変える装置で「トランス」と呼ばれています。

発電所で作られた電気は高圧で、オフィスや家庭などのコンセントに届くまでに変圧器で電圧を100Vまで下げています。

また、電子レンジやテレビなどの電気機器にはあらかじめ変圧器が付属されています。100Vの電圧を、電気機器が必要な電圧に変換することから「電源トランス」と言われています。

海外旅行をする際、日本と同じ電圧の国は少なく、変圧器で電圧を変える必要があります。変圧器で電圧を上げることを昇圧(アップトランス)、電圧を下げることを降圧(ダウントランス)と言います。

オランダは電圧が230Vなので、日本の100Vにするため変圧器による降圧(ダウントランス)が必要です。

オランダ旅行に行く際に必要な変圧器とは、日本の100Vとオランダの230Vに対応する変圧器、すなわち100V〜230Vの範囲で使用可能な変圧器となります。

変圧器は、必要な場合と不要な場合があります。事前準備として、宿泊先のホテルのアメニティの確認、持ち込む予定のある家電製品の電圧を調べて、必要であれば準備しましょう。

参考元:北川電機株式会社

オランダのコンセントの電圧に合うか持っていく家電を確認しよう

電圧はどういう表記で載っている?

電圧は、お手持ちの電化製品の本体やアダプター、電源の裏側、もしくは取扱説明書に記載されています。

「INPUT:◯◯V」または「入力電圧:◯◯V」

例えば、電圧100V-240Vの場合、100Vから240Vまで利用可能なので、230Vのオランダで使用できます。

なお、日本製の電化製品は国内使用を前提に作られているため定格電圧は100Vです。「100V」としか書いていない製品の場合は変圧器が必要になるのでご注意ください。

オランダの電圧に合わない家電はどんなものが?

取扱説明書や本体に記載してある対応電圧を確認し、オランダの電圧に対応していない製品には変圧器が必要です。ドライヤーなどは故障や火災の原因になりますので注意が必要です。

なお、「海外対応、海外仕様」として販売されている製品であれば変圧器の必要はありません。

本体からプラグまでが一直線のコードになっていてACアダプターのついていない家電製品をオランダに持ち込んで使用する時は、必ず変圧器を使用してください。

iPhoneは変圧器なしでオランダのコンセントで充電できる?

変圧器オーストリア

携帯電話やデジカメ、パソコンの充電器のほとんどが240Vまでの電圧に対応しています。

iPhoneの純正充電器(Apple 5W USB電源アダプタ)は「100-240V、50-60Hz対応」につき、オランダをはじめ世界中で使用が可能です。

ただし、日本国内で販売されているiPhoneの純正充電器はコンセントプラグの形状がAタイプのため、オランダで使用する場合はCタイプの変換プラグまたはマルチ変換プラグが必要になります。

製品本体またはパッケージ、充電器の裏に記載してある対応電圧に「INPUT:100-240V 50-60Hz」と記載があるものは対応が可能です。念のため、充電器の裏に記載してある対応電圧には目を通しておきましょう。

参考元:Apple公式サイト

無料で充電できるスポット

●カフェ「Station Huis Kamer」

オランダのNS鉄道が経営していて、ロッテルダム中央駅とデンハーグ中央駅の駅構内にあるカフェ「Station Huis Kamer」では、店内のコンセントを無料で利用できるほか、電車が到着するまでの間の待合室として利用できるので便利です。

参考元:Mariholland

●カフェ「DUDOK」

ロッテルダムをはじめ、デンハーグやアーネム、ティルブルグの4都市に店舗を構えるおしゃれなカフェ。店内のコンセントを無料で利用できます。

参考元:Mariholland

オランダのホテルのフロントでコンセント用に変圧器を借りよう

オランダで日本製(100V)の家電製品を使用する場合は、変圧器が必要です。

オランダのホテルでは、変圧器の貸し出しを行っているところが少ないです。使用する予定がある場合は、旅行前にあらかじめメールで問い合わせておく方がよいでしょう。

公用語はオランダ語ですが、観光客の多いホテルでは英語の話せるスタッフが常駐しています。

英語で変圧器は「transformer」といいます。オランダ語では「transformator」です。単語を見せて伝えてもよいでしょう。

ホテルのフロントで聞いてみましょう!

■変圧器を借りてもいいいですか?

英語:May I borrow a transformer?

【変圧器の貸し出しを行っているホテル】※数に限りがあるので要確認

●InterContinental Amstel Amsterdam(インターコンチネンタル アムステル アムステルダム)

住所:Professor Tulpplein 1, 1018 GX Amsterdam

InterContinental Amstel Amsterdam公式サイト

変圧器オランダ

オランダの言語を覚えてコンセント用の変圧器を買おう

変圧器を買うのに必要なオランダの言語

オランダの公用語はオランダ語ですが、オランダ語と英語が言語的に似ていることや、英語教育が早くから始まることなどから、英語を話せるオランダ人は多いです。

基本的にはオランダ語が主流になりますが、観光地のショップやレストランでは英語が通じます。

変圧器は英語で「transformer」、オランダ語では「transformator」といいます。

店員さんに英語で聞いてみましょう。

■私は「変圧器」が欲しい。買えますか?

英語:I want a transformer. Can I buy a transformer?

買い物の際に使うオランダ語を覚えておくと便利ですよ!

■こんにちは(挨拶):Hallo(ハロー)

■ありがとう:Dank u wel(ダンキュ・ウェル)

■さようなら:Tot ziens(トツィーンス)

■いくらですか?:Hoeveel kost dit?(フヴェール コスト デト?)

オランダのどこで変圧器は買えるのか

【Media Markt(メディアマルクト)】

「Media Markt(メディアマルクト)」は、ヨーロッパを中心に店舗を構えるドイツの家電量販店です。オランダには30軒ほどの店舗があり、アムステルダム中央駅から徒歩5分の場所にあります。また、アムステルダムには他にも「Amsterdam ArenA」、「Amsterdam West」、「Amsterdam Noord」などの店舗もあります。

住所:Oosterdokskade 67, 1011 DL Amsterdam

参考元:Media markt公式サイト

オランダ旅行のための変圧器はダイソーで買える?

オランダの電圧に対応した変圧器は、ダイソーなどの100円ショップでは取り扱っていません。

ですが、Cタイプの変換プラグは購入できます。

また、オランダのホテルのコンセントの数には限りがあります。

デジカメや携帯を同時に充電させたい時、1箇所のコンセントから延長コードで2口使用する場合に、変換プラグが2個必要となるので、プラグは1個ではなく複数個を購入して持って行かれることをおすすめします。

オランダのコンセントに必要なおすすめ変圧器

BESTEK 海外旅行用変圧器 変換プラグ付き 90V-240V to 100V 変換 並行輸入品

90V~240Vを100Vに変換する変圧器で、オランダで日本の電化製品を使用できます。本体の重量は約290gとコンパクトなので持ち運びが楽なのも魅力。許容消費電力は200Wで、ACコンセント3口とUSB4ポート搭載につき、コンセントの数に限りがあるオランダのホテルでも、スマホやタブレット、デジカメなどを同時に充電できるので便利です。

ただし、スマホに充電する際は別途USBケーブルが必要です。 また、Apple端末(iPhone/iPad/iPod)に充電する際はAppleの付属ケーブルを使用してください。

GJT 海外旅行用変圧器 海外変換プラグ 降圧 1500W 220V to 100V±10% 2.5A Maxマルチ電源プラグ 対応ヘアドライヤーUK/AU/US/EUマルチコンセント世界通用旅行充電器

100V-240Vの電圧を、日本の電化製品が使用できる100Vに自動変換する変圧器です。

オランダをはじめ、世界150カ国以上で使用できる変換プラグ付きで約260gとコンパクト。最大消費電力1500Wにつき、ヘアドライヤーや電気ポットなどにも使用可能です。

カシムラ 海外国内用型変圧器 220-240V/1500VA NTI-20

長期滞在の方におすすめの変圧器です。海外家電製品の日本国内使用と、日本家電製品の海外使用のどちらもOKなアップ/ダウントランスです。オランダをはじめ、220-240Vの国で1500Wまでの日本の電化製品が使えるので重宝します。

サーマルプロテクタ(自動復帰)およびヒューズが内蔵されている安全設計です。

本体はAタイプのコンセントプラグにつき、オランダでの使用時はCタイプの変換プラグまたはマルチ変換プラグが必要となります。

オランダで無理に変圧器を使う必要はないかも

オランダでは、短期間の旅行や出張の場合、基本的には変圧器は不要です。

電圧のトラブルの多いヘアドライヤーは、ホテルに完備されているものを使用するか、「海外対応」のヘアドライヤーを日本から持ち込んで使用されることをおすすめします。

長期滞在や留学の場合、炊飯器や電子レンジ、電気ポットなどは高い電力を使用するので、日本製品を持ち込む場合は変圧器が必要です。

その際、オランダで使用したい電気製品の消費電力をカバーできる変圧器か確認しましょう。ただし、大きな電圧に対応した変圧器の購入となると、値段が高くて重さもサイズも大きくなってしまいます。

変圧器を購入するよりも、ヘアドライヤーや電子レンジなど大きな消費電力を必要とするものは、欧州仕様のものをオランダで調達した方が安心で安全に利用できると思います。

変圧器オランダ

オランダのコンセントや変圧器について疑問が残ったら

オランダで電化製品を使用する際、日本製品「100V 50/60Hz」の場合は変圧器が必要です。

また、海外対応の製品「100V〜240V 50/60Hz」であれば変圧器は不要です。

ところで、オランダはヨーロッパ周辺各国から同じプラグを使用している旅行者が多いためか、ホテルでは変換プラグの貸し出しを行っていないところが多いです。

いざという時に困らないためにも、変換プラグは複数個の用意をしておいた方が安心です。

また、電化製品を使用する際、総消費電力量が変圧器の容量を越えないようにすれば、複数の電化製品を同時に使用することができます。

変圧器をレンタルしたり購入する場合、変圧器の容量を確認し、電化製品の消費電力が見合っているか事前に必ず確認しましょう。特にドライヤーやヘアアイロン、電気ポットなどは、大きな消費電力を消費するので注意が必要です。

なお、変圧器を使って「たこ足配線」をすることは大変危険なので絶対にしないでください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、オランダのコンセントは、Bタイプ、Cタイプ、SEタイプの3種類であり、一般的にはCタイプが主流であることがわかりました。

日本のコンセントはAタイプなので、Cタイプの変換プラグまたはマルチ変換プラグが必要です。

また、ヘアドライヤーや炊飯器、電気ポットなどの消費電力の大きい電化製品を使わなければ、基本的には変圧器は必要ないです。

ドライヤーなどは、ホテルに完備されているものを使用するか「海外対応」の製品を日本から持ち込んで使用されることをおすすめします。

オランダで変圧器を購入することは可能ですが、日本で変圧器を買って持っていく方が、種類や用途に合わせて色々選べるので便利です。

オランダのコンセントの形状や、コンセントに変圧器は必要か知りたい人にとって、この記事が参考になればと思います。

関連リンク

また他にも様々な国のコンセント事情について執筆しています。気になる方はぜひ合わせて読んでみてください。

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2018/07/29関連リンクの更新

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Written By
dosukoi s
モータースポーツと海外旅行が好き。
家電製品の魅力はもちろん、読者の皆様が疑問に感じることをわかりやすくお伝えできるような記事執筆を心がけて参ります。

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