トースターの温度は何℃?ワット数と温度を比較してみた

この記事を執筆するにあたって

ガスコンロで加熱することが多かったのですが、パンを手軽に焼いて食べたい、時短料理を作りたいと思い立ち、トースターの購入を決めました。購入するにあたりいろいろある製品を比較して購入しました。

Written By 黒澤 まち

目次

トースターの温度について解説します

ガスを使わずに焼き目をつけたり、加熱をすることができるトースター。トースターと一言にいっても種類がいろいろあり、トースターによって温度が異なることもあります。
時短料理を実践しようと何も調べずにトースターを購入したところ、希望していた温度まで上がらず料理に失敗してしまった過去があり、改めてトースターについて調べてみると、いろいろな機能や特徴、温度の関係などがあることが分かりました。
今回はトースターと温度の関係をさらに深く調べてみましたので、ご紹介します。
トースター

トースターの温度とワット数の関係について調べてみた

トースター売り場やカタログを見ると、本体のスペックに「〇〇W」の記載があります。これは製品のワット数を示しているのですが、ワットは消費電力の量を示しており、その製品で最大使用することができる消費電力量を表しています。
消費電力量のワット数が大きくなると、希望の温度に達するまでの時間は短くすることができます。しかし、「希望の温度」と書いた通り、ワット数だけでは単純に温度を算出することはできません。例えば同じ温度でもワット数が大きいほうが早くその温度に到達することになります。
ここではワット毎に対応している製品で適応可能な温度より、ワット毎の温度を紹介します。

ワット

100W

あまり製品としては見かけませんが、100Wの場合は100度程度を想定して設計されている物が中心です。

500W

このクラスの製品は180度前後を想定して設計している製品が中心です。

1500W

このクラスは電子オーブンタイプも含まれますが、240度前後を想定して設計している製品が中心です。

トースターのおすすめ【温度別】

前章では、トースターの温度とワット数の関係について確認しましたが、ワット数だけでは一概に温度を算出できないことがお分かりいただけたかと思います。
トースターでは温度設定を行って料理することも多々あり、私も時短料理をする際には「〇度で〇分」などといった指定がされることがよくあるので、トースターの温度設定は重要で、温度設定が細かくできるトースターは非常に重宝します。
ここでは、温度設定ができるトースターを一部ですがピックアップして紹介したいと思います。

トースター加熱

〜100℃までの温度を含んだ設定が可能なトースター

コイズミ KOS-1013

このトースターの温度は80℃から230℃までの温度設定が可能で、100℃以下の設定が重宝するのは、冷凍食品などの深部まで冷えている製品を温めるときに非常に重宝します。
高温で調理してしまうと、表面が焼き色がついているのにもかかわらず、内部は温まっていないためにさらに温めなおすと今度は表面が焦げてしまって、それでも中身が温まらないといったことが起きてしまうことがあります。
100℃以下の設定では、表面を焼き色を付けつつ、中身もゆっくりと温められるので、焦げ付きにくく、中身も温まりやすくなるので、フライ系を温める際にはこの温度設定が可能なKOS-1013は非常に便利です。
また、間口が広く、下部にパンくずなどの受け皿トレーがあるので、パンくずなどの掃除も汚れを下部に落としてそのままトレーを引き出して捨てるだけで行えるので、とても楽に掃除ができます。

アイリスオーヤマ POT-413-B

このトースターの温度は80℃から240℃までの温度設定が可能で、庫内もトースト4枚分が広げて入れることができる大きさなので、ピザなど大きな具材を調理も楽に行うことができます。
料理の調理用に利用したり、お菓子作りに利用したりするにはちょうど良い製品で、個人的には非常にコストパフォーマンスはよい製品だと感じました。
また、掃除も下部にあるトレーを引き出してパンくずを捨てることができるため、メンテナンスも楽にできます。

100℃以上〜の温度を含んだ設定が可能なトースター

象印 ET-GM30-BZ

このトースターの温度は80℃から250℃の高温域まで設定が可能で、特にモード設定ができる点が特徴です。
モード設定を使うことで、例えば手作りパンコースもあり、このトースター一つで、常温の一次発酵後の工程であるパンの二次発酵から焼き上げまでを行うことができます。
また、サクふわコースというコースもあり、こちらはトースターに搭載されたマイコンで温度を調整しながら加熱をコントロールし、中身をゆっくりと温め、最後に表面を高温で焼き上げを行います。食パンをトーストする際に便利なコースで、トーストの表面はサクサクして、中身はふんわりとした食感で味わうことができるコースもあります。そのほかにもトースターの温度をうまく調整して調理を行うコースや機能が搭載されているので、このトースターを取り入れることで調理の幅を広げることが可能です。
個人的に非常に便利だなと感じたのがおもちを焼くための網が付いており、このトースターがあれば焼餅を手軽に楽しめるので、非常に便利だなと感じました。

トースターの温度に関する注意点とは?

ここまではトースターを温度の観点から調べてみましたが、火を使うものではなく、電気を使うものですので気になるのはその消費電力であったり利用率など電気に関する部分かと思います。温度を高くする分消費電力が高くなるのか、などここではトースターの温度に関して影響する電気の観点からみていきたいと思います。

報知器

トースターはどのくらいの電気を使うの?

トースターは温度を高くして焼き目を付けたり、調理をしたりすることが多いのですが、どのくらい電力を使うのでしょうか。
ここでは、前章おすすめのトースターで紹介しました象印 ET-GM30-BZを例にとって算出してみます。
カタログを確認しますと、ET-GM30-BZは消費電力が「1300(W)」と記載がありました。通常利用時は常にフルパワーで動くことはありませんが、1時間で1300Wの電気を消費することが分かります。
トースターのワット数だけ出してもピンとしないかもしれませんので、参考までに、一般的なデスクトップパソコンは70W、冷蔵庫ですと大きさなどにもよりますが、150W~600W、電子レンジも製品にもよりますが300W~800W、エアコンも大きさや冷暖房、気温で変わりますが100W~1200Wですので、トースターの消費電力の大きさはお分かりいただけるかと思います。

プラグ

電気を多く使うとどうなるの?

トースターの消費電力が大きいのが分かりましたが、トースターはそれだけ電力を消費するということは、言い換えれば家庭内の電気にそれだけの負荷がかかるということです。
どういうことかといいますと、電気の仕組みの話にはなりますが、電気の契約は一般的な家庭では30~60A(アンペア)の契約をしていることが多いです。その契約数のアンペアがその家庭内で利用できる電流の上限値です。もしその契約の上限値を超えるとどうなるのかというと、電気の受け口であるブレーカーが家庭内の電流の上限値を超えたと検知すると、電気の供給を遮断する動作をします。これが「ブレーカーが落ちる」状態です。ブレーカーは家庭内に電流を多く流しすぎないように制御をしています。
電流、アンペア、と言っていますが、ワットの話は出てきたけれど、トースターのアンペアはどうやって調べるのかといった疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、アンペアはワットから算出することができます。
「電流(A:アンペア)=消費電力(W:ワット)÷電圧(V:ボルト)」
この計算式より計算することができます。またここで新しいワード「電圧(V:ボルト)」が登場しましたが、日本国内であれば、電圧は100(V)で供給されています。ここは国によっては変わりますが、日本で計算をする場合は100Vであることを覚えておいていただけると今後役に立つかもしれません。
それでは、この条件で先ほどの象印ET-GM30-BZのトースターのアンペアを計算しますと、
「1300(W)÷100(V)=13(A)
トースターは13アンペアの電流を必要とすることが分かりました。
仮に家庭の契約アンペア数が30アンペアの場合は、およそ半分のアンペア数を必要とすることが分かります。トースターだけを使用するならば半分ほど余裕がありますが、家庭内ではそのほかにも冷蔵庫やエアコン、パソコン、照明機器や洗濯機などの家電製品もありますので、トースター以外の家電製品を利用している中でトースターを利用すると、少ないアンペア契約では過電流となってブレーカーが落ちてしまうことになってしまいます。特に夏場や冬場などはエアコンや冷暖房機器を使うことが多く、これらの機器もフルパワーで動いていればより過電流でブレーカーが落ちやすくなります。
また、一番影響が出てくるのが電力を消費する=電気を使うことになるので、電気代もかかってきます。
電気代も例として算出してみましょう。
想定として、トースターを1日あたり30分間毎日使った場合の1か月の電気代を計算しますと、(1か月30日として計算します)
1kWhの単価を27円とした場合、電気料金の計算式は、
「消費電力(W)÷1000×使用時間(H)×1(kWh)の単価×日数(D)=1か月の電気料金」にて算出できます。
今回は30分ですので、使用時間(H)を分単位にするために60で割ります。(30÷60=0.5)使用時間は0.5(H)として計算します。各値を代入すると、
「1300(W)÷1000×0.5(H)×27(円)×30(D)=526.5(円)≒527(円)」
トースターを使うと、1か月あたり527円かかることが分かりました。
多めの想定ですので、実際にはここまではかからないとは思いますが、消費電力が大きいものは使えば使うほど電気代も比例してかかりますので、トースターの温度を適切に調整して賢く使いたいものです。

参考元:電気料金計算

まとめ

今回はトースターの温度についていろいろな角度から調べてみました。
トースターは種類が多いので、利用する用途に応じてより良いものをチョイスしていただければと思いますが、細かい温度調整やワットの選択ができる製品は電気の使用量や電気代からみると非常に有用ですので、トースター選びをされる際に選定ポイントや判断材料の1つとして活用していただくのもありかと思います。

トースト

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黒澤 まち
疑問から納得へ
はじめまして、実際に使ってみたいけれど、初めてのものは不安や疑問がたくさんあると思います。 疑問をもったらもうスタート地点には立っています。 その疑問が少しでも納得になれるように、疑問解決に役に立つような情報をわかりやすくご紹介できるようがんばります! よろしくお願いします。

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