はじめまして。Norisと申します。以前はiPhone付属のEarPodsを使用していましたが、壊れてしまったため新しいものの購入を検討していました。今後はiPhoneを筆頭に、スマホにイヤホンジャックがなくなるという前提で、Bluetoothのイヤホンでいいものがあればと探していました。有線のイヤホンの方が音質がいいなどのレビューをよく見ますが、Bluetoothでどの程度の音質かを評価の一つにし探しています。私のイヤホンを探す優先順位は「音質」と「デザイン性」です。音質に関しては大したこだわりはないのですが、TechnoやHouseMusicなどをよく聴くので、重低音と音のクリアさに重点を置いて試聴します。デザイン性に関してもかなり重視します。使用するスマホは基本的にiPhoneなので、デザインも相性のいいミニマルなものを好んで購入します。
今回購入したイヤホンは「SKULLCANDY Ink'd Wireless」です。価格は\5,540と、Bluetoothイヤホンにしてはお手頃な価格帯であること。そして何より音質が価格に見合って素晴らしいという点が評価のポイントです。ベースの効いた音楽を好む私にとっては最適なイヤホンです。デザインに関しては、価格相当かなと感じます。SKULLCANDYというブランドは聞いたことがなかったのですが、アメリカで音楽、ファッション、スポーツ、アート、フィルムなどのカルチャーを融合したアメリカ発のブランドらしくカジュアルな印象です。それでは、全体の詳細レビューを進めていきます。
音量を上げると少し音割れを感じます。ボーカルなどはクリアに聞こえるのでそこまでは気になりませんが、電子音の高音は気になる方もいらっしゃるかもしれません。そのため音漏れも少しですが気になります。高音域がシャカシャカと漏れるイメージです。大音量で聴かなければ気にならないレベルですので、総じてみると比較的高音域はクリアと言えると思います。
中音域はとてもクリアに聴こえます。高音域に持っていかれがちですが、しっかり中音域も感じることができます。低音域とのバランスも非常によく、安定した音域でTechno Musicもとてもクリアに聴こえ心地よいです。やはり高音域をもう少し下げることができればと残念に感じますが、満足できるレベルです。
低音域は問題なく星5つです。正直重低音に関してはそこまで期待していませんでしたが十分です。聴く音楽のジャンル的に大音量で聴くことが多いのですが、音量をあげても迫力のある重低音が体感できます。デザインの印象通り、クラブミュージックが好きな若めの層には満足されるイヤホンだと感じます。なかなかこの価格帯では低音を感じることができないので評価できるポイントです。
ロックなどの音楽はあまり聴かないのですが、ためしに聴いてみました。ドラムの音がやや軽く聴こえてしまいます。高音域がよく効いているせいでしょうか。ギターの音、ベースの音も存在感は感じますが全体的にやかましく聴こえてしまいました。プレーヤー側で音質を調整すれば解決できるレベルかとは思います。ベースの効いたクラブミュージックの方が適しているのかもしれません。
デザイン面では価格相当かなと正直感じます。イヤーパッド部分にデザインがされていたりと、細かなデザインがお好きな方は満足されるイヤホンかと思います。コストパフォーマンス面では特に音質面で優れています。同価格帯のものの中では上位に入るのではと思う音質でした。最初の印象は逆で、デザイン重視(イヤーパッド、パッケージデザインなど)で、音質は二の次では??という印象でしたが、全く逆でした。\5,000台でこの音質であれば文句はなしです。
アメリカ発のブランドとのことで、プロモーションから海外デザインという印象を強く受けます。スカルのデザインに好き嫌いは分かれるでしょうが、ブランドのオリジナリティがあっていいのではないでしょうか。フォーマルよりかはカジュアルな服装の方がマッチするデザインだと感じます。ストリートっぽい印象を受けます。年齢層も比較的若めの方の方がマッチするのではと感じます。まさにメーカーがプロモーションで使用している外国人のイメージの印象です。
なんと軽さは24gということで、まさにつけていない感覚になります。かといって、全長も長めに設計されているので耳に装着せずくびからぶらさげているときも「軽すぎて知らないうちに落ちている」なんていうことはおそらくですがないでしょう。ストレスを全く感じることなく装着できることはこのイヤホンの特徴的な部分の一つです。ワイヤレスだけでもストレスフリーなのに、さらに重さを感じない。とにかくストレスを感じたくないという方にはもってこいのイヤホンでしょう。
オリジナリティの部分はやはりコストパフォーマンスでしょうか。ジャンルは問いますが、低音重視の程価格帯のイヤホンをお探しの方には最高の商品です。操作も非常にシンプルです。ましてや軽量タイプでストレスフリー。ブランドロゴのスカルのデザインが入っていることも特徴の一つかと思います。お若い方にはきっと人気のイヤホンになるでしょう。
ボタン操作は基本的に3箇所で行います。とてもシンプルな設計です。電源オンもスカルボタン長押しと、非常にわかりやすくなっています。もちろんBluetoothでペアリングも問題なく行えます。マイクもしっかり付いていますのでハンズフリー通話も可能です。ワイヤレスタイプですが、それでもわずか短いケーブルは気になるものです。しかし、SKULLCANDY Ink'd Wirelessは本体に移動式のワイヤーを固定できるパーツがついています。これがあることで無駄にワイヤーがブラブラとなることもなく、よりストレスを感じず楽しむことができます。
高音域が外部へ漏れる可能性があります。まさにシャカシャカと漏れる感じですので、マナーが必要な場所ではボリュームを低めにしておくことが必要です。フィット感もいいので、逆に外部の音は入って来ず、しっかり音の世界に入り込むことはできるでしょう。個人的には大きく気になる部分ではないので星は3つにしておきます。
軽さがとても印象的なイヤホンです。スポーツ時はもちろん、家でリラックスしている時も着けている使用感がほぼないので、ストレスなく音楽を楽しむことができます。最大10m圏内ではBluetoothが届くようなので、家事をしながら、本を読みながらなど、様々な家でのシーンにマッチすることでしょう。ワイヤレスイヤホンにおいて「軽さ」がとても重要であることを認識させてくれたイヤホンです。デザイン性とは相反してリラックスできるイヤホンです。
ロックなどの楽器の音が重視の音楽よりかは、やはりダンスミュージックの方が適していると感じます。重低音がしっかりしていることと、クリアな音質はとても迫力があります。私はTechno,House,Tranceのような音楽をよく聴きますので、SKULLCANDY Ink'd Wirelessはとても最適なイヤホンだと感じています。
SKULLCANDY Ink'd Wirelessは正直期待以上の商品でした。価格帯が\5,000台と、割と手頃に楽しめるイヤホンと思いきや重低音の迫力に驚きました。前述しましたが、ロックなどの音楽よりかはベースミュージックの方が向いているでしょう。クラブミュージックがお好きな方向けかなと感じます。私は重低音、音のクリアさを重視しますので、気に入って使用できました。機能面もシンプルで、操作に困ることはありませんでした。何よりワイヤーの長さを調整できるアジャスターのようなものが装備されていることに感動しました。総合的に見て、音楽のジャンルは問いますがお勧めできるイヤホンです。