アイロンプリントシールで自作オリジナルTシャツが作れる⁉

目次

アイロンのプリントシールについて解説します

今回は、プリントシールの紹介をしてみたいと思います。
進めて行く前にまず、「プリントシールって何?」と、疑問に思う人も居るのではないでしょうか?
プリントシールがどんなものか?どのように使っていくのかを踏まえて解説して行きましょう

アイロンプリントシールとは?

布などにアイロンで転写できるシート

まず始めに、アイロンプリントシールとは何なのか?ですね。
読んで字のごとく、アイロンを利用して絵柄などをプリントするためのシールがアイロンプリントシールと言うことになります。
基本的には、アイロンの熱で文字や絵を転写するための【転写式】の物の他、アイロンの熱で接着を行う【ラバーシート式】にタイプが分かれています。
自分の気になる使い方に応じてシートを選び使い分けることで、普通のお店で販売されているようなおしゃれなプリントTシャツが作れてしまうおすすめアイテムになっています。

アイロンプリントシールでできる事

では、そのアイロンプリントシールではどのような事が出来るのでしょうか?
転写や接着はどんな素材にでも出来るのか?等の注意点も含めて解説していきたいと思います。

布などへのオリジナル転写

まずは一番基本の使い方となる、布などへの転写に関してです。
どのような素材のシールを使うのかでも多少の違いはあるかと思いますが、基本的には【綿100%】の布製品か、【50%以上の綿とポリエステル混紡】の製品が転写可能な素材となっています。
化学繊維のみで作られた布などでは、うまく転写が出来なかったりすぐに剥がれてしまう恐れがあるため使用が推奨されていないのが現在の実状だと思います。

転写の注意点

転写する為には、アイロンの熱を利用します。
転写の大まかな流れとしては

  • アイロンの熱(150℃~180℃)でプリントシールの樹脂が溶け出す
  • 溶け出した樹脂が、転写する側の布の繊維に染み込み転写が完了

と、溶かした物が別の場所で固まるようなイメージになっています。
その為、どのような布製品でも使えるのか?という疑問には残念ながらNOという返答になってしまいます。
大前提として、アイロンの熱で布そのものが溶けてしまう恐れがある場合は転写は不可能という事になります。
実際の使用を考える際には、その素材の耐熱温度なども考慮する必要があるなどの注意点もありますので気を付けましょう。

アイロンプリントシールの種類や選び方

プリントシールの大まかな仕様を説明した後、ここではその種類や選び方などを解説していきたいと思います。
どのような色の絵柄を転写するかでもシートの選び方などが変りますので、是非参考にしてみて下さい。

白・淡色用

まずは白・淡色用に関しての解説となります。
実は、濃色やカラー布用と比べても素材その物に大きな違いがあったりはしないのです。
では、何故白や淡色用となっているのか?と言いますと、ベースとなるシールの下地部分の色が違っているのです。
白い生地の布に対しては背景が半透明に近い白・淡色用のプリントシールなら、転写後の見た目が綺麗に収まるのでおすすめであるという事になります。

濃色・カラー布用

こちらは淡色用に対して濃色用です。
実際こちらも素材その物に大きな違いは無く、下地となる生地部分の色味がこちらは白が強いという特徴があります。
淡色用のプリントシールのように半透明な下地ではないので、濃い色の布地に転写する際にも色が透けて見えてしまうと言う問題も起きにくい作りになっています。
もちろん、濃色だけではなく柄物の布の場合でも裏が透けて見えることが無くおすすめですね。しかし、背景が透けて見えるような状態で転写がしたいのか、柄が透けて見えては困るのかで濃色用と淡色用のプリントシールのどちらを使うべきかは異なると思います
転写予定の布、及び転写したい絵柄やイラストに応じて考えてみるのがおすすめですね

アイロンプリントシールの使い方

アイロン プリント シール

この項目では、実際のアイロンプリントシールの使い方に関してご説明です。
アイロンを使って転写が完了するまでの手順を簡単にではありますがまとめてみました。
順を追って説明していきたいと思います。

手順① 転写する絵柄の印刷

まずは転写する絵や文字などを決めなければ意味がありません。
希望する絵柄やイラストを自身で作ったり、お気に入りの写真などを利用してみたり。
大きさや色などを決めたら、プリンターを使ってアイロンプリントシールに印刷をしていきます。
この際の注意点として【反転が必要か否か】という問題が発生します。
使用するアイロンプリントシールによりますが、比率としては反転して転写されるシールが多いので、文字などを転写する際には特に注意が必要です
「逆に、反転された文字を転写する」というデザインもおしゃれで良かったりしますので個人の好みも合わせて考えてみて下さい。

手順② アイロンを使っての転写

続いて、印刷の完了したプリントシールを使って転写の作業を行います。
行う事そのものは【アイロンを使って押しつけるように転写をする】という事ですが、その工程にも多少の注意点があります。特にポイントとなる部分を抑えながら作業をすることで、仕上がりの品質にも大きく影響してきます。アイロンの実際のかけ方などでポイントとなるのは次の部分です。

  • アイロンでの圧着時はスチームを使わないように。
  • 推奨されている温度を確認しましょう(高温すぎると変色したり布地が溶ける場合も)
  • 全体に均等に圧力をかけていくようにアイロンをかけるのがおすすめです
  • 充分に冷えてから台紙を剥がしましょう(冷める前に台紙を取ると絵柄などが一緒に剥がれてしまいます)
  • 仕上げ紙を敷いて、抑えるように数秒ずつアイロンを当てて仕上げを行います。

この様に、単純な作業と思われるアイロンでの転写作業も意外と奥が深い物。
焦って作業を行うとやはり失敗しやすいと思いますので、「ゆっくりと落ち着いて」進めて行きましょう

アイロンプリントシールでオリジナルTシャツを作ろう

アイロン プリント シール

手順も大まかにご説明を行ってきましたが、ここではいよいよオリジナルTシャツの作成に関しての解説です。
自分のお気に入りの写真だったり、自作のイラストなどを用いて作ったオリジナルTシャツは【まさにこの世に1枚だけのTシャツ】です。是非チャレンジしてお気に入りの1着を作ってみて欲しいと思います。

手順① デザインを決めましょう

まずは、基本となるデザインを決める所から始めましょう。
写真などを用いても良いですし、自分で絵を描いたりイラストを描くのが好きな人はPCを使って作成してみても良いと思います。
ただし、あまり複雑な形をしていたり細かい模様などは転写の際に苦労する原因ともなりますので注意が必要です。

手順② 絵柄に合わせてプリントシールをカットします

続いてはカッティングです。もちろん単純に大きくカットするだけでも転写は可能ですが、転写するTシャツの色などによっては下地の部分が入る事で見た目を損なう可能性も。細かい絵柄などではカットも大変ですが、大きな文字だったりする場合は文字に合わせてカットしてみるのもおすすめになると思います。
また、【下地の部分も模様の1つとして形を工夫してカットする】のも面白いと思いますよ

手順③ アイロンを使って転写

カットまでが終れば、後は上記手順を参考にTシャツに転写を行いましょう

  • アイロンは体重をかけて押さえつけるように
  • 転写後は冷めるまで台紙を剥がさずに
  • アイロンのかけすぎは変色などの原因になるので押しつけすぎに注意して

と、ポイントを抑えて落ち着いて作業をすれば大丈夫です。
特別な技能を要求されるという作業でもありませんので、この後記載する注意点などと合わせて落ち着いて作業を行って下さい。

注意点

アイロンを使い、思うよりも簡単に転写の出来るアイロンプリントシールですが使用するにはもちろん幾つかの注意点も存在します。特に、【オリジナルTシャツを作る】という点だけではないですが、どんな注意点が考えられるかをご紹介致します。

・著作権などに注意

【オリジナル】という響きはとても心地良いものですが、転写する物の全てが1からオリジナルで作ったという人も居れば、逆に「良い絵柄があったから使ってみた」と言う人ももちろん居ると思います。
実際作成は自分で行ったとしても、その素材となる絵やイラストにはもちろん【著作権】という物が関係してきます。特に、有名なキャラクターやアニメなどのイラストを無断で転用して使用すればそれは著作権の侵害とみなされてしまいますので思わぬトラブルに発展する可能性すらあります。
自分で撮影した写真などであっても、人物が写り込んでいれば肖像権の侵害になり得るケースもありますので、素材となる絵柄などは、使用しても大丈夫なものかどうか一度しっかりと確認した上で使用するようにしましょう

・火傷や火事にも注意を

1つめは転写する内容に関してでしたが、こちらは転写を行う際などの注意点として挙げておきます。
アイロンは非常に高熱になるものですので、取り扱いを誤れば火傷の危険性もあります。また、最悪の場合には近くの何かに引火してしまい火事を引き起こすという事もあるかも知れません。

  • 作業をする際には、充分に広い場所で近くに燃えやすい物を置かないようにしましょう
  • しっかりとアイロン台などを使用して作業を行いましょう
  • 使用がおわれば、安定した場所で電源を切りアイロンを充分に冷ましましょう

と、上記の様に作業を進める上であったり作業を終えた後に関しても注意点が出てきます。
想定外の事故などで大きな被害を受けることが無いように、注意して作業を行って頂きたいと思います。

アイロンプリントシールは洗濯に弱い?

アイロン プリント シール

使用法や注意点をお伝えした後で、ここではプリント後に関して解説を行います。
店頭で売られているプリントTシャツなどと比べて、「自分で転写した物」となれば品質面はどうなのかと心配する人も少なからず居ると思います。特に、布製品である以上は使用後にはいずれ洗濯をしなければなりません。
洗濯する場合の耐久面などはどうなのか?と言った部分に関して解説です。

アイロンプリントシールだから弱いという事は無い

結果からお伝えしてしまえば、アイロンプリントだから洗濯したらすぐに落ちてしまうと言う事ではありません。
「転写した布地の素材は推奨されている素材の物だったか?」等で、耐久面に差は出ると思いますが、洗濯する際の取り扱いをしっかりしていれば何度か洗濯しても特に剥がれること無く使えるので特に不安に考えなくても良いと思います。もちろん、初めの転写がうまくいかなかった物などはやはり剥がれやすいという結果になりますので注意が必要です。

洗濯の仕方をしっかり確認しよう

洗濯が大丈夫と言っても、洗濯機の中では衣類同士は大きくぶつかり合い、こすれあう物です。
出来るだけ長持ちさせるためには洗濯の仕方を少し工夫することも大事になると思います。
【プリントした物は洗濯ネットに入れる】【洗濯マークを確認して洗濯する】と言った具合に、洗濯する際には素材に合った洗濯の仕方をしっかり行う事と併せて、デリケートな物を洗濯する時と同じくネットに畳んで入れてから洗濯機に入れるという方法もおすすめになります。

まとめ

今回も少々長めとなってしまいましたが気になる情報は見つかりましたでしょうか?
実際筆者自身も、プリントシールを使い転写を行ってみたりして、電子タバコケースなどの小物入れを自作出来たりと意外に良い使い勝手に驚きました。
アイロンを使っての作業なので、普段アイロンを使わない人などからすれば多少不安に思う部分もあるかと思いますが、行う事自体、そんなに難しい技術が必要ではないという事は記事を見て頂いても分かって頂けたのではないでしょうか。
今回はご紹介出来ませんでしたが、手芸関連のお店などでは動物のデザインだったりと【後はアイロンで転写するだけ】というプリントシールも販売されていたりします。
お子様が居るご家庭などでは、オリジナルのエプロンを作って一緒に料理をしてみたりと一緒に楽しんで何か作ってみるのも非常におすすめしたいと思います。
ハンカチなどの小物へワンポイントとして転写してみたり、Tシャツに大きく転写してみたりとその使い道は大きく広がる面白い製品でもありますので、気になった方は是非1度使ってみて頂ければと思います。

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この記事を書いた人

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Written By
田奈 修
見た人全てに「見て良かった」と感じて貰えるような記事作成を目指しています
家電好き、ガジェット好きが引き金となって2018年より家電製品関連のライター業務を行って居ます 数多くある商品の中から、使う人目線での有益な情報を発信していけるように努めていきたいと思います。 「こんな製品があったのか」と驚きを生まれさせることが出来る様に記事作成には特に力を入れて取り組みたいと思って居ます。 宜しくお願い致します

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