ベルギーのコンセントに変圧器は必要か解説!プラグのタイプや形状は?

目次

ベルギーのコンセントと変圧器について解説します

ベルギーはヨーロッパの中心に位置し、隣国とのアクセスが抜群の国。首都ブリュッセルを中心に、世界遺産の「グラン・プラス」や「小便小僧」の噴水など観光スポットが点在し、多くの観光客が訪れます。

ベルギーへの旅行や出張に出掛ける際、気をつけておきたいことは電圧コンセント事情です。

日本から持ち込んだ電化製品の使用や、携帯電話やiPhone、デジカメなどの充電ができるのか心配ですよね?

今回の記事では、ベルギーのコンセントの形やタイプ、ベルギーのコンセントプラグの形状、ベルギーのコンセントに変圧器が必要か、について解説したいと思います。

また、ベルギーでの変圧器の購入から、おすすめの変圧器についてもご紹介いたします。

変圧器ベルギー

ベルギーの電圧・周波数・コンセントプラグの形状やタイプは?

ベルギーのコンセントプラグの形状とタイプ

ベルギーのコンセントプラグの形状は、Cタイプ、SEタイプの2種類ですが、一般的にCタイプのコンセントが主流となっています。

日本のコンセントはAタイプで、SEタイプにはCタイプのコンセントが使用できるため、Cタイプの変換プラグまたはマルチ変換プラグが必要です。

■Cタイプのコンセントの形状
変圧器スペイン

丸形のピンが2本並び、丸いピンの直径は4mmです。Cタイプのコンセントのプラグは「ユーロプラグ」とも呼ばれています。

ヨーロッパではほぼ全土で使用できる他、韓国やシンガポール、マカオ、インドなどで用いられています。

■SEタイプのコンセントの形状
フランス変圧器

Cタイプと同じ形状で、丸いピンの直径は4.8mmです。2本のピンの中間にアース用のピンが1本入るタイプもあり、Fタイプとも呼ばれています。

ヨーロッパ諸国、北米や南米、中近東、インド、韓国、中国などで用いられています。

参考元:ビックカメラ.comJAL公式サイト阪急交通社

ベルギーの電圧

ベルギーの電圧は220V(ボルト)です。

日本の電圧は100Vなので、ベルギーで日本の電化製品を使用するには変圧器が必要です。

ベルギーの周波数

ベルギーの周波数は50Hz(ヘルツ)です。

日本の周波数は、富士川(静岡県)と糸魚川(新潟県)を境に、東エリアは50Hz、西エリアが60Hzとなっています。

東エリアで使用している電化製品の周波数はベルギーと同じなので問題はありません。

しかし、西エリアで使用している電化製品で、「周波数が60Hz」と定められている」ものは、ベルギーで使用すると不具合を生じる恐れがあります。冷蔵庫、扇風機、エアコン、掃除機、洗濯機、電子レンジ、乾燥機などが挙げられます。

参考元:MEGA EGG

ベルギーに旅行に行くにはどの変圧器を買えばいい?そもそも変圧器って?

変圧器とは、電圧を変える装置で「トランス」と呼ばれています。

発電所で作られた電気は高圧で、オフィスや家庭などのコンセントに届くまでに変圧器で電圧を100Vまで下げています。

また、電子レンジやテレビなどの電気機器にはあらかじめ変圧器が付属されています。100Vの電圧を、電気機器が必要な電圧に変換することから「電源トランス」と言われています。

海外旅行をする際、日本と同じ電圧の国は少なく、変圧器で電圧を変える必要があります。変圧器で電圧を上げることを昇圧(アップトランス)、電圧を下げることを降圧(ダウントランス)と言います。

ベルギーは電圧が220Vなので、日本の100Vにするため変圧器による降圧(ダウントランス)が必要です。

ベルギー旅行に行く際に必要な変圧器とは、日本の100Vとベルギーの220Vに対応する変圧器、すなわち100V〜220Vの範囲で使用可能な変圧器となります。

変圧器は、必要な場合と不要な場合があります。事前準備として、宿泊先のホテルのアメニティの確認、持ち込む予定のある家電製品の電圧を調べて、必要であれば準備しましょう。

参考元:北川電機株式会社

ベルギーのコンセントの電圧に合うか持っていく家電を確認しよう

電圧はどういう表記で載っている?

電圧は、お手持ちの電化製品の本体やアダプター、電源の裏側、もしくは取扱説明書に記載されています。

「INPUT:◯◯V」または「入力電圧:◯◯V」

例えば、電圧100V-240Vの場合、100Vから240Vまで利用可能なので、220Vのベルギーで使用できます。

なお、日本製の電化製品は国内使用を前提に作られているため定格電圧は100Vです。「100V」としか書いていない製品の場合は変圧器が必要になるのでご注意ください。

ベルギーの電圧に合わない家電はどんなものが?

取扱説明書や本体に記載してある対応電圧を確認し、ベルギーの電圧に対応していない製品には変圧器が必要です。

ドライヤーなどは、電源がショートして壊れるといったケースが報告されていますのでご注意ください。

なお、「海外対応、海外仕様」として販売されている製品であれば変圧器の必要はありません。

本体からプラグまでが一直線のコードになっていてACアダプターのついていない家電製品をベルギーに持ち込んで使用する時は、必ず変圧器を使用してください。

iPhoneは変圧器なしでベルギーのコンセントで充電できる?

変圧器オーストリア

携帯電話やデジカメ、パソコンの充電器のほとんどが240Vまでの電圧に対応しています。

iPhoneの純正充電器(Apple 5W USB電源アダプタ)は「100-240V、50-60Hz対応」につき、世界中で使用が可能です。

ただし、日本国内で販売されているiPhoneの純正充電器はコンセントプラグの形状がAタイプのため、ベルギーで使用する場合はCタイプの変換プラグまたはマルチ変換プラグが必要です。

製品本体またはパッケージ、充電器の裏に記載してある対応電圧に「INPUT:100-240V 50-60Hz」と記載があるものは対応が可能です。念のため、充電器の裏に記載してある対応電圧には目を通しておきましょう。

参考元:Apple公式サイト

ベルギーのホテルのフロントでコンセント用に変圧器を借りよう

ベルギーで日本製(100V)の家電製品を使用する場合は、変圧器が必要です。

ベルギーのホテルでは、変圧器の貸し出しを行っているところが少ないです。

4つ星以上のホテルでは用意されている場合もありますが、現地で借りられるか保証はありません。3つ星クラスのホテルだと貸し出しが無いことが多いです。

使用する予定がある場合は、旅行前にあらかじめメールで問い合わせておくと安心です。

ベルギーの首都ブリュッセルでは、フランス語とオランダ語の2言語が主流ですが、観光客の多いホテルでは英語が話せるスタッフが常駐しているところがあります。各ホテルのサービスで確認しておくとよいでしょう。

ホテルでは英語で会話を試みるか、フロントに単語を見せて伝えてもよいでしょう。

英語で変圧器は「transformer」といいます。ちなみに、フランス語では「transformateur」、オランダ語では「transformator」といいます。

ホテルのフロントで聞いてみましょう!

■変圧器を借りてもいいいですか?

英語:May I borrow a transformer?

フランス語:Puis-je emprunter un transformateur?

変圧器ベルギー

ベルギーの言語を覚えてコンセント用の変圧器を買おう

変圧器を買うのに必要なベルギーの言語

ベルギーでは、公用語はオランダ語,フランス語,ドイツ語の3種類です。地域によって公用語が異なり、母国語がありません。

首都ブリュッセルは、オランダ語とフランス語の2言語が併用されています。

北部はオランダ語、南部はフランス語、ドイツとの国境に近い一部地域ではドイツ語が話されています。

基本的にはオランダ語とフランス語が主流になりますが、観光地のショップやレストランでは英語が通じます。

変圧器は英語で「transformer」、フランス語では「transformateur」、オランダ語では「transformator」といいます。

英語が通じる店員さんに聞いてみましょう!

英語が通じない場合は、変圧器の単語「AC220V→AC100V」と記載したメモを見せて、ダウントランスを必要としていることを伝えるとよいでしょう。

■私は「変圧器」が欲しい。買えますか?

英語:I want a transformer. Can I buy a transformer?

◎買い物の際に使うフランス語を覚えておくと便利ですよ!

■こんにちは(挨拶):Bonjour!(ボンジュー)

■ありがとう:Merci (メルシー)

■さようなら:Au revoir(オルヴォワー)

■いくらですか?:C'est combien?(セ・コンビアン?)

◎買い物の際に使うオランダ語

■こんにちは(挨拶):Hallo(ハロー)

■ありがとう:Dank u wel(ダンキュ・ウェル)

■さようなら:Tot ziens(トツィーンス)

■いくらですか?:Hoeveel kost dit?(フヴェール コスト デト?)

参考元:外務省

ベルギーのどこで変圧器は買えるのか

【Media Markt(メディアマルクト)】

「Media Markt(メディアマルクト)」は、ヨーロッパを中心に店舗を構えるドイツの家電量販店です。ブリュッセル市内にも店舗を構えており、英語を話せる店員もいます。

Media markt公式サイト

【MAKRO】

MAKROはスーパーですが、大型店舗には家電の取り扱いがあります。ただし、購入(入場)するためにはメンバーズカードが必要で、メンバーズカードを作るにはIDカードが必要になるとのこと。日本でいうコストコのようなシステムです。

公式サイトのこちらに、取り扱っている家電製品のラインナップが掲載されています。

MAKRO公式サイト

ベルギー旅行のための変圧器はダイソーで買える?

ベルギーの電圧に対応した変圧器は、ダイソーなどの100円ショップでは取り扱っていません。

ですが、Cタイプの変換プラグは購入できます。

店舗によってはSEタイプの変換プラグもあるかもしれませんので確認されることをおすすめします。

変換プラグは1個ではなく複数個を購入して持って行かれることをおすすめします。

また、デジカメやiPhoneなどの携帯を同時に充電させたい時、1箇所のコンセントから延長コードで2口使用できると便利です。延長コードをダイソーで揃えてもよいでしょう。

なお、延長コードには変圧機能は付いていませんので、海外対応(100V~240V)の機器に使用してください。

ベルギーのコンセントに必要なおすすめ変圧器

GJT 海外旅行用変圧器 海外変換プラグ 降圧 1500W 220V to 100V±10% 2.5A Maxマルチ電源プラグ 対応ヘアドライヤーUK/AU/US/EUマルチコンセント世界通用旅行充電器

100V-240Vの電圧を100Vに自動変換する変圧器です。ベルギーをはじめ、世界150カ国以上で使用できる変換プラグ付きで約260gとコンパクト。最大消費電力1500Wにつき、ヘアドライヤーをはじめ電気ポットなどにも使用可能です。

BESTEK 海外旅行用変圧器 変換プラグ付き 90V-240V to 100V 変換 並行輸入品

90V~240Vを100Vに変換して、ベルギーで日本の家電製品を使用できます。本体の重量は約290gとコンパクトなので持ち運びが楽なのも魅力。許容消費電力は200Wで、ACコンセント3口とUSB4ポート搭載につき、コンセントの数に限りがあるベルギーのホテルでも、スマホやタブレット、デジカメなどを同時に充電できるので便利です。ただし、スマホに充電する際は別途USBケーブルが必要です。 また、Apple端末(iPhone/iPad/iPod)に充電する際はAppleの付属ケーブルを使用してください。

城下工業海外国内兼用大容量変圧器AC220-240V/1500W

長期滞在の方におすすめの変圧器です。海外家電製品の日本国内使用と、日本家電製品の海外使用のどちらもOKなアップ/ダウントランスです。ベルギーはもちろん、AC220-240Vの国で、1500Wまでの日本の家電製品が使用できます。ただし、モーターや熱を発する電気製品(ドライヤーやミキサーなど)は初期電流が定格電流の2〜3倍流れるため、3倍を想定した700Wよりも小さいW数の製品の使用をおすすめします。なお、コンセント口がA、B、C、SEタイプに対応するユニバーサル仕様につき、変換プラグが不要です。

ベルギーで無理に変圧器を使う必要はないかも

ベルギーでは、短期間の旅行や出張の場合、基本的には変圧器は不要です。

電圧のトラブルの多いヘアドライヤーは、ホテルに完備されているものを使用するか、「海外対応」のヘアドライヤーを日本から持ち込んで使用されることをおすすめします。

長期滞在や留学の場合、炊飯器や電気ポットなどは高い電力を使用するので、日本製品を持ち込む場合は変圧器が必要です。

その際、ベルギーで使用したい電気製品の消費電力をカバーできる変圧器か確認しましょう。ただし、大きな電圧に対応した変圧器の購入となると、値段が高くて重さもサイズも大きくなります。

変圧器を購入するよりも、ヘアドライヤーや電子レンジなど大きな消費電力を必要とするものは、欧州仕様のものをベルギーで調達した方が安心で安全に利用できると思います。

ベルギーのコンセントや変圧器について疑問が残ったら

ベルギーのホテルの室内では、充電できるコンセントの数が限られていますので、一箇所のコンセントから延長コードをつなげると便利です。

あくまでも、消費電力が少ない電気機器で利用する方法なので、消費電力が大きいドライヤーなどを使うことは避けてください。

また、電化製品を使用する際、総消費電力量が変圧器の容量を越えないようにすれば、複数の電化製品を同時に使用することができます。

変圧器をレンタルしたり購入する場合、変圧器の容量を確認し、電化製品の消費電力が見合っているか事前に必ず確認しましょう。

なお、変圧器を使って「たこ足配線」をすることは大変危険なので絶対にしないでください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ベルギーのコンセントは、Cタイプ、SEタイプの2種類で、一般的にはCタイプが主流です。

日本のコンセントはAタイプなので、SEタイプのコンセントにも使用できるCタイプの変換プラグまたはマルチ変換プラグが必要です。

また、ヘアドライヤーや炊飯器、電気ポットなどの消費電力の大きい電化製品を使わなければ、基本的には変圧器は必要ないです。

ドライヤーなどは、ホテルに完備されているものを使用するか、「海外対応」の製品を日本から持ち込んで使用されることをおすすめします。

ベルギーで変圧器が必要になった場合、ショップで購入することもできます。しかし、ベルギーでは複数の公用語が存在し、英語での会話が得意でない場合はコミュニケーションが難しいです。

万が一の備えとして、持ち運びに抵抗がなければ、日本で変圧器を買って持っていくと安心です。

ベルギーのコンセントの形状や、コンセントに変圧器は必要か知りたい人にとって、この記事が参考になればと思います。

関連リンク

また他にも様々な国のコンセント事情について執筆しています。気になる方はぜひ合わせて読んでみてください。

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2018/07/29関連リンクの更新

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Written By
dosukoi s
モータースポーツと海外旅行が好き。
家電製品の魅力はもちろん、読者の皆様が疑問に感じることをわかりやすくお伝えできるような記事執筆を心がけて参ります。

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