アース延長コードはどう使う?おすすめのアース延長コードや使い方を紹介!

目次

アースの延長コード

アース 延長コード おすすめ

とくに中高年の方なら、近年さまざまな家電線品を購入していて「そういえば最近の製品、アースってたくさんつくようになってるけど、短くないか?」なんて感じている方もあるかもしれません。

アースは、よく知られているところでは、近隣に雷などが落ちたり風が強い時などに、電化製品に入り込む電気のノイズを少なくすることができ、電化製品の破壊を防ぐことができます。

そのほかにも、漏電感電防止や、電化製品に負担をかけないことできれいな音や、高いパフォーマンス、無駄な電力消費を抑えて長く使うことができるなど、メリットたくさん。

と・な・れ・ば、自宅にあるあらゆる電化製品で、アースのコードをしっかり延長して、取り付けてみたくなってきませんか?

今回は、アースコードを延長して使うためのさまざまな話題を調べてみました。

アース延長コードの使える場所やモノを教えて!

アース 延長コード おすすめ

アース延長コードは、基本的に、もともとアース線がついているか、アース線を取り付けるための金具やねじなどがある電化製品に使うもの。

以前は、漏電や出火を防止することができるけれど、めったに発生しないからつけなくてもとくに問題がなかったアース線。ですが、平成17年10月の内線規程改定によって、「特定機器」とされる次の電化製品などについて、屋外などの地面につながった「設地極付きコンセント」で利用することが義務付けられるようになりました。俗にいう2つ穴タイプだけではなく、もう一つの極として、建物などの地面をとって3極目としたタイプのコンセントです。

  • 電気洗濯機
  • 電気衣類乾燥機
  • 電子レンジ
  • 電気冷蔵庫
  • 電気食器洗い機
  • 電気冷暖房機
  • 温水洗浄乾燥式便器
  • 電気温水器
  • 自動販売機

・・・とはいえ、罰則規定がないこと、まだ古い機種をそのまま使う人もあるため、家庭での対応はまちまちです。

参考:松下電工 

参考:電気設備に関する技術基準を定める省令の解説

目的は冒頭でご紹介した通りですが、「電化製品の使い道によってのさまざまな規格や仕様、取り付けることで得られる目的」とで、電化製品がおおまかに分類できます。

ちょっとピンときませんが・・・アース線を使うことができるものの中で、アース線設置では『専門の人が工事を行うことが望ましい電化製品の種類(事実上自分でアース線の工事を行えない)』などが存在します。

先ほどご紹介した中では、
・電気冷暖房機
・電気温水器
などは、電源やアース線設置に際して線が固定される可能性も少なくないことや、漏電時に通電部よりも高い位置に水がかかったり・・・といった可能性も高いことから、アース線の効果を高め、その他リスクを減らすためもあり、専門の人が工事を行うのが一般的です。

たとえばエアコンや電気温水器に多い200Vでの漏電などではアースを延長するコードの存在のために、線をつなぎ合わせる継ぎ目があったり・・・あるいは、壁面や燃えやすい場所へのアース線固定など接触箇所があると、そこから発火や出火が容易にみられることも予想されます。また、全体の長さが伸びれば、アースの効果が薄くなることもあります。そのため、電源やアース、設置場所全体をトータルで判断するためにも、専門の工事業者が取付工事の中でアース設置などを行なうのが一般的です。

こういった電化製品は、基本的にはアース延長コードを使えない製品だと考えておいて、ほぼ間違いはないでしょう。

一般的に、だれでもがアース延長コードを使える電化製品としては、次のような家電製品の種類で、かつアース線が製品から延びているか、アース線を取り付けるためのねじや取付金具がついているもの。

もしこういった製品の中で、アース線がついておらず、取り付けるためのねじや取付金具がない場合、コンセント差し込み口に、別のアース器具をとることで、不完全ながらアースの機能を持たせることができます。

使えるモノ① 冷蔵庫、電子レンジなどの調理家電

製品内部でも、また使用環境でも非常に水分も多い台所でつかわれる調理家電。
100Vで使用できるものがほとんどで、一般的には電化製品から延びているアース線が短い場合でも、その先に市販されているアース線延長コードをつないで使用することができます。

これまで、アース線自体を付けていないという人も多い家電製品ですが、接続部が水や床などに触れるといったことが無い限り、3~5mほど伸ばしても、まったく接続していない状態に比べれば、意味があります。
ですが基本的には、アース延長コードを使用せずに、直接接続することが非常に望ましい家電製品です。

使えるもの② 洗濯機、電気ストーブなどの家事家電や家庭環境用家電

大型モーターや、電熱線、大容量の水などを使うものは、基本的に非常に漏電リスクが高い電化製品。
洗濯機や洗濯乾燥機、電気による冷暖房器具では、アース設置をしなければならないことになっています。
これらの電化製品の多くでは100V電源。アースは短くとるのが基本ですが、自分でアース延長コードを設置できないわけではありません。

使えるもの③オーディオ、パソコンなどのAV機器や精密機器

オーディオ機器やパソコンなどの精密機器は、電気によってデータ処理や音声を作成するといったことを行います。
そのため電気に含まれるノイズが直接本体、そしてそこから人が近くするための「モニタ画面や音声などにノイズとして人が知覚できる形でも影響」を及ぼします。
こういったものに取り付けられているアースも、たとえ延長コードを使ったとしても、できれば使用するのが望ましいもの
もちろん、落雷などによる電源側へのノイズが発生した際にも、本体各パーツの破壊を防止しやすくなります。

使えるもの④デスク、キッチン照明、洗面台などの作り付け家具

よく台所や洗面台、机などに電源コードの差し込みコンセントが設置されていたり、あるいは、固定されたまま使われるキッチン照明類などの中にも、差し込みコンセントやアース線がついているものがあります。
これらは通常、壁面に設置されているコンセントとは異なり、そのコンセントで使用して良い電化製品には制約が多く設けられています。ですが、一般に家庭内ではあまり意識せずに使われることも多いもの。さらに、コード類が固定されていることも少なくなく、だれも触ることができない家具内の見えない部分にコードや結線などが集中しているものでもあります。

さらにキッチンや洗面台では、水分がたまりやすい位置にこの電化製品が位置することも一般的です。とくに漏電やその他の電気的ノイズを発生させやすく、自宅内の他の回路にも影響を与える可能性が高いもの。

こうした事情から、あらゆる事故やちょっとしたトラブルを避ける意味でも、アースそのものを延長コードを使っても、しっかり取り付けたほうが良い電化製品ではあります。

使えるもの⑤アース取付パーツがついているもの

ここまでで代表的な製品についてご紹介しましたが、基本的にそれ以外の家電製品でも、アース取付パーツがついているものに関しては、延長コードを用いてもアースを取り付けたほうが良いでしょう。

一般的に他社製品ではアースがついていないけれども、その企業の製品にだけアースがついているという時には、アースのついている製品の内部設計で非常に繊細なパーツが含まれていることなども考えられます。

そのため基本的には、アース線そのものがついているものや、アース取付用のねじ、取り付けパーツなどのある製品には、アース延長コードを取り付けてアースを設地したほうが良いでしょう。

アース延長コードが使えないモノや注意点

アース 延長コード おすすめ

アース延長コードは、先ほどご紹介したように、基本的に「アース線そのもの」や「アース線取付用ねじやパーツ」がついている家電製品で、アース用の接続位置まで距離が足りないときに使用できます。

ですが、中には、アース延長コードが使えないものや、できれば使わず直接継ぎ目のない1本線でつなげたいものなども存在します。たとえば次のようなケースです。

使えないモノ①エアコンなど特定の定められた機材

アース 延長 コード NG エアコン

エアコン、電気温水器、冷蔵庫などのほぼ固定状態で長年使用する製品では、現在、製品によって対応はことなりますが、各社とも設計販売で、アースのついたコンセントタイプへの変更(2極→3極)や、200Vへの変更などがかなり進んでいます。

家電製品としては長寿命のものも多いため、現在も古い製品を使用している方はあり、アース線が別になっているものも少なくありません。以前電化製品で、アースに関する細かな制度基準がなかったころからそのまま、延長したアースコードでこれら製品を使っているご家庭もあります。

ですが、こういった製品では、短く継ぎ目のないアースコードでなければ、アースの役目をしっかり果たせない可能性も高いことから、延長コードを使うのは基本的にはNGです。

※「内線規程」に詳細が定められています。

使えないモノ②水回りの家電の大部分

アース 延長 コード NG 水回り 台所 キッチン ファン

水回り家電でも、上と同じ理由で、大手メーカー品中心に、アースを含めた3極タイプなどに設計が移行している製品が増えています。

というのも、アースまでの距離がある場合に「アース延長コードをつないで接続すればいいや」というだけで安心。ですが設置状態は、アースコードの接続部分が露出して、水やほこりの多いところにあったり、アースのコードが露出している部分が水没や金属に触れていて、日常的に電気が漏れているといったケースなども存在。使用上危険な状態にあるご家庭も多いためです。

現在使用中の製品でも、アース延長コードを使わずに接続するのが基本ですが、どうしてもアースまでの距離があるといったケースでは、 「下にご紹介する内容で十分に注意したうえで」アース延長コードを接続して使うこともあります。

使用上の注意点

アース 延長 コード NG 水回り 台所 キッチン ファン 注意

さて、アース延長コードを使ってのアース接続では、あまり推奨されないケースを含めて、いずれの場合でも、次のような点に留意しておきましょう。

注意すべきことは3点。
・アース延長コードのつなぎ目は均質にして、水が侵入しないようきれいに絶縁材でコート
・線自体は壁面などにピンなどで固定しない
・水没や金属との直接接触にも注意しながら配置

これらを守らなければ、漏電スパークによる出火発火の可能性や、使用中の人の感電、機材の故障につながることもあり、とくに注意が必要です。

アース延長コードの種類や選び方

アース 延長コード おすすめ

さてアース延長コードの取り付けについてみてきましたが、実際に製品にはどんな違いがあり、どんなポイントに注意しながら製品を選べばよいのでしょうか?

種類

小学生時代に、乾電池をつかった電気工作キットなどで遊んだことがある方は少なくないかもしれません。アース線も基本的には一般の電線と同じで、樹脂の被覆などを剥き、中にある金属線同士をねじり合わせたり、溶接などをして均質で無駄のない形にして使用します。

もちろんその上に、絶縁被覆などをつけるのが一般的。電気工作キットと同じで、絶縁テープや絶縁用ケーシングなどを利用します。

アース延長コードは、形状や付属物、処理方法などでいくつかの種類に分けられます。

線部分で見れば、撚線と呼ばれる複数の細い金属線が入ったものと、1本の線でできているタイプなどがあります。一般家庭用の電化製品に使うものかなどによって、さまざまなタイプがありますが、100V製品につなぐのであれば、溶接などが不要で、簡単にねじりあわせることができる通常の撚線タイプが便利です。

また購入後に溶接などをしなくて使えるよう、既存の延長コードの先に、クリップやT字金具、ねじなどで接続するための加工がすでにすんでいる製品もあります。

選び方

電化製品から出ているアース線にも、先に金属金具がついているものや、単に切りっぱなしの線のものなどさまざま種類があります。ここに接続するには、先ほどご紹介したようなねじり合わせなどのほか、延長コードか本体側コードについている金属金具に、線を巻き付けたり固定するといった方法が便利。

アース延長コードの中にも、金属金具などがすでに溶接されているタイプの製品があります。

こういった製品では、アース延長コードのコード部分と、既存のコードの間を自分で、被覆を剥き、溶接したりねじり合わせた後、均質になるように調整してといった加工をしなくてよいもの。安定した品質で使用することができる上、作業時間も短く済み、おすすめです。

おすすめのアース延長コード3選

アース 延長コード おすすめ 3 3選 数字

さて、延長コードでは、先ほど紹介した2タイプがありますが、その中のおすすめ製品をまずご紹介。

そして、アース線を接続することができない、住宅内コンセントなどのお宅でも使いやすい製品をあわせてご紹介します。

商品①

先ほどご紹介した、基本のアース延長コードの中でも、特に安価で使い勝手もよいのが、この撚線タイプ。
だれが作業をしても失敗がないほど扱いやすいので、初めてのアース延長用にはお勧めです。

商品②

アース延長線の中でも、最初から接続用の金属やクリップがついているものは、線同士の接続作業に際して、非常に簡単。かつ接続部分を原因としたトラブルが少ないためおすすめです。

商品③

また、アースをとりたいけれど、空いているアース差し込み口がない場合、電化製品から延びたアース線に、こういった、接地用のペグや金具がついたものを延長で接続し、それを直接地面に差し込む方法などもあります。

電化製品によって向き不向きもありますので、手持ちの電化製品の仕様(製品裏などに表形式で掲載)、窓や換気扇など屋外につなげることができるフレームとの間の距離や、地面までの距離などをメモして、販売店で相談してみましょう。

商品(番外編)

アース延長線の中で、アース接続口がなく、かつ、コンセントに住宅内工事が必要なのに行えないケースもあります。アースの線が製品から出ていても、接続も延長もできないということも・・・。
そんなときにお勧めしたいのが、この、アースの機能の一部を簡易的に提供する差し込み口機材。

大きな落雷や漏電などでは1度の使用で買い替える必要がありますが、高価な機材などをお持ちの方では、電化製品を使用している間の安心にもつながります。

まとめ

アース 延長コード おすすめ

今回はアース延長コードの設置や使用方法、おすすめ製品などについて、まとめてご紹介しました。

基本的には、自宅にアース接続可能なコンセントがあり正しく公示されていれば、設置していないよりは設置するのが望ましいもの。

いざという時の事故に備えてはもちろんですが、電化製品のもちや、音質、品質の向上にもつながります。

非常に安価で簡単な方法で延長できるため、ぜひ挑戦してみませんか?

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ミラーボール ツルピカハゲ丸
いつあの世に行ったのかわからない、そんな緑の紋付です
もともと、髪の毛が薄く、いつも地肌がほんのり光っている・・・なよ竹のミラーボール・ツルピカハゲ丸を勝手に襲名しようと思っていたら、本家がどこかに行ってしまいました。 ジジィ、はえーよ。 小さなころから家電豊富な家庭に育ち、今も現役のパソピアIQやカセットビジョンから新製品には縁のある環境。新製品も一通り押さえていますが、レトロ家電も捨てずに現役で使えるコンディションにあるのが自慢です。 製品選びのこだわりをお伝えできればと考えています。

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