近年は様々種類と様々な用途に使用される外付けHDDですが、そもそも外付けHDDとは何なのか?どのような使い方をするのか?知らない方も多いのではないでしょうか?
今回は、外付けHDDとは?機能や使い方について解説していきます!
ここからはHDDについて詳しく説明していきます!
HDDとはパソコンのデータを保存する部品のことを指します。大きさの種類としては3種類(3.5インチ・2.5インチ・1.8インチ)あり、それぞれ、パソコンの大きさや使用用途によって大きさが変わります。
保存容量も様々で、10年前は500GBや1TBが主流でしたが、近年は3TBや4TBなど容量が大きいタイプが主流となっております。(1TB=1000GB)
HDDの構造としては磁気ヘッドがN極とS極を使って磁化することで0と1のデジタルデータを作り出し、それを磁気ディスクに書き込むことでデータを保存することができる仕組みとなっています。
外付けHDDとは、HDDをパソコンの中ではなく外でデータ保存機器として使用できるものを指し、逆に中でデータ保存機器として指すのが内蔵HDDと言います。
近年では様々な分野で外付けHDDが使用されています。
上でも説明しましたが、近年では非常に容量の多い外付けHDDが多数存在します。下は250GB~多いもので24TBの外付けHDDも存在します!
と言っても、どれくらいの容量なのか想像するのは難しいかと思います。
例えば、写真のデータだと、カメラの画素数にもよりますが、1TBで約10万枚(1枚=10MB)動画だと約166時間(1分=100MB)となります。
1TBでも非常に多いデータ量が入ることが分かります・
24GBなら上記の24倍になりますので、とてつもないデータ量が入ることが分かります。
近年ではテレビに外付けHDDをつけられるモデルが非常に多く販売されております。テレビに外付けHDDを付けることで、番組の録画が可能となります。
但し、録画した番組をディスクに書き込むことはできないので、注意が必要です。
上でも説明しましたが、動画や写真の保存にも使用できます。また、音楽など、様々なデータを保存することができます。思い出の写真や動画、お気に入りの音楽などを保存するのに最適な製品となります!
外付けHDDには様々な種類が存在します。ここからは外付けHDDを種類別に紹介していきます。
据え置き型とは、名前の通り据え置くタイプで、主にデスクトップPCや、テレビの外付けHDDとして使用されます。特徴としては、容量が非常に多いところです!容量の種類としては、主に1TB~4TBぐらいが主流となり、24TBタイプも存在します。
ポータブルタイプは、これも名前の通り、ポータブルタイプなので持ち運びができるくらい軽く、サイズも据え置き型と違い、小さいところが特徴です。
また、サイズがコンパクトなので、据え置き型に比べ容量が少なくなっています。
ネットワークHDDとはNAS(Network Attached Storage)と呼ばれ、パソコンはもちろんスマホやテレビなど様々機器をネットワークで共有することができるHDDです。
例えばUSBタイプなら繋いでいる機器のみしか使用できないですが、NASなら、無線ルーターとLANで繋ぎネットワーク共有することで、保存してあるデータを外からでも取り出せたり、スマホで撮った写真を自宅にあるパソコンに共有したりタブレットに共有したりと様々なことができます。
ここからは使用場所に応じたおすすめの外付けHDDをご紹介します!
テレビの録画には据え置き型がおすすめです。番組を複数録画し貯めておくには容量が大きいタイプじゃないと、非常に不便ですよね?
こちらの商品は容量が3TBと容量が非常に多く、地デジの放送をDRモードで約390時間録画できます!
たくさん録画し、保存することで、見たい番組を見たいときに再生できるので非常に便利ですよね!
持ち運びをするなら、ポータブルタイプがおすすめです。
非常にコンパクトでAC電源不要なので、カフェでパソコンを使用したり、新幹線の中で使用したりなど、様々な場所で活躍できます!
この機種の特徴は、暗号化に優れていることです。持ち運ぶからこそ、大事なデータを守りたいですよね?事前にデータにセキュリティをかけておけば、もし落としたとしても大事なデータを守ってくれます!また、静音設計と耐久性に優れているので、非常に優秀なHDDです。
家族でデータのシェアをするならネットワークHDDがおすすめです。
ネットワークHDDを無線ルーターにつなぐことで、様々な機器と接続し、共有ができるので、例えば、遠く離れた両親に孫の写真を共有したりとか、旅行先で撮った写真をその場で家族とシェアしたりなど様々な場所で活躍できます!
こちらの機種の特徴は、高速なデータ転送が可能ですので、動画や複数枚の写真などを転送するときにかかる時間が短縮できるところです。
また、データ保存にも優れていて、本体の中に2つのHDDを搭載し双方ともにバックアップしあうので、片方のHDDが壊れたとしても、もう片方のHDDにデータを残すことで、大事なデータを守ってくれます。
とことん高性能なネットワークHDDですので、非常におすすめです!
ここからは、外付けHDDの注意点を説明していきます。
外付けHDDにも機器によって対応しているかどうかの確認をする必要があります。
・テレビのメーカーは?
・テレビに外付けHDDが対応しているのか?
・テレビ対応の外付けHDDか確認する。
まず、テレビが外付けHDD非対応なら取り付けることができません。また、テレビのメーカーによって対応できないこともあります。外付けHDDのパッケージや説明書に対応内容が書かれていますので、ここは確実に確認する必要があります。
パソコンにもWindowsとMacで外付けHDDの対応が変わります。特にMacに関しては外付けHDDによって対応できない製品もあるので、注意が必要です。
据え置き型はAC電源によって電力を供給しています。必然的にコンセントの近くじゃないと使用できないので、コンセントの確保が必要です。
HDDは精密機器ですので、衝撃に弱くなっています。中の磁気ディスクに傷が入ってしまうと、HDDは壊れてしまいます。外付けHDDを使用する際は、衝撃が起きにくい場所に置くことをおすすめします。
いかがでしたでしょうか?外付けHDDは様々な種類があり、それぞれ特徴が変わります。それぞれの特徴を生かすことで非常に便利な製品となります。この記事を見て、少しでもHDDを選ぶ参考になればと思います!
以上「外付けHDDとは?機能や使い方を徹底解説!」でした!