チェコのコンセントに変圧器は必要か解説!プラグのタイプや形状は?

目次

チェコのコンセントと変圧器について解説します

チェコといえば、首都プラハを中心に中世の街並みが残されている美しい国。プラハ城やヨーロッパ最古の石橋「カレル橋」など、歴史的建造物が数多くみられるとあって人気です。

チェコへの旅行や出張に出掛ける際、気をつけておきたいことは電圧コンセント事情です。

日本から持ち込んだ電化製品の使用や、携帯電話やiPhone、デジカメなどの充電ができるのか心配ですよね?

今回の記事では、チェコのコンセントの形やタイプ、チェコのコンセントプラグの形状、チェコのコンセントに変圧器が必要か、について解説したいと思います。

また、チェコでの変圧器の購入から、おすすめの変圧器についてもご紹介いたします。

チェコの電圧・周波数・コンセントプラグの形状やタイプは?

チェコのコンセントプラグの形状とタイプ

変圧器チェコ

チェコのコンセントプラグの形状は、Cタイプ、SEタイプの2種類です。

日本のコンセントはAタイプなので、そのままでは使用することが出来ません。

一般的に、チェコではCタイプのコンセントが主流となっています。一部施設によってはSEタイプのコンセントも見かけられます。

SEタイプのコンセントにはCタイプのプラグが差せるため、Cタイプの変換プラグ、またはマルチ変換プラグが必要です。

■Cタイプのコンセントの形状
変圧器スペイン

丸形のピンが2本並び、丸いピンの直径は4mmです。Cタイプのコンセントのプラグは「ユーロプラグ」とも呼ばれています。

ヨーロッパではほぼ全土で使用できる他、韓国やシンガポール、マカオ、インドなどで用いられています。

■SEタイプのコンセントの形状
フランス変圧器

Cタイプと同じ形状で、丸いピンの直径は4.8mmです。2本のピンの中間にアース用のピンが1本入るタイプもあり、Fタイプとも呼ばれています。

ヨーロッパ諸国、北米や南米、中近東、インド、韓国、中国などで用いられています。

チェコの電圧

チェコの電圧は220V(ボルト)です。

日本の電圧は100Vなので、日本の100V規格の電化製品をそのまま使用したら不具合が生じる可能性があるため、変圧器が必要です。

チェコの周波数

チェコの周波数は50Hz(ヘルツ)です。

日本の周波数は、富士川(静岡県)と糸魚川(新潟県)を境に、東エリアは50Hz、西エリアが60Hzとなっています。

東エリアで使用している電化製品の周波数はチェコと同じなので問題はありません。

しかし、西エリアで使用している電化製品で、「周波数が60Hz」と定められている」ものは、チェコで使用すると不具合を生じる恐れがあります。

例えば、冷蔵庫、扇風機、エアコン、掃除機、洗濯機、電子レンジ、乾燥機などが挙げられます。

参考元:ビックカメラ.comJAL公式サイトチェコ共和国大使館MEGA EGG

チェコに旅行に行くにはどの変圧器を買えばいい?そもそも変圧器って?

変圧器とは、電圧を変える装置で「トランス」と呼ばれています。

発電所で作られた電気は高圧で、オフィスや家庭などのコンセントに届くまでに変圧器で電圧を100Vまで下げています。

また、電子レンジやテレビなどの電気機器にはあらかじめ変圧器が付属されています。100Vの電圧を、電気機器が必要な電圧に変換することから「電源トランス」と言われています。

海外旅行をする際、日本と同じ電圧の国は少なく、変圧器で電圧を変える必要があります。変圧器で電圧を上げることを昇圧(アップトランス)、電圧を下げることを降圧(ダウントランス)と言います。

チェコは電圧が220Vなので、日本の100Vにするため変圧器による降圧(ダウントランス)が必要です。

チェコへ旅行に行く際に必要な変圧器とは、日本の100Vとチェコの220Vに対応する変圧器、すなわち100V〜220Vの範囲で使用可能な変圧器となります。

変圧器は、必要な場合と不要な場合があります。事前準備として、宿泊先のホテルのアメニティの確認、持ち込む予定のある家電製品の電圧を調べて、必要であれば準備しましょう。

参考元:北川電機株式会社

チェコのコンセントの電圧に合うか持っていく家電を確認しよう

電圧はどういう表記で載っている?

電圧は、お手持ちの電化製品の本体やアダプター、電源の裏側、もしくは取扱説明書に記載されています。

「INPUT:◯◯V」または「入力電圧:◯◯V」

例えば、電圧100V-240Vの場合、100Vから240Vまで利用可能なので、220Vのチェコで使用できます。

なお、日本製の電化製品は国内使用を前提に作られているため定格電圧は100Vです。「100V」としか書いていない製品の場合は変圧器が必要になるのでご注意ください。

チェコの電圧に合わない家電はどんなものが?

取扱説明書や本体に記載してある対応電圧を確認し、チェコの電圧に対応していない製品には変圧器が必要です。

ドライヤーなどは、電源がショートして壊れるといったケースが報告されていますのでご注意ください。

なお、「海外対応、海外仕様」として販売されている製品であれば変圧器の必要はありません。

本体からプラグまでが一直線のコードになっていてACアダプターのついていない家電製品をチェコに持ち込んで使用する時は、必ず変圧器を使用してください。

iPhoneは変圧器なしでチェコのコンセントで充電できる?

変圧器スペイン

携帯電話やデジカメ、パソコンの充電器のほとんどが240Vまでの電圧に対応しています。

iPhoneの純正充電器(Apple 5W USB電源アダプタ)は「100-240V、50-60Hz対応」につき、世界中で使用が可能です。

ただし、日本国内で販売されているiPhoneの純正充電器はコンセントプラグの形状がAタイプのため、チェコで使用する場合は変換プラグが必要になります。

製品本体またはパッケージ、充電器の裏に記載してある対応電圧に「INPUT:100-240V 50-60Hz」と記載があるものは対応が可能です。念のため、充電器の裏に記載してある対応電圧には目を通しておきましょう。

参考元:Apple公式サイト

チェコのホテルのフロントでコンセント用に変圧器を借りよう

チェコで日本製(100V)の家電製品を使用する場合は、変圧器が必要です。

チェコのホテルでは、変圧器の貸し出しを行っているところが少ないです。

現地で借りられる保証はありませんので、使用する予定がある場合は、旅行前にあらかじめメールで問い合わせておくと安心です。

観光客の多い場所に立地するホテルでは英語の話せるスタッフがいる場合もあります。各ホテルのサービスで確認しておくとよいでしょう。

チェコ語は難しいので、英語で会話を試みましょう。ちなみに、英語で変圧器は「transformer」といいます。チェコ語では「Transformátor」といいます。単語を見せて伝えるのもよい方法かと思います。

ホテルのフロントで聞いてみましょう!

■変圧器を借りてもいいいですか?

May I borrow a transformer?

変圧器チェコ

チェコ語を覚えてコンセント用の変圧器を買おう

変圧器を買うのに必要なチェコ語

チェコでは、公用語はチェコ語ですが、スロヴェキア語も通じます。また、中・若年層には英語、高年層にはドイツ語が比較的通じます。

ただし、日本語は通じません。
観光スポットのパンフレットやレストランのメニューに、ごく稀に日本語の記載がある程度なので期待しない方がよいでしょう。

基本的にはチェコ語が主流になりますが、観光客の多いショップでは英語が通じるところもあります。

変圧器は英語で「transformer」、チェコ語で「Transformátor」といいます。

英語が通じる店員さんに聞いてみましょう。英語が通じない場合は、変圧器の単語「Transformátor」「AC220V→AC100V」とダウントランスを必要としていることを伝えるとよいでしょう。

■私は「変圧器」が欲しい。買えますか?

I want a transformer. Can I buy a transformer?

買い物の際に使うチェコ語を覚えておくと便利ですよ!

■こんにちは(挨拶):Dobrý den!(ドブリー デン!)

■ありがとう:Děkuji!(ヂェクイ!)

■さようなら:Na shledanou!(ナ スフレダノウ)

■これはいくらですか?:Wie viel kostet das?(コリック ストイー イェデン クス?)

参考元:チェコ共和国大使館

チェコのどこで変圧器は買えるのか

【Tesco Hypermarket (Novy Smichov) テスコ ハイパーマーケット (ノビー スミチョフ店)】

イギリス系のマーケットチェーン「Tesco」の店舗ブランドで、大型商業施設に入っている「Hypermarket」または「Extra」には家電製品の取り扱いがあります。

観光客でも立ち寄りやすいのが、プラハの地下鉄「Andel」駅近くのショッピングモール「ノヴィー スミーホフ」内にある「Tesco Hypermarket」で、2階に家電製品売り場があります。

住所:Radlicka 1/b 150 00 Praha 5

Tesco Hypermarket (Novy Smichov)公式サイト

【Alza(アルザ)】

チェコの大型家電量販店といえば「Alz」。日本とは異なる買い物の方法です。

まずはインターネットの「Alza」のサイトで商品を選びます。

次に、商品の受け取り方法(店舗または郵送)と支払い方法(店舗での支払いまたはクレジットカード)を選択します。

携帯電話のSMSで、商品が店舗に届いたという通知と、そこに発注番号が記載されています。

店舗にて、発注番号を自動支払い機に入力し、現金での支払いを終えると番号札が出てきます。

待合室のような商品受取所にて、自分の番号の呼び出しを待ち、呼び出されたらカウンターへ商品を取りに行きます。

クレジットカードでの一括払いの場合は、身分証明書の提示が必要です。また、実際の店舗で見て選んでその場で購入することも可能とのこと。

【Albert】

オランダ系のマーケットチェーン「Albert」のブランド店舗、大型商業施設に入っている「Hypermarket」では、家電製品の取り扱いがあります。

参考元:Albert公式サイト

チェコ旅行のための変圧器はダイソーで買える?

チェコの電圧に対応した変圧器は、ダイソーなどの100円ショップでは取り扱っていません。

ですが、Cタイプの変換プラグは購入できます。

店舗によってはSEタイプの変換プラグもあるかもしれませんので確認されることをおすすめします。

変換プラグは1個ではなく複数個を購入して持って行かれることをおすすめします。

また、デジカメやiPhoneなどの携帯を同時に充電させたい時、1箇所のコンセントから延長コードで2口使用できると便利です。延長コードをダイソーで揃えてもよいでしょう。

なお、延長コードには変圧機能は付いていませんので、海外対応(100V~240V)の機器に使用してください。

チェコのコンセントに必要なおすすめ変圧器

GJT 海外旅行用変圧器 海外変換プラグ 降圧 1500W 220V to 100V±10% 2.5A Maxマルチ電源プラグ 対応ヘアドライヤーUK/AU/US/EUマルチコンセント世界通用旅行充電器

AC220~240Vの電圧をAC100V~120Vに変換する変圧器です。最大消費電力1500Wの大容量につき、1500W以下のヘアードライヤー、ヘアアイロン、電気ケトルなどの使用が可能です。また、マルチ変換プラグ付きなので、チェコをはじめ150以上の国で使用できるのも魅力。コンパクトサイズで持ち運びも便利です。

BESTEK 海外旅行用変圧器 変換プラグ付き 90V-240V to 100V 変換 並行輸入品

90V~240Vを100Vに変換する変圧器で、チェコで日本の家電製品を使用できます。本体の重量は約290gとコンパクトなので持ち運びが楽なのも魅力。許容消費電力は200Wで、ACコンセント3口とUSB4ポート搭載につき、コンセントの数に限りがあるチェコのホテルでも、スマホやタブレット、デジカメなどを同時に充電できるので便利です。
ただし、スマホに充電する際は別途USBケーブルが必要です。 また、Apple端末(iPhone/iPad/iPod)に充電する際はAppleの付属ケーブルを使用してください。

カシムラ 海外国内用型変圧器 220-240V/2000VA NTI-20

長期滞在の方におすすめの変圧器です。海外家電製品の日本国内使用と、日本家電製品の海外使用のどちらもOKなアップ/ダウントランスです。チェコをはじめ220-240Vの国で2000Wまでの日本の家電製品が使える大容量につき1台あると重宝します。
サーマルプロテクタ(自動復帰)およびヒューズが内蔵されている安全設計。本体はAタイプのコンセントプラグにつき、チェコでの使用時は変換プラグが必要となります。

チェコで無理に変圧器を使う必要はないかも

チェコでは、短期間の旅行や出張の場合、基本的には変圧器は不要です。

電圧のトラブルの多いヘアドライヤーは、ホテルに完備されているものを使用するか、「海外対応」のヘアドライヤーを日本から持ち込んで使用されることをおすすめします。

長期滞在や留学の場合、炊飯器や電気ポットなどは高い電力を使用するので、日本製品を持ち込む場合は変圧器が必要です。

その際、チェコで使用したい電気製品の消費電力をカバーできる変圧器か確認しましょう。大きな電圧に対応した変圧器の購入となると、値段が高くて重さもサイズも大きくなってしまいます。

変圧器を購入するよりも、ヘアドライヤーや電子レンジ、充電タイプではない掃除機、アイロンなどの大きな消費電力を必要とするものは、欧州仕様のものをチェコで調達した方が安心で安全に利用できると思います。

チェコのコンセントや変圧器について疑問が残ったら

イギリスを除く欧州諸国とチェコでは、かつてはSEタイプのコンセントが主流で、現在はその後継タイプのCタイプのコンセントが主流となっています。

古いホテルや一般家庭では、昔ながらのSEタイプのコンセントが残っているところもあり、施設によっては混在していることもあります。

ただし、SEタイプのコンセントにはCタイプのコンセントプラグが差せるので、Cタイプの変換プラグまたはマルチ変換プラグがあれば問題ありません。

電化製品を使用する際、総消費電力量が変圧器の容量を越えないようにすれば、複数の電化製品を同時に使用することができます。

変圧器をレンタルしたり購入する場合、変圧器の容量を確認し、電化製品の消費電力が見合っているか事前に必ず確認しましょう。

特にドライヤーやヘアアイロン、電気ポットなどは、大きな消費電力を消費するので注意が必要です。

なお、変圧器を使って「たこ足配線」をすることは大変危険なので絶対にしないでください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、チェコのコンセントは、Cタイプ、SEタイプの2種類で、一般的にはCタイプが主流で、施設によってはSEタイプもみられることがわかりました。

日本のコンセントはAタイプなので、SEタイプのコンセントにも使用できるCタイプの変換プラグまたはマルチ変換プラグが必要です。

また、ヘアドライヤーや炊飯器などの消費電力の大きい電化製品を使わなければ、基本的には変圧器は必要ないです。

ドライヤーなどは、ホテルに完備されているものを使用するか、「海外対応」の製品を日本から持ち込んで使用されることをおすすめします。

チェコで変圧器が必要になった場合、ショップで購入することもできます。ただし、チェコでは母国語以外でのコミュニケーションが難しいです。

持ち運びに抵抗がなければ、日本で変圧器を買って持っていくと安心できると思います。

チェコのコンセントの形状や、コンセントに変圧器は必要か知りたい人にとって、この記事が参考になればと思います。

関連リンク

また他にも様々な国のコンセント事情について執筆しています。気になる方はぜひ合わせて読んでみてください。

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2018/07/29関連リンクの更新

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dosukoi s
モータースポーツと海外旅行が好き。
家電製品の魅力はもちろん、読者の皆様が疑問に感じることをわかりやすくお伝えできるような記事執筆を心がけて参ります。

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